rikaの何気ない日々の記録

本日２つ目。


↑に、こんなことが書いてあります。

「家庭犬として、飼い主さんと共に人間社会で暮らす犬に
育てるには、やって欲しくない事が500項目くらいあります。
これを、命令・服従のコマンドで教えようとしたら、大変なことになります。」

お手伝いさんを雇っていた時に、感じたのですが、
エレベーターの乗り方から始まり、掃除機の組み立て方、
電球の取り替え方、モップの絞り方、ガス温水器の点け方等、
いちいち指示していたら、本当に大変なんです。
（しかも、何回も教えないと覚えないし。。。）

でね、いつもいつも指示をだしていると、指示をしないと
やってくれない人がいるんです。
そして、指示をしても、勘違いして逆の事をしたり、
自分の都合で勝手に別の事をしてしまったり。
（これは、中国の工場の工員さんも同じですね。。。）

適切な状況判断ができないんですね。

子供とかも多分、同じで、いつも指示していると、
自分で考えなくなるので、問題解決が出来なくなる
可能性だってあるかも。

コマンドに従うかどうかより、
自分で状況を判断して、問題を解決してくれた方が、
リーダー（飼い主さん）としては、楽ですよね。
（家の犬もそうなって欲しい。願）


そして、多頭飼いについて。

「一番多い失敗は、一頭目の犬がよく吠えるので、
次の犬は吠えないようにしようとか、
一頭目の犬が言う事をきかないので、
次は頭の良い犬を買おうなどと考えることです。

犬が良く吠えたり、咬んだりするのは、犬の種類ではなく、
飼い方の問題なのです。

この原因を直さない限り、次にどんな犬を買っても、
やはり同じように吠えてしまうのです。

とくに、私たち人間が教えるより、犬が犬に教えた時の方が
数倍早く教えてしまうのです。」

これは、私も失敗した事があります。
今までいたお手伝いさんの契約が終わり、
次のお手伝いさんを雇うとき、引き継ぎ期間と称して
２人のお手伝いさんを１週間オーバーラップして
雇った時がありました。

そしたら、私にとって都合が悪い事も
あっという間に引き継がれてしまったんです。（苦笑）

中小企業とか、今いる従業員さえ統括できないのに、
新しく優秀な従業員を雇ったら上手くいくと思ったら、
多分間違いなのかも知れません。

目の前の結婚生活が破綻しているのに、
もっと素敵な男性と結婚したら、次の結婚生活は上手くいく
というのも、多分幻想。

そして、
「先にいた犬を立てる事が群れのルール。
新しい犬を叱るときにも、先にいた犬に対し、
『ちょっと叱ってくるね』と一声かけてから
叱りに行くぐらいの態度が必要です。
お散歩に行く順番、玄関から出る順番、
すべて先にいた犬を優先します。」

これも、お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからと我慢させられた事、
ありませんか？

昔は長男、長女が何かと優遇されていたと思うのですが、
最近は、手がかかる小さい子優先で、先にいた子が我慢させられる場面が
多い様な気がします。

「喧嘩は両成敗ではなく、必ず後から来た犬を叱ります。
先にいた犬がおとなしい犬ですぐに譲ってしまう様な場合も、
犬に任せずリーダーである飼い主さんがしっかり補助して、
群れ内の順序を守らせるようにします。
こうして、飼い主さんの毅然とした態度により、
群れのルールを知った二頭は、先にいた犬は後から来た犬をかばい、
後から来た犬は先にいた犬を慕うようになります。」

うーん、やっぱり最近の人間は、群れのルールを忘れているかも。。。。

家は今の所、一人っ子なのですが、もし２人目が出来たら、
群れのルールを適用しようと思います。。。