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カテゴリ:スピリチュアル
ちょっと前の話になりますが、息子がレゴを欲しがりました。
それで、一緒にトイ◯ラスに行ったら、息子の欲しいものは 初めに2人で決めた予算をオーバーしていたのです。 息子は、散々迷った挙げ句、予算内の別のレゴを*仕方なく* という感じで選びました。 私が、そのレゴはあまり好きではないのではないか、 と聞いたら、息子はそうだと言いました。 私は、もし本当に、予算をオーバーしたレゴが欲しいなら、 予算分は出してあげるから、残りは自分のお小遣いで買いなさい と、言いました。 でも、息子は、自分のお小遣いを出してまで、買いたくないと言います。 じゃあ、そのレゴは、そんなに欲しいものではないんだね、 と言うと、息子はそれでも欲しいと言い、その場に固まってしまいました。 説得しながら、しばらく様子を見ていたのですが、埒があかないので、 結局、時間切れ、という事で何も買わずに連れ帰ってきました。 多分ね、彼は*何か*が欲しいだけで、その中で一番欲しかったのが 予算をオーバーしたレゴで、それが買ってもらえないと知ると、 それを埋め合わせる為に、予算内のレゴを選択したのですね。 だから、予算内のレゴを買ってもらったとしても、 元々そんなに欲しいものではなかったから、すぐに飽きてしまい、 その欲求を埋め合わせる為に別のものが欲しくなる。 そうやって、いつまでも代替え品を、取っ替え引っ替えするだけで、 永遠に満足感は得られない事になります。 もし、自分のお小遣いを出してでも、予算オーバーしたレゴを 手にしたら、少なくとも代替え品よりは、大切にしますよね。 でもね、以前の日記で書いたのですが、本当に欲しかったら、 親の援助を当てにせず、全額自分のお小遣いで買うんですよ。 何かが欲しいと思ったとき、 それが、1)予算内の代替え品なのか、 2)予算オーバーだけど欲しいものなのか、 それとも、3)自分が身銭を切ってでも欲しいものなのか、 見極める必要があるのだと思います。 そうやって、自分の欲しい物を再評価したら、 最近ちょっと気になるワークショップが、 2)予算オーバーだけど欲しいもので、 それを、何とかネゴして安く受けたいと模索している だけだと気が付きました。 つまり、多分、その時点でNOってことですよね。 もしそれが、本当に欲しいものだったら、多分迷いなく、 まず資金調達や、スケジュール調整をしていると思います。 そう考えるとね、日常の生活って、ほとんど*お買い得感*だけで 商品を選んでいた事に気が付いて、愕然としてしまいました。 既に習慣として、本当に欲しいものや必要なものよりも、 予算内の代替え品を選ぶ癖が付いてしまっているんですね。 本当は、オーガニックの野菜を買いたいのに、 *高いから*普通の農薬を使った野菜を買っている。とか。 これじゃあ、「得をした」という満足感は得られても、 本当に欲しかったものを手に入れた満足感は得られないことになります。 多分、「得をした」というのは、他の人達よりも得をした と思っているので、相対評価だから、自分より得をした人の 話を聞いたら、「損した」気分になってしまうと思うんです。 でも、本当に欲しかったものを手に入れたら、絶対評価だから、 誰がなんと言おうとも、満足感は変わらないですよね。 昨日は、思いっきり「損得」でお買い物してしまったけど、 本当の豊かさを実現する為に、自分の購買習慣を見直してみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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