ＹＡＭＡＫＯのアサーティブライフ

[ＳＰＯＲＴＳ／ＯＬＹＭＰＩＣあれこれ] カテゴリの記事

全347件 (347件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >

• 

  掛け声と手拍子はほどほどに。。。

  きのうから世界フィギュア選手権が始まっている。 周到に準備してチケットもしっかりゲットして、いよいよきょうから連日のワクワク生観戦。 きょうは男子のＳＰとペアのフリーで、最初のメダリストが決まる。 座席は、Ａ席で２階席の前から２列目。 通路を挟み２列しかシートがないというちょっと隔離感があっていい感じの席だ。 シートもとっても座りやすい。 また２階席のせいか全然寒くない。 用意してきた座布団も膝掛けもカイロも手袋も何もいらなかった。 リンクも割りと近くて見やすい、と思いきや、無粋な手すりが私たちの視野のど真ん中に。。。 選手がリンクの真ん中をストレートステップなど踏みながら進もうものなら、選手の姿はすっかり手すりの陰に隠れてしまう。 お陰で顔を上げ下げしながら、選手の姿を視野にとらえることになった。 こういうところがダメなんだよね。。。 場内ではＦＭ７７．６で伊藤みどりさんと天野真さん（ペアで長野オリンピックに出場）が解説をしていて、とてもわかりやすかった。 男子ＳＰは波乱含みの結果になった。 全体にミスが多くて残念だった。 とくに織田選手は、トリプルアクセルが完全にすっぽ抜けてノーバリュー。 気の毒だったのは、演技開始直前、最高に集中力を高めていよいよ始まる、というその時に「の～ぶり～ん♪」と脳天気に掛け声をかけた人たちがいたこと。 織田選手も思わず苦笑いして、もう一度、最初のポーズを取り直した。 あれで集中力が途切れたのではないかと思う。 そこで集中がとけてしまった織田選手が悪いといえばそうだが、あんなタイミングで声をかけるなんて、妨害にしかなっていない。 観客としては最低だ。 で、最終前のグループにも入れず、まさかの14位に沈んでしまった。。。 高橋大輔は最初のコンビネーションジャンプこそ少し詰まったが、あとは無難にまとめたと思ったのだが、意外に点が伸びず、３位スタート。 来季から日本の出場枠を３枠に増やすためには、二人で13位以内に入らなければならず、明日のフリーでは織田君のごぼう抜きに期待したい。 ペアで残念だったのは、この大会で引退といわれるロシアのマリア・ペトロワ＆アレクセイ・ティホノフペアが故障により棄権したこと。 また同じく引退といわれているポーランドのシュデク夫妻はウォームアップ中、スロウジャンプのときに男性がどこかを痛めたらしく、そばで奥さんがずーーっと泣いていた。 名前がコールされ、しばらくして姿を現したが、結局、挨拶のみ。 出来はどうであれ、最後まで演技をしたかったろうに、胸がぐっと詰まる思いがした。 ペアで楽しみにしていたのは、日本人選手の活躍。 米国の井上怜奈・ボールドウィン組は、怜奈ちゃんが珍しく、ことごとくジャンプを失敗。 おそらく腰を傷めていたのではないだろうか。 怜奈ちゃんもこれで引退だそうで、本当にお疲れさま。 もう一人の日本人選手はロシア代表の川口悠子ちゃん。 苦労の末、約１年前にようやく今のパートナーにめぐり会った。 栄光の歴史を持つロシアのペアとして、外国人が出場するのは史上初めてのことだそうだ。 それだけ悠子ちゃんの実力が認められているということで、確実な滑りを見せてもらった。 結果は、中国ペアのワン・ツーフィニッシュとなった。　 日本人て温かいなと思ったのは、みんな日本人選手、外国人選手、分け隔てなく本当に公平に拍手を送っていたことだ。 ついでに言えばいい演技に対しての拍手ならいいのだけれど、曲を選ばず、すべてに手拍子を入れるのはどうだろう。。。 手拍子はそのうち曲から大きくずれていき、そういうのって選手は滑りにくくないんだろうか。。。

  2007年03月21日

  コメント(6)

• 西武はエライ

  西武ライオンズの裏金問題が騒ぎになってるけど。。。 東京ガスと木村選手は謝罪会見を開いたものの、早稲田側はまだ。 ・大学―知らない。 ・本人―知らない。 ・父親―受け取っていた。 挙げ句、父親は責任転嫁も甚だしいと思える『西武に対して怒り心頭』のコメント」。。。 西武が加害者で早稲田の学生は被害者なのか？ この図式はおかしくないだろうか。。。 1000万円もの大金をあたりまえのように受け取る感覚もおかしいし、本人も「知らない」で済ませちゃっていいのかなあ。 モラルの問題だけど、一人で晒し者になってる木村選手がなんだか気の毒に見えてきた。。。 それと、西武が一身に非難されているけれど、私はむしろここに来て事実を明らかにした西武はエライと思う。。。 みんなが思っているとおり、こんなのは氷山の一角で、ほかにもやっている球団はあるでしょう。 このままうやむやにできたはずのことを西武がこうやって捨て石になってくれたんだから、他のやってる球団もみんな正直になればいいのに。 こんなときに力を発揮すべきコミッショナーが機能していないからなあ。。。 自分の後任を見つけられず、自らが代行しているようなコミッショナーじゃねえ。。。 本気で探す気があれば、プロ球界全体のことを真剣に考えている人材はいるはずなのに。。。 ２年間の暫定期間を終えた現行ドラフト制度は継続の方向だったけど、これでそうもいかなくなったはず。 やはり希望枠は撤廃すべきでしょう。 一部の金持ち球団のためのシステムなんてやめるべきです。

  2007年03月12日

  コメント(2)

• 

  『フィギュア世界選手権パーフェクトブック（扶桑社）』♪

  いよいよ３月20日に開幕する世界フィギュアスケート選手権を楽しむのにオススメな『フィギュア世界選手権パーフェクトブック』が扶桑社から出ました♪ 私も原稿を書いています。 荒川静香さんと佐野稔さんにインタビューをして見どころを伺ったほか、橋本聖子さんにはスケート連盟会長としての抱負をお聞きし、そのほか注目選手についても書きました。 ＜内容＞3月20日~25日に東京で開催される「世界フィギュアスケート選手権大会」のガイドブック。後援のフジテレビと同じフジサンケイグループだからこそ制作できた、必携の完全版です。 ●大会開催にあたって~日本スケート連盟会長　橋本聖子 ●カタリーナ・ビット独占インタビュー22年前の世界選手権東京大会の覇者が語る、今大会の見所 ●荒川静香が分析!女子シングルのポイント ●最強日本勢を脅かす海外選手たち ●浅田真央のテクニックを徹底解剖! ●佐野稔が分析!男子シングルのポイント ●ペア&アイスダンスの見所 ●世界選手権大会を楽しむための一夜漬け講座 ●世界選手権　日本開催ライブラリーかつて日本で4回開催された世界選手権。写真と共に振り返る。 ●テレビ放送ガイド など、充実のコンテンツ! 是非、書店でご覧になってみてください♪

  2007年03月10日

  コメント(0)

• ノルディックスキー世界選手権が札幌で開幕♪

  札幌で、地味～にアジア初のノルディックスキー世界選手権が開幕。 札幌ドームがクロスカントリーのスプリントのスタート＆ゴールという発想がすごい。 初日、女子クロスカントリーのスプリントで夏見円（まどか９選手がなんと５位という大快挙。 すごい♪ ジャンプやコンバインドの選手が育たず、すっかり地盤沈下している中、もしかしてこれが今大会の日本チームの最高順位になっちゃうのかもしれないなあ。。。 きょうはスプリントのチーム戦がある。 二人一組でリレーしながら競い合う。 夏見選手は福田修子（のぶこ）選手と組んで出場するが、これはトリノオリンピックで入賞している種目。 バドミントンのオグ・シオペアにも並ぶ美女コンビの活躍に期待しちゃおう♪

  2007年02月23日

  コメント(0)

• 

  １月28日　マイクロカソフトカップ・セミファイナル♪

  人生二度目ぐらいのラグビーナマ観戦。 そして初めての秩父宮。 マイクロソフトカップのセミファイナルに行ってきました。 東芝ブレイブルーパス VS トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦です。 （そもそも、この難しくて覚えられない名前はどーよ。 サッカーは辛うじて覚えてるけど、バレーボールのチーム名もよくわかりません。Ｖリーグがなぜプレミアリーグなんですかと。。。） ラグビーを見たのは本当に久しぶりでした。 私はテレビでいろんなスポーツを見ますが、ラグビーは見てなかったもんなあ。。。 38-33で友人が応援していたBRAVELUPUS（勇敢なおおかみ座？）がファイナル進出です♪ 試合は、寒さを吹き飛ばす熱戦でおもしろかったです。 ゴツゴツとした人と人とのぶつかり合いの中から生まれる点数が入るまでの流れがとっても美しい。 私の好きなスポーツコレクションがまた増えました。 （今シーズンが終わっちゃったようですが）きっとまた見に行きます♪

  2007年02月01日

  コメント(0)

• 

  沢登選手の引退試合 in 日本平

  朝から露天風呂♪ 顔や体のお肌がツルツルに（なった気がする）♪ 朝ご飯をたっぷりとバイキングでいただく。 そして８時45分に出発。 向かう先は日本平。 沢登選手の引退試合に行くのだ。 車窓からは美しい富士山が見えてゴキゲンな気分になる。 ゴトンゴトンと電車に揺られていると、とても心地良くなってついうとうとしてしまう。清水で下りるはずが寝過ごして草薙駅へ。仕方ないので、そこからタクシーでスタジアムに向かった。初めての日本平。 サッカー専用スタジアムってやっぱりいいなあ。 試合前に、「スーパーサッカー」のバナナキングの収録があった。いちばんよかったのは岩本テル選手。その次は藤本選手だった（ようだ）。 寒さを覚悟していたが、お天気には恵まれた。 エスパルス・オールスターズvsジャパン・オールスターズ。ジャパン・オールスターズのほうはラモスやカズさんやドーハ世代が中心。 だいたい顔と名前は結びつくのだが、中にはまるで「ボンレスハムか」のように見る影もない人もいた。 足が全然ついていかず動けないくせに、これがボールが足下に来るとやたらうまくておもしろい。 ふつうサッカーの試合は勝敗が気になって気になって、ドギマギしながら見ることが多いが、笑顔で見続けられる試合っていいな。。。（沢登さんのコアなファンは複雑な気持ちかもしれませんが。。。） 長谷川健太さんがとても人気者で、ちょっと主役を食っていた。 もっとも市川選手とか、「ケンタ、走れ～～！！」と言わんばかりの鬼パスを送り続け、日ごろの監督への恨みを晴らしているようにも見えた。（笑） 前半はエスパルスチームでオレンジユニでプレーしていた沢登選手は、後半はジャパンチームで青いユニに着替えて出場。 しかし後半、エスパルスがいいところでＦＫを得ると、沢登さんに素早くオレンジユニに着替えさせて美味しい場面のお膳立て。 このときは得点にはならなかったが、最後、決勝点をあげるというすばらしい引退試合になった。 試合後、引退セレモニーのあと沢登さんは場内一周。 沢登選手から沢登「さん」になった瞬間だった。。。

  2007年01月21日

  コメント(0)

• 

  新横浜でアイスホッケー観戦♪

  フィギュアスケートではありませんが、「氷つながり」ということでアイスホッケーの話題を許してください。ほぼ毎年、恒例となっているアイスホッケー観戦で新横浜へ。 時期が時期だけに、小田急線で町田へ向かう車中で、大きなカバンを持った人に目が行ってしまう。。。 やだやだ、もしかして同じ車両に。。。なんて考えたくもない。。。 試合は、ＳＥＩＢＵプリンス・ラビッツvs王子製紙。 １ピリオドは20分、休憩は15分間で第３ピリオドまで行う。 第１ピリオド、押されていた西武がチャンスを生かして先制。 プレーの合間に、電子オルガンで様々な応援メロディーが流れる。 私も、こういう電子オルガンプレーヤーを目指してた時期があったんですよね。。。 第２ピリオド、スローイングスティックというだれが見てもわかるファウルからＰＳを与えて、王子が同点に追いつく。 攻勢に出ているのは王子だが、決定力不足という試合展開。 ピリオドとピリオドの間は、私の大好きな（？）ザンボニタイム♪ ゴール的当てゲームも開催。 ＳＥＩＢＵのマスコット（左側）はラビットのくせに、耳が垂れていて「子豚」にしか見えない。。。 第３ピリオドの立ち上がり、西武が突き放すも、あまりにファウルが多く、ひどいときには３人がペナルティボックスの中へ、というときもあった。 そしてこの人数の少ない時間帯にシュートを決められ、同点に。。。 引き分けかと思ったら、延長戦があった。 各チームとも１人ずつ減らした４人対４人で５分間の延長戦。しかし勝負はつかず、２－２の引き分けとなった。

  2007年01月13日

  コメント(4)

