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カテゴリ:脳の仕組み
ある意味、昨日の日記の続き。
YouTubeで【驚異の小宇宙】 脳と心IIIを観ました。 記憶のメカニズムについての話なのですが、 脳の海馬という場所を通した記憶と、 体を通じた記憶は脳の別の場所に格納されると言うもの。 海馬を通じて記憶する場合、例えば人の顔を覚える時に、 目、鼻、口といった別々のパーツで記憶され、 海馬を通るうちにリンクされて、目を見ただけで、顔全体を思い出す。 海馬という場所は、A=B、B=C、よってA=Cという 三段論法を司る場所でもあります。 でね、子供の頃とか、絶対的な経験値(リンク)が足らないので、 A=B、B=C、だけど、AとCは、微妙に違うというのが分からなくって、 誤解して理解してしまい、インナーチャイルドが出来てしまう のだと思います。 ほぼ日の睡眠論で、「サルの早い判断は、命取り」と書かれていますが、 そう言う意味では、子供時代はサルと変わらないかも。 大人になると、リンクされている要素の全体図を見たり、 バラバラに記憶された過去の経験をランダムにアクセスしたりして、 もっと総合的な判断が出来るようになるんでしょうね。 で、このリンクは、常に繋ぎ変わっているし、繋がり方が 強かったり弱かったりするので、実はとっても不確実。 一方、体の記憶はオートマティックで一度覚えてしまうとなかなか忘れない。 これは、タチの悪い男となかなか別れられない女性が 「体が覚えているの♪」と言うのも あながち嘘ではないということでしょうね。 実は、私は悪い癖で、銀行の暗証番号とか、玄関のドアコード番号を キーの配置で覚えていたりするので、急に人に聞かれても答えられないのです。 でも、キーの配置って、電話みたいに左上が1だったり、 計算機みたいに左下が1だったりするでしょ。 それで、良く間違えるんです。 以前、会社の同僚に電話でパソコンのパスワードを聞かれたときが あったのですが、答えられなくって、ノートパソコンを開いて 指の動く位置を確認しながら、やっと答えることが出来ました。 どうやら、私は、心の記憶領域がいっぱいなので、 体の記憶領域を使っているみたいです。 (パソコンの仮想メモリーみたいだ。。。。。) そして、脳と心vIは、創造力と幻覚について。 肉体的苦痛や精神的苦痛に長時間さらされると、 防御システムとして、脳内麻薬が排出され、 脳の抑制神経が麻痺し、ドーパミンが大量に放出されるので、 無意識/超意識/宇宙意識からのメッセージを受け取り、 超人的な創造力を発揮したり、幻覚を見たりするというもの。 多分ね、この抑制神経が、マインド/思考なんでしょうね。 だから、いかにこの制御神経を麻痺させるかが、 気付きや悟りを得る為に重要だということになりますよね。 一流のスポーツ選手等は、肉体的にも精神的にも、 かなり追いつめられますから、イチロー選手じゃないですが、 「目に見えない何か」を感じやすいのかも知れませんね。 実はね、Journeyのプロセスでも、過去の精神的な苦悩に 真っ向から立ち向かっていると、ドーパミンが出て、 無意識から普段考えもしないようなメッセージを受け取る事があります。 また、プロセス中に体が勝手に動き出したり、暴れ出したり する人もいて、番組の中の沖縄のイタコさんが、神触りになり チャネリングを始めるような感じになることもあります。 私は、学生の時、バリに旅行に行き、現地のツアーガイドに それとは知らされずに幻覚キノコを食べさせられた事があるのですが、 あのときの、至福感というか、五感が研ぎすまされた感覚は、 一言では言い表せないものがあります。 (今考えると、事件にならなくて、ホント良かったです。。。) でも、友人はネガに入っちゃって、酷い経験をしたみたいですが。。。 番組では、断食修行をした人達は、脳神経の表面の レセプターの数が増えて、感覚が鋭くなり、幻覚を見たのではないか と言っていたので、悟りを得るには、精神的に追いつめて ドーパミンを出すのと、肉体的に追いつめてレセプターを増やすのと 2種類あるみたいですね。 なんか、前者は西洋的、後者は東洋的って感じかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 11, 2008 01:18:34 PM
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