ユウガギク posted by (C)sasama_tea
日曜日の出来事です。
夏の間に刈られて勢いをなくしていた草たちも、
秋の深まりとともに回復し、彩りを添えるように
秋らしい花が少しずつ増えてきました。
写真の花はユウガギクで、野菊のひとつとして
扱われているごくふつうの植物です。
ノコンギクやカントウヨメナに比べると花の色が
白っぽくて地味な印象もありますが、その分花
をいっぱいつけますので見劣りはしないでしょう。
キクのような、蜜を出す小花をたくさん咲かせる
花は虫に好まれるようで、種類に偏りなくいろ
いろな虫を見つけることができますね。
ただ、写真のような組み合わせで見るのは
おそらくこのときが初めてかもしれません。
片や明るい黄色のキタキチョウ、一方は暗い黒
のシロシタホタルガ。
仲が良さそうではありませんけれど、並んで
それぞれ夢中に蜜を堪能している様子でした。
あまり近くに近寄らせてくれない蝶も、食事に夢中
なら無防備な状態を晒してくれます。
光源が弱く、風で揺れる状況の中、必死に撮影
してきました。
シャッタースピードが遅いのでISO感度を200まで
上げましたところ、後で見直してみると若干ノイズ
が乗ってしまったことに気づかされました。
やはりコンデジでは限界が浅いですね。
シロシタホタルガ posted by (C)sasama_tea
少し脱線しましたが、こちらはもう一方の
シロシタホタルガを横から捉えたものです。
口吻を伸ばして蜜を吸っている様が窺えます。
黒い体で地味な印象を受けますが、背の白く
目立つ帯が昼間行動する蛾の証なのでしょう
か、蝶とともに活発に行動していました。
実りの秋と表現されるのは植物に限ったこと
ではなくて、その実りを興じる虫たちも冬越し
を目前にせっせと次世代を生み出すため、
その身を太らせているようですね。
(幼虫から成虫に変態した虫も多いのでしょうか、
虫の種類も秋になって増えた気がします。)
ゆえにやぶ蚊はしつこいです。
嫌というほど刺されています。
ほんと、刺された後もしばらくかゆいので迷惑
ですね。
変な病気を媒介していないことを祈ります。
ブログランキングに参加しています