• 佐野稔さんにインタビュー♪

  さあて、きのうから仕事始め♪ 今年のお仕事第一弾は、佐野稔さんへのインタビューでした。 テーマは「世界フィギュア選手権の見所」で、男子シングルを中心にお話を伺いました。 メダル予想や採点法のことなどいろいろ教えていただきましたが、佐野さんのお話はとにかくわかりやすい。そしておもしろい。 今でもほとんど毎日インストラクターとしてリンクに立たれているそうで、採点法など日進月歩のフィギュア界にあって日々勉強だとか。 一言で「新採点法」といっても、昨シーズンから今シーズンにかけてもいろいろ変化があるそうですよ。 それは記事になってからのお楽しみ。。。 この日はちょうど高校サッカーの決勝戦があり、取材前、１－０で作陽がリードしていることは知っていました。 盛岡商業がＰＫに失敗してああ、これで決まりかなと思っていたところ、取材が終わってから結果を聞くと、逆転優勝していてびっくり♪ 札幌・仙台に思い入れのある私は、雪国チームが活躍してくれるのがとってもうれしい♪盛岡商業、優勝おめでとうございます♪

  2007年01月08日

  コメント(0)

• 箱根駅伝復路：おめでとう、順大完全優勝♪

  おととい、お正月の風物詩、箱根駅伝が終わった。 往路を制した順天堂大学が復路も制して完全優勝。 これまでの成績からやや不安視されていた清野選手が無難に６区の山を下った時点で、勝敗はほぼ決した感がある。 ７区井野選手がうまくつなぎ、昨年、難波主将が大ブレーキを起こした因縁の８区も、板倉選手が危なげなく走りきり、９区長門は区間賞、１０区松瀬に至っては区間新という激走で、２年越しの優勝を果たした。 その瞬間、大手町に応援に来ていた難波前主将とおそらく昨年優勝できなかった卒業生と思われる人たちが抱き合って泣いていたのが印象的だった。 気の毒なのは城西大学。 シード入りが期待されながら、去年に続いて今年も１１位。 ９区で、専修のランナーに足を踏まれて靴が脱げたというアクシデントが響いた。 駒澤、中央、亜細亜大学あたりはシード落ちの可能性もあったが、さすがに踏みとどまった。 最下位は、今年から正式に記録が残ることになった学連選抜チーム。 予選をクリアできなかった学校のエースたちが集まっているはずの学連選抜ががなかなか上位に来れないのは、チームワークという問題もあるけど、やっぱり４番バッターをそろえてもチームとして機能しないってことなのかもしれない。 駅伝の場合、どこのチームもだいたい箱根を目指してチームをつくってくるから、山登りに適性のある選手、下りに適性のある選手、平地の速い選手、短い距離に向いた選手など、あらかじめ選手の適性をにらみながらチームづくりを進めていっているんだろう。 日本全体の長距離界の底上げということを考えた場合に、選手を箱根駅伝に特化してしまうのはあまりよくないことなのかもしれないけど。。。 その意味で、山登りの神とまで呼ばれるようになった今井選手には、今後、伸びていってほしいなあと切に思う。 卒業後はトヨタ九州に進み、バルセロナの銀メダリスト森下監督の指導を受けるそうだ。 ぜひぜひ、がんばってもらいたい。 箱根駅伝の決着がつくと、「ああ、お正月も終わりか。。。日常生活に復帰しなくちゃなー」という気にさせられる。。。 はぁ、復帰しなくちゃなー。。。

  2007年01月03日

  コメント(0)

• 順天堂がみごとな逆転で２年連続往路優勝♪

  お正月休みぐらい寝坊すればいいのに、３が日はしっかりと早起きする私。 それもこれも、早朝から始まる駅伝を見るためだ。 きのうは実業団駅伝、そして２日と３日は箱根駅伝♪ 箱根駅伝のテーマ曲が聞こえると、ああ、またこの季節が来たんだなとお正月を実感する。 １区で東海大学の佐藤悠基選手が２位以下に４分以上の差をつけたときには、往路優勝は決まりかと思ったけど、そうではなかった。 ３区への中継所では６分３６秒差まで差を広げられていた順天堂大学が追い上げを見せ、３区の松岡選手は区間４位。 ４区の佐藤秀和選手は区間賞の走りで、５区のスペシャリスト（本人はこう呼ばれるのはきっといやかもしれない）である今井選手に、東海大と４分９秒差まで詰めてタスキをつないだ。 そこからは、今年もまた今井選手の一人舞台。 一人だけショートカットをして、近道をしてしまっているようなスピードで山を駆け上り、あーーーーーっという間に１位の東海大学をかわして２年連続往路優勝♪ そんな往路優勝の立役者の彼だが、コメントも「前の４人がしっかりつないでくれたのでその勢いで走れた。昨年、（ブレーキを起こして意識を失いそうになりながらも）タスキをつないでくれた難波さんの執念の走りをムダにしたくなかった」と謙虚ですばらしい。 それにしても、毎年思うのだが、瀬古さんの解説はあまり解説になっていないような。。。 でも毎年、実業団駅伝も箱根駅伝も、解説の席に座っている。。。 とくに箱根駅伝では、あまり当たらないレース予想に加えて、ただの早稲田応援エールになってしまっているのがちょっと聞き苦しい。。。 きょうはまだ、ゲスト解説に来ていた徳本一善選手（日清）が、かなり的確で鋭く、かつわかりやすい解説をしてくれていたのでずいぶん救われたけれど。。。

  2007年01月02日

  コメント(2)

• 日本オリンピックアカデミーセッション♪

  私が所属しているＮＰＯ法人日本オリンピックアカデミーのＪＯＡセッションが、上智大学のキャンパスで行われた。 午前中は、戦前、結局、戦争で返上せざるを得なかった幻の東京オリンピックについてのＪＯＡレクチャー。 午後は、「オリンピック・ムーブメントの源流をたずねて ―― クーベルタンと嘉納治五郎の今日的意義 ――」をテーマにＪＯＡセッション。 長かったけれど、非常に充実した内容だった。 キャンパスの中は広いので、帰宅して万歩計を見たら９０４５歩も歩いてた♪

  2006年12月17日

  コメント(0)

• 

  （６月２４日）　全日本大学駅伝予選会♪

  代々木公園で行われるというので、１１月にある全日本大学駅伝の予選会を見に行った。 夜からなので、その前にハシヤのパスタで腹ごしらえ。 強豪といわれ箱根の常連の早稲田、東海、順天堂、神奈川、東洋などが出場するので激戦は必至。 この予選会は初めてみたが、１万ｍのレースが４組行われる。 各校８人の選手がそれぞれ２人ずつ走り、合計タイムのいいほうから６校が出場権を得る。 自校の選手をどう配置するか、どういうレース展開にするかの駆け引きがある。 基本的には持ちタイムのよくないほうから並べ、最終組にエース級が集まるようだ。 しかし第２レース、順天堂の二人がかなり早いペースでレースを引っ張ったため、序盤の段階でついていけなくなる選手が多く出た。結果的にこの組は、第３組よりもトップタイムは速かった。 全体的に順大のレース運びのうまさが目立った。 作戦勝ちといっていいかもしれない。 集計が出る前に、順大の予選通過とエース級２人を出さなかった東海大学の落選は確信した。 ＯＢや関係者が多いとは思うが、観戦者が多くて驚いた。 予選を通過したのは、順大、東洋、城西、明治、神奈川、國學院の６校。 早稲田と東海は落選だった。

  2006年12月05日

  コメント(0)

• 

  フェスピック２日目の午前中：陸上、エミリーちゃん、水泳

  今朝は５時半起き。 ７時半にホテル出発。 ホテルの部屋では通信はできないので、メディアセンターに来たついでにメールチェックをします。 マレーシアは高温多湿な気候。 ということは私の天敵・蚊も多いということで、メディアセンター内にいながら、もう３カ所も食われてしまいました。。。（涙） センター内で働いている人はイスラム教の女性が多いようで、暑いのに長袖着用など肌の露出が少ないので、その分、蚊もこっちを目がけてくるのかもしれません。 クアラルンプールは想像していた以上に都会です。 高層ビルもたくさんあります。 ただ聞いたところによると、外観は立派なのに「詰めが甘い」ということで、世界第２位の高さを誇るビルで雨漏りがひどいとか、そういう話はしょっちゅうだそうです。 着いてまだ３日目ですが、他民族国家であることは一目でわかります。 マレー系、インド系、中国系、韓国系が集っているので、イスラム教、ヒンズー教、仏教、キリスト教などが渾然一体となって暮らしているわけです。 日本も神道や仏教やキリスト教文化のブレンドされた文化ではありますが、一つひとつが日本における宗教よりはるかに濃い状態なのですから、食べ物一つとっても豚肉がダメな人、ビーフがダメな人、肉そのものがダメな人など、対応が大変でしょうね。 こちらでは、３人のカメラマンの方と行動をともにしています。 ３人のうち２人は女性。 カッコいいなあと思うのですが、彼女たちに言わせると女性カメラマンの数はどんどん増えているので大変なんだとか。 機材を必要とする３人の荷物はすごいです。 でかくて重い。 そして値段が高い。（笑） 冗談ではなく、バッグ１個分で１００万円は吹っ飛ぶほどだそうですよ。 私もふだんから荷物が多くて大きいほうですが、彼女たちを見ていると、全然カワイク思えてしまいます。 いちばん小ぶりのノートパソコンでもバッグに詰めるとずしりと肩に食い込む感じがしてきついなーと思っていたのですが、これだけで済むんだから、とこれから「重い」とか「肩が凝る」とか贅沢は言わないようにしなくちゃです。 きょうはマレーシアの人々の温かさにたくさん触れることのできたいい１日でした。 最初は陸上を見る。 座席が３層になっているナショナルスタジアムは１０万人もの収容人員だそうだ。 山本浩之選手が車いすの5000ｍで３位に入り、表彰式をしていた。 そのあと視覚障害者の100ｍ走。 ガイドランナーが伴走するので、選手は１，３，５，７の奇数レーンだけを使う。 予選ながら、高田晃一選手が１位、佐藤誠喜選手が２位になっていた。 タイの応援団が熱心に国旗を振って応援しているのが目についた。 　 次は同じ敷地内にあるはずの競泳会場に移動。 歩いて行ける距離なので教えてもらった方向に行ったら、途中で道がなくなってしまった。 仕方なくナショナルスタジアムの中に戻ったら、たまたま一人の女性が通りかかり「どうしたの？」と声をかけてくれた。 「競泳会場に行きたい」と言ったら、「車？」と聞かれたので「歩き」と答えたら、「車でおくってあげるから待ってて」と言う。 「え？車で行かなきゃならないほどの距離なの」と驚いていたら、「近いんだけど、競技場の反対側だから歩くと大変だからどうぞ」と言って送ってくれた。 うわーお、たった一人のためになんて親切！ そんな親切なエミリーちゃんがとてもチャーミングだったので写真を撮らせてもらった。 助かりました、本当にありがとう！ 競泳会場に着いたら、100ｍの自由形をやっていた。 視覚障害の人のレースや、手や足に障害のある人など様々だ。 日本人選手は稲石さんや木村敬一選手などが出場していた。 レースが始まると、選手の動きに沿ってプールサイドのテレビカメラが一緒に動く。 コースに沿ってレールが敷かれていて、その上に乗ったテレビカメラとカメラマンを、人が一生懸命押して動かしていた。レースが全部済むまで、この押している人はいったい何メートルウォーキングすることになるのかな。 壮絶だったのは200ｍの個人メドレー。 小人症の人、腕のない人、足の悪い人など障害が様々なので、スタートの仕方もバラバラ。 レースは二人の中国選手のデッドヒートとなったが、最後、タッチの差になり、切断だと思うが腕の短かった人は惜しくも敗れてしまった。 気が着くと、真ん中のコースの選手がまだゴールしていない。 最初から遅れ気味だった小人症の選手が150ｍのターンのところで仰向けになって動きを止めているではないか。 疲れてしまったのだろうか。 係の人があわてて様子を見に行き、すぐ水から引き上げられ、しばらく介抱されたあと車いすで退場していった。 おそらく頑張りすぎて呼吸が苦しくなってしまったに違いない。 ともかく無事でよかった。（つづく）

  2006年11月26日

  コメント(0)

