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sasama_tea

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2008.08.17
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カテゴリ:雑学

カラカラの大地にようやくまとまった雨が降りました。
気温も幾分下がり、ちょっとだけ過ごしやすいです。
ナミアゲハ 08/8/15
上の写真は、とあるお宅での撮影です(ケータイで撮影)。
「反省」のポーズでも取るように、花も何もない場所
で休むナミアゲハの後翅の突起は傷ついていて、
近くに寄っても逃げることがなく、どことなく元気が
ない様子でした。
もう少し近づいてみるとびっくりしたように飛び立ち、
弱々しく低空飛行するものの、数メートル向こうの
地面に降りてしまいました。
追いかけてみると逃げようとするのですが、勢いが
なくてすぐに降りてしまいます。

人の世はお盆でしたから、どなたかの魂を乗せて
家主の元へやって来たのかと話しましたが、
赤トンボのみならず、アゲハチョウなどにも故人の
魂の面影に思いを寄せることもいかがなもの
でしょう。

ここまでは近況ですが、ここから後の話はひと月前
くらいことです。

山には人体に危険を及ぼす虫や植物が相当数
用意されているわけなのですが、その中でも
代表格のウルシ、弱い方は大変みたいですね。
私は幸いなことにウルシかぶれには耐性が
備わっているようで、その症状は拡がったりせず
に、軽症で気がつくと完治していることがふつう
でした。

ちなみに調べてみると、ウルシによるかぶれは
アレルギー性接触性皮膚炎と呼ばれるもので、その樹液に
触れたり、木の傍を通ることで引き起こされるそうです。
その原因物質はウルシオールと呼ばれるもので、
ウルシ科ウルシ属に含まれることが多い、とのこと。
意外なことにその他にも、食品では馴染みの深いと思われる
マンゴー、カシューナッツ、ピスタチオなどにも少なからず
含まれるそうです。

さて、ひと月程度前のことです。
里山付近での散策では必ず軍手着用で事に
当たるようにしているのですが、運悪く忘れて
しまい、素手で行動をしたことがありました。
きっとそれが原因で、気がつけば手の指に
ウルシかぶれのような症状が表れていました。
ただし私の場合は、水疱のように見えても1mm
程度の大きさしかなく、決して破れることもありません。

いつものこと、とそのまま放置していたのですが、
ある私の行動とともに状況は一変しました。

メロン、リンゴ、マンゴーの入ったドライフルーツを
そのとき食べました。
かぶれが気になっていたまさにそのときに食べた
わけで、小さく書いた部分でお分かりのように、
ウルシオールを体内から摂取したために
ウルシかぶれを助長してしまったようです。

もともと生じていたかぶれは左手の指のみでした
が、ドライフルーツを食べた翌日には右手にも
症状が表れ、皮膚の表面が赤く腫れる部分が
表れ始めました。
それほど酷くはないのですが、段々とかゆみが
増し、気がつくと一部の足の指にも飛び火して
いました。
マンゴーの件を調べてから、口の中も少し腫れて
いることにも気づきました。
ただ幸いなことに、症状が表れたのは手足の指
と口内の粘膜のみのようです。

小さく記した中に「アレルギー性」とありますが、
あくまでもウルシオールという物質はかぶれの
原因を作るだけで、体の中を駆け巡って各所で
症状をまき散らすわけではないようです。
アレルギーが原因ですから、たとえ触れた部分
が手だけであっても、体が過剰に反応すると
全身に症状が表れてしまうのでしょうね。
原因物質に触れたとしても、しっかりと石鹸などで
洗っておけば他人にうつす心配は無いようです。

ドライマンゴーを口にした翌日に左右の手指が
赤く腫れてかゆくなっても、さらに翌日も余った
残りのドライマンゴーを食べ続けました。
そもそもその時点では原因がマンゴーにある
とは露ほども知りませんでしたから、原因を
追求できても後の祭りです。
食べた後の数日間は腫れが酷かったものの、
指以外には拡大の兆候はなく、状況を冷静に
判断し、「待てば治る」と訳の分からない自信
を根拠に1週間を過ごすと、赤い腫れはほぼ
沈静化しました。
ふぅーっ、とひと安心でした。

その後はほぼ気にすることなく過ごし、ひと月
程度経過した現在では、ぷっくり膨らんでいた
場所が体の内側から再生を始めて、症状を
生じた皮膚の表面が剥がれています。
かさぶたが取れたような状況です
危ない橋を渡ったようにも感じますが、
とりあえず何事もなくやり過ごせました。
つくづく悪運が強いです。

アレルギー反応で有名なのが、スズメバチの
引き起こすアナフィキラシーショックです。
ごくごく簡単に申せば、スズメバチに2度
刺されると命に危険が及ぶこともあるという
ことです。
そのアナフィキラシーショックという異常な
アレルギー反応は、ときとして食品からも
もたらされることもあり、全く関係のない食品
の食べ合わせが原因で症状が引き起こされる
こともあるそうですから、何かを口にした後に
体調が急変した場合には気をつけるように
しましょう。
自分だけでなく、アレルギーを持つ方が近くに
居られる場合は特に気をつけたほうが良い
かもしれませんよ。

では、美味しいものが多くなる秋、不意の
アレルギー反応にはご注意あれ。

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ウルシには耐性を有する私ですが、ウルシ同様の症状を
表すというノウルシ(トウダイグサ科)の仲間のナツトウダイ
(じつは不確定。原因は他にあるかもしれません)にかぶれ、
全身が真っ赤に腫れて散々な思いをしたことがあります。
とにかくかゆくて、おまけに全身が熱を持って耐えがたい
状況でした。

教訓としては、素手でむやみやたらに自然のものに触れたり
しないということと(帰宅後や食事前には手洗いを奨励)、
症状が軽いうちに手を打っておくほうがつらい思いをしなくて
済むかもしれないということです。
前述の状況でも、注射1本でほぼ数日のうちに大体収まり
ました。
くれぐれも轍を踏まないように。。。






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最終更新日  2008.08.18 02:00:17
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