rikaの何気ない日々の記録

昨日から紹介している、↓の本ですが、


犬は、強いリーダーシップを発揮する飼い主さんの下で、
安全を感じながら生きるのが幸せだと書いてあります。

（以下抜粋）
犬が求める理想のリーダー像とはどんなものでしょうか。
彼らが望むリーダーとは、その生活を保障してくれるものでなければなりません。
次に、力が強いだけではリーダーになれません。
群れの一員と認めてくれる「愛情」が必要です。
特に、リーダーから愛されていると感じる事ができれば、
犬にとっては最高の群れになります。
犬に同調せず、責任と自信を持って自分の群れ（家庭）の
ルールを守り、豊かな愛情と優しさを持ち、
粘り強い行動をする飼い主さんこそが、
犬が求める理想のリーダーなのです。
（抜粋終わり）

このね、「理想のリーダー」というのは、
子供にとって、一家の大黒柱である、お父さん（お母さん）とも言えると思います。

また、成人した大人の場合、勤めている会社の社長だったり、
スピ道を歩んでいる人にとっては、「クリエーターとしての神（創造神）」だったり。

神（親、飼い主さん）から生活を保障されている、
神（親、飼い主さん）から愛されている、
という思いがあれば、多少嫌な出来事があっても、
幸せな人生を送れるものなのかもしれません。

神（親、飼い主さん）を信頼出来なくなってしまった時点から
全ての責任を自分で背負い込む事になり、それがストレスとなり、
人生が苦しいものになってしまう。


（以下抜粋）
私たち人間は行動を起こす前に「予測する」といった心が働きますが、
犬の学習は、ほとんどが経験または体験主義なのです。
実際に行動してみて、よかったか失敗だったかを判断し、
それ以後の生活のために記憶していくのです。
例えば、犬が吠えた時に激しく叱ったとします。
犬は吠えると叱られると記憶します。
人間であれば、それ以降、吠えれば叱られると予測しますから、
吠えないようにしようと判断します。
しかし、予測を得意としない犬は、仮に吠えたら叱られることを
覚えたとしても、そのことと自ら吠えないようにしようと
考えることとは別のことにとらえられています。
（抜粋終わり）

これは、予測を得意としない、小さな子供も同じです。
人間の子供は曜日の感覚が分かるのは、６歳くらいでしょうか？
でも、１ヶ月先の旅行の計画を立て、航空券を買えるようになるには、
中学生くらいから？

犬は曜日も分からないだろうから、５歳児以下ですよね。

インナーワークをする時に良く言われるのが、
感情の記憶を掘り下げるとき、５歳以下の年齢になるまで
退行するという事です。

時間軸が混在しているこの時期に、体験を潜在意識に蓄積するんですね。
だから、ほとんどの問題のコアは、この時期の体験に原因があると
考えられています。

「３つ子の魂１００まで」とは、良く言ったものです。

そして、この「予測する」という心が、多少なりとも
歪められて記憶された過去の体験を元にしている為、
全く的外れな妄想となり、被害を大きくしているんですね。



話は犬のシツケに戻りますが、
そう考えると、犬と接する時に、自分が神になった気分で、
神が自分に何をしてくれたら、幸せなのかを考えると、
良い様な気がして来ました。

私の場合、ある程度の自由度を持ちながら、見守ってくれ、
時たま自分が歩んでいる道が正しいかどうか、
声をかけてもらえたら安心出来るし、
何よりも、神に愛されていると思えることが嬉しいですよね。

という事で、今までは、ちょっと放置プレイ状態だったのですが、
もう少し声かけをして、犬との絆を深めたいと思います。

もしかしたら、子犬の頃、お手伝いさんに任せぱなしだったので、
裏庭飼育状態で、何を拠り所に生きたら良いのか分からず、
かなり混乱状態で、誰も信用できなくなってしまったのかも。

余談ですが、エデンの園から抜け出したアダムとイブは、
ヘビのそそのかした「成功理論」を実践すべく、スピンアウトして
自分の群れを作ろうとしたのかも知れません。