• 

  フェスピック大会開幕♪

  昼食や夕食はいつ食べるか、どうなるかわからないよーと脅かされ、ホテルでバイキングの朝食をたらふく（？）食べて出発。 ナショナルスタジアム内にあるメーンプレスセンターでＡＤカードの申請。 それから、バドミントン会場へ。 男子の団体戦、朝の試合でインドに勝った日本は、決勝進出をかけての準決勝。 初戦は右腕切断の浦選手と左手首に障害のある台湾の選手。 第１セットは取られたものの、２セットの中盤から、相手選手の運動量が目に見えて落ち、２セット、３セットを連取してまずは先勝。 第２試合は左足に障害のある竹山さんと相手は右手首に障害のある選手。これはストレート負け。 勝負の第３試合はダブルス。 日本は、右腕切断の選手と左足に障害のある選手。 台湾の２選手は外見からでは障害がよくわからなかった。 驚いたのは、接戦になると、相手の障害の弱点をバシバシとついてくること。 たとえば右腕切断の人にとっては、右斜め前。 左足の悪い人には、左前方のスペースを容赦なくついてくる。 障害のある者同士、お互いさまなのだから、勝負に徹して非情になるということなのだろうか。 そして日本ペアは第１セットは先取したものの、第２、第３セットと連取され、ジ・エンド。日本の第３位が決まった。 それからオープニングセレモニーの会場に移動。 各会場ごとにあるプレスセンターを求めてうろうろ。 聞く人、聞く人、違うことを言うのはやはりお国柄だろうか。 47カ国約2310人の役員・選手を集めての開会式。 正確に言えば「極東・南太平洋地域」ということで、オーストラリアやニュージーランドなども含まれるのだが、それにしても参加しているだけで47カ国もあるんだと知り、国ってそんなにあったっけと軽く驚く。 開会式はのんびりまったりムードの中で行われた。 行進も整然とは正反対で、選手として行進の時間を一瞬一瞬楽しみながら歩を進めている感じ。 選手が全員入ったところで、バックスタンドにあるステージでアトラクションが始まる。 地元での人気歌手なのかもしれない。 スタジアムの真ん中に、各国のアルファベット順に選手が並ぶ。マレーシアはど真ん中でちょうどいいポジション。しかし選手たちは、ほとんどみんなステージ前に集まってしまっていて列の原型をとどめていない。 セレモニーの進行にあまりしまりがないのもご愛敬。 偉い人の挨拶のあと、マレーシアの首相らしき人が各選手団の団長と握手しながら談笑して回るのはなかなかいいシーンだった。 最後も歌手のコンサートで、選手たちは退場していった。 　 こちらでは、ほとんど毎日のようにスコールが降っているそうで、この日もセレモニーを前に、空はあやしい雲行きになっていたのだが、どうやらお日様が勝ったようだ。 セレモニーを直撃されないでよかった。 夜は、沖縄出身の奥さんがやっているという居酒屋へ。 こんなところで美味しいゴーヤチャンプルーや沖縄そばを食べられるとは思ってなかった。 そのあと、繁華街へ足を延ばしてスーパーでミネラルウォーターなどを買い出し。

  2006年11月25日

  コメント(0)

• クアラルンプールでフェスピックの取材中です♪

  突然ですが、クアラルンプールに来ました♪ 身体に障害のあるアスリートの第９回フェスピック（アジア版のパラリンピック大会）の取材のためです。 ２４日の朝、成田エクスプレス（ＮＥＸ）のホームがわからず、スーツケースを持ったまま、新宿駅構内を走り回る。 なんということでしょう、慣れ親しんでいるはずの新宿駅なのに。。。 早朝で駅員さんがだれもいなくて、聞くこともできません。 目的のホームに到達したときは、すでに予約した電車が発車した１分あとだった。 あーあ。。。 幸い、時間にはまだ余裕があったので、次のＮＥＸに乗り込みました。 座席は割と空いていて、車掌さんに事情を説明したら許してもらえて助かりました。 およそ７時間のフライト。 機内では睡魔とたたかいながら、「ロスト・イン・トランスレーション」を見る。 マレーシアと日本の時差は１時間だけなので、それほどきつくはありません。 空港に着き、高いタクシーに乗せられそうになるが断って、電車を乗り継いでホテルにたどり着く。 こっちは気温が30度近くあり、まさに冬から夏へといった趣です。 夕食はブラックソイソースの焼きそばをいただく。 日本と同じ醤油味と思いきや、ちょっと魚のエキスが入っているいかにも「エスニック」なお味。 あとでけっこうのどが乾いてしまったけど、割と美味しかったです。 スーツケースを持って走った後遺症で、右腕が筋肉痛でガクガクしていて、お箸を口元まで運ぶのも大変でした。。。

  2006年11月24日

  コメント(0)

• 

  ファイターズがアジアチャンピオンに♪

  東京ドームに、プロ野球のアジアシリーズの決勝を見に行った。（＝日本ハムファイターズの応援に行った。） 決勝は、韓国のサムソンが勝ち上がってくると予想されていたが、実際、決勝に進出してきたのは台湾のレニューベアーズだった。 日本ハムファイターズの先発はダルビッシュ。 連続三振のすばらしい立ち上がり。 しかし相手ピッチャーもすばらしく、お互いに点が入らない。 アジアシリーズは去年から始まったが、昨年のロッテは全勝で頂点まで上り詰めた。 日本から出場するチームにとっては、「アジアシリーズ＜＜日本シリーズ」だが、他国からすればその順位は逆らしい。 勝つことが当然視されている日本からの出場チームは、アジアのチーム相手に「勝つのがあたりまえ」と思われているプレッシャーがあり、ちょっと気の毒。 しかし、７回裏、相手のエラーをついて１点を取った。 新庄は引退してこのシリーズに出ていないが、投手交代の合間、外野トリオはお得意のポーズ。 その後、８回は武田久、９回はマイケルというお得意の必勝継投リレーで逃げ切り、ついにアジアチャンプに登り詰めた。 アジアチャンピオンになって胴上げされるヒルマン監督。 勝利の瞬間、一斉に投げ込まれた紙テープ。 チャンピオンフラッグを掲げて晴れやかに場内一周。 本当におめでとうございます♪ 私は今年７試合、ファイターズ戦を生観戦して６勝１敗の好成績でした。 そんな私にも、おめでとうございます♪

  2006年11月12日

  コメント(0)

• 続けてほしいパ・リーグ東西対抗

  日曜日に静岡で行われたパ・リーグの東西対抗戦をテレビで見た。 ホークス、オリックス、西武の西軍が初回、記録にならないお笑い３連続失策に乗じて３点を先行し、それをロッテ、楽天、日本ハムの東軍が追いかけ、逆転し、突き放すという非常に楽しい試合。 ところがこの東西対抗、今年で最後なのだとか。 楽天やロッテのファンがファイターズ風の応援をしたり、ファイターズのユニを着たファンがロッテ流の応援をしたり、西軍もまた同様で、熱心な応援団にとっては年に一度のファン同士の貴重な交流の場だったようだ。 アジアシリーズ、日韓野球だのとポストシーズンゲームが増えてきたのも東西対抗戦終了の原因の一つのようだけれど、これからはますます「パの時代」だからこそ、是非続けてほしいのになあと、とても残念に思う。

  2006年11月07日

  コメント(1)

• 

  てっぺん極めたっ♪

  日本シリーズで４勝１敗で中日ドラゴンズを下し、ついに日本ハムファイターズが、44年ぶりに「てっぺん」を極めました♪ この絵は、夏あたりからファイターズのベンチに飾られていた色紙と同じものです。 イラスト作家Ricoさんの作品だそうです。 「目指せてっぺんっ」♪ これを合い言葉に選手たちはがんばったわけですね。 私のパソコンの壁紙、ケータイの待ち受け画面も、優勝を願って「目指せてっぺんっ」にさせていただいていました。 それにしてもみごとな優勝でした。 本当に勢いがありました。 そして勢いだけでなく、戦いながら、すばらしいチームに成長していきました。 中日ドラゴンズにしてみれば、力を出し切る前に終わってしまったという感じでしょう。 当然かもしれません。 ドラゴンズがセ・リーグで優勝したとき、落合監督は「タイガースの追撃がこわかった」と涙を流していましたが、パ・リーグの接戦ぶりはそんなものではありませんでしたから。 西武が圧倒的に優位な位置にいて、ホークスとファイターズが追撃をかける毎日。 ファイターズは勝っても勝っても、３位から上がれない日々が続いていました。 そして毎日が「絶対に負けられない戦い」で、最後の１試合まで何位になるかわからない接戦のペナントレースをトーナメントを戦うようにして過ごし、くぐり抜け、そのうえでプレーオフを勝ち抜いたのですから。 接戦にも強いし、短期決戦にも強いはずです。 シリーズ前はドラゴンズ優位という野球評論家ばかりでしたが、セ・リーグ出身の人が多いからなのかな。 これでホークス、西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズに続き、４年連続でパ・リーグが日本シリーズを制したことになります。 それにしても、レギュラーシーズン１位、リーグ優勝、日本シリーズ優勝、すべてを地元札幌ドームで飾るなんてなんて劇的なのでしょう。 元札幌市民としては、札幌の方々の笑顔がとても心に響きました。 そして、新庄選手の姿には涙が出そうになりました。 歓喜の優勝の瞬間が刻々と近づいてくる。。。 でもそれは同時に、現役選手としての彼の時間が終わることを意味するのです。。。 彼は明るいムードメーカーのみならず、本当に繊細な観察眼を持った優秀なプロデューサーだと思います。 これからはファイターズという狭い枠にとどまらず、あらゆるジャンルで活躍してくれることでしょう。

  2006年10月26日

  コメント(0)

• ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ♪

  日本シリーズはいよいよきのうから札幌ドームに所を移しています。 初戦は敗れたものの、２戦目はルーキー八木が、そしてきのうは同じくルーキーの武田勝と打撃陣が踏ん張って、２勝１敗としています。 きょうはこれから第４戦が行われます。 そしてきょうはガッツさんこと小笠原選手の33回目のお誕生日なのです。 『魂（ガッツ）のフルスイング』の取材で、小笠原さんの奥さまにインタビューさせていただいたときのことです。 「うちはあんまりアニバーサリーなどのイベントはしないんですけど、でもよくバースデーアーチとかって紙面に出ることがあるでしょ。あれ、うらやましいよねえなんて思うんですよ」とおっしゃってました。 なぜうらやましいかというと、小笠原さんのご家族は小笠原さんと下のお嬢さんが10月生まれ、奥さまと上のお嬢さんが１月生まれ。 小笠原さんがバースデーアーチをかけるには「日本シリーズに出るしかないから」だそうです。 プロ入り10年目の小笠原さんに、ようやく初めてそのバースデーアーチを架けるチャンスが巡ってきました。 きのうは逆転タイムリーでヒーローインタビューを受けていた小笠原さん、きょうはホームランが出て、そして勝利できるといいなあ。。。

  2006年10月25日

  コメント(0)

• 川相さん、お疲れさまでした

  バントの職人・日ドラゴンズの川相昌弘選手がついにユニホームを脱ぐことになった。 川相さんには、昨年３月に出た『明日への送りバント』の本で執筆協力をさせていただいたご縁がある。 ご本人にはご自宅近くで何度も取材をさせていただき、ご自宅に伺って奥様にも話を伺った。 本が完成した折りには、わざわざお礼のお電話をいただいて、感激した覚えがある。 川相さんといえばジャイアンツ選手のイメージが強いかもしれない。 ３年前、原監督にコーチ就任を要請され、一度は引退を表明した川相さんだったが、原監督が解任されたことで宙ぶらりんになってしまった。 巨人からはその後、なんの音沙汰もなく、記者を介して情報を入れるしかなかったという。 結局、巨人時代のチームメイトだった落合監督に誘われ、引退を撤回して中日入りして、現在に至っていた。 中日に入団してからの川相さんは積極的に若手にアドバイスを送りつつ、新しいチームメイトから学ぶことも多かったそうだ。 引退後は中日の１軍守備走塁コーチを務めることが決まっている。 巨人は本当に惜しい人材を手放したものだ。。。 記者会見で川相さんは、「これから始まる日本ハムとの日本シリーズをいちばんの思い出の試合にしたい」と言っていた。 『魂（ガッツ）のフルスイング』のお仕事をさせていただいた関係で、小笠原選手のいる日本ハムファイターズを応援するつもりでいる私としては、ちょっと頭が痛い。。。

  2006年10月16日

  コメント(4)

• ファイターズ、パ・リーグ優勝！　歓喜の胴上げ♪

  パ・リーグプレーオフ第２ステージ第２戦、日本ハムファイターズvsソフトバンクホークス。 ダルビッシュの力投で３－１といきなり王手をかけた第１戦を受けてのこの試合、ホークスは背水の陣で中４日で斉藤を起用。 ファイターズはルーキー八木を立て、息詰まる投手戦になった。 日ハムは引き分けでもよしという若干楽な状況ではあったけれども、９回裏にフォアボールで出た森本が稲葉の内野安打でホームインして、劇的なサヨナラ勝ち！ １塁ベース上で歓喜の輪が広がる傍らで、マウンド上ではホームインを見届けた斉藤が崩れ落ちるという、非常に対照的な光景が勝負の残酷さを示していた。 これでファイターズはリーグ優勝決定。 現在のプレーオフ制度になって３年目で、初めてレギュラーシーズン１位チームがリーグ優勝の栄冠に輝いた。 歓喜の胴上げシーンでは、ヒルマン監督の体が５回、宙を舞った。 彼にとってはこれが「人生初の胴上げ」。 アメリカには「胴上げ」という習慣がないのだそうだ。 このことを教えてくれたのは、ファイターズの広報担当の方だった。 今年のペナントレースが始まってまだ間もないころ、私は『魂（ガッツ）のフルスイング』の取材でＷＢＣで優勝した感想を伺うべく、小笠原選手を追いかけて仙台に行った。 そのときに同席してくださったのが広報の太田さんだった。 小笠原さんに王監督を胴上げした感想を伺っているときに、「そう言えばアメリカには胴上げの習慣がなくて、『うわ、監督を放り投げてるよ』って観客の人が驚いていたそうですね」と教えてくれた。 私は初耳だったし、小笠原さんも「へえ。。。おまえ、よく知ってるねー（笑）」と感心していた。（このネタは、本の中でも使わせていただきました。） ようやく日本ハムのユニホームを着て監督を胴上げし、日本ハムのチームメイトとビールかけをして喜びを分かち合えた小笠原さん、ファイターズの選手の皆さん、裏方を含めた関係者の皆さん、北海道のファンの皆さん、そして東京に本拠地を置いていたころからの長いファンの皆さん、本当に本当におめでとうございます♪

