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カテゴリ:スピリチュアル
今日、たまたま友人の所に行ったら、
彼女は、ボランティアで香港人の中学生の子供達に 英語を教えていました。 丁度、プレゼンテーションをする時間だったので、 発表を聞いて行かないかと言われ、聞いていたのですが、 子供達のプレッシャーの大きさにビックリさせられました。 子供は3人いて、テーマは、それぞれ、 「親」「兄弟」「先生」だったのですが、 3人が3人とも、「責任(responsibility)」という 言葉を沢山使っていて、はて、テーマは「責任」だったっけ? と思わせる程でした。 「親」について発表した子は、 親になると子供の成績や、生活態度、世間への顔向け等、 責任が沢山あって大変なので、子供を作らない人が増えている という内容でした。 「兄弟」について発表した子は、 兄弟が3人いたら、年長の子は下の子の面倒を見る責任があり、 親からいつも、年が上なんだからと言われて大変で、 末っ子は、いつもやっては行けない事をするので、 親に怒られて大変で、真ん中が一番良いけど、 お姉ちゃんやお兄ちゃんの言う事も聞かなければいけないし、 末っ子の面倒を見なければいけないので、やっぱり大変だ、 と言っていました。 「先生」について発表した子は、 先生は、生徒にきちんと教える責任があるのに、 それをちゃんと出来ている先生は少ないので、 先生になるのは大変だと 発表していました。 これを聞いて、どう思いますか? 自分が子供の時、こんなに責任について考えたことが なかった気がするんだけど。。。。 香港人の子供って、大変そう。 そして、その後、先生の話になったのですが、 その子達の学校には、かなりヒステリックな先生がいるらしく、 鉄の物差し(昔先生は皆これを持っていて悪い事をする子は叩かれたらしい) こそ持っていないけど、それに匹敵する迫力で怒鳴りまくるらしいのです。 その先生は留学して西洋人と結婚しているらしいのですが、 子供はいなく、もし旦那さんにも怒鳴りまくっていたら どうするんだろう、それとも旦那さんには優しくて、 二重人格なのかなー、と言っていました。 Love & Hate (愛と憎しみは裏返し) と言って、生徒の事を考えていなかったら、 そこまで怒る事はないので、熱心な先生ではあると思うのですが、、、、 私の場合、親になって初めて、他人の子の行動は許せても、 自分の子には許せないという事を経験し、 色々言われたのは、愛があってからこそだったんだと分かりましたが。 (まあ、そんな事、今時の中学生に言ってもねー) でも、それよりも驚いたのが、友人の対応でした。 スピリチュアルなセミナーに沢山参加して色々学んだり、 彼女自身もセミナーをファシリテートしている筈なのに、、、、 その教え方にちょっと唖然。。。 それじゃ、近所のおばちゃんと同じじゃん。。。 まあ、彼女は独身で子供がいないので、子供の心理が 分からないというハンデもあるけど、 子供が話すそばから、正しい文法に言い換えさせ、 なんだかその先生の事を決めつけたような言い方をしたり、 いくらポランティアだからと言って、 商売の電話がかかって来たら、子供をそっちのけで、 10分以上話し込んだり、全然リスペクトしていない。。。。 そして、それでも全然気にかけた様子もなく、 じーっと待っている子供達。 きっと、そいうのに慣れっ子になっているんでしょうね。 最近、私自身も親としてスゴく反省している事があって、 それは何かっていうと、インナーチャイルドの問題なんですよね。 つい、カーっと怒ってしまうのをどうしても止められなかったりして、 でも、それって、自分が親からそうされていたからで、 私が悪い訳ではないし、私の親もそうされてきたからで、 親が悪い訳でもない。 親になる前に、自分の心を癒す事を法律で義務付けた方が 良いんじゃなかろうかと、思ってしまう程。。。 香港のある有名私立校の話なんだけど、その学校では、 子供に問題行動があると、子供より先に親が呼び出されて カウンセリングを受けさせられるそうです。 親のカウンセリングがある程度進展してから、 初めて子供のカウンセリングが始まるそうです。 学費も、お高いのですが、それだけの価値があるようです。 「ウチの子は、色々問題があって、、、、」と言うより先に、 自分の心の問題に取り組んだ方が、もしかしたら、 全然早道なのかも知れないと思う今日この頃。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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