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カテゴリ:スピリチュアル
先日、友人がショッピングセンターの近くで転んで、
足に結構血が流れるほどの傷を負ったそうです。 そのとき、7歳と9歳の息子さんも一緒に居たそうですが、 7歳の息子さんは、彼女に寄り添って、必死に励ましてくれたのに、 9歳の息子さんは、スーとその場を離れ、ちょっと離れたベンチに 一人で座り、ジッとしていたそうです。 まあ、怪我自体は血が出ただけで、他に異常はなく、 大した事はなかったのですが、彼女は、事故が起きた時の 長男の行動に不安を覚えました。 もしね、このまま彼女が何も言わなかったら、 長男は将来、愛する人が怪我をしたとき、 同じように、その場を立ち去る行動を取るんじゃないかって。 彼女は、そういった事態は何とか回避して欲しくて、 その日の夜、長男がベットに入る前に、 どうしてその場を立ち去ったのか理由を聞いたそうです。 長男は「その場にいるのが恐くなって立ち去った」と言ったそうです。 実は、大人の男の人で、こういう行動を取る人多いんですよね。 女性はパニックになると感情を露わにし、泣いたり、喚いたりしますが、 男性は自分の手に負えない問題が起きると、とりあえず逃げます。(笑) あなたの周りにも、↑こういう男性、いませんか? 友人は、長男に「誰かが助けを必要としている時は、 自分がいかに恐怖を感じても、その場を立ち去るべきではない」 と説得し、恐怖に立ち向かう方法を教えたそうです。 それでね、面白いのは、兄弟でも、次男は母親を励まし、 長男は逃げてしまった事。 同じ環境に育っても、物事の受け取り方は、人それぞれで、 それに対する行動も違うんです。 だから、両親が離婚してしまった子供を見て、 「可哀想」と思うのは、もしかしてあなたの価値観を その子に当てはめているだけで、その子が見ている 現実(リアリティ)は、全く逆なのかも知れません。 スチュワート・ワイルドは、「サイレント・パワー」の中で、 感情はリアクション(反応)に過ぎないと言っています。 そしてそのリアクションは、エゴ/パーソナリティによって ポジティブとネガティブに分類されます。 ここに、ジャッジメントが入るんですね。 もし、エゴ/パーソナリティが存在しなければ、そこには事実があるだけで、 好ましい感情も、好ましくない感情も存在しない事になります。 まあ、人間の行動をドライブ(駆り立てる)するには、 感情がとても役に立つので、一概に感情が悪いという訳ではありませんが。 あとひとつ。 産まれたばかりの赤ちゃんで、すぐに怒ったり、切れたりする 赤ちゃんを見た事がありますか? そう考えると、怒りという感情は、人生を経験する中で、 後天的に発達するものなのかも知れませんね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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