  2006年10月12日

  コメント(0)

• 

  スタジアムの半分はホークスファンだった♪

  今年２度目の西武インボイスドームに行ってきましたよ。 パ・リーグプレーオフ第１ステージ最終戦を見るために。 １勝１敗で迎えたこの試合、私の願望としては、「ソフトバンクホークスに勝ってほしい」。 でも予想は、「きっと西武が勝っちゃうんだろうな」でした。 試合は序盤、西武・西口、ホークス寺原の投手戦で進みました。 西口の好投は予想できたものの、シーズン中、安定感のなかった寺原の好投は予想外でした。 ５回裏、西武のおかわりくんこと中村のホームランで西武が先制。 １点差で逃げ切っちゃうんだろうかと思われた７回表、フォアボールのランナー二人を塁上に置いてズレータの３ラン。 それまでの苦しい戦局を一挙にひっくり返す価値ある一打でした。 ホークスファンも喜び爆発。 私（←元々はホークスファン。今年はハムファン）と友人（←生粋の巨人ファン）もハイタッチをかわしちゃったりして。（笑） 西武の本拠地だというのに、球場の左半分はホークスファンで埋まっていました。 ホークスの選手たちは先攻なこと以外、あまりアウエー気分を感じずに済んだことでしょう。 おまけにそのあと追加点が入るたび、スタジアムの左半分はもうお祭り騒ぎで、ウエーブが起きる始末。 西武ファンはもう少しがんばってスタジアムに足を運ばないと、ちょっと選手達がかわいそうだなーと思ってしまいました。 それにしても、追加点を奪ったのが、シーズン中、打撃ではあまり期待されていなかった稲嶺と的場。 もう森脇監督代行の采配をみごとというしかないでしょう。 西武は、「先発投手陣は豪華だけれど、中継ぎ・抑えに不安を残す」というシーズン中の戦いそのままの試合展開になってしまいました。 対照的にホークスは、きのうに続いて二番手の柳瀬、三番手の藤岡のルーキーコンビが好投。 最後は馬原が締めてプレーオフ第２ステージに進出決定となりました。きのうの第２戦に、西武は西口でも涌井でもなく、松永を先発させたことがやはりここに来て裏目に出てしまったといえるでしょう。 今シーズン大きく成長した涌井は、この試合の序盤にずっとブルペンでピッチング練習を行っていましたが、とうとう出番はなし。 せっかくのチャンスだったのにもったいない話です。 試合後、この試合がまさかの今季最終戦になってしまった西武の選手全員がベンチから出てきて、ライトスタンド、一塁側の西武ファンに向かって一礼していました。そのあとから一人遅れて選手が姿を現しました。 松坂投手でした。 選手群から一人だけ離れて、スタンドに向かって頭を下げて挨拶。 この意味深な行動は、やはりシーズン終了後、ポスティングシステムを使ってのメジャーリーグ行きを決意しているようにしか見えませんでした。 さて、中１日おいて１１日（水）からはプレーオフ第２ステージとなります。 「王監督のために」と悲壮感漂うホークスと、「新庄のラストシーズン」ということでエンジョイを体現しているファイターズと、さてリーグ優勝の女神はどちらに微笑むのでしょう。

  2006年10月09日

  コメント(0)

• 目標を一つずつクリアしてパ・リーグＲＳ１位、おめでとう♪

  もつれにもつれて激烈を極めていたプロ野球パ・リーグのペナントレースですが、昨夜、最後の１３６試合目でようやく順位が決まりました。 ＲＳ（レギュラーシーズン）１位を決めたのは、ソフトバンクホークスを押さえ、西武ライオンズをわずかにかわした日本ハムファイターズでした。 私は、ファイターズの小笠原選手の初めての著書『魂（ガッツ）のフルスイング』で執筆協力をさせていただいたご縁で、今年ずーっとファイターズを応援しているにわかファンですが、大半の予想を覆して１位に輝いたファイターズの快進撃にとても興奮しました。 北海道に移転して３年目の今年、チームの地域密着という方針とＳＨＩＮＪＯ選手の引退もあいまって、北海道は札幌を中心に大盛り上がりだったようです。 子ども時代を札幌で過ごし、札幌市民が年に一度、ジャイアンツが来道するのを楽しみにしていた時代を知っている私にとっては、地元にプロ野球球団があるなんて本当に夢のようなうらやましい話です。 今年は交流戦を中心に、東京ドーム、神宮、インボイスで６試合ファイターズの試合を観戦し、５勝１敗の好成績の私ですが、来年はなんとかして札幌ドームに行ってみたいなー。 今年のファイターズは、「小刻みに目標設定することの大切さ」を教えてくれていると思います。 ファイターズの快進撃の陰に、上位３チームがあらためてプレーオフで優勝チームを決めるシステムであるプレーオフ制度あり、といわれています。 昨年５位だったファイターズはおそらく今年の目標は「３位以内に入りプレーオフに進出すること」だったと思います。 シーズン序盤、４～５位にいたころも、交流戦で５連敗をしていたころも、「３位に上がりたい」という思いがチームの大きな求心力になっていたように思います。 それが夏場にさしかかり、Ａクラス争いをしていたロッテを制して３位に上がったファイターズは、次に「プレーオフを地元で開催したい。そのために２位になりたい」が大きなモチベーションになったように思えます。 ファイターズは「いつか落ちる」と言われながらもペースを落とすどころか驚異的なハイペースで勝ち星を挙げ続けていました。それでも西武とソフトバンクの２強の壁は本当に厚く、ようやくソフトバンクをかわして２位に躍り出たのは９月１６日のこと。 いざ目標にしていた２位に立ってみたら、意外にもすぐ手のとどくところに１位の座があり、「よし、それならもうひと頑張りしてみるか」ということで最後の追い込みをかけたのではないでしょうか。 ９月１８日に一度、１位に立ちながらもあまりに接戦のため、２位の西武にマジックが出たりして、ファイターズにマジックが初めて点灯したのは残り１試合になってからでした。 息詰まる上位３強対決を制したファイターズは、レギュラーシーズン中首位にいたのはわずか１５日間。シーズン１位決定までの日数としては史上最短タイ記録だそうです。 その点で、常に優勝争いの常連である西武とホークスは、最初から１位に目標を置いていたはずで、伏兵といえるファイターズに１位をかっさらわれたショックはかなり大きいと思われます。 １勝というアドバンテージを得たファイターズへの挑戦権獲得のため、西武とホークスによるプレーオフ第１シリーズは10月７日から始まります。

  2006年09月28日

  コメント(2)

• 森千夏さんのご冥福をお祈りします。。。

  ８月９日、アテネオリンピックの女子砲丸投げに日本女子としては40年ぶりに出場した森千夏さんが亡くなった。 まだ26歳の若さだった。森さんには、取材で一度だけお会いしたことがある。 森さんは国士舘大学の出身だが、アテネオリンピックが終わった３カ月後、同じく国士舘大ＯＢでアテネ五輪に出場した柔道の内柴選手、鈴木桂治選手、シンクロの川嶋奈緒子選手と４人でのパネルディスカッションがあったのだ。 壇上での森さんは、とてもはにかみ屋さんという印象を受けた。 他の３人がメダリストということで、どこか引け目みたいなものがあったのかもしれない。 日本の投てきのレベルを考えると、オリンピックに出場すること自体がとても偉大なことだったのだけれど。 それでも、これからの競技生活への夢をいろいろと語っていた。 そのあと控え室でお会いした森さんは、少しぽっちゃり体型で笑顔がとてもかわいらしい女性だった。 それから大分経って、森さんが虫垂がんに冒されていることを新聞で知った。 そのときはまだ病名がわかっていなかったものの、実はそのパネルディスカッションのときどころか、アテネオリンピック前から病魔に冒されていたことも。。。 ご冥福をお祈りいたします。

  2006年08月10日

  コメント(0)

• ジーコ監督でよかったと思えるように。。。

  きのうは夏至だった。 これからまた夜が長くなっていくので、今のうちに日の長さを楽しんでおこう。 いよいよ予選グループ最後のブラジル戦が近づいてきた。 ここでちょっとクロアチア戦の振り返り。 「勝ち点３が必須！」と言われていたはずの試合、なんとか引き分けて勝ち点１を取り、日本代表は首の皮１枚つながっている状態。 でも「勝てなかった試合」というより「負けずに済んでよかった試合」だと思った。 宮本が相手に与えてしまったＰＫを止めてくれた川口は、初戦に続いて神だった。 あとはクロアチアのほうが圧倒的に決定的なチャンスは多かったが、彼らのもっさりした精度のない動きに助けられた。 今回の日本代表23人が発表されたとき、「このチームはバラエティーがないなあ」と思った。 ジーコ好みの似たようなタイプばかり集まった役割分担のはっきりしないメンバーだなと感じたのだが、あのときの違和感そのままの、バランスの悪さを露呈した試合だった。 フランスに引き分けた韓国は２試合とも監督の選手交代が当たったが、それもこれもベンチにスタメンの選手とは持ち味の違う人材があればこそ。 ジーコの場合は局面を打開したくてベンチを見ても、スタメンより少しレベルの落ちる（とジーコが判断した）同タイプの選手が座っているだけ。。。 どうしても点がほしいところで、中盤に人を使う意識の強い選手ばかりを並べてしまったために変化をつけられない。 小野は豪州戦でジーコ自ら、ダメ出ししてしまったかたちだし、あれだけ動けなくなっていた俊輔と小笠原を交代させる人材がいなかったのが痛い。 ジーコは玉田と大黒を入れたけど、何人ＦＷを入れても、ボールがＦＷまで届いていない状態では効果はない。 中盤からかき回せる選手がほしかったが、ベンチに残っていたのは遠藤だけで、彼はやっぱりボランチだし。 柳沢と玉田はともに決定機をはずしたが、でもたたく気にはならない。 今年の彼らはこんなもんでしょう。 ふだんからできていないプレーをＷ杯の舞台で「さあ、やれ」といっても難しい。 この期に及んで「シュート練習」ばかりやっている、というのは寂しい限りだけれど。。。 それもこれもジーコがＪリーグや、海外組にしてもふだんのリーグ戦を軽視した海外組偏重、代表での過去の実績偏重の弊害が出ただけ。 ブラジルは既に決勝トーナメント進出を決めているのでまだ可能性はある。 勝利へのポイントを聞かれたマリノスの岡田監督は、「ジーコがブラジルチームに一言話をつけること」とブラックジョークをかましていたが、そこは本当にジーコの顔で、「ジーコを監督に選んでやっぱり正解だった」と最後に思わせてほしい。

  2006年06月22日

  コメント(1)

• 交流戦は前・後期制がいいなあ。。。

  この日でプロ野球の交流戦が終了した。去年から始まった交流戦はすっかり野球ファンに定着した感がある。私もこの期間中、ふだん見られないチームを、ふだん見られない球場で４試合ほど観戦した。交流戦の優勝チームは２年連続でロッテ。同率優勝のかかっていたヤクルトが日本ハムに敗れたため、ロッテが優勝賞金5000万円を独り占め。（笑） セとパの対戦成績はセが１０７勝１分け、パが１０８勝１分けで、最終日でパ・リーグがセをうっちゃった。 １カ月半以上かけて行われる交流戦は、その後のペナントレースに大きな影響を与える。 今年の交流戦で調子を上げたのはロッテ、ヤクルト、楽天、調子を崩したのは巨人とオリックスだった。 でも好不調の流れができすぎてその影響が大きすぎる気もするので、各チームが一挙に36試合行う集中開催ではなく、18試合×２回に分けて、５月と８月というふうに実施したらいいのにと思う。

  2006年06月20日

  コメント(0)

