カマキリが多いように感じるとは昨日に述べ
ましたが、そのお陰で興味深い出会いも体験
させてもらえました。
画像はトリミングしてありますので本当は小さい体の
コカマキリです。(9月23日撮影)
コカマキリといえば茶系の体色しか存在しないと思い
込んでいましたが、ネットで検索すると希少ながらも
写真のような緑型のコカマキリも存在することが判明
しました。
発見の瞬間には今まで見たことのない新手のカマキリ
の登場かと色めきたってしまいましたが、カマの内側の
黒い模様はまさにコカマキリの特徴そのものでした。
臆病な性格のコカマキリは、私から徐々に遠ざかるよう
に移動し、それを追いかけては撮影していました。
葉の陰に隠れてしまうため撮影もままならず、捕らえて
場所を整えて撮影、また逃げられ、捕まえ・・・とアホ
みたいに繰り返すこと、何度?
やっとのことでまともな写真が数枚撮れました。
大変な作業ではありましたが、じつは楽しかったです。
(コカマキリにとっては迷惑千万)
そして、このような場面も。。。(以下は10月13日撮影)
オオカマキリ絶命1 posted by (C)sasama_tea
遠くから見つけたときには「モズのはやにえ」かと
ワクワクしましたが、実際に近くで観察してみると、
尖った場所に突き刺されているわけではなく、
何かの原因で病死したような雰囲気でした。
オオカマキリ絶命2 posted by (C)sasama_tea
少し角度を変えてみると、左目に陥没したような
損傷が見つかりましたが、それが致命傷かは
定かではありません。
撮影した反対側がすぐ水田で、それを目当てに
したハリガネムシの影響かも私には判断がつき
かねますので、死に至った原因については皆目
検討がつかないです。
お腹はパンパンに膨れているため、産卵間近の
メスです。
次世代に結びつかなかったのは残念ですが、
これも定めということなのですね。
蟻が周囲で歩き回っていましたから、余すことなく
活用されるのでしょう。
そういえば、すでにオオカマキリの卵鞘がひとつ
見つかりました。
明日への布石は打たれています。
心配には及ばない・・・自然の摂理がそこに存在
するのでした。
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