街路樹のイチョウはまだ緑色ですが、少し山の
ほうへ移動しますと、そちらのイチョウの葉は
少しだけ黄色味を帯び始めていました。
早い時期に赤くなるウルシ科の木の葉も今は
まだ緑色で、植物の化粧で秋を感じるには
ちょっとだけ早いみたいです。
フォト蔵に障害が発生しているようで、いろいろと
構成を考えていましたが簡略化してしまいました。
少しずつ気温が変化していることと、曇り空で陽光に
よる体温上昇が望めないためでしょうか、いつもは
敏捷に動き回る蝶がじっと動かない状況が多くなって
きたように感じます。
写真のイチモンジセセリも葉の上に止まったまま、
翅を開閉する動作だけで近づくのが容易でした。
いつもでしたら横目に見ながら通り過ぎるのが常なの
ですが、何となくその場の雰囲気でレンズを向けて
しまいました。
そして、数枚パシャパシャと撮影しているときに、
あることに気づきました。
翅を開閉している動作を眺めていると、通常は閉じた
翅に隠れて見えない背の部分が確認できたのですが、
茶色の体には似つかわしくないような、鮮やかな青色
が隠れていたのです。
今まで全く気づいていませんでした。
撮影したその日に急いでセセリチョウの仲間のネット
検索を行ない、ブログなどに掲載されたその画像の
数々を確認すると、背の部分に青い色が乗っている
種類がいくつか存在することに気づいたのでした。
こういうものは「見えないおしゃれ」というものなので
しょうかね。
外見は地味な色のスーツなのに、パンツだけは
派手柄・・・みたいな。
先日のホシヒメホウジャクの後翅のオレンジ色同様、
何かのアピールに使用されているとは思いますから、
人がいちいち驚くほどのことではないとは思うのです
が、その場ではガキみたいにひとりではしゃいで
しまいました。
ブログランキングに参加しています
フォト蔵のコメントに対するレスができない状態でしたため、
レスはまた後ほど改めてさせていただきますね、るるさん。