• 運命のクロアチア戦を前に豪州戦の反省。。。

  さて、きょうは我らが日本代表の運命の２試合目クロアチア戦が行われる。 12日に行われたオーストラリア戦の結果はみなさんご存じのとおり。 ちょっと辛口になるけれど、感想を書いてみる。 私は今回の日本代表は正直、予選突破は難しいだろうと思っていた。 ４年前に私が期待し思い描いていた日本代表と、今の日本代表の姿はあまりに違う。 メンバーはほとんど変わらないのに、チームとして成長したという手応えがほとんど感じられず、停滞感があるのだ。 それでもそこはジーコの強運を信じて、「きっと何かを起こしてくれる」と思っていたんだけど。。。 オーストラリアは、Ｆグループ内ではいちばん勝てそうな相手と思われていたはずだった。 ファウルを取られてもしかたなかった俊輔のゴールが認められるというラッキーな出足で「いけるぞ！」と思ったんだけど。。。 今回の大会は番狂わせがほとんど起きていない。 本当に強いチームなら、あのラッキーな１点を守りきって勝てていたはず。 最低引き分けで勝ち点１でもよかったのに。 日本をよく知っているヒディングの割りには、俊輔へのマークは甘いし、日本の弱点である左サイドを攻略する様子でもない。 選手は全員初出場で、先取点を取られて空回り気味のオーストラリアを見て、「よし、いただきだ」と80分あたりまでは思っていた。。。 しかしそこから３失点とは。。。 川口はよくやっていた。 彼の神セーブがなければもっと早い時間に大量失点していただろう。 日本が点を取れないのは今に始まったことではなく、それより問題はやっぱりＤＦ陣にあると思った。 点が取れなくても失点しなければまだ道はつながるんだもの。 足がつった坪井が最初の誤算。 追加召集の茂庭を責めるのは酷だ。 オーストラリアの３ゴールはどれもすばらしいものだった。 それでも、日本の選手たちに相手のシュートを顔面でもいいから体ごとストップしてやるという気概がまったく感じられなかったのが残念だった。 ＤＦがよけてどーするよ。 やっぱり、ＤＦはフィジカルの強い選手でかためてほしかった。 終盤、前の選手は得点をねらいに行きたがり、ＤＦの選手は引き気味にしたがり、ボランチが孤立という事態。福西選手のこのコメントがすべて。●福西崇史（磐田）「守りきれなかった。追加点のチャンスがありながら、それが奪えなかったことがこうなった原因だった。相手に、簡単な攻めをさせてしまった分、DFが2列（前と後ろ）にさせられてしまった。DFは裏を取られたくないからあがってこないし、前はボールを取りに押し上げようとする。結果は結果。受け止めていくしかないでしょう。シュートは1本目はうかした感じになり、2本目はミートしすぎました」これが本当に４年間の集大成のチームなのか。。。 １点差ならともかく、３失点目は今後を考えるとあまりに厳しい。 勝ち点３が最低条件となったクロアチア戦は、４バックに変更するそうだ。 よかった♪ このチームは４バックのときのほうがいいイメージがあるので、オーストラリア戦よりはいい試合をしてくれるだろう。 ジーコが、というより代表がなんで３バックにこだわったのか、このコラムがちょっとおもしろかった。 ジーコは各ポジションに２人ずつといっていたけれど、今のチームには３バックのセンターには代えがいない。。。？ （本職であるはずの田中誠選手はジーコの中では真ん中の選手じゃなかったみたいだし、たとえ松田選手が好みでなくても、まだ他に候補はいただろうに。。。）最初から４バック中心でやっていれば、メンバーの人選はＤＦだけでなく、もっと大幅に変わっていたことだろう。。。 残念だ。。。マスコミも現金なもので、オーストラリア戦直前まではふだん絶対にサッカーなんて扱わないだろう番組までもがこぞって日本代表特集をやっていたのに、オーストラリアに破れたあとは、急に代表の扱いが小さくなっていた。 いろんな人たちの運命を乗せたクロアチア戦のキックオフまであと９時間半。今度こそ力を出し切り、スッキリした試合を見せてほしい。

  2006年06月18日

  コメント(1)

• 

  スワローズ×ファイターズ戦（6/13）♪

  手づくりのサンドイッチを持って神宮球場へ行ってきました。 ヤクルト×北海道日本ハムファイターズ戦。 空がどんよりしていて、ぽつぽつと落ちてくる雨が気になりもしたけど、試合開始と同時にやみました。 きょうは自由席。 といっても、５時半少し前に行ったら、３塁側はまだガラガラで、内野指定席と通路を隔ててるだけ、というかなりいい席に座れました。 試合は、ヤクルト先発ゴンザレス、ファイターズ先発ダルビッシュ、ともに乱調で壮絶な打撃戦になりました。 私の頭上をぎゅーーんと超えてレフトスタンドに飛び込むホームランを何度も見ました。 私の席からは、ファイターズのリリーフピッチャーやブルペンキャッチャーが頻繁に出入りをし、投球練習をしている様子がよく見えて、そちらの動きもおもしろかった。回が進んでもダルビッシュの調子は上がらず、それに伴ってリリーフの鎌倉と橋本の投球練習は熱を帯びていきました。 で、５回一死からツーランホームランを打たれて７－６と１点差に詰め寄られたところで、リリーフに立ったのは橋本。 で、そのあと二人をきっちり抑えてチェンジ。 次の打順はピッチャーからで、橋本がベンチのほうからこっちのほうに戻ってきたので、「ああ、ここで代打を出されて引っ込むのか」と思ったら、かなりの距離をダッシュしてやってきて、一瞬、中に入り、白い手袋を手にしてまたダッシュしてバッターボックスに戻っていった。（笑） リリーフに立った場面では次の打順のことまで頭が回らなかったんだろうけど、手袋なら自分で取りに来ないでだれか届けてやればいいのにねえ。（笑） ３時間40分もかかった試合は、９－７でファイターズの勝利。 すごーい、私が観戦したファイターズの試合は３戦全勝ですよん♪★この日、必死にウォームアップしていた鎌倉投手は、翌日先発するも打ち込まれて二軍落ち。。。一軍と二軍の壁ってやっぱり厚いんですかねえ。。。ファイターズの場合はそれでなくても二軍の本拠地は鎌ヶ谷にあり、一軍の札幌とは距離が離れているわけですが。。。☆途中降板のダルビッシュは肩痛を訴えて一軍登録抹消。しかしさほど重症ではないようで、こちらは一軍に帯同しながら様子を見て、１回ローテーションを抜けるだけで復帰できる模様。

  2006年06月13日

  コメント(1)

• オリンピックコンサート２００６♪

  ６月23日のオリンピックデーを記念して、今年もオリンピックコンサート2006がＮＨＫホールで開かれた。私はそのボランティアで参加。 コンサートの前にＪＯＣスポーツ賞の記念式典があり、荒川静香選手、岡崎朋美選手、上村愛子選手、皆川賢太郎選手、冨田洋之選手、吉田沙保里選手、薪谷翠選手が表彰されていた。 コンサートの司会はＮＨＫの野村アナとシンクロの武田美保さん。 オリンピックの名シーンの映像に会わせて、トゥーランドットやカノン、美しく青きドナウ、オリンピック賛歌、ジュピター、きみはわが心のすべて、乾杯の歌、グリーンスリーヴス、ボレロなどが演奏された。 合間にはオリンピアンが壇上に上がって楽しいトーク。 おもしろかったのはラデツキー行進曲。 武田さんは現役時代に３分45秒も息を止めることができたそうだ。 それがどのくらいの時間なのか、ラデツキー行進曲の演奏時間がちょうど３分45秒だそうで、タイマーを使って演奏してみせてくれた。 演奏は本当に３分45分ジャストで終わり、一同大拍手。 なお、この模様は８月25日（金）午前10時からＮＨＫのＢＳ２で放映されるそうです。

  2006年06月11日

  コメント(0)

• ファイターズ超満員大作戦が大成功♪

  この日、プロ野球の試合以上に話題になったのが、日本ハムファイターズのＳＨＩＮＪＯ選手のパフォーマンスだ。日本ハムファイターズでは、「（今シーズン２度目の）札幌ドームを超満員にしよう。ファイターズ超満員大作戦（43,000プロジェクト）第２弾」が行われていて、ＳＨＩＮＪＯ選手が高所恐怖症にもかかわらず、一役買ったというわけだ。ファイターズは交流戦のロード６連戦を５連敗と最悪の状態でホームに戻ってきたため、客足は心配されたが、高所恐怖症にもかかわらずあえてチャレンジしたＳＨＩＮＪＯ選手の熱意が実ったかたちでこの日、スタジアムは満員になったとか。 そのＳＨＩＮＪＯ効果かダルビッシュ投手も快投し、ファイターズは連敗ストップ。 ＳＨＩＮＪＯ選手は発想がやわらかでユニークな選手だ。 プレーそのものでお客を集めるべきだ、邪道だという声もあるかもしれないけれど、この日の阪神戦はとてもいい試合になって、ファン獲得大作戦としては大々成功。 ２００４年に東京ドームから本拠地を移して３年目。 地元に根付こうとするそういう努力って大切だと思う。 元札幌市民としてはうらやましい限りだ。

  2006年06月06日

  コメント(0)

• 東都大学野球の記事から

  東都大学野球の記事で懐かしい名前を見つけた。 ２部１位だった國學院大學が入れ替え戦の末、１部６位の立正大学を破り、27季ぶりに１部昇格を決めたという。國學院大学の監督は竹田利秋さん。 竹田監督といえば宮城県ではかなり有名な存在の方だ。 1968年から95年まで東北高校と仙台育英学園の野球部監督としてチームを何度も甲子園に出場させ、甲子園で通算30勝を挙げている。 今でこそ東北や北海道のチームは室内練習場の整備や、野球留学もあって強くなってきているが、昔は雪国のハンディを抱え、明らかにレベルが低かったことを考えると、この勝利数は驚くべき数字で、まさに宮城県の高校野球の父とも言うべき存在の方だ。 竹田さんは96年からは大学野球に転身、母校の國學院大學の野球部監督に就任して11年目にしてようやく悲願の１部昇格を果たしたということだ。 教え子には、横浜やマリナーズで活躍した大魔神こと佐々木投手（東北）、ドジャーズにいる斉藤隆投手（東北）、日本ハムの金村暁投手（仙台育英）、ロッテの渡辺俊介選手（國學院）、巨人の矢野選手（國學院）などそうそうたる選手の名前が並んでいる。 １部に昇格した竹田監督率いる國學院大學は、二部の主戦場だった神宮第二球場から神宮球場に場所を移し、新たな戦いに挑むことになる。

  2006年06月06日

  コメント(0)

• 「空転８８分」と書かれた試合

  きのうの夜、マルタ戦をやっていた。 今さら思うけど、このチームはやっぱり４バックをメーンでやっていってほしかったなあ。 個人的にはこのチームは４バックのときのほうがやりやすそうだったイメージがある。 ４バックなら俊輔ががちがちにマークされて終わり、なんて事態はある程度防げるし。。。 何より小笠原や小野がもったいないよー。。。 でもまあ、４バックをメーンにしてしまったら、ＤＦの主要なメンツは今と変わっていただろうけどね。 一体だれのための３バックだったのかなあって考えたときに、ＤＦに登録されているあの方とあの方のためだったんだろうなーと思う。 でもそれほど３バックにこだわるなら、なぜ右サイドはずーーーっと加地さんだったんだろう。４バックの右ＳＢなら加地さんが不動のポジションを築き上げていてもまあ納得するけど、３バックの中盤右サイドならもっといろんな選択肢があったと思うんだよねえ。。。 ５人の選手を途中投入して最後までベンチに残ったのは、サブＧＫの楢崎と土肥さん、捻挫中の加地さん、田中マコさんに代わる追加召集になったモニワくん、ドイツ戦に出た高原とヤナギさん。 ここまではまあポジション上とかケガとかいろんな事情で仕方ないとして、ＭＦで唯一、ボランチの遠藤ヤットくんが最後までベンチに残った。 冷静に考えて、こういう試合でも出られないということは、本戦でもまあ彼の出番はないんだろう。 よく言われてたけど、やっぱりこのチームはボランチが多すぎだったよなー。 Ｗ杯じゃ「虎の子の１点を守りきる」というより、「どうしてもあと１点を取らなければ」という展開が多くなると思うしね。。。

  2006年06月05日

  コメント(0)

• 

  日ハムまた勝ったどー♪

  なぜ私はきょうも東京ドームにいるのだろう？ そんな予定はなかったはずなのに。。。 昨夜12時を回ってからなぜか急に決まったのだ。（笑） 前々日に続き、巨人vs日本ハムファイターズのカード。 前日は巨人が勝利をおさめ、１勝１敗で迎えた第３戦、結果は。。。？ 来てよかった♪ 私が応援していた日本ハムがまたまた勝利をおさめてくれました♪ 新人ピッチャーの八木くんはすごい。 ひょうひょうと強打者の並ぶジャイアンツ打線を抑えていきます。 いつもは中６日のローテーションだったのがこの日は中５日ということで、７回に入ってスタミナが切れたか巨人打線につかまり途中降板したものの、天晴れな６勝目です。 上の写真は、日本ハムがピンチを迎えてマウンドのあたりではピッチャー交代やらなんやらでわさわさしているときに、ＳＨＩＮＪＯ選手を筆頭に緊張感のない外野陣がスタンドのファンを何やら喜ばせようとしているところです。（笑）巨人打線はねえ、一人ひとりはとてもこわいんだけど、たしかに「打線」としてはつながりがないなあという印象でした。 そのあとちょこっと居酒屋さんへ。私はデザート食べていませんよ～♪（ひとくちずつしか。。。（笑）

  2006年05月25日

  コメント(0)

• 

  東京ドームで初めての日ハム観戦♪

  さあて、仕事を片付け、夜は雨にも負けず東京ドームへ。 きょうは楽しみにしてた巨人vs日本ハムファイターズ戦です。 観戦前に、野球博物館でＷＢＣの優勝トロフィーなどを眺めてきました。 トロフィーはピカピカできれいでした。 日の丸の寄せ書きや選手のスパイクなども置いてありました。 優勝できて本当によかったなあ。。。試合中は、ジャイアンツファンの友人にサンドウィッチ状態で観戦。 ええ、ええ、私はにわか日本ハムファンですとも。。。試合のほうは９回に追い上げられて少しひやっとしましたが、お目当ての小笠原選手は無安打に終わったものの日ハムが５－３で勝利しましたよ♪ 私は巨人が一つアウトになるたび音を立てないように手をたたいて喜び、日ハムの選手がヒットを打ったり点を取れば声を押し殺しながら歓声をあげていたのでした。（笑） そして試合終了後には、こんな色とりどりのドリンクで軽く反省会です。（笑）

  2006年05月23日

  コメント(0)

• 

  関東インカレ　＆　ナビスコカップ予選最終日♪

  きのうは久しぶりにとっても気持ちのいいお天気。 こんな日はアウトドアでスポーツ観戦に限る。というわけで、陸上の関東インカレとＪリーグのナビスコカップ観戦のはしごをしてまいりました。 関東インカレは５月13、14、20、21日の４日間で行われ、初日に引き続いての観戦です。この日の会場は日産スタジアム。 先週の上尾は無料だったけど、さすがにここは入場料を取るのね。（笑） お目当ては男子５０００ｍ。 二部のレースは接戦になりました。 序盤は大東大、駒澤大の選手を中心に進んでいましたが、終盤、宇賀地（駒大）、木原（中央学院）をぐーっと追い込んできてデッドヒートに打ち勝ったのは高橋優太（城西）選手。 宇賀地と高橋はまだ１年生。今後が楽しみな選手たちです。 一部の５０００ｍはモグス（山梨学院）の圧勝です。 これでモグスは１万ｍ、1500ｍ、5000ｍの三冠だなそうな。 大学対抗でポイント争いをしているだけに、一人でこれだけポイントを稼いでくれる選手がいれば助かりますよねえ。。。スタート早々、注目は２位争いになってしまい、伊達、佐藤悠基（いずれも東海）、上野（中央）、竹澤（早稲田）の４人の順位は目まぐるしく入れ替わりました。 中盤から伊達が覚悟のロングスパートで集団から抜け出し、上野も遅れてスパート、佐藤悠基と竹澤はついていくことなく、着順はモグス、伊達、上野、佐藤悠基、竹澤となりました。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ そのレースが終わって席を立ち、今度は小机駅から等々力競技場を目指して急いで武蔵小杉へ。 ナビスコカップの予選最終日、川崎フロンターレvs鹿島アントラーズの試合です。 スタジアムには、試合が始まって３分過ぎぐらいになんとか着くことができました。 鹿島は代表に小笠原を取られ、正ボランチが二人ともケガという苦しい布陣。 序盤はそれでも五分に近い展開をしていましたが、徐々にサイドから攻め込まれる時間が増えてきました。 なんとかしのいでいましたが、26分、守りきれずにＯＧで失点。 川崎はすでに決勝トーナメント進出を決めていますが、鹿島は最低引き分けないと予選突破は危うい状況にあり、少ないチャンスを生かし、38分に野沢の美しいゴールで同点に追いつきました。 後半の鹿島は川崎に支配される時間帯が続きます。 川崎はいつものことですが、３人の外国人選手が鋭い動きで攻撃を活性化して、いいリズムをつくっていきます。 鹿島はボランチで支えきれないため、ずるずるＤＦラインが下がらずを得ず、ボールがほとんど前には出てこず、攻撃どころではありません。 ＦＷもＭＦもともかく全員、必死で守っていましたが、後半21分、頼みのエースＦＷで、唯一、攻守に動きのよかったアレックス・ミネイロが退場。 現地ではよくわからなかったけど、２枚目のイエローだったのですねえ。 審判のことはとやかく言いたくはないけど、ファウルの基準があいまいでえらく偏っていたような気がします。 ここから先の鹿島は、もう逆転はあきらめたかのような慎重な試合運びになりました。 おそらく「引き分け狙い」に目標を切り替えざるを得なかったのだと思います。 しばらくの時間帯、鹿島は攻め込むことはできないながらも、なんとか耐え忍び、微妙で難しいバランスを保っていました。 ところが後半35分、川崎についに１点を取られてしまいました。 鹿島はここでようやく選手を交代し、ＦＷ二人を投入しますが、なんかどこかおかしい。 交代選手なら積極的に動き回ればいいものの、田代も興梠も味方のちんたらに付き合っている感じ。 結局、川崎に好きなようにボールをキープされ、試合はそのまま１－２で終わってしまいました。終わってみれば、鹿島は破れたものの、他のグループの結果により最下位ながら決勝トーナメント進出となりました。 選手交代した時間帯では、どうも「このままいけば予選突破濃厚」の状況がベンチに伝わっていたらしい。 「このまま無理せず、ケガ人を出すことなくゲームを終わらせるように。。。」の指示でもあったに違いありません。 そうじゃなければあのちんたら具合は理解不能ですもん。。。

  2006年05月21日

  コメント(1)

• 

  大学陸上関東インカレ

  大学陸上好きの友人と上尾まで関東インカレ初日を見に行った。 上尾って遠いイメージがあったけど、新宿から１本で行けてそれほど不便なところではないのね。 入場無料で観客席はほとんど大学関係者ばかり。 雨の中、屋根のあるところも各校の陸上部員が占拠していたが、すき間を見つけて潜り込んだ。 最初の15分ぐらいは、「無関係者がここにいていいのかな」という気分だったけど、すぐに慣れた。 一部と二部があって、私の中では各校の序列は箱根駅伝の成績がベースになっているけれど、意外とそうでもない。 たとえば駒澤大学は二部だ。 長距離が強いだけではポイントが足りず、短距離や投てきなどまんべんなく得点を積み重ねることができないと一部にはいられないんだな。 大学対抗だから応援合戦がけっこう楽しい。 そして多分、女子大だろう応援が、声が高いだけに目立っていた。 選手がスタートラインに立つたびに、 「ひろみ～（各選手の名前が入る）、みんなの力を、あげた～い♪」 そしてゴールを切るたびに、 「ひろみ～、おつかれ～♪」 とハモリながらエールを送るのだ。 ３０００ｍ障害はただいっさい雨でピッチが悪いのに水濠があって大変そう。 男子４００ｍ予選は、今年から大学生になった金丸選手（法政）がさすがに強かった。 寒かったので途中近くのレストランでコーヒータイム。（頼んだカプチーノがぬるくてちょっとがっかり。） 急いでスタジアムへ戻ったら二部の１万ｍが始まっていた。 そのあと、おもしろかった一部の１万ｍ。 スタート直後にモグス（山梨学院）とダニエル（日大）がぶっちぎり、３位グループに佐藤悠基（東海）、竹沢（早稲田）、伊達（東海）、保科（日体大）が前の二人を追いかけ、そこから大きく引き離された第３グループが自分たちだけで独自のレースを展開している感じ。 モグスは次第にダニエルとの差を広げていき、何人もの周回遅れの選手を出して優勝。 彼は２日目には1500ｍにも出場して優勝したそうで、あと5000ｍも残っているから、一人でポイントを荒稼ぎしていくんだろう。 ダニエルは３位グループに追い上げられたが２位。 ３位グループは途中順位を入れ替えながら、最後は佐藤悠基が３位に入った。 新宿に戻って夕食。 中華のお店でフカヒレセット（フカヒレ入りの麺とフカヒレ入りのギョーザ）を頼んだのだけれど、写真を撮るのを忘れました。。。

  2006年05月13日

  コメント(0)

• 新聞の誤報

  夕方から、テレビ朝日に籠もって『生きたい』の原稿の校正作業。 某スポーツ紙に、４月２日に大阪であったフィギュアのエキジビションで「荒川に中野が激突した」という記事が割と大きめに載っていた。 なんでも荒川さんが氷上にいたときに中野友加里さんがぶつかってしまって、荒川さんがしばらく立てなかったとかなんとか。 いかにも中野さんを糾弾するような見出しのつけかただった。。。 しかし事実は違った。このエキシビを見た人の話によると、ぶつかったのは中野さんではなく中庭健介選手だったそうだ。 なのになんで中野さんやねん。 なんだかなあ。。。 男性と女性を見間違えるわけもなく、この記者はいったい何をしたかったのだろう。 で、やっぱり抗議が行ったらしく、しばらくしてＷＥＢサイトの記事だけは修正されていた。 それまで「中野選手」となっていたところが消してあって、ただの「他の選手」と差し替わっていました。 中庭選手じゃニュースバリューがないってか。。。？（苦笑）

  2006年04月03日

  コメント(0)

• ３月26日　世界フィギュア選手権のまとめ♪

  今ごろ世界フィギュアのまとめなど。 男子は織田くんが総合４位。 ザヤックルールにまたもやひっかかってジャンプが一つ無効になり、表彰台を逃したのは惜しかったけど、でも上位選手では唯一オリンピックに出場できていなくて知名度の心配もあった中、この結果は上出来。 これで来年の世界選手権は出場枠２を確保してくれた。女子はまたもやサーシャ・コーエンが崩れ、マイスナーが逆転優勝。 でもなんかこのマイスナーの採点には不満があった。 ３－３ジャンプの判定が甘くないかなあ。。。 全然、回転が足りないと思うのにこれじゃあ新採点の意味がないような。。。 でもってすぐりんは２位。 これで世界選手権３度目の表彰台だそうで、もっと騒いでもいいと思うのに、なんかすぐりんって地味な扱いをされちゃうんだよねえ。。。 中野さんが５位に入ったことで女子は世界選手権３枠を守った。 やっぱりトリノオリンピックには中野さんに出てほしかった。。。来年の世界選手権は東京体育館で行われるそうで、本当に楽しみ♪絶対見に行くぞ！

  2006年04月01日

  コメント(0)

• 熱いぜ、イチロー！！

  きょうはなんといってもＷＢＣ。 韓国と３度目の戦い。 ひょっとしたらという期待はあった。 韓国は強いチームだけれど、どうもここまでうまく行き過ぎているという気がしていた。 またベスト４に入り徴兵免除が発表されたことで、彼らのモチベーションはどうなのだろうという懸念もあった。 一方でここまで苦戦続きの日本は、本当に冷や冷やの綱渡りを続けながら首の皮一枚つながってなんとか準決勝というステージに勝ち上がった。 韓国からしてみれば、「ここまで自分たちは６戦全勝で来ているのに、なんで今さら３敗もしている日本となんだ」という気持ちになったかもしれない。 摩訶不思議なレギュレーションのお陰で、韓国はトップ通過にもかかわらず、なんのアドバンテージももらえず、日本はなんのハンディもなく、五分と五分の立場で準決勝に臨むことができたのだ。 これはどう考えても、日本のほうがもうけもんだ。 日本は「意地にかけても三連敗はできない」と燃えていたし、「球界全体のレベルはまだ日本のほうが上」と日本に一目を置く韓国にしてみれば「そろそろ負けるころかも。。。」という弱気がちらっと脳裏をかすめたかもしれない。 試合は力のこもった投手戦になった。 日本は国際試合にめっぽう強いという上原が好投。 不調の福留をはずし青木を入れた問題の打線は押し気味に進めながらも、不運も重なり、どうにもチグハグな攻め。 もう一押しができず互いに無得点が続く。 先攻の日本は先手を取らないと苦しくなるなあと思っていた６回裏、あわやホームランかと思われた韓国の大飛球はギリギリのところでファウルになった。 ふう、危ない、ラッキーと思った瞬間、その大飛球をなんと多村が好捕していた。 超ファインプレーで先頭バッターはアウト。 振り返ればこのワンプレーがこの試合の流れを決めたように私には思える。 ７回表、日本は４番松中が二塁打を放ち、無死二塁というチャンスを迎えた。 しかし続く多村はバント失敗で三塁に送れず、またまたいやな雰囲気になってきた。。。 「多村～、さっきファインプレーをホメたばっかりなのに何やってんだよお！」 ここで王監督が動いた。 代打福留。 不調の福留をここまで引っ張りすぎという非難もあっただけに危険な賭けだった。 その福留が値千金のツーランホームラン！ そのあとも繰り出されるピッチャーに痛打を浴びせ、日本は７回に５点、８回にも１点を加えて６－０とリードを広げた。 先制されもっと抵抗するかと思った韓国だが、意気消沈したのか意外にもあまりこわさは感じられなかった。 心配された誤審審判のボブくんは二塁塁審を務めていたが、アメリカが敗退していたせいか、暴れる暇はなかったようだった。 日本はこれで決勝進出！ このＷＢＣが始まっていちばん印象が変わった選手は、イチロー選手だ。 私はこれまでイチローが好きではなかった。 いつも変に気取ってクールを装っていて、自分の技術のみを追求し、あまりチーム成績には興味を持たないタイプかと思っていた。 松井など日本人メジャーリーガーがＷＢＣへの態度を保留する中で真っ先に参加を表明したことも、私には意外に思えたほどだ。 でも私は誤解していたようだ。 ＷＢＣにおいて、イチローはだれよりも喜怒哀楽を激しく表し、かなり素の部分を見せてくれている。 二次リーグで韓国に敗れたあとは人一倍悔しさを顔に出し、たなぼたで準決勝進出が決まったときは本当に満面の笑みを浮かべ、試合中は常に先頭に立ってチームを鼓舞しとチームリーダーとしても八面六臂の大活躍。 「イチローってこんな熱い男だったのか。こんなにもチームの勝利に飢えていた男だったのか」と驚かされている。 そのイチロー、きょうは７回表に５点目となるタイムリーヒットを放ったのだが、そのときはすでに勝敗の大勢はほとんど決したあとで、一塁ベースに走り込んだイチローの表情はいつものクールなそれに戻っていて、そのギャップがまた可笑しかった。 決勝の相手はキューバ。 あさってには初代の世界チャンピオンが決まる。 がんばれニッポン！

  2006年03月19日

  コメント(4)

• 大日方選手が金メダル♪

  うぉーっ、仕事でトラブル発生。。。！！ 私はあんまりパニックには陥らないほうだけど、今は気力・体力・能力ともに疲弊し切って全く余力のない状態なので、なんかもう「今だけはやめてくれーーーーっ！！」と髪をかき乱したくなった。。。 トリノで開かれているパラリンピックで、女子アルペンの大日方邦子選手が大回転（座位）でようやく金メダルを獲得。 ここまで２つの銀メダルは取っていたけれど、どうしても表彰台の真ん中に立てなかった大日方選手、３種目目にして念願の金メダルを手にした。 ちなみにこの二つ目の記事を書いた方は、大日方さんのご主人らしい。 大日方選手はこんな人だ。３歳のときに事故で右足を失い、左足にも障害が残るという。 ふだんはＮＨＫに勤務し、教育系の番組のディレクターを務めている。 以前、ＮＨＫに伺って取材をさせていただいたとき、パンツ姿で颯爽と仕事に励んでいる姿がとても素敵だった。 車いすを使いつつも職場では義足をつけているので、ほとんど身体のハンディを感じさせない。 練習と仕事と家庭という三つのフィールドで活躍するとても素敵な女性なのだ。 金メダル、おめでとうございます♪

  2006年03月18日

  コメント(2)

• 野球の神様はいた♪

  ＷＢＣで前日、韓国に敗れて準決勝の自力突破のなくなった日本は、メキシコvsアメリカ戦の結果にわずかな望みをかけていた。 それでもいろいろな付随条件があり、日本に敗れてディズニーランドに行ってしまったメキシコチームがアメリカを打ち破る可能性は皆無に等しいように思えたし、メキシコが２点以上取る確率も非常に少なく思えた。 それがすべて日本に好都合にことが運んだのだからわからないものだ。 その時間、私は自宅にいたけれど、テレビ中継を見る勇気がなくてはじめはテレビをつけていなかった。 それが昼過ぎのワイドショーで「このまま試合が終われば日本は準決勝進出です」と聞き、あわててチャンネルを変えてみたら、アメリカの８回表の攻撃中だった。 あとアウト６つ。。。 最終回は一死一、二塁になり、「追いつかれたらやばいよ～」と思っていたが、次打者は割と淡泊にゲッツー！ やった、やったーーーー！ 準決勝はどこと当たるかというとなんとこれがまた韓国と相まみえることに。。。 ふつうはもう一組の１、２位とたすきがけで対戦することになるんだろうに、いったいどんなレギュレーションなんだか。。。 これじゃ、韓国にとっても１位通過したメリットが何もないんじゃないの？ アメリカが準決勝に勝ち上がることを想定して、とことんアメリカに有利になるように考えた結果なんだろうなあ。。。 そしてこの試合、１塁塁審を務めていたのはあの誤審男・ボブ・デイビッドソンではありませんか。（もうすっかり名前も覚えてしまいましたよ。。。） このボブくん、期待にたがわず、またまたやらかしてくれましたよ。 メキシコのポール直撃のホームランを二塁打判定。。。 世紀の大誤審ですよ。。。 こんな彼がなんの罰則を受けることなく、日本vs韓国戦にまた出てくるというのだから二の句が告げない。。。 今回の大会の今後、修正すべき課題として「審判のレベルの低さ」が挙げられているけれど、ボブくんの場合はレベルが低いのではなく「わざと誤審をしている」ようにしか見えない。 じゃなければ、いついかなるときでもアメリカ有利のジャッジにはならないよねえ。。。 メキシコのお陰で生き返った日本チーム、三度目の正直だぞ、ミスをなくしてがんばれ～♪

  2006年03月17日

  コメント(4)

• 金曜日はtotoとＦＳの日♪

  金曜日は、翌日のＪリーグの試合に備えて、totoとＦＳ（ファンタジーサッカー）の編成をする日。 リーグ戦で買えるtotoは３種類ある。・13試合の勝ち負けを予想するふつうのtoto ・今年から始まった５試合分の予想をするミニtoto ・３試合のゴール数を予想するtotoゴール３ 私は毎節500円をスポーツ振興に貢献しようと決めている。 今季は第３節まで、ふつうのtotoを４口とミニtoto１口を購入している。（totoゴール３はたった３試合分とはいえ、ゴール数を予想するのは勝敗を予想する以上に難しいから避けている。） でもミニtotoってなんか中途半端でつまらないなあ。。。 toto予想がはずれればミニtotoも同時にはずれることになってしまうわけで。。。 大幅に予想を変えたほうが楽しめるのかなあ。。。 それともやっぱりtotoゴール３のほうにチャレンジしてみよっかな？ ファンタジーサッカーのほうは決まった資金の中でチームを編成して、実際のJリーグの試合での活躍度に応じてファンタジーポイント（fp）が与えられ、年俸も増減し、合計ポイントを争うもの。 現在、81972チームが登録されており、成績上位者は上位リーグに昇格でき、下位チームは降格する。 私はいま上から２番目のイースタンリーグにいる。 ２回続けて昇格に失敗しているので、今季はなんとか昇格したい♪

  2006年03月17日

  コメント(0)

• 無念のＷＢＣ。。。

  きのうもきょうも家で必死にお仕事中。 どうがんばっても全然終わらずむしろ増えるばかりで、９時ごろから１８時ごろまでと、２０時ごろから５時ごろまでの１日２サイクル体制に突入しています。。。 ＷＢＣ二次リーグ。 きょうは韓国に負けてしまって準決勝進出への望みはほぼついえました。 韓国は強かった。 そして日本はやっぱり役者が足りない。 松井や井口、城島などがいないのが響いていた。 各チーム２人までという制限をしてベストメンバーを組まなかったアテネでの失敗を、少ししか生かせていなかったのが残念だ。 日本にしてもアメリカにしても、まだまだ各チームやリーグのエゴがまかりとおって、ＷＢＣのステイタスを高めるために一枚岩になれなかったというのが問題だ。 やっぱりオリンピック種目に復帰するのは難しそうだなあ。。。 残念といえばそりゃあアメリカ戦のあの誤審でしょう。 あれがアメリカチームにも動揺を与え、次の韓国戦では韓国に有利に働いた。 韓国には追い風が吹きまくっていた。 でも、それもこれも東京ドームでの逆転勝ちが韓国に勢いを与えてしまったのだ。。。 松坂投手の好投と小笠原選手の先制２点タイムリーで勝った、きのうのメキシコ戦だけはよかったのに。。。 結局、あの審判のお陰でアメリカは準決勝に進出できるわけだ。。。 にしても、判定を覆したあの球審がきのうのメキシコ戦でも塁審を務めてたとか。。。 そういう無神経なところが信じられない。。。 日本が運営していたなら、問題を起こした審判はその当該チームの試合からははずすだろうに。。。 もっともアメリカ人は、あの事件を「問題だ」とは思っていないのかもしれないけど。。。

  2006年03月16日

  コメント(6)

• 世界ジュニア、お疲れさま♪

  世界ジュニアで優勝した小塚選手と銀メダルの浅田真央選手がそろって帰国。 男子の小塚くんには去年の織田くんに続いての連覇が期待されていたけれど、みごとに期待に応えてくれちゃった♪ 初出場で初優勝はなかなかできるもんじゃない。 15歳ながら、フリーでは高いジャンプをすべて成功させ３位に食い込み、総合では５位入賞を果たした無良くんもすごい。 昨年だったかエキジビションで見たときはまだ細くて小さい男の子で、将来が楽しみだなあと思っていたのに、こんなに早く世界に飛び出すとはねえ。。。 一方で、真央ちゃんは残念ながら２位だった。 バンクーバーに向けての横一線になってのスタート地点と考えれば、ここで一喜一憂しても仕方がない。 それに優勝したキム・ユナ選手と違って、今年メーンをシニアの試合に置いてきた真央ちゃんにとっては、ジュニアとのかけもちは大変だったろう。 それに比べてユナのプログラムは完璧だった。 寸分のスキもなく高得点を計算され尽くしたプログラムで、彼女はそれを正確にこなしていた。 ただユナにも課題はあって、あまりにも演技が機械的でおもしろみがないので、そこに情感を加えていくというのはまた大変な作業になるだろう。 真央ちゃんにはここで味わった敗戦を大きなプラスにしてほしい。 ただ４回転へのチャレンジはどうなのかなあ。。。 男子と違ってトリプルアクセルだけでも十分な武器なので、あえてチャレンジしなくても。。。という気はする。 ４回転へのチャレンジ以前に、クリアしなければならない課題もたくさん見つかったのではないだろうか。 来季からは、ユナとトリノにも出場した有力選手たちを交えてシニアでの勝負が始まる。 ただとても悲しいのは、日本のリンク事情があまりに貧困なこと。 あっちもこっちも閉鎖されてしまって、有力選手ですら練習場をもとめてさすらわなければならないという悲惨な状況に陥っている。 国ぐるみで選手強化に支援している韓国との差が、ここで出てくるのが悔しい。 たとえばトヨタとかロッテとかフィギュアスケートをスポンサードする気があるのなら、まず通年営業のスケートリンクをつくってくれないかなあ。 日本の行政はよく「ハコモノ行政」といわれて批判されているけれど、スケート界こそはまずはそのハコモノが必要なのです。。。 そうでないと、それでなくても間口の狭い底辺がますます閉ざされて、小塚くんや無良くんのように親がフィギュア選手だったという二世選手しかいなくなってしまう。。。 キム・ユナ選手がジャンプの練習に使っているハーネスという器具は日本のリンクにもあることはあるけれど、一般のお客さんと一緒に滑っている現状では使うことはできないのだそうですよ。 本当は練習場の整備など、企業や学校に頼らずに国がやるべきことなのだけれど。。。さてさて今年のラストを飾る次の試合は、２０日から始まる世界選手権ですよ。これは来年、東京で開かれる世界選手権の出場枠のかかった大事な試合。男子は２枠獲得を目指して織田信成選手が出場。（１０位以内に入ることが条件）女子は３枠の継続を目指して、村主章枝選手、恩田美栄選手、中野友加里選手が出場。（条件は上位２人の順位を足して１３位以内）アイスダンスはトリノにも出場したなべきど組が出場します。みんながんばれ～♪

  2006年03月14日

  コメント(0)

• 名勝負３題♪

  スポーツ三題。 名古屋国際マラソンで弘山晴美選手が残り１キロ地点で執念の大逆転で感動のマラソン初優勝♪ 弘山さんはマラソンに関してはどちらかといえば悲運が続いていただけに、本当によかった。 今後は未定とのことだけれど、その先に世界選手権やオリンピックがあるといいなあ。 トリノで大注目を浴びたカーリング女子の日本選手権。 青森の会場は入場制限するほどの人気ぶりだったらしい。 こういうオリンピック効果はいいなあ。 カーリングは、ストーンが投げての手を離れてから、「どうだ」「どうだ」とみんなが息を詰めて見守るあの時間が好き。またテレビで生中継を見てみたい。 初戦でいきなり破れ、中学生にも破れて心配されたチーム青森だが、決勝ではライバルチーム長野を下し、優勝した。 優勝したチーム青森は、今年９月のパシフィック選手権、そして来年３月に青森で開かれる世界選手権に出場することになるが、サードの林選手とスキップの小野寺さんの進退はまだ白紙らしい。 カーリングは年齢に左右されない生涯スポーツだと思うのに、社会人が競技スポーツを続けていく環境が整備されていないことが悲しい。。。 世界選手権は青森で開かれるのだから、せめてそこまでは続けてほしいなあ。 10日にトリノパラリンピックが開幕した。 バイアスロンでいきなり二つのメダルを獲得♪ 女子視覚障害１２．５キロでは小林深雪選手が長野大会以来の金メダル。 女子立位１２．５キロでは高校生の太田渉子選手が根性の銅メダル。

  2006年03月12日

  コメント(0)

• 2016年東京オリンピック招致を都議会が決議♪

  きのうはアタマの右側のてっぺんのほうがずっと痛かった……。 私はめったに頭痛などないので、すごくイヤな感じ。 でもきょうは大丈夫。 睡眠不足やらハードワークがたたってるのかなあ。。。 東京都議会が2016年夏季オリンピックの招致を決議した。 立候補をウワサされていた札幌と名古屋が名乗りをあげなかったため、福岡との一騎打ちとなる。そのコンセプトはコンパクト。 ややもすると広域開催になりがちな現在、これはとても大事なポイントだ。招致にあたっては、できるだけ既存施設を利用する。 このリサイクルの時代、比較的、施設がそろっている東京にはぴったりな考え方。 当初、サッカーのＷ杯会場としての利用を目指していたにもかかわらず、度重なる予算削減のため中途半端な仕様になっている味の素スタジアムも、できれば有効活用してほしいなあ。。。東京都は来月下旬までに日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に立候補意思表明書を提出する。 国内立候補都市は、８月３０日に絞り込まれる。

  2006年03月09日

  コメント(2)

• とことん現役にこだわって♪

  おととい、トリノオリンピック後、転戦を続けていたスピードスケートの岡崎朋美選手らが帰国。 去就が注目されている岡崎選手はもう１年現役を続行するようだ。 同じくトリノで４位だった村主さんもバンクーバーを目指すと言っている。 今回のトリノ五輪で日本選手団はベテランの活躍が目立ったけれど、彼らの多くが現役続行をするようでなんだかとってもうれしい。 今回のオリンピックで日本が不振だった原因に、よく世代交代の失敗が挙げられているけれど、それは決してベテラン選手が悪いわけではない。 ベテラン選手を抜けない若手選手が不甲斐ないだけであって、ベテラン選手にはなんの罪もない。（原田選手の失格だけはひどくガッカリさせられたけど。。。） 以前、中日の川相昌弘選手を取材したときに、とても印象に残ったことがある。 それは、「現役にこだわりたい」という強い思いだった。 現在41歳で現役最年長野手の川相選手は、巨人在籍時の2003年のシーズン終了時、一度、引退宣言をしている。 このときのいきさつを伺うと、まだ現役でやれる自信はあったけれど、原辰徳氏に是非コーチとして支えてほしいと頼まれ、原さんとチームのためになら、とユニホームを脱ぐ決心をしたということだった。 ほとんどの選手が同じような状況で、余力と現役への未練を残しながら、ユニホームを脱いでいくのだという。 川相さんの場合、その原氏が電撃的に監督を解任されたことで、コーチ就任の話も宙に浮き、巨人への忠義を尽くす必要もなくなったため、それならもし自分を必要としてくれるチームがあるのなら、徹底的に現役にこだわってみたいという思いで中日のテストを受けた。 ベテラン選手が現役を続けていくには、なまやさしいことではない。 大いなる努力が必要だ。 川相さんはオフになっても、ほぼ毎日、トレーニングを続けているそうだ。 毎日のトレーニングは大変だけれど、自分がプロ生活で培ってきたものを生かす場と自分の気力がある限り、現役を続けていきたいと熱く語っていた。 年齢ではないのだ。 要は努力と気力なのだ。 やめるのは簡単だけど、ここまで何十年とかけて積み上げてきたものを「まだできる」という思いを残してやめていくのはもったいない話だ。 オリンピックに出場したベテラン選手の人たちにも、みなとことん「もうやり尽くした」と満足しきれるほど、体力と気力の限界までぎりぎりやり抜いてみてほしい。

  2006年03月07日

  コメント(0)

• どん底からの建て直しを。。。♪

  トリノオリンピックが終わって10日ほどが過ぎた。 このあたりでトリノオリンピックの脳内反省会でもしてみよう。 今大会の日本選手団入賞者リストは下記のとおり。（　）内はソルトレークとの比較。 前回に比べると、やっぱり地盤沈下しているのがわかる。 １位：１（０） ２位：０（１） ３位：０（１） ４位：５（３） ５位：１（５） ６位：４（５） ７位：４（５） ８位：４（７） アテネオリンピックでの大躍進がいかにバブリーなものだったかという現実をしっかり見せつけられた大会だった。 でも冬季五輪だけで比較すると、前回のソルトレーク五輪では銀１、銅１とメダルがたった二つしか取れなかったのに、それを「たまたま」取れなかったと現状認識をあやまっていたことが敗因の一つ。 いま思えば二つ「しか」ではなく、二つ「も」取れたことがラッキーだったのだ。 これだって清水選手に里谷選手と、長野オリンピックの遺産で取っただけだったのに。。。 アテネでうまくいったのは、西が丘で整備が進められているナショナルトレーニグセンター効果が大きく貢献していた。 でもそれはあくまでも夏の競技であって、冬の競技の強化拠点についてはまだまだ環境の面で未整備であることが証明されたかたち。 荒川選手が「自分の育ったリンクも閉鎖されてしまった」といっていたように、通年使えるスケートリンクがどんどんなくなっている。 氷の種目はさほど雪国でなくても施設さえ整っていれば強くなれるのに、日本にはその冬用のナショナルトレセンがない。。。 選手のがんばりがどうのこうのという前に、国として最低限、スポーツを続けられる環境を整備していってもらいたい。 それと今回は４位の選手が多かったのがちょっともったいない感じ。 ・及川佑（スピードスケート500ｍ） ・岡崎朋美（スピードスケート500ｍ） ・スピードスケート女子チームパシュート ・村主章枝（フィギュアスケート女子） ・皆川賢太郎（アルペン男子回転） 予算がたくさん余ったのだろうから、この人たちにも報奨金をあげてほしかった。。。 不振不振といわれながら、2010年に向けての楽しみな素材もたくさんいる。 加藤条治選手、モーグルの伊藤みき選手、ショートトラックの小澤美夏選手、スノーボードクロスのラッキーガール藤森選手、ノルディック複合の選手たち、リュージュの原田窓香選手、そして今回は天狗の鼻がみごとに砕け散ったスノーボードハーフパイプ軍団など。 今回の経験を生かして次への飛躍につなげてほしい。 また今回は惜しくも出場できなかったフィギュアスケートの浅田真央ちゃん、織田信成選手はバンクーバーではきっとメダル争いを演じてくれるだろう。 冬の競技については、今回を「どん底」と認識して、前向きに強化を進めていってもらいたいなあ。。。 そして次のオリンピックは2008年の北京大会。 アテネでの好成績にしても、あれは一過性のものだった可能性もあり、まずは今年12月のアジア大会が北京に向けての試金石となる。 荒川さんが金メダルを取ったことで、ここで一つ心配のタネがある。 日本が金メダルを取ると必ず起こるジャパンバッシングだ。 これまで、鈴木大地選手のバサロ泳法、荻原選手たちのノルディック複合、船木選手らのジャンプ、冨田選手たちの体操など、日本人選手が苦労に苦労を重ねて優勝すると、必ずその直後に、日本人が不利になるようにルール変更されている。 その法則からいくと、次はフィギュアスケートが危ないのでは。。。と危惧している。 バンクーバーで金メダルをねらうのはもちろん浅田真央ちゃん。 その真央ちゃん対策として、彼女の得意なジャンプや技術点の比重を下げるとか、だれかがどこかでひそかに考えていそうな気がする。。。 ああ、丈夫かなあ。。。

  2006年03月06日

  コメント(6)

• ＷＢＣ２次リーグに２位で進出

  ワールドベースボールクラシック１次リーグＡ組最終戦、中国、台湾とコールド勝ちをしていた日本は韓国に逆転負けを喫した。 ２－０でリードしていい流れだと思ったのだが、相手のファインプレー（に見えたふつうのプレーかもしれない）で好機を逃して以降、流れが変わり、逆転ホームランで突き放された。 それでも２位で１次リーグを通過したので、このあとすぐに米国に渡って二次リーグに参加することになっている。 ここからが本当の正念場だ。

  2006年03月05日

  コメント(0)

• シアター・オン・アイス♪

  オリンピックのメダリストやプロスケーターが一堂に会してのシアター・オン・アイス。 金メダリストとして一躍マスコミに露出しまくりの荒川しーちゃんの凱旋公演でもある。 いつもなら代々木の国立競技場か新横浜でやるのに、今回は有明。 有明でフィギュアスケートをやるのは初めてではないだろうか。 少し不安な気持ちを持ちつつ国際展示場の駅を出ると案の定。。。 １２時開演の１３時半開場で私たちは１２時５０分ぐらいに駅に着いたけれど、すでに長蛇の列。 会場をすぐそこに見ながら、列は会場とは違う方向にぐんぐんぐんと伸びている。 仕方ないので会場に背を向け、先の見えないあさっての方向に向かってとぼとぼと歩き続ける。 何百メートルも。。。 いい加減歩き疲れたところで列はようやく折り返し、今度は会場目指してとぼとぼと戻らなければならない。。。 ああ、ようやく会場に入れると思ったとき、見てはいけないものを見てしまった。。。 私たちよりはるかあとに来たはずの人たちが長蛇の行列に参加することなく、そのまんま会場に吸い込まれているのだ。。。 ハァ？？？ 何この不手際。。。 係の人たちは何してんの？ ふつふつと静かな怒りがわいてくる。。。 荒川さんが金メダルを取った時点で盛況ぶりは予想できたろうに。。。 それに会場付近はあれだけ空き地がありながら、なぜあんな並ばせ方しかできないのだろう。 ショーのほうは「シアター」と銘打っているだけあって、ふつうのエキジビションより趣向が凝らされていて楽しかった。 オープニングは古代オリンピックから近代オリンピックが復興しトリノオリンピックまでを、スケーターの顔見せを兼ねてたどっていく。 そのあとは一人ひとりの演技。 数少ない黒人スケーターのスルヤ・ボナリー、バックフリップは健在だった。 ペトレンコは少し太ったけど、その貫禄もまたよし。 トリノ組の日本のなべきど組。エキジビションに出るチャンスはあまりないだろうけど、なかなか楽しそうだ。 次は白鳥の湖風のペア。これがなんと男性二人組。アメリカで活躍しているプロスケーターらしい。大柄の男性と小柄の男性が笑わせながら、すばらしい技を見せてくれる。さすが。 次は日本の男子スケート界を一人で支え続けてきた本田武史選手。 もしかしたら12月に見たときから激太りしちゃったのか。。。花束を渡されて挨拶。引退セレモニーを見られて本当によかった。 それからアイスダンスのアニシナ・ペーゼラ組。赤毛のアニシナさん、やっぱり太ったかなあ。。。 ここで整氷タイム。 トイレの列がまたすごい。。。 代々木の競技場では男性も長々と並んでいたので仕方ないが、男性の列はとっくに切れているのに交通整理する人もいないなんて。。。 トイレの絶対数が少ない東京国際フォーラムあたりでは男性トイレの一部を女性トイレとして開放しているが、そういう気配りもまったくないのか。。。 後半は、フープを使って演技をする女性スケーターから。彼女もプロフィギュア選手権のチャンピオンらしい。フィギュアの新体操の醍醐味を見ることができて、このユニークさはさすがプロならでは。。。 それから安藤美姫。ああ、すぐりんも見たかったな。 トリノのアイスダンスの優雅な銅メダルカップル。 高橋大輔はこういうメンバーの中で滑っても、スケーティングの美しさではまったく見劣りしないところがすごいなあと再確認。 ここで先ほどの男性カップルがまた登場。笑いを誘いながら、極限の技を見せてくれる。 ここからは金メダリストが登場。 トリノの優勝ペア、美しいトトマリ組。 いつ、どんなときでもエンターテイナーぶりを発揮してくれるプルシェンコ。ヤグディンにしろ、プルシェンコにしても、こうしてちょくちょく来日してくれるのがうれしい。 そして最後はさんざんテレビでも流れていたブルーのコスチュームの荒川さん。 そのあとはリンクの片隅にカフェ風のテーブルと椅子がセットされて、全員が入れ替わり立ち替わりで寸劇風の演技。 みな個性と表情豊かなところを見せてくれる。 そしてグランドフィナーレ。 有明という慣れない会場を使ったためなのか、運営は何から何までひどすぎたけれど、ショーの内容はとても見応えがあってよかった。。。 来年は東京で世界選手権がある。会場はどこだっけ？ 海外からのお客様も多いだろうから、恥ずかしい運営だけはしないでほしい。。。

  2006年03月04日

  コメント(0)

全347件 (347件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >