ＹＡＭＡＫＯのアサーティブライフ

[ＳＰＯＲＴＳ／ＯＬＹＭＰＩＣあれこれ] カテゴリの記事

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• 野球もソフトも除外とは……

  一昨日のテロのニュースに続き、きのう、今度は日本を揺るがすショックなニュースが報じられた。 なんと2012年のロンドンオリンピックで、野球とソフトボールだけが実施競技から除外されることになった……。 残念すぎる……。 近代五種やテコンドーは外れないのに、野球とソフトが外れたというのがなんともショックだ……。 野球とソフトボールといえば、ここずっと日本が不振を極めるボールゲームの中で唯一、オリンピックでメダルを取れていた競技だ。 野球は厳しいかも……という声が一部にはあったが、ソフトボールについては女性の参加種目は増加の傾向にあるので大丈夫だろうというもっぱらの下馬評だったのに……。 野球についても、必死に根回し活動をしていたはずなんだけど……。 野球は、ヨーロッパで普及していないからなあ……。 国が多いせいか、どうしてもヨーロッパ主導になってしまうのがなんとも悔しい。 頼みの綱のメジャーリーグもオリンピックには非協力的で、挙げ句、アテネには出れなかったし……。 やっぱり根回し不足だったか……。野球もいつまでも長嶋さんにおんぶに抱っこしていないで、もっとワールドワイドになっていくように努力をすべきだ。 結局、新しく加えられた競技もなかったというのはある意味、朗報なのか。 こうなったら、ますます２０１６年か２０２０年のオリンピックを日本に招致するようにしなければ……。 日本での開催であれば復活させられる可能性がある。 そしてそのときまでに野球とソフトをインターナショナルなスポーツにして、それ以降も継続してもらえるように努力を続けよう。＜もう一つ気になったニュース＞ すぐりんことフィギュアの村主章枝選手が所属企業を離れたとのこと。 すぐりん、負けるな！人気BLOGRANK人気blogランキングへ

  2005年07月09日

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• 喜びから悲しみへ・・・ロンドンで同時多発テロ

  昨日、その前日に2012年の五輪開催が決まって喜びに沸いたばかりのロンドンで、なんと連続テロが発生。 多数の死者が出ているとか。 サミットをねらったものらしいが……。犠牲者の方のご冥福をお祈りします。そして……、もう１日、このテロが起きるのが早かったら、五輪の開催地はロンドンにはなっていなかったに違いない……。 人気BLOGRANK人気blogランキングへ

  2005年07月08日

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• オリンピック招致と国家元首たち

  昨夜、ＩＯＣ総会が開かれていたシンガポールで２０１２年の夏季オリンピック開催地が決まった。パリが本命といわれていたが、勝ったのは対抗馬のロンドンだった。毎回、本命がこけるといわれるジンクスは今回も生きていた。やはりこの投票を読むのは難しい。最下位の都市を一つずつ落としていく方法であるため、除外された都市に投じられていた票をどう取り込んでいくのかがカギになる。本命だったパリはそこで嫌われ、票がロンドンに流れてしまったらしい。パリ、ロンドン、まあどっちでもいいやと思っていた日本人はたくさんいるだろう。でも私たちからすれば、日本か中国、あるいは日本か韓国でどっちになるかは大問題なのと同様、当事者にとってはフランスかイギリスかは大問題なのだろう。前回は北京に破れ、今回はロンドンに破れ、二回連続で破れたパリ市民の嘆きはいかばかりだろうか。決してあきらめないとはいうものの、地理的事情を考えると、欧州にオリンピックが巡ってくるのは少なくとももう12年ほど先になるだろう。シラク大統領はすっかり意気消沈の様子……。イギリスでオリンピックが開催された記憶がないのでちょっと調べてみた。１回目の投票で落ちたモスクワは80年に夏季大会を開催しているが、例のアフガニスタン侵攻問題で日本等の西側諸国がボイコットせざるを得なくなったという、日本人にとって記憶に苦い大会となっている。２回目に落ちたのはニューヨーク。まあアメリカはオリンピックを開催しまくりなので「もういいよ」という気がしていたから順当といえば順当か。だって３年前にソルトレイクの冬季五輪をしたばかりだし、夏の大会も96年にアトランタ、84年はロスと、もう多すぎ。３回目に落ちたのはマドリードだが、スペインは92年にバルセロナ大会を開催している。下馬評ではニューヨークよりも評価が低かったのに意外な善戦をしたのは、ＩＯＣ委員を務めているサマランチ・ジュニアの力に負うところが大きいとか。まあジュニア本人よりもパパである前会長の影響力だろう。フランスは夏の大会は24年のパリ大会が最後だけれど、68年にはグルノーブル、94年にはアルベールビルと冬の大会は開催している。それに比べてイギリスは冬の大会は開催したことがなく、最後にオリンピックが開かれたのは48年のロンドン大会だ。オリンピックは国でなく都市が開催するものだけれど、イギリスとしても実に64年ぶりに担うオリンピックホスト国の栄誉なので、イギリス国民はさぞ喜んでいることだろう。で、イギリスでサミットが本日開幕。当然、このオリンピック開催地の件が話題にのぼるだろうけど、小泉さんは果たしてその話題に乗っていけてるだろうか。ＩＯＣ総会では、イギリスのブレア首相、フランスはシラク大統領がサミット直前の多忙な合間をぬって自ら乗り込んで招致活動を行っていた。もし今回、日本も立候補していたとして、小泉首相自らがＩＯＣ総会に行ってくれたとはどうしても思えない。偏見かなあ……。ロンドン大会の次の2016年か2020年には日本も立候補しようとしているのだから、サミットの舞台で少しは根回しというかロビー活動をしてきてくれればいいのだけれど……。人気BLOGRANK人気blogランキングへ

  2005年07月07日

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• 七夕とホークス♪

  き、筋肉痛で腕が上がらない。。。きのう久しぶりにジムに行ったせいか。。。きょうは、たなぼたではなく七夕。（ベタでごめんなさい、ごめんなさいm(_ _)m）きのう、短冊をぶら下げた小さな笹を持って歩いている子どもを見かけたのだが、悲しいかな、私は全然ピンと来なかった。あ、そうか、東京じゃ七夕なのか。私が子ども時代を過ごした札幌と仙台では、七夕は一月遅れの８月７日。子どものころに身に付いた風習はおそろしいもので、もう東京に出てきて、ん十年も経つのに、私の中では永遠に七夕は８月７日らしい。で、ソフトバンクホークスが昨夜で１５連勝だって♪すごいな、うれしいなー。71年の阪神タイガース以来34年ぶりだそうだ。日本記録は54年の南海、60年の大毎が達成した18連勝だそうな。これから出てくるピッチャーにはちょっとプレッシャーがかかっちゃうだろうけど、がんばれ～♪【プレーオフなどという悪しき方式に足を引っ張られることなく、今年はペナントレースが終わった時点でちゃんと１位だったチームが優勝しますように♪】人気BLOGRANK人気blogランキングへ

  2005年07月07日

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• ジャンプのヘッドコーチに大物外国人♪

  鳥人（ニッカネン）の元コーチが日本を指導２０１２年夏季オリンピック開催地決定を控えて、新聞で見つけた冬季五輪の話題。98年の長野オリンピックの団体優勝をピークに、下降線を描いてばかりの日本ジャンプ陣。あのころの選手がまだ健在で、それはそれで喜ばしいことだけれど、それはつまりは世代交代がうまくいっていないことを意味している。そうはいっても、あと７カ月で否が応でもトリノオリンピックはやってくる。そこで全日本スキー連盟は、日本代表のヘッドコーチにフィンランド人のカリ・ユリアンティラ氏の招へいを決定した。これはトリノだけでなくその次の2010年のバンクーバー五輪を見据えて2010年３月までの契約だとか。トリノに間に合うかは別にしても、長期的視野で発掘、育成、強化を考えているのはとってもいいことだ。ジャンプと同様に大きな可能性がありながら低迷が続くノルディック複合の動向も気になる。人気BLOGRANK人気blogランキングへ

  2005年07月06日

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  長嶋さんはすごかった

  アテネオリンピックを目前にして病に倒れて以来、マスコミの前から姿を消していた長嶋茂雄氏が４８８日ぶりに姿を現した。という話題で、昨日のスポーツニュースはてんこ盛りになっていた。 私は長嶋氏よりも、都議選の結果のほうに興味があったけど……。 驚くべきことに、何と「号外」まで出たらしい。はぁ？ 長嶋氏のこのカリスマ性はなんだろう。息子の長嶋一茂氏にはこれまた全然カリスマ性がないものだから、よけい茂雄氏のカリスマ性が引き立ってしまう。 あっちでも長嶋、こっちでも長嶋、まるで宗教のようだ。。。 でも私は、なんでこんなに心が動かないんだろう。。。？ 高校のころから長きにわたって私はずーっとジャイアンツファンだったのに、今はすっかり冷めてしまっている。 いま気になるチームはソフトバンクホークスと中日ドラゴンズと日本ハムファイターズと楽天ゴールデンイーグルスだ。 あれほど好きだった巨人が嫌いになったのは、長嶋氏が監督をしていたせいなんだけど……。 それまではただ興味のない存在だった長嶋氏を決定的に嫌いになったのは、背番号３３からいよいよ背番号３に戻るという２０００年、いつグラウンドコートを脱いで新背番号をお披露目してくれるのかと、そのＸデーをみんなが（私を除く）が心待ちにしていたときだった。 それまでは、スタジアムに連れてきたまだ小さかった一茂を忘れて帰ってしまったとかいろいろな伝説はあったけれど、それは彼の鷹揚さから来ているものと思っていた。 だからこそ数々の逸話を笑って聞くことができたのに、あの背番号が３になときの彼はマスコミを焦らして、焦らして、いちばん劇的なお披露目の場所を探しているかのようで、その自意識の強さが鼻について幻滅してしまったのだった。 スターならスターらしく泰然とかまえていてほしい。 騒がれる自分を楽しんでいるかのような姿は、晒してほしくなかった……。 せっかく久しぶりに姿を現した長嶋氏だが、ついにその肉声を聞くことはできなかった。まだまだリハビリの途上なのだろう。 それでもやっぱり、北京オリンピックも長嶋ＪＡＰＡＮでいくつもりなのかなあ。 いつまでも６９歳の人の人気にぶら下がらなければいけないジャイアンツってのはどうなんだろう？人気BLOGRANK

  2005年07月04日

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  さあＪ１再開！　ＨＯＴ６♪

  明日からいよいよＪ１が再開。明日から代表戦で中断する７月２３日までの短期間に、リーグ戦は強行スケジュールで６試合行われるが、その試合を「ＨＯＴ６」と銘打たれている。取り急ぎ、第13節の私のtoto予想。ダブルを二つ使って400円の投資ナリ。▼第170回toto対戦カード01 　柏　　─ 広　島 [--2]02 Ｆ東京 ─ C大阪 [-0-]　03 磐　田 ─ 川　崎 [1-2]　04 名古屋─ 大　宮 [-0-]　05 G大阪 ─ 東京V [1--]　06 神　戸 ─ 千　葉 [--2]　07 大　分 ─ 横浜M [--2]08 鹿　島 ─ 清　水 [1--]　09 浦　和 ─ 新　潟 [-0-]　10 札　幌 ─ 山　形 [1--]　11 甲　府 ─ 福　岡 [1-2]12 徳　島 ─ 草　津 [-0-]13 鳥　栖 ─ 水　戸 [1--]人気BLOGRANK

  2005年07月01日

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  深夜のベストマッチ♪　シャラポワ×ヴィーナス姉

  深夜、ウィンブルドンテニスのヴィーナス・ウィリアムス(25)とディフェンディングチャンピオンのマリア・シャラポワ(18)の準決勝があった。雨で試合開始が４時間半も遅れたので寝てしまおうと思ったら、力のこもったあまりの熱戦につい最後まで見入ってしまった。ウィリアムズ姉妹は黒人特有のバネとしなやかさを持ち、並ぶ者がいないほどのパワーヒッターだと思っていたけれど、第１セットを見たところではシャラポワは全然打ち負けていない。18歳という若さで小さなミスから崩れていっても不思議ではないのに、崩れそうで崩れない精神的なタフさも持ち合わせている。いま飛ぶ鳥を落とす勢いのシャラポワは第２シードなのに対し、妹のセリーナにも勝てなくなっていたヴィーナスは、第14シードという数字が物語るように、ここ数年はやや精彩を欠いていた。しかしこの試合は、ヴィーナスの執念がシャラポワの連覇に懸ける執念を上回っていたようだ。シャラポワといえば打つときのあの叫び声が有名だけれど、ヴィーナスも負けずに声を張り上げて激しく応酬。第１セットを７－６と際どくものにしたヴィーナスは、勢いに乗って第２セットは６－１とストレートの勝利。鮮やかに復活をアピールした。新聞の記事を見ると、「ヴィーナスがシャラポワを破る」というよりも、「シャラポワ破れる」といったようなシャラポワが主語になっている論調が多いなあ。人気BLOGRANK

  2005年06月30日

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• ～フィギュアスケート日本代表エキジビション～

  新横浜に、「フィギュアスケート日本代表エキジビション～Road to TORINO　　Dreams on Ice 2005」を見にいった。 最近のフィギュア人気を反映してか１５００人の満員だった。 海外からのゲストを含め23組のジュニアの期待の星からエーススケーターまでが勢揃い。 ＜出場選手＞ 海外ゲスト エフゲニー・プルシェンコ、カロリーナ・コストナー、エレーナ・グルシナ／ルスラン・ゴンチャロフ 男子 小塚崇彦、柴田嶺、南里康晴、岸本一美、織田信成、中庭健介、高橋大輔 女子 浅田舞、武田奈也、北村亜希子、澤田亜紀、浅田真央、中野友加里、恩田美栄、安藤美姫、村主章枝、荒川静香 アイスダンス 都築奈加子／宮本賢二、渡辺心／木戸章之 団体 東京女子体育大学クラブ もうただただ圧倒され魅了されていた。荒川さんと村主さんの表現力はずば抜けていた。 恩田さんも切れのいい演技を見せてくれた。 そんな中で、あんみき、こと安藤美姫はかなり太ったのではないだろうか。下半身だけでなく上半身もむっちりしていてとても重そうだった。安藤の場合は４回転が売りだけれど、４回転を飛ばないと表現力という点ではまだ上位の選手に見劣りするので、今後はどれだけ体を絞れるかがカギか。ちょっと心配。 浅田姉妹はジャンプだけでなく表現力もあってとても可憐。 これまであまり知らなかったのに目についたのは武田奈也（なな）さん。髪の毛を切ってイメージチェンジしたのだろうか、ショートカットでボーイッシュにとてもシャープで個性的な演技が印象に残った。 男子はイキのいい若手がたくさんいたが、トリノ五輪の出場権争いという点では>織田くんと高橋大輔くんの一騎打ちか。 世界ジュニア選手権の新旧チャンピオン対決になりそうだ。 大輔くんはメンタルが弱いというイメージがあったのだけれど、このエキジビションではとても溌剌と弾けていた。あの強さが本番でも出せればかなりいいところにいくと思う。 でも私はどちらかといえば織田くんのほうが好き。何せ自分のキャラクターと世界をしっかり打ち立ているので、見ていてとても楽しい。 コストナーは世界選手権３位でつけた自信をそのまま持続している感じ。トリノでは地元ということもあり、日本選手の強敵になるだろう。 プルシェンコは昨年の世界選手権は故障で棄権という残念なことになって心配していたが、復活ぶりをアピール。筋肉ムキムキの着ぐるみ（？）で魅せてくれた。 演技以外でもせっせとファンサービスに努めていて、もう文句なしのエンターテナーだった． 日本の選手達が日本フィギュア界の薔薇色の未来を見せてくれた中で、太田由希奈ちゃんと本田武史選手がケガで欠場だったのは残念だった。二人とも好きなスケーターなので早く元気な姿を見せてほしい。 12月にはグランプリ・ファイナルというグランプリ・シリーズ６大会の世界のトップ６が集まる戦いや、トリノ代表を決める全日本選手権が東京で開催される。 それらも是非見に行きたいと思っている。

  2005年06月26日

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• 女子レスリング　坂本姉が伊調姉に勝利

  あやうく見逃しそうになった記事おとといの、世界レスリング代表決定戦で、女子51キロ級でアテネ五輪48キロ級の銀メダリスト伊調千春（姉）を破って、坂本日登美（姉）が勝った。 伊調姉は坂本姉を苦手にしているという。 やはり相性というのは生きていた。 坂本姉と書いたのは、伊調姉妹と坂本姉妹は何かと因縁があるからだ。 坂本日登美の妹である坂本真喜子は、アテネ五輪48キロ級の代表決定戦で伊調千春に敗れ、代表の座を逃しているのだ。 だから、坂本姉は妹の敵をここで取ったことになる。 48キロ級のメダリストである伊調千春がなぜ51キロ級に出場したのかというと、彼女はもともと51キロ級の選手だからだ。 世界選手権では女子レスリングは７階級あるのに、オリンピックでは４階級しか行われないのでいろいろややこしい話になってしまう。 整理してみよう。 ９月から10月にかけてブダペストで行われる世界選手権代表選手と昨年のアテネ五輪代表は下記のとおり。 05世界選手権代表 　04アテネ五輪代表 　他の有力選手48キロ級 坂本真喜子 　伊調千春　 　　　　　山本美憂（引退）51キロ級 坂本日登美　　 なし 　　　　　　　　伊調千春55キロ級 吉田沙保里　 吉田沙保里 59キロ級 正田絢子　　　　なし 　　　　　　　　山本聖子63キロ級 伊調馨　 　　　伊調馨　 67キロ級　坂本襟　 　　　なし 72キロ級 浜口京子 　　浜口京子伊調千春は五輪では51キロ級は実施されないため、１階級落として坂本妹と対決をして、アテネに出場した。 そのとき坂本姉はというと、故障が思わしくなく、オリンピック代表の選考時には一度引退をしていた。 昨年オリンピック代表を決定する際に、本来は階級の異なる吉田沙保里と山本聖子が激突したのも、山本聖子の59キロ級はオリンピックにはない階級だったからだ。（ご存じの方も多いと思うが、山本ＫＩＤ徳郎は山本聖子の兄であり山本美憂の弟だ） となると、坂本姉がこのまま現役を続けるとしたら、北京オリンピックの予選では坂本姉妹が対決することになるのだろうか。（ちなみに67キロ級の坂本襟選手は坂本姉妹の従姉妹だそうだ。）

  2005年06月25日

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• バレー・ワールドグランプリ　韓国にストレート勝ち♪

  女子バレーワールドグランプリ２００５が昨日、開幕した。 メンバーはこちら。 この中で昨年のアテネオリンピックに出場したのは、竹下、高橋、杉山、大友、大山、木村のわずか６人と、人気を博したメグこと栗原恵選手もはずれてかなり顔ぶれが変わっている。 昨日のポーランド戦に続き、きょうは韓国戦にストレートの快勝。 目立っていたのは、菅山かおる選手。身長は169センチでチームではリベロという守備のポジションに入っている彼女が、代表ではアタッカーというのがおもしろい。 頭脳的なプレーでコンスタントに得点を決め、勝利の立役者になった。 このまま活躍を続けていったら人気が出そうだ。

  2005年06月25日

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• 先週のtoto結果

  気管支炎の薬が終わったので、病院に行って引き続き同じ薬をもらう。もう１週間、続けて飲んで様子を見よう。先週ランダムで買ったtotoの反省会をするのを忘れていた。▼第168回totoGOAL3　　　　　　 １　　２　　３　　４　　５01 湘　南 　１　　１　　０　　３　　１02 鳥　栖 　０　　１　　２　　３　　１---------------03 徳　島 　０　　０　　３　　１　　２04 京　都 　１　　０　　０　　０　　０---------------05 福　岡 　０　　３　　２　　０　　２06 札　幌 　０　　２　　０　　０　　２左から、１が１勝５敗。２が全敗。３も全敗４が４勝２敗。５が全敗。４がいちばん惜しかったことになる。あと一つ当たっていれば２等だったのに……。（totoにたらればは無しっ！（笑）湘南と鳥栖の試合が３－３以上なんていちばんあり得なさそうな数字を予告してくれてたので「ありえねー」と思ってたのに、なんとここが正解とは。でも京都と札幌の０のところを外してしまった。トータルで見ると５勝25敗。やっぱりランダムはダメかなあと思い、今回もＪ２のtotoGOAL３しかないので珍しく購入はお休みにした。Ｊ１が再開したらまたガンバリマス♪

  2005年06月24日

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• コンフェデ杯の経験をW杯本戦に生かすために

  昨夜、ブラジルに引き分けて得失点差で及ばず、日本のコンフェデ杯が終わった。 マスコミは「よくやった、ああ惜しかった」とう論調だけど、「予選グループ敗退」という事実には違いない。 当初、日本の入った組は厳しいとかいわれたが、Ｗ杯の本戦ではこのぐらいの組み合わせはあたりまえ、いや、これより厳しい組み合わせになるかもしれない。 2002年で日本がグループリーグを突破できたのは開催地特権でシード扱いされたために、強豪国との対戦を避けられたことが大きいんだもの。 だから、そこを「惜しかった」で満足せずに、「なぜグループリーグを突破できなかったのか」、ジーコの詰めの甘さが原因だったことをもっと真剣に見つめなければ。 「善戦及ばず」では永遠にグループリーグなんて突破できない。 今回も、ジーコがもっとどん欲に積極的な采配をしていたら、グループリーグは突破できていたはずだ。 ＊メキシコ戦は引き分けに持っていけた試合。 ＊ギリシャ戦はもっと得点がねらえた試合。 ＊ブラジル戦は勝てた試合。もう一押しできていればグループリーグは突破できていた。 この「一押し」ができるかできないかが、トップレベルとの大きな差なのだろう。 こんなコラムがあった。 ＞まず、バックアップの問題。中盤とＧＫ以外、すなわちＦＷとＤＦのバックアップ要員の発掘は、このチームの急務であることをあらためて強調しておきたい。 中盤にはまさに日本サッカーの黄金世代が集まっているだけあって、これ以上、新戦力の入る余地はないだろう。 GKも、2002年から連続出場になる川口と楢崎が切磋琢磨しつつ、ベテランの土肥が空気を和ませる役割を担っているように見える。 FWは高原が入って、鈴木か玉田が抜けることになるだろう。 問題はDF、とくにサイドの加地と三都主のバックアップの選手だ。（三都主についてはこのままならメンバーから外れてほしいが、ジーコはブラジル人は外さないだろう） ジーコは、サイドの選手にはSBとしてやっていける能力を求めているように見える。 そうすると、石川、村井といった攻撃的なサイドの選手は呼ばれにくいと思う。 そこで私は、田中隼磨や相馬崇人に期待したい。 次の代表戦は、７月31日からの東アジア選手権だ。 ７月２日からは、しばらく休止していたJ１リーグがようやく再開する。 代表選手にはここで代表らしいプレーを思う存分見せつけてほしい。 そして所属クラブでまともなパフォーマンスができていない選手はもう呼ばないでほしい。

  2005年06月23日

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• オリンピックコンサート２００５

  ＮＨＫホールで「オリンピックコンサート2005」が開かれた。 ６月23日は世界一斉にオリンピック・デー。 フランスのクーベルタン男爵がスポーツを通した世界平和を実現するため、オリンピックの復興を世界中に呼びかけ、近代オリンピック競技大会の復興とその主催者である国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の創設が決議されたのが1894年６月23日。そこでＩＯＣはこの日を「オリンピックデー」と定め、各国ＮＯＣはオリンピックムーブメントのための記念行事を開催している。 日本ではそれが、このＪＯＣオリンピックコンサートだ。 97年から始まったオリンピックコンサートも今年で９年目を迎える。私はそのお手伝い。 担当は、ゲストの浅田真央ちゃん（フィギュアスケート）のアテンドだった。 真央ちゃんに付き添って来たのは、姉の舞ちゃんと舞ちゃんそっくりのおかあさん。 オリンピックコンサートの前に、平成16年度ＪＯＣスポーツ賞表彰式があり、昨年、世界ジュニアフィギュアスケート選手権で優勝した真央ちゃんはＪＯＣスポーツ賞の新人賞に輝いた。 この日、他にゲストとして登場したのはマラソンの野口みずきさん、レスリングの吉田沙保里さん、柔道の塚田真希さん、セーリングの関一人さん、体操男子団体の富田、鹿島、塚原選手がいた。コンサートのテーマは、「名曲で旅する感動の舞台」。 来年はイタリアのトリノで冬季オリンピック大会が開催されることから、オペラ発祥の地であるイタリアにちなんだ曲も演目に入っていた。 天真爛漫な真央ちゃんと面倒見のいい姉の舞ちゃん姉妹は、どこにいても光って見える。 小柄だ、小柄だと思っていた真央ちゃんは158センチと意外に大きかった。身長はまだ伸びているらしい。 カナダから帰国したばかりという14歳のスーパー中学生の真央ちゃんは、残念ながら年齢制限で来年のトリノ五輪には出られない。 控え室で、お母さんは「あと３カ月早く生んでほしかったですね」と司会の荻原次晴さんにからかわれ「スミマセン」とあやまっていた。（笑） その真央ちゃん、ステージ上ではっきりと「バンクーバー（2010年冬季五輪開催地）でメダルを目指します！」と宣言してくれた。 16歳の姉の舞ちゃんは、３月に行われたモードル（モデル＋アイドル）グランプリでみごと優勝。 これからは芸能活動とフィギュアスケートを両立させていくそうだ。 微笑ましいほど仲の良い浅田舞・真央姉妹は二人力を合わせて、これからもがんばってくれることだろう。

  2005年06月19日

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• 祝！　予選グループ突破

  ワールドユース、予選突破のかかったオーストラリア戦。 相変わらず、兵藤と平山がダメダメだったけれど、後半途中から投入された水野や前田の活躍で、終了目前、なんとか同点に追いつき、無事、予選は突破。 それにしても日本はまだ１勝もしていないのだ。 ０勝２分けで勝ち点２。 こんな１勝もしないで予選グループ勝ち抜けるケースなんて、本当にまれだろう。他のグループは、１勝を挙げ、勝ち点３でも決勝トーナメントに進めなかった国があるのに。大熊監督は運は持っている人なんだなと思った。 次はモロッコ戦。アフリカ予選では、日本が引き分けたベナンより下の順位だったそうだから、組み合わせもラッキー。ベスト８目指してがんばってほしい。

  2005年06月18日

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• ランダムにtoto GOAL3

  きょうの私のtoto予想です。Ｊ１はナビスコカップが終わったためお休みで、Ｊ２のリーグ戦６試合のみ。したがって実施されるのは、３試合分のスコアを当てるtotoGOAL3だけだ。いつもtotoGOAL3は一口しか買わないが、今回は通常のtotoがないため、その予算をtotoGOALにつぎ込むことにした。といっても、Ｊ２の試合はなじみが薄い分、予想が難しいため、「ランダム」というコンピューターおまかせコースを選んでみた。通常のtotoのランダムは、10口1000円分の予想を代行してくれる。totoGOAL3の場合は、５口500円分だ。ランダムでも、全部をおまかせしてもいいし、いくつかは自分の予想を入れることもできる。私の場合は皆目見当がつかなかったので、すべてランダムにしてみた。で、出てきたのが下記の予想。▼第168回totoGOAL301 湘　南 　１　　１　　０　　３　　１02 鳥　栖 　０　　１　　２　　３　　１---------------03 徳　島 　０　　０　　３　　１　　２04 京　都 　１　　０　　０　　０　　０---------------05 福　岡 　０　　３　　２　　０　　２06 札　幌 　０　　２　　０　　０　　２よく見たら、なんか当たりそうもない数字が並んでいる。徳島と京都はふつうに京都が勝利するだろうに、５口のうちで、京都勝利なのはたった１口だ……。（涙）それにこんなたくさん３点以上というのはまずありえない……。全部をランダムにしたのはやっぱり失敗だったかな……。と、私の試行錯誤は続くのであった。そういえば、この間、スポーツ振興くじから1000円が振り込まれてきていた。連続して買っている人を対象に何やらキャンペーンが実施されていたらしい。totoデビッド会員になっていると、自分で応募しなくても自動的にキャンペーンに参加できるのは便利だなー。

  2005年06月18日

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• 葉っぱだらけの紫陽花。。。

  うちの紫陽花は葉っぱが生い茂っている割には花が二つしかついていない。園芸書を読むと、日当たりが悪いのでしょうがないらしい。 すごく損してる気分になる。 昨夜のコンフェデ杯、日本代表が予選グループを勝ち抜けるために大事な初戦のメキシコ戦を見て、私は葉っぱらだけのこの紫陽花を思い出した。 幸先よく柳沢のゴールで先制したものの、日本がよかったのはそこまでだった。 ジーコは、きっと試合前に、何分になったら待ち順１番のだれを投入し、何分後にだれ、そして終了間際にだれと、交代選手をすべて決めてしまってから試合に臨んでいるに違いない。 それくらい、前日のユースの試合同様、選手を交代するごとにチームが機能しなくなっていった。 ３－６－１で始まった試合は、終了時には４－３－３。 ＦＷの数を増やしゃあ攻撃的になるというもんじゃないのに、全く。 最初の交代は、同点の場面で腰痛の中村俊輔に代えて稲本。 稲本をボランチに入れて、中田ヒデを一つ前に出す。 この時点でまず「？」だった。 追いつかれた日本はなんとしても、次のゴールを奪いたいところだ。 ところが稲本のプレーは、北朝鮮戦と同じく期待を裏切るものだった。体が重いのだろう。これなら遠藤のほうがいいと思うのだが、そこには例の海外組＞国内組の序列が生きている。そして案の定、失点。 日本は追いつかなくてはいけない状況に追い込まれた。 次にお約束の大黒を入れる。ここでＦＷが１枚増え、布陣は３－５－２となる。 大黒はホームとアウエーの北朝鮮戦で１ゴールずつ挙げ、救世主扱いされているものの、国際試合の経験が少ないため、果たして本物かどうかはまだまだ未知数の選手。 Ｊリーグの試合でも、どちらかというと格下チームに固め打ちするタイプ。果たして格上の相手にどこまで通用するのか、ここは大黒のスーパーサブ力が本物かどうか試される大事な場面。 が、しかし、交代した相手は疲れの見える小笠原。 小笠原は最終予選の２試合は非常によかったが、そもそも好不調が激しいところがある。 この日は柳沢や中村とのコンビは機能していたが、早々とガス欠してしまったようだ。 ピッチから中村俊輔と小笠原の二人がいなくなって、パスを供給する人がいなくなっているのに、大黒に仕事をしろというほうが無理だ。 大黒はいいパスをもらってなんぼの選手。なのに、孤立させて何をどーするんだ。 これが全然機能しないので、またジーコは動き、茶野を下げ、日本は４バックにシフトチェンジした。 この作戦はこれまでにも何度か行い、非常に効果のあった戦い方だ。 ただし、これまではＭＦの選手を入れてＤＦを下げていた。 きょうもせっかく入れた大黒を効果的に使うためには、バラバラになってしまったＦＷと中盤をつなぐことのできる選手を入れるべきなのに、なんとそのあとに出てきたのはまたまたＦＷの玉田だった……。 ここで、４－４－２になると思いきや、日本は一気に４―３－３になってしまった。 中田ヒデが孤軍奮闘しているものの、これだけ中盤がスカスカになってるのに修正しなくていいの……？ 大黒の出現で焦っているだろう玉田は、それでなくても味方を生かすタイプの選手とは言いがたい。この日も柳沢や大黒を生かすどころか、ゴール前からなかなか離れないので、大黒が下がってくる始末……。 全然こわくない３トップ。 このＦＷ間のコンビネーションのなさは、メキシコを楽にさせただけだったろう……。 そしてタイムアップ。 ドイツの評は、この記事のようなものだったそうだ。 「創造力の欠如」。 まさにそれだった。 あそこで本山を入れたら効いたと思うんだけどなあ。 もったいなかったなあ。 メキシコの選手は大喜びしている。日本から見れば格上の相手とはいえ、メキシコは主力を欠いていたのだから。 日本は王者ブラジルと同組のため、この試合は勝ち点がほしいところだった。 采配次第では、最低でも引き分けられた試合だったのに。 ジーコ、少しは学習しようよ。 選手とマスコミの顔色をうかがうような選手起用はするな。 それと、ダメダメだった選手は、固定せずにいったん外してほしい。 あの三都主のパフォーマンスは、神様ジーコから見て合格なの？ ブラジル人として、あれは許容できる範囲なのか？ 右サイドの加地のほうが頼もしく見える日がくるとは思わなかった……。 最後に野球のお話。 野茂投手、日米通算２００勝という偉業を達成、おめでとうございます♪

  2005年06月17日

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• がんばれダルちゃん♪

  気管支炎が治らず、セキを早く鎮めたくて、雨の中、いつもと違うクリニックに行ってみた。 木曜日でも午前中はやっているとパンフにあったのに、４月から木曜日は休業だそうな。そんなあ……。 びしょぬれになって帰ってきたら、急ぎの仕事が届いていた。 時間がもったいなかったよー。 で、本題。 私は仙台が第三の故郷なので、高校野球はいつも宮城県のチームを応援している。 昨夜は、去年まで東北高校のエースだった日本ハムのダルビッシュが初先発初勝利♪ 完封のかかった最終回、ホームランを連打されたのは今後の課題だけど、高卒ルーキーとしては99年の松坂以来の快挙だそうだ。 昨年、夏の甲子園が終わったあと、お騒がせ続きだったけど、流石だな。 スタンドにいたお父さんは本当にうれしそうだった。 いやが応でも注目されてしまう息子を持つと何かと大変なのだろう。 次回は松坂との対決になるのかも。新旧怪物対決、楽しみにしておこう。

  2005年06月16日

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• ユース日本代表

  オランダで開催中のサッカー・ワールドユース、もう負けられない日本代表の第２戦の相手はベナン。 結果はいかにもゲーム運びが稚拙なベナンに、ＦＫでやっとこさ追いついての引き分け。 このU-20日本代表チームには大学生が３人いる。 レギュラーで出ているのは筑波の平山選手と早稲田の兵藤選手だ。この二人はこのチームの核を担っている。 しかし……。 「平山が戦術」とよくいわれるチームだけど、それにしても中盤が……。（苦笑） 本当にこの二人と心中していいものだろうか？ このチームは19歳と20歳の選手が中心のチーム。 高校を卒業してから、それぞれが新しい環境でサッカーに取り組んで２年目。 平山と兵藤は高校時代まではぬきんでてい存在かもしれないが、Ｊ１でバリバリ試合をこなしている選手と差がつき始めているんじゃなあ。 でも、絶対勝たないと決勝トーナメント進出はない次のオーストラリア戦、やっぱりこの二人は不動のスタメンなんだろうなあ……。

  2005年06月15日

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• 兄派？　弟派？

  昨日、二子山親方（元大関貴乃花）の協会葬が行われた。 これに合わせたかのように、各ワイドショーが若貴兄弟の確執について取り上げている。 テレビのコメンテーターがだんだん若派、貴派に分かれつつあるのがおもしろい。 今のところ若乃花擁護派が多いけれど、作詞家のなかにし礼さんは、弟の貴乃花に共感しているようだった。 読んではいないのだけれど、たしかなかにし礼さんは、自分は弟で兄に苦労させられたという経歴があって、『兄弟』という著作に記しているはず。 これって自分が兄か弟か、姉妹の上か下かによっても意見が分かれ、支持するほうが決まるのかもしれないなーと思った。 このところ、貴乃花はテレビに出まくり、若乃花は無言を貫くという図式。なんとなく私の目からは、若乃花のほうがまっとうに見える。 貴乃花の強気の拠り所は、「若乃花は相撲界を去った人で、自分が相撲界に残り部屋を守っているんだ」というところ。 若乃花が義務を放棄したから自分がその分頑張らなければならないのだと言わんばかり。 これは唯一といってもいい、若乃花側の弱みだけれど、私が引っかかるのもここ。 ある意味、貴乃花が主張するとおり、若乃花があっさり親方の座を捨て角界を去ったのは無責任には見える。 タレント活動といっても舞の海などの活躍ぶりと比べると「？」に見えるし。 果たして、妻の美恵子さんがおかみさんとして部屋を切り盛りする気はハナからなかったから、などという単純な理由だったのだろうか？ そこに、あえて若乃花が相撲界から身を退かなければならなかった大きな花田家の事情があったのではないかという気もするのだけれど、どうだろう。

  2005年06月14日

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• 「民度」という言葉

  夜のニュースで、こんなのがあった。 「北京オリンピックに向けて北京の副市長が注目発言。中国の観客のマナーを非難し、向上を求めた」 当然だと思う。 オリンピックというのは「民度」が問われる国家イベントだもの。 去年の夏、サッカーの日本代表は中国で開催されたアジアカップでひどい目に遭った。 中国と対戦しているわけではないのに、毎試合、いわれのないブーイングを受け続けたのだ。 中国との対戦でアウエーチームとしてブーイングを受けるならまだわかるが、全然違う。 中国の観衆は自国との試合でもないのに、日本代表をブーイングし続けた。 中国代表と初めて対戦したのは決勝戦。 決勝ではついにそのブーイングがピークに達し、暴動騒ぎまで起こったのは記憶に新しい。 とえらそうなことを言いつつ、「民度」という言葉を私が初めて意識するようになったのは、実はこのアジアカップのときだった。 広辞苑には「人民の生活や文化の程度」とちゃんと載っているけれど、これまでそういう言葉を意識せずに暮らしてこれたのは、きっと幸せなことなんだろうと思う。

  2005年06月12日

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• システムを生かすも殺すも指導者次第

  ６月10日（金）深夜から、サッカーの20歳以下のＷ杯といってもいいＷＹ（ワールドユース大会）が始まった。 日本代表は開幕戦に登場し、地元のオランダと対戦。２－１で破れた。 スコア上は惜敗だけれど、内容は……。 後半はかなり追い上げたものの、やはりかなり差があったかな。 オランダは、若年層から一貫して４－３－３のシステムで選手を育て上げている。 その育成法が功を奏し、この20歳以下のチームにすでにＡ代表に選ばれている選手が３人もいるそうだ。 いま日本の各競技団体では、選手の発掘から育成・強化を一貫したプログラム上で行うための一貫指導体制を構築している。 そこにおいて、他競技に先駆けナショナルトレセン制度を構築していたサッカーは、常に他競技のお手本になっていた。 でもオランダ戦を見ていて思ったのは、「強化システムはできているのだけれど……」ということだった。 日本の場合、せっかくシステムはあっても、各世代を指導する人材によって、サッカーの質、選抜されるメンバーが著しくブレているのではないだろうか。 監督が代わればある程度、志向するサッカーや選手が変わるのは仕方ない。 でもそれは「ある程度」であるべきであって、上が変わる都度、方針も何もかもコロコロ変わるのはいかがなものか……と思う。 選手を育てるシステムは構築されていても、レベルの均質化等、指導者を育成するシステムのほうが追いついていないのかもしれない。 でも考えてみれば、ユースチームだけでなくＡ代表もそうだもんな……。 トルシエ監督からジーコ監督に代わって、何もかも破壊された。 破壊されたあとで、結局、トルシエサッカーに回帰しつつあるのはちょっとおもしろいけど……。 選手たちの個性を阻害し、自分のシステムを押しつけすぎと言われたトルシエが、今の「自由」という名のもとで自分たちのサッカーを見つけられないＡ代表を見たら、どういうチームづくりをするろう？ 少なくとも、中田ヒデ、中村俊輔、三都主というアンタッチャブルな存在になっている選手たちにこれほど振り回されて、まず彼等ありきのチーム構成を考えるという事態にはなっていなかったろうとは思う。 トルシエは情に流されず、実績だけを重視することなく、そのときの調子と照らし合わせてメンバー選考をしていた。 だから今のチームのように、小野、小笠原、福西に破れてポジションを失ったかたちの元黄金メンバーの稲本、それに追従する中田浩二の不満を解消するために無理な起用法を模索する必要もなかったのだ。 不要な選手は呼ばなければいいだけの話なのだから。

  2005年06月12日

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• 日本オリンピック・アカデミー♪

  私が会員になっている日本オリンピックアカデミーの総会があった。 その直前に行われた教育セミナーは、「学校教育とオリンピック」というテーマで行われたが、なかなかおもしろかった。 ＪＯＡではオリンピックの理念であるオリンピズム（スポーツを通じて身体と精神を鍛錬し、相互理解を深め世界平和に貢献しようという理念）を世の中に広く伝えるため、学校教育の中にオリンピックを題材としてもっと取り入れてほしいという働きかけをしている。 海外のオリンピック教育の状況を参考にしながら、日本の現状を分析し、今後、どのようにアプローチしていくかという内容だった。 小学校の副教材や、中学や高校の英語の教科書はこれからもっとオリンピックのエピソードを入れていくねらいめになっていく。 さらに、総合学習の時間を体育の先生とフューチャリングしてもっと有意義に使うことも考えられる。 また筑波大学では、一般教養科目の中に「オリンピックの望郷」という五輪講座を設け、たいへん盛況であるそうだ。昨年は、あのサッカーの平山相太選手も受講したそうだ。

  2005年06月11日

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• スポーツ振興くじ♪

  私は毎週totoを買っている。不人気で売れ行きが芳しくないといわれているが、私は毎週買うと決めている。 当選金のためというよりも、日本の貧弱なスポーツ環境に少しでも貢献したいと考えているから。（カッコいい♪　でもこれは真面目な話。） 私はtotoが始まって以来、うちの近所に売り場がなかったにもかかわらず、ほとんど毎回買い続けているけれど、これまで２試合外しの３等が２回当たっただけ。 私が当たるぐらいだからその買いの番狂わせはほとんどなく、当選金は７００円ぐらいのものだった。 totoの分配金の使われ方はこのようになっているそうだ。 しかしここのところ、売り上げが芳しくなく、分配金どころではないらしい。 売れ行きが悪いのは予想が難しいこともあるだろうけど、買い方が難しいからだと私は思っている。 宝くじのようにあっちでもこっちでも気安く買えればいいのに、ギャンブルと同じ類の扱いになりそうもいかない。 ようやく去年からコンビニでも買えるようになったと思ったら、これまた購入するまでの手続きがめんどうくさい。 扱っているコンビニは、ローソンとファミリーマートのみ。専用の器械が置いてあり、その場で勝敗を選ぶか、あらかじめ自宅のパソコンで予約投票をしておくかの２種類のやり方がある。またその器械を使うにはtotoデビッドカードあるいはローソンかファミリーマートの会員カードを持っていなければならない。私はローソンのカードはつくったけれど、ふだんはtotoデビッドカードで購入している。 これだと、買った分は口座からの引き落としになる。 あまりに当たらないとの不評に答えて。５月から新しくtotoゴール３が始まった。 これは３試合のスコアを予想するもの。 これまでは５試合で１０チーム分のスコアを当てなければならなかったのが、３試合６チーム分のスコアだけでよくなったので、当選確率が上がりましたよ～というのがウリ。 といっても、これは実は勝敗を予想するよりさらにそうとう難しい。 私の今回のtoto予想を書き出してみる。 ０１～０８まではＪ１のナビスコカップの予想。ナビスコカップは、日本代表抜きで行われるので、ふつうのリーグ戦よりも、予想がさらに難しい。 ０９～１３まではＪ２のリーグ戦の予想。Ｊ２はＪ１に比べてテレビの露出度が低く、情報も少ないのでやはり難しい。ダブルを二つ使って４００円。TotoＧＯＡＬ３のほうはシングルで１００円。 ふだんはいろいろ勝敗の傾向と対策を研究するのだけれど、今回はＪ１はナビスコカップの予選最終節で各チーム勝ち抜きがかかっているのでかなり願望込み。 ▼第167回toto予想 01 大　宮 ─ 神　戸 [--2] 02 新　潟 ─ 浦　和 [-0-] 03 東京V ─ G大阪 [-0-] 04 川　崎 ─ 広　島 [-0-] 05 千　葉 ─ Ｆ東京 [10-] 06 大　分 ─ 　柏　　[-0-] 07 清　水 ─ 名古屋[1--] 08 C大阪 ─ 鹿　島 [--2] 09 札　幌 ─ 徳　島 [1--] 10 横浜Ｃ ─ 仙　台 [--2] 11 京　都 ─ 福　岡 [1--] 12 鳥　栖 ─ 草　津 [1--] 13 甲　府 ─ 湘　南 [10-] ▼第167回totoGOAL3予想 01 新　潟 [-1--] 02 浦　和 [-1--] --------------- 03 千　葉 [--2-] 04 F東京 [-1--] --------------- 05 大　分 [0---] 06 　柏　　[0---]

  2005年06月10日

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• 控え組の貢献があった

  昨日、北朝鮮を下してＷ杯出場を決めたばかりの代表が、凱旋帰国だそうだ。 記者会見で私が注目したのは三浦淳宏選手の発言。 「控え組の貢献があった」 これが、きのう出場したレギュラーメンバーから出た発言なら感動物語なのだが、三浦は実は微妙な立場にあるサブの選手。バーレーン戦では、ベンチにも入れず、登録外でスタンド観戦という悲哀も味わった。北朝鮮戦は左サイドの三都主が出場停止で、代わりに出るのは当然、満を持していたそのサブである三浦であるとだれもが思っていた。 ところが蓋を開けてみると……。 ジーコが起用したのは元鹿島アントラーズの中田浩二。 今年のはじめに、すったもんだの末、なんと移籍金ゼロで古巣・鹿島に後足で砂をかけるように退団し、フランス留学中（元日本代表監督だったトルシエのコネでマルセイユに入団したものの、出場した試合でＯＧの失態を演じ、その後、チームの成績は急降下。頼みのトルシエは解任され、今後の身の振り方が非常に微妙なものとなっている）の選手である。 その中田こ、ボランチが本職の選手で、このチームで左サイドを務めるのは初めて。これではジーコの鹿島贔屓（実際には鹿島を裏切って出ていった選手なのだが……）といわれてもしょうがない。 三浦はきのうはベンチ入りこそ果たしたものの、とんびに油揚げをさらわれるかたちで、花舞台を中田こに譲ったのだった。 そんな控えの立場に甘んじた三浦の発言だからこそ、この発言は重みがある。 本来は、スポットを大きく浴びているレギュラーの選手が口にすべき発言なのに……。 それでなくても、テレビではどの番組もどの番組も宮本など同じ選手ばかりが出づっぱり……。 チーム全員でつかみ取った出場権のはずなのに、控え選手自身がこう発言しなければだれもその存在を振り返らないチームって一体……。 みんなソフトな外見で理論派の宮本主将に何かだまされてないかなあ。 私は宮本のキャプテンシーは評価しているが、ＣＢの選手としてはそんな不可欠な選手だとは思わない。 ジーコは宮本をかなり頼りにしてるようだが、宮本の意見が１００％正しいとは思えない。 だって、自分のポジションが危うくなるような進言は絶対にするはずがないから……。 チームの行く末が心配でならない。

  2005年06月09日

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• スタメン

  W杯最終予選の第５戦。 タイのバンコクでの無観客試合、北朝鮮に２－０。 日本は世界に先駆けて、無事、Ｗ杯の出場権を得た。 前半のみで先発の鈴木隆行を引っ込めたのを「ジーコの好采配だ」と評価する声があるが、え、それってスタメン選びを間違ってるだけじゃ？

  2005年06月08日

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• がんばれ池田久美子選手♪（女子走り幅跳び）

  陸上の日本選手権の女子走り幅跳びで見応えのある好勝負が生まれた。 「亡き父が跳ばせてくれた　池田、花岡との激戦制す」女子走り幅跳びの池田久美子選手（24）は小学生のときから将来を嘱望されてきた選手だ。その池田には花岡麻帆（28）という好敵手がいる。 2003年の日本選手権は１センチさで池田が勝ち、世界選手権の切符を手に入れ、みごとに入賞を果たした。 翌04年、アテネオリンピックの出場を懸けた日本選手権では３センチ差で花岡に破れた。 そして今年の日本選手権、世界選手権の出場権を懸けた戦いは三たび、熾烈を極めた。 逆転に継ぐ逆転、５回目に６ｍ69を跳びリードしていた池田を花岡が最後の試技でとらえ、１位タイに並んだ。 ６回跳び終えたあと、最高記録が並んだ場合は２番目の結果で順位は決められる。 ２番目の記録は花岡が６ｍ61、池田は６ｍ60。このままでは１センチ差で花岡の勝利となる。そして迎えた池田の最後の試技、彼女は６ｍ61を跳び、２番目の記録でも花岡に並んだ。 勝負を決したのは３番目の記録。池田の６ｍ60に対し、花岡は６ｍ57、３センチの差で池田が制し、世界選手権への切符をつかんだ。 池田選手、おめでとう♪ 全日本選手権で３番目の記録まで勝負がもつれ込んだのは初めてのことだそうだ。 ところがこの名勝負、テレビ中継は残念ながら池田さんの最後の試技を迎えたところでおしまい。 こらー、ＮＨＫ、受信料もう払わないぞー！

  2005年06月05日

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• 男子体操～新たな戦い

  ＮＨＫの「ドキュメントスポーツ大陸」を見た。テーマは「王座を死守せよ～男子体操　新たな戦い～」アテネで感動の団体金メダルを獲得した男子体操の採点方法が大きく変更されるにあたり、世界選手権に向け、演技構成を大きく変更せざるを得なくなった選手たち。より難度の高い技を取り入れるために日々努力を重ねる選手たちを追った番組だった。スポットを当てられたのは米田功選手と水鳥寿思選手。難度の高い技にチャレンジするには、ケガというリスクを伴う。しかし体のコンディションと相談しながら、どんどん迫ってくる世界選手権の国内予選に合わせていかなければならない。毎日毎日、ギリギリのところで己の限界に挑戦していることがよくわかる番組だった。二次選考会の結果は、米田選手が第２位。水鳥選手は第３位と上位につけた。ちなみに１位は、富田洋之選手、４位も鹿島丈博選手と、上位４人をアテネ金メダル組で占める結果になっている。最終選考会は７月８～９日。そして世界選手権は、11月21～27日、オーストラリアのメルボルンで開催される。

  2005年06月04日

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• ３－７－０の勝利（その２）

  きのうの続き。バーレーン戦の勝因は、間違いなく、３－６－１の１トップを務めるＦＷを鈴木ではなく、柳沢にしたことだと思う。 鈴木隆行は、前回のＷ杯のときから代表に定着しているが、彼のパフォーマンスに疑問を抱いている人は多いだろう。 フィジカルは強いが、技術レベルと戦術眼が劣るという点で、周囲とバランスがとれていないように見える。 彼の所属する鹿島でもそうだ。 ２トップの一角として試合に出てはいるけれど、相棒のＦＷや、ＯＭＦの小笠原、本山とイメージを共有できず、パス回しについていけずに、彼にボールが回ると流れがそこで止まり停滞してしまう。 豊かなフィジカルを生かしてせめてゴール前で体を張ってくれていればいいものの、今シーズン、一度負傷してからというもの、体を張ることすらやめ、これまで以上に意味なくサイドに流れることが多くなり、今や鹿島ではスタメン落ちの危機に瀕している。 このようにクラブで満足な結果を出せていない彼が、海外移籍までして、代表に生き残ってこれたのは、自分でも認めているようだが、不思議な「運」があったとしか思えない。 数字でもそれは明らかだ。 これまでＪリーグのリーグ戦で挙げた通算ゴールがたったの16、代表で挙げたゴールが11。 ふつうは圧倒的に試合数の多い所属クラブでのゴール数のほうが多くてあたりまえなのに、彼の場合はほとんど変わらない。 去年はあわや代表ゴール数＞クラブでのゴール数になりかけた時期もあり、代表でのパフォーマンスがすばらしいというよりも、いかに所属チームであまり戦力になっていないかがよくわかる。 そんな鈴木をジーコはなぜか大事にしている。 それがよくわかるのがこの記事だ。鈴木の起用にこだわり続けるジーコにある記者が疑問をぶつけたら顔を赤くして怒り出し、以降、会見拒否が続いたらしい。 しかし、バーレーン戦前の練習で、鈴木を１トップに置いた布陣がまったく機能せず、さすがのジーコもガマンできなくなったらしく、トップを鈴木から柳沢に変えたところ、ボールがスムーズにつながるようになった。 柳沢といえば、いまイタリアでＦＷとしてではなく、たまーにＭＦとしてしか使ってもらえていないが、日本にいたころからゴールまでに至るプレーがやたらうまい選手だ。 それでいて、ゴールへの意欲は皆無に等しく、シュートを打つのが嫌いなイメージ。 だから、この日の３－６－１のフォーメーションは実質、０トップの３－７－０だった。試合終了間際、柳沢はゴール前で相手ＤＦをかわし、絶好のシュートシーンというときに、ボールを後ろに下げ、相変わらずのところを見せてくれた。（苦笑） それでもこの日の勝利に大きく貢献したことには間違いない。 そしてジーコに、鈴木→柳沢という彼の中における序列をあえて変えさせたのは、鈴木のことを質問し、笑った記者さんたちのお陰であったように思う。 前監督のトルシエは、自分がどのように報道されているか、ことこまかにチェックしていたようだが、ジーコはあまりそういうことはしていないのではないか。 ということは、あの一件で初めてジーコは、多くのサッカーマスコミやサッカーファンが、ジーコのＦＷ起用についてどう思っているか、思い知ったのではないだろうか。 その意味で、記者さんたち、Ｇｏｏｄ　Ｊｏｂだ。 この１トップ、現状の日本サッカー界を見渡しても、物足りないＦＷと人材豊富なＭＦを考えた場合、今後も続けていき、３－６－１と、そのオプションとしての４－５－１を極めていってほしいと思うのだが……。

  2005年06月04日

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• ３－７－０の勝利

  いよいよＷ杯出場への運命の分かれ道、バーレーン戦を迎えた。 キリンカップでまさかの連敗を喫した日本代表、頼みの小野が練習中に骨折で離脱と不安だらけ、最悪の状態で迎える大事な二連戦。 負ければ、Ｂ組２位以内はかなり厳しくなる大事な大事な試合。 私はもう見ていられなくて、早寝を決め込むことにした。 カゼ薬を飲んでベッドにもぐりこむ……。 が、しかし、そうそう寝られるものではない。 試合開始は１時半なのに、21時半ごろから特番が始まっている。 ああ、寝れそうと思うと、セキが出る。なんだかんだで１時半になってしまった。 一応、テレビはつけたまま、音は消し、一生懸命目をつぶる。 ときどきうっすら目を開けて画面を見る。近視の私の目に、青いかたまりが左側に向かって進んでいるところだけがぼーっと映る。 目を開けるたびに、まるで一方通行のように、右から左に人が流れていっている。要するに、日本が相手ゴールに攻め入っているということだ。 バーレーンは思ったよりも、強いプレスをかけてきてはいないらしい。 いい流れだ。安心して眠れる……。 そして数分後……。 「うぉおおおおおおおっ！」 隣の家から聞こえてきた沈黙をやぶる叫び声で私ははっきりと目を覚ました。 歓喜の雄叫びだということはすぐわかった。 急いで画面を見ると、小笠原のゴールのリプレイが映し出されていた。 とりあえず引き分けでもかなり有利になる日本にとっては、大きな大きな先制ゴールだ。 後半の途中から、音声もつけた。 一時、バーレーンペースになりかかった時間帯もあったが、まあ、引き分けでもいいのだしと少し余裕を持って見ていたら、中田ヒデがイエローカードの累積で北朝鮮戦は出られないという。 この試合、すでに、三都主と中村俊輔が同様に北朝鮮戦の出場停止が決まっている。 正直、三都主が出られなくてもあまり問題はないが、ヒデと俊輔の二人がいない試合というのはちょっとやばいだろう。 ということは、この試合、何がなんでも勝ち点３を取らなくては！ 寝ていられなくなり、ようやく起き出した。最後の20分はマジメに応援。そしてタイムアップ。 ３大会連続のＷ杯出場まであと勝ち点１と王手をかける勝利だった。 試合が終わっても、テレビはずーっと中継を続けている。 選手のインタビューが始まった。 この日のヒーローである小笠原は相変わらず無愛想の仏頂面だが、いいことを言っていた。 「小野の分ということもあったけど、きょう試合に出られない選手の分もがんばろうと思いました」 最終予選の規定はなぜかベンチ入りメンバーがたった18人なので、この日、ベンチにすら入れない選手が５人いた。 土肥、茶野、三浦、遠藤、本山と、全員が国内組。 日本で行われている大事なナビスコカップを犠牲にして代表チームに帯同し、暑い中もずーっと一緒に練習をして練習台になってくれた選手たちだ。 小笠原自身、これまでなら欧州組がチームに加わった途端に、ぽいっとお役ご免にされていただけに、このようなベンチにすら入れなかった選手に思いを馳せたのだろう。 勝ったとはいえ、ジーコにはいろいろ不満がある。 たとえばベンチメンバーについていえば、この日、ベンチに入ったサブのメンバーは、ＧＫ楢崎、ＤＦ坪井、ＭＦ中田浩二、稲本、ＦＷ鈴木、玉田、大黒の７人。これには少し驚いた。 １トップなのにベンチにＦＷ３人？ そんな試合展開はあまり考えられないが……。 この３人のうち、一人はベンチをはずれると思っていた。 ふつうならリーグ戦でも好調の大黒は当確で、鈴木か玉田のどちらかははずれるだろうと予想するところだ。 でも、ジーコは去年のアジアカップの鈴玉２トップをことのほかお気に入りらしい。 人とも、今年のリーグ戦ではさんざんなのだが、ジーコはそんなことはおかまいなく、代表での過去の実績がすべてらしい。 途中投入という視点で見ると、鈴木の出番はまずないといえるが、果たして、鈴木の起用にこだわり続けてきたジーコが元海外組の鈴木をはずせるかどうか……。 などと、いったい３人のうちだれを外すのか興味津々でいたところ、３人ともベンチ入り。 本当にジーコの考えることはわからない。 ジーコの中では、今でも鈴木≧玉田＞大黒なのだろう。 ふつうなら現在の調子を勘案したうえで、スタメンとして見る選手の序列と、途中投入を考えた場合の選手の序列というのはまた異なるものなのだが、彼の中にはたった一つの序列しかないらしい……。 そんなチームマネジメントってあるんだろうか……？ それでもいろいろ不協和音を伝えられもしていた代表チームだけれど、中東遠征に出てから急速にチームがまとまり始めたと、宮本や中沢が証言していた。 バックアップの選手たちがどんどん盛り上げてくれることが大きいとも言っていた。 キリンカップのときは、ともかく出てくる選手、出てくる選手、みんな自分のアピールにばかり夢中になってチームとしてバラバラだったのに、さすがにこの試合は「勝ち点３！」ということでしっかり意思統一がされていた。 フォア・ザ・チームを選手全員が心がけていたからこそ気持ちのいいゲームになったのだと思う。 次節出場停止の中村俊輔は、「ぼくは試合にはでられないけれど、一緒にバンコクに行って、チームのために何でもやりたい」と言っていた。 監督に指導力に疑問符はついてても、柔軟性のある選手たちは、自分たちで解決方法を見つけていくものだと思った。 あ、タイトルの件にまで話がいかなかったので、また明日……。

  2005年06月03日

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• 大相撲にまつわる不思議なギモン

  ５月31日に亡くなった元大関貴乃花（二子山親方）の告別式が執り行われた。 かつては名大関の誉れ高く、角界のプリンスともいわれていたが、皮肉なことにその死をきっかけとして、長男と次男である若貴兄弟の確執があらためて明るみになってしまった。 息子が二人そろって出世街道をばく進し、横綱に昇進、お嫁さんは元スチュワーデスに元アナウンサーの美人妻。 まさに世間がうらやむような絵に描いたような幸せの絶頂家族だったのに、いつしか兄弟不仲がささやかれるようになり、親方自身は憲子さんと離婚したりと、少しずつ暗い影が忍び寄ってきていた……。 いや、それがきょうの本題ではない。本題はコッチ。 今の大相撲を正直、つまらないと思う。 稽古不足を常に囁かれる朝青龍の一人勝ち状態。 朝青龍が強すぎというより、ほかにいい力士がいない感じ。それも、日本人力士がだらしなさすぎる。 でも今ほどではなかったが、若貴時代といわれ、彼等が大相撲人気を一身に背負っていたころも、私は密かにあんまりおもしろくないと思っていた。 だって同部屋の力士同士は対戦しないから。 当時、（藤島部屋といったと思うが）彼等の部屋には、安芸乃島、貴闘力、貴ノ浪ら、番付の上位力士がズラリとそろっていたのに、その対戦が見られないのだ。 ということは、本来あるべき大関同士、横綱同士の対戦が行われないわけで、その分、この部屋に所属している力士は常に勝ち星を二つ、三つ、得している勘定になってしまうではないか。 昇進に必要なあと１勝、優勝するためのあと１勝……。 その壁が越えられずに挫折を繰り返す力士が大勢いる中で、最初からそのハードルが低くて済むなんて不公平な話だ。 私は当時からそのルールが不思議でたまらなかった。 今でも不思議だ。 関取が大勢いる大きな部屋に所属する力士が得するだけの話。 若乃花は「日ごろ、同じ釜の飯を食べ、研鑽を積んでいる同部屋の兄弟子や弟弟子といった仲間同士、真剣勝負なんてやりたくないに決まってるじゃないですか」と語っていたことがあるが、その考えは甘すぎるだろう。 だってどんなスポーツだって、団体戦とは別に個人戦があって、団体でのチームメイトが個人決勝の対戦相手だったり、ダブルスのパートナー同士でシングルスのタイトルを争ったりするものなのに。 その同じ釜の飯を食べ、ともに切磋琢磨してきた絶対に勝負したくない相手だったはずの血を分けた兄弟が、今になって絶対に修復できない溝があって骨肉の争いというのはどういうことか。。。 それなら、現役時代にもっと対戦を見ておきたかったよ。

  2005年06月02日

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• 女子フィギュア：熾烈なトリノに向けての戦い

  相変わらず目が腫れているが、目薬をさしているので充血は大分おさまってきた。日曜日だし静養していたいけれど、明日締め切りの仕事があるのでついがんばってしまう。 トリノの冬季オリンピックに関するテープ起こしを少々やった。 トリノオリンピックまであと２５７日。 冬の競技はシーズンオフに入ったけれど、この時期の地道なトレーニングの成果がトリノでの成否を決めるとか。 そういえば、きょうの『いつみても波瀾万丈』のゲストがフィギュアスケートの村主章枝（すぐり・ふみえ）選手だった。 ３月の世界選手権で日本の女子の中ではいちばん好成績の５位入賞を果たした村主さんだけれど、トリノに出場できるという保証はない。 「なぜ出場枠が三つしかないの？」と言いたくなるくらい、いま日本女子フィギュアのレベルは高く、競争は熾烈だ 柔道などと同じで、トリノでメダルをという前に、まずトリノに出ることが大変なのだ。 その出場権を取るための戦いはとてもシビア。 芸術性の高い村主さんは安定した演技を見せてくれると思うので、なんとしてもがんばってほしい。 ちなみに、トリノオリンピックの出場選手は、05年度の成績に基づいた持ちポイントと、グランプリシリーズといわれる６大会のトップ６を集めて行われるグランプリファイナルと、全日本選手権の結果で決められる。 日程と主な出場予定選手は下記のとおり。 熾烈になるだろうグランプリファイナルや全日本、見に行きたいなー。 ＜グランプリシリーズ＞ １０月２０～２３日　スケートアメリカ　恩田美栄、コーエン、クワン １０月２７～３０日　スケートカナダ　　村主章枝、中野友加里、コストナー １１月３～６日　　　中国杯　　　　　　荒川静香、浅田真央、スルツカヤ、クワン １１月１７～２０日　フランス杯　　　　荒川静香、浅田真央、コーエン １１月２４～２７日　ロシア杯　　　　　安藤美姫、恩田美栄、スルツカヤ １２月１～４日　　　ＮＨＫ杯　　　　　村主章枝、安藤美姫、太田由希奈、コストナー １２月１６～１８日　グランプリファイナル（東京）　ＧＰシリーズ上位６選手 １２月２３～２５日　全日本選手権（東京）

  2005年05月29日

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• 悲惨なキリン杯

  声は大分出るようになったのだけれど、セキで苦しくて夜に何度も目が覚めてしまうので、もう一度、病院に行って違う薬をもらってきた。 そして夜、さらに具合が悪くなるような試合を見せられた……。 キリンカップ２戦目、一次予選で敗退しているＵＡＥに０－１でまさかの敗戦。 Ｗ杯最終予選のアウエー２連戦という大事な試合を控え、最悪の結果となった。 きょうの試合は（いや、きょうも？）、采配次第では勝てた試合だった。ま、采配ミスというよりもジーコは選手選びとチームづくりの点ですでに大失敗しているのだけれど……。 いろいろ疑問点を挙げてみる。 １）なぜ柱となるＦＷが鈴木隆行なのか。彼は鹿島ですらレギュラーの座を追われようとしているのに。 技術があるわけではない彼が代表に定着しているのは、どう考えても不思議な運のお陰としか思えない。でも大事な試合で、アテにならない「運」に賭けていいのだろうか。試合後、なぜそこまで鈴木にこだわるのか報道陣に尋ねられて、ジーコは逆ギレしているようだ……。２）この日の布陣は３－５－２だったが、３－５－２のトップ下に小笠原は向かない。鹿島では４－４－２の二列目として評価されているのであり、パートナーの本山あっての小笠原ということがどうも忘れられているようだ。さらに、小笠原はいい選手だけれど、岩手県出身で暑さに弱い。毎年、夏になると極端にパフォーマンスが落ちる彼に、中東の地で好パフォーマンスを望むのは酷というものだ……。その事情と合わせてペルー戦でも機能しなかった小笠原をなぜまた同じように使ったのか。それなら４－４－２でいってもよかったのではないか。 ３）この日、途中からＤＦの坪井に代えて本山を入れ、４－４－２に切り替えた。攻撃が活性化するのでこれはオプションとして十分可能性を感じる。でも切り替える時間が遅すぎた。後半開始早々からやってもよかったのに。 負けたイラン戦では、４バックにしたことが敗因にされたけれど、あれは本当はゲーム勘のない中田ヒデが急に入ってフィットしなかっただけであって、４バックが悪いわけではなかったのだ。 それがこのチームに４バックは合わないかのように喧伝されてしまったことがとても残念だ。 この試合でも「本山を入れて４バックにしてからやりやすくなった」と小野がコメントしているほどで、オプションを増やすためにももう少し長い時間、４バックが見たかった。中田ヒデと俊輔をなんとか共存させるためには絶対に必要なオプションであるはずなのに、このあたり、ジーコは実験の場として絶好な親善試合を利用するのが下手すぎる。 ４）イラン戦のあと、選手たちから「４バックはやりにく」というコメントが噴出した、ということになっているが、いちばん大きな声でそれを唱えていたのは宮本ではなかったか。 ４バックになると自分のポジションがあやうくなるのは他ならぬ宮本自身だもの……。 理知的な雰囲気から、キャプテンとして不動の座を築いているように見える宮本も、実は自身の所属するガンバでは、彼がいないほうが成績がいいという微妙な立場に追い込まれている。 中田ヒデと同い年でコミュニケーションをとるのがうまい彼はベンチには絶対必要な人材だと思うけれども、身体能力の低さを考えると、不動のスタメンというのはどうだろう。 もっとも、「自分がいないほうがチームとして機能しますよ」などと監督に進言する選手がいるわけはなく、ジーコも何がなんでも宮本を信用するのはどうかと思う。 ５）ペルー戦、ＵＡＥ戦、２戦トータルしての反省としては、ペルー戦から大黒をスタメンで使ってみるべきだった。 それなのにペルー戦では実績重視ということで、鈴木と玉田を組ませた。 鈴木はもともと技術で勝負するタイプではないからあんなものだろうが、自己アピールのことしか念頭にない今の選手たちの中にあって、玉田はその筆頭格の選手。それでいて、リーグ戦ではまだノーゴールの絶不調。 ふつうの監督なら、今の状態の玉田を代表に呼びはしなかっただろう。それを呼ぶだけでなく、絶好調の大黒を差し置いてスタメンで使うとは……。 きょうの試合後、唯一、格の違いを見せつけた小野は、大黒に対して、「もっとくさびになるプレーも」という注文を出している。ペルー戦から大黒を使っていれば、きょうの試合でその課題を解消することができたかもしれないのに……。 ６）この試合後、川淵さんは「気迫が感じられない」と選手に怒りをぶつけた。呆れた……。 日本代表をこんなチームにしたのはだれだ！残念ながら、このチームは精神論以前の問題だ……。川淵さんが本当に怒りをぶつけるべき相手は、自分が操縦しやすいからという理由で、監督にふさわしいだけの器量のないジーコを監督に据えた人、つまり自分自身なのでは？ Ｊリーグを立ち上げたころの川淵さんはこんな人ではなかった……。 この歳月が、彼を裸の王様にしてしまったのだろうか。 とても寂しくて悲しい。 ７）ジーコの不思議なところは加地といい三都主といい、他の監督ならおそらく選ばないだろう選手を不動のスタメンとして使い続けているところだ。 この二人に関しては、おそろしいほどの忍耐強さで使い続け、サブメンバーを育てようともしない。 いったいジーコの目にはどんなフィルターがかかっているのか……？ ８）この試合のあと、最終予選の２試合に向け、中田ヒデ、中村俊輔、この二人はまあよいとして、なぜかほとんど試合に出ていない柳沢と、おまけにボランチ多すぎなのに中田浩二までが追加招集され、ケガの高原を除き、総勢２４人となった。 最終予選のベンチ入りは１８人だから、メンバーのうち６人はスタンド送りとなる。 落ちる選手をジーコの好み具合で予想すると、「海外組」というブランドはそれだけで特権らしいから、「国内組」である土肥、茶野、小笠原、本山、遠藤、大黒あたりか……。 もったいない、小笠原以下、使い勝手のいい選手ばかりなのに……。 ジーコは本当に選手を選ぶ目もおかしければ、選手の技量を引き出すのも下手糞だ。 名前だけの欧州組が増えている昨今、バリバリと自チームで活躍し、信頼に値する選手は小野ぐらいしかいない。 自分のアピールではなく、チーム全体のことを考えられる小野のような選手を柱に据えてチームづくりをすべきなのに、なぜ代表に居続けるのかわからない鈴木と、ずーっと試合にでていない中田ヒデと心中をするつもりなのか……。 このチーム、３年もやってきたと思えないほど連携が皆無なんだから、もう時間がない今、お互いを感じ合える選手（たとえば小野がやりやすいと感じる選手とか、遠藤＆大黒のガンバライン、小笠原＆本山の鹿島ラインなど）を重用して一切合切任せてしまったほうがずっとマシな試合を見せてもらえるように思うのだが……。運命のアウエー・バーレーン戦のキックオフは日本時間の６月３日（金）25時35分。どんなに無様で、どんなに汚い試合でもかまわないから、ともかく勝ってほしい。引き分けでもいいという声もあるが、守備が崩壊している今、引き分け狙いで逃げ切れるほど甘くはないだろう。それにこの試合を落とすと、すぐ５日後に迫っている北朝鮮戦で何がなんでも勝ち点３を取らねばならず、精神的に追い込まれる。未経験の無観客試合になるだけに、あまりナーバスな状況で北朝鮮戦を迎えたくはない。ともかく１点を取らないことには何も始まらない。どうか神のご加護を……。

  2005年05月27日

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• キリンカップ・ペルー戦、ロスタイムにカウンター、あはは。。。

  Ｗ杯の最終予選に向けた大事なキリンカップの初戦であるペルー戦でまさかの敗戦。 ロスタイムにカウンターを食らって失点というダメっぷり。 去年のアジアカップの奇跡の優勝のときもスッキリした勝ち方というのは一つもなかったけれど、あれからさらに退化しているように感じるのはなぜだろう。 選手は「黄金世代」と呼ばれる伸び盛りの選手が主力なのに……。 出ている選手全員が自己アピールにご執心なやつばっかりで、チームプレーとはなんたるやを忘れてるんじゃないのか。 ここにジーコ式査定主義の弊害が出ている気がする。 リーグ戦でのパフォーマンスや好不調をまったく無視して、自分の中の固定順位に乗っ取った選手起用しかしないから、こんなバラバラで、チームとしての体をなさなくなってしまうのだ。 いくら寄せ集めのチームったって、こんだけ競争のない固定したメンバーでやってたら、もうちょっと連動性や連携が出てきてもいいだろうに。 とりあえず、きょうダメだった選手は次のＵＡＥ戦でははずしてほしい。 いちばん気になったのは玉田かな。 Ｊリーグでの不調を代表でもそのまんま引きずっている。 リーグ戦12試合でノーゴールというのは伊達じゃないって感じだ。○|￣|＿ まあ、軽くケガをしたようなので、次は大黒がスタメンに加わってくるだろう。 選手のケガは望みたくはないけれど、ケガでもしない限り、不調の選手が入れ変わってくれないってのはなんなんだろう。 それに 好調の国内選手＜＜＜試合に出てなかったり不調の海外選手という図式もなんだかなあと思う。 帰国後、ただちにポジションを与えられるにふさわしいパフォーマンスをしているのは小野伸二ぐらいのものだろうに……。 こんなストレスたまりまくりの日本代表にだれがした……？ジーコと、ジーコに代表を任せた川淵さんか……。もうどんな不細工な試合でもいいから、なんとかドイツまでたどり着いてほしい……。女子レスリングのＷ杯は、見事に日本が優勝。

  2005年05月22日

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• ビーチサッカーＷ杯、世界の４位、おめでとう♪

  ブラジルで行われていたビーチサッカーの栄えある第１回Ｗ杯で、強豪を次々と破り、快進撃を続け、３位決定戦に出場していた日本は地元ブラジルと対戦、惜しくも破れたものの堂々と４位入賞を果たした。監督はあのラモス瑠偉氏。現役時代の熱いプレーそのままに、タフな精神力を選手たちに植え付けていった成果が出たに違いない。

  2005年05月16日

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• どっちがより嫌い？

  プロ野球の交流戦も３カード目に入った。ふだんやらないチーム同士が試合をするということは、ふだん私が贔屓にしてるセとパのチーム同士、またアンチ同士が対戦する場合があるということで、これが交流戦の悩ましいところ。今節はとくにそうだった。ソフトバンクホークス対ドラゴンズ、巨人対西武というカード。前者は好きなチーム同士の対戦。この場合は、どっちも応援するということでまあいい。問題は、後者の嫌いなチーム同士の対戦だ。テレビを見ながら、どっちのチームがより嫌いなのか、自分の本心が初めてハッキリした。試合の中盤まではなんとなく見ていたけれど、終盤になって、いつもなら応援するなんてありえない巨人を応援している自分を発見した。（苦笑）嫌いのレベルにも差があったなんて、交流戦がなければ気づかなかったなぁ。

  2005年05月15日

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• さあ、プロ野球のセ・パ交流戦が始まった♪

  きょうからプロ野球の交流戦が各スタジアムで始まった。日頃は実現しないセ・リーグとパ・リーグの対戦が見られる。交流戦といっても、オープン戦とは違って、ペナントレースの勝敗にはしっかりカウントされる真剣勝負だからおもしろい。１チームあたり他リーグとの試合が３６試合（６チーム×３試合×ホーム＆アウエーで２回）もあるわけだから、優勝を争ううえではけっこう大事なのだ。この交流戦は、プロ野球界改革の一環として今年から取り入れられた。テレビの画面を通じても、なんとなくワクワク感と緊張感が伝わってくる。今年は手始めということもあり、５月６日から６月16日までの集中開催になっている。雨天順延のときの日程調整の難しさもあるのだろうけど、私は月に一度ペースとかもっと交流戦の日程がバラけていてもいいとは思う。

  2005年05月06日

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• 世界"愛ちゃん"選手権？

  いま世界卓球選手権が上海で開催されている。きょうで日本選手は全滅してしまった。やはり中国は強い。強すぎ。これまでスポーツニュースでもほとんど扱われなかった卓球だけれども、今回は福原愛ちゃん効果なのか、東京12チャンネルで中継をしてくれた。それは非常に喜ばしいことだ。でも中継してくれたのはいいけど、それにしても見事なほどに「愛ちゃん」しかやってくれなかった。今回、日本選手団は若くて有望な選手が愛ちゃん以外にもたくさんいて、北京オリンピックがかなり楽しみな布陣だというのに……。他の選手の試合ももっと見たかった。これが日本のテレビの限界なんだろうな……。

  2005年05月03日

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• どうする？　日本代表！

  ６月８日に日本とＷ杯最終予選を戦うはずだった北朝鮮への裁定が出た。これは北朝鮮で行われた前回のイランとの試合で、サポーターが暴徒化したことに対する罰則である。裁定結果は……。（１）本来は北朝鮮で行うはずが、第三国での開催。（２）無観客試合。（３）罰金。と考え得る限りのいちばん厳しい裁定が出た。しかしこれは同時に、日本にも厳しい結果になった。第三国で開催するなら、無観客試合にする必要はないだろうに。よほどのことがない限り、第三国でやれば、日本のサポーターが圧勝して９７年にＷ杯出場を決めたマレーシアのジョホールバルのように、ホーム化するに決まっているのに。これじゃ日本に対しても罰ゲームと同じようなものだ。そのうえに、第三国が中国や韓国にでもなったら大変だ。（おそらく政治事情からしてありえないとは思うけれど）いっそのこと、６月３日はバーレーンでの最終予選なので、移動時間を短くするために、中東のどこかを会場にしてもらってもいいくらいだ。今回、裁定を出したのはＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）。会長のブラッターはどちらかというと親日派だろうと思う。で、アジアのＡＦＣ（アジアサッカー連盟）で実権を握っているのは中東の国々で、我々の東アジアとはやや対立関係にある。それでもってわが東アジアは、中国に韓国に北朝鮮に、どちらかというと反日本の国々で、とても一枚岩とはいえない、アジアではどっちを向いても敵ばかりという状況。韓国の会長のチョン・モンジュン氏は北朝鮮をバックアップすると宣言しちゃっているし、北朝鮮はこの裁定に対して提訴する可能性がある。そうなると６月８日の試合日程そのものがずれかねない。となれば、日本はこの直後にドイツでコンフェデレーションカップという、Ｗ杯のプレ大会という位置づけの大会に出場が決まっており、そのあとはＪリーグのスケジュールが詰まっているので、日程変更されるとかなり厳しい状況に追い込まれることになる。政治力を持たず駆け引きのヘタな日本は、今後の展開の中でどのようにして日本代表選手たちを守っていくことができるのだろうか？予断を許さない。

  2005年04月30日

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• 鹿島アントラーズvsジュビロ磐田、クラシコを見に行く！

  さあ、朝から“ツアー”へ出発。きょうは鹿島アントラーズvsジュビロ磐田の一戦を見にいく。新宿から直行バスに乗り、いざカシマスタジアムへ♪一応、観戦ツアーなのでスタジアムに着く前にクラブハウスに寄る。ショップはチームカラーのアントラーズレッド（鮮やかなエンジ）であふれていた。私も記念に何かを買おうと思ったけれど、レジが長蛇の列だったのであきらめて、300円のガチャポンに挑戦。（コインを入れてがちゃっと回したら、カプセルに入った選手のミニフィギュアが出てくる）だれが出るかなあと開けてみたら、背番号３の金古選手だった。ＣＢの選手だけれど、最近は岩政選手に押し出される格好でなかなかベンチにも入れない日が続いている。せっかく秋田選手から背番号３を受け継いだのだから、もっとがんばれ♪そしていよいよスタジアムへ。私がよく行く国立競技場や味の素スタジアムなどはほとんど食べる楽しみはないけれど、このカシマスタジアムは日本一グルメなスタジアムと言われる。おまけにこの日は、「いばらき春の味と技の物産展開催！」ということで、いつもにも増してメニューが充実。１３時半にスタジアムに到着。まずはコンコースをぐるっと回ってどこにどんなお店があるかチェックする。アウエーのゴール裏だけは柵で区切られていてお店も少なく、ホームとアウエーを「差別化している」ところが、日本らしくなくてすばらしい。（笑）カシマといえば何はなくとももつ煮というわけで、まずは神栖町商店会というところで購入。ボリュームたっぷりでこれでかなりお腹いっぱいになった。ねらっていたハム焼き＆牛串焼きは大人気で、並ぶ根気がなかったので泣く泣くあきらめ、牛を焼く煙だけ全身に浴びてきた。ふと見ると、コンコースの一角にもう一つ人がたくさん並んでいるところがあった。ベンチからはずれた４選手によるサイン会だ。そこにはさっきガチャポンで出てきた金古選手の姿が。「選手は試合に出てなんぼなんだからもっとがんばれ」と心の中で声援をおくった。メニューはほかにビーフシチューや麺類、とろろごはん、オガサワーやら選手の名前のついたカクテルなど美味しそうなものばかり。でも私はもつ煮一杯でかなりお腹が満たされたので、主食はチーズおやきにした。肝心の試合のほうは、１５時にキックオフ。かつては“クラシコ”とも呼ばれた伝統の一戦。ここ数年は鹿島が不調で今年は磐田が不調でその色合いは薄れてきたが、どんなにチーム状態が悪くてもこのカードになると意地の籠もった好ゲームを繰り広げるという不思議なカードだ。開始早々、故障で欠場の野沢の代わりにスタメンに入った深井の活躍で鹿島が素早く２点を先制。深井が菊地に削られ退いてからは守戦一方となったが、なんとか２－１で逃げ切り、首位の座を盤石なものにした。スタジアムをあとにし、新宿駅に着いたのは８時ごろで、まさにミニ旅行。だった。実はこの日、一つ心配事があった。朝、駅まで自転車で出たのだが、駐輪場になんとカギをつけっぱなしで来てしまったのだ。丸一日、カギをつけたまま放置していたことになる。「私の自転車がありますように」と祈りながら駐輪場に行ってみると、あった！　私の自転車は盗まれることなく、ちゃんとそこにいた。よかったぁ……♪

  2005年04月24日

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• オフ会でびゅー♪

  サッカー好きな仲間たちとのオフ会。東京駅の近くでランチオフ。毎日のようにパソコンをとおして語り合ってはいるものの、私は直接会うのは初めてで、人見知りをするタチなので朝からかなり緊張していた。なぜか逆行の中央線には乗るわ、途中で腕時計は落とすわでもう大変。ハンドルネームしか知らなかった人たちと自己紹介し合う。イメージどおりだった人と、かなりイメージからかけ離れていた人がいたが、いざおしゃべりを始めたら、いつもの調子が戻ってきた。話題の中心はもちろんサッカー、それもＪリーグ。サポートするクラブが違うのに、こうしてわざわざ機会を設けて会って直接語らっているこの不思議な縁。実生活では私の周りにあまりサッカーを語り合える人がいないので、このときとばかりおしゃべりを楽しんだ。思い切って行ってよかった♪

  2005年04月23日

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• ジェフ千葉vs鹿島アントラーズ

  さあて、きょうはＪリーグ観戦。カードは、ともに好調のジェフ千葉vs鹿島アントラーズの無敗同士の対戦。千葉のホームゲームのはずが国立競技場に入ったとたんに、そこは完全にアントラーズのホームでした。（笑）昨シーズンの対戦は、名将オシムに率いられたジェフが、２戦２勝。ボールも人もよく動くジェフのサッカーに鹿島が凌ぎきれなくなって失点というパターンでした。前節に、村井・茶野という主力選手が移籍した相手であるジュビロ磐田との“因縁対決”を３－１で勝利し波に乗るジェフが立ち上がりから激しくぶつかると思いきや、割と静かな立ち上がり。試合の序盤は鹿島ペースで進みました。意思統一がなされたスペクタクルなサッカーを見せるジェフに、鹿島も組織的な守備で対抗。“ぐだぐだサッカー”と揶揄された去年とは見違えるような連携を見せ、こちらもスペクタクルな攻撃を展開します。前半は、鹿島が押し気味ながら、鹿島は小笠原、ジェフは佐藤のビューティフルゴールで１－１の同点でハーフタイムに入りました。後半は、いわゆる「上川劇場」が炸裂してしまいました。上川審判がジェフのストヤノフにレッドカードを出し、退場を命じて、好ゲームに水を差してしまったのです。これはちょっと厳しすぎる判定……。審判がゲームメイクしてしまうのはいただけません……。そのあと、鹿島は３点を追加、ジェフは１点を返したものの、２－４で鹿島が勝利し、首位をキープしました。この日の鹿島は流れるようなパスワークでゲームを支配していました。去年に比べて「いったいどうしちゃったんだー」というぐらい楽しいサッカーです。アレックス、野沢、小笠原、本山の前線の４人がめまぐるしくポジションチェンジしながら攻め込む鹿島に対して、ジェフはややハース頼みの傾向が見られたので、この退場がなくても試合の結果は鹿島優位だったと思われます。でもだからこそ、やっぱり最後まで11人対11人の試合を見たかったなー。花粉症のため、マスクをしての観戦だったけど、やっぱりナマ観戦は気持ちイイ♪

  2005年04月16日

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• 反省のない男・中田浩二（笑）

  サッカー・フランスリーグ、人気を二分してナショナルダービーといわれるマルセイユvsパリ・サンジェルマン。今年から移籍した日本の中田浩二はやってくれちゃいました。みごとな初ゴール！自分とこのゴールに……。昔でいうところの自殺点、今でいうオウンゴール（ＯＧ）だ。このミスが響き、マルセイユは１－１の引き分けで、２位から３位に転落した。チャンピオンズリーグの出場権がかかるだけに、今は勝ち点１が非常に大切な時期。それ以外のプレーも散々だった中田が各新聞に酷評されているのもうなずける。でもこのコメントを見る限り、彼にへこんでいる様子は全くない。Ｗ杯の決勝トーナメントのトルコ戦で決勝点につながるパスミスを犯したあともそうだったっけ。このいつでもケロッとマイペースなところが、この男のよさではあるのだが……。各紙にどんなにこきおろされようと、しかし彼は次もスタメンに違いない。それは監督のトルシエという絶大な後ろ盾がいるから。サッカーに興味のない人も、この名前には聞き覚えがあるはずだ。２年前のＷ杯のときに日本代表の監督をしていたあのトルシエだ。そのトルシエが、海外移籍を画策していた中田浩二（＆代理人）と利害が一致して、練習に参加という名目で中田をフランスに呼び寄せた。所属チームの鹿島アントラーズはその言葉を信じて快く送り出したところ……、いつの間にか入団テスト合格という話になり、移籍話に変わっていた。これがＪリーグの開幕直前だったから、鹿島はたまらない。新シーズンのチームの核になるはずだった選手が急にいなくなれば、チーム構想の青写真がガラガラと音を立てて崩れてしまう。当然、鹿島は首をタテに振らなかった。ところがすでに決心を固めていた中田浩二は強行突破。海外移籍をもくろんで複数年契約を断っていた中田は１月31日の契約切れをねらい空白の一日をついて、なんと移籍金ゼロでフランスに旅立っていったのだった。中田浩二は代表の中でも地味な存在だから大して話題にはならなかったが、これはプロ野球のあの江川事件にも匹敵するほどのひどい話だ。理由は二つ。一つは時期が悪すぎた。せめてあと数週間でも早ければ、鹿島も中田の穴を補強で埋めることもできたろうが、何せキャンプイン直前の時期では、他クラブは外国人を中心に補強をほとんど終えてしまっており、めぼしい選手は残っていなかった。二つ目はお金だ。本来であれば、30歳よりも若い選手が移籍するときは移籍金が発生する。中田であれば２～３億円の移籍金が入ってくるはずだった。（年齢ごとに移籍係数が決まっており、手元に数字がないのでわからないが、推定年俸5200万円で25歳の中田の移籍金はかなりの金額になるはずだ）しかし当然の権利であるべき移籍金が入ってこなかったため、鹿島は金銭的にも新戦力の獲得が難しくなった。今年のＪリーグ開幕前に、ジュビロ磐田がジェフ市原の主力だった茶野と村井を獲得して、一部で物議を醸していた。ジェフサポの心情を考えると引き抜かれることは複雑だろうが、このケースではジェフにきちんと移籍金が入っているのだから、鹿島が受けた被害に比べればまだ救われると思う。今後のサッカー界に影を落とすようなこういう経緯による強行移籍だっただけに、トルシエは相変わらず中田浩二をかばい続けている。でも人間、最後は自分の保身に走るもの。自分の契約更新がかかっているトルシエはいったいいつまで中田浩二をかばってくれるだろうか。この強行移籍には某代理人が陰で暗躍していたことが指摘されている。しかし代理人がどうであれ、要は選手本人の意志と人間性の問題であり、これは中田浩二自身が選んだ道なのだ。ただし代理人も、選手のメリットのみを考えるのではなく、選手を育て上げてくれたクラブと、そのクラブが所属しているＪリーグを尊重し、サッカー界全体の発展を願うという視野を持ってほしいものだ。でないと、今後もこのようなルール上の盲点をついた移籍金ゼロ移籍が頻発すれば、各クラブは経営が成り立たなくなってしまう。（もちろん大多数の代理人はサッカーを愛し、真摯にサッカー界の将来を考えている人たちであることは言うまでもない。）

  2005年04月04日

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• がんばった一迫商業

  センバツ高校野球が閉幕。巨人の工藤やイチローの母校である愛工大名電が優勝。昨年のこの大会では準優勝だった愛工大名電は意外にも初優勝だそうだ。おめでとうございます。私が期待していた東北勢は、羽黒高校が山形県勢初のベスト４入りを果たした。東北勢には雪国のハンディがあり、春の大会は不利といわれていたのはもう今は昔。各校、室内練習場が充実してきたのと、甲子園出場を求めて大都市圏から地方に人材が流出していることもあり、東北勢が一回二回勝ったからといって、今さら「躍進」とはあまり言われなくなった。今回、私が注目していたのは宮城県の一迫商業。一迫商は21世紀枠という2001年度から始まったいわば推薦枠での出場となった。一迫町（４月１日より合併して栗原市となった）は人口約9300人という過疎地であるにもかかわらず、地域の支援を得ながら活動してきた点が評価されたという。宮城県には東北高校と仙台育英学園高校という私学の二強があるため、一迫商の選手たちで高校入学時にまさか自分たちが甲子園に出場できるなどと信じていた選手は皆無だったのではないだろうか。昨年の秋の県大会で優勝したのは東北高校で、一迫商業は準優勝だった。その宮城県一位の東北高校が甲子園には出場できず、二位の一迫商が甲子園に出場して一回戦で当たった東京代表の修徳高校を破ってしまうのだから、わからないものだ。一迫商業は続く二回戦では天理高校に完敗したが、21世紀枠で出場したもう一校の高松（香川）は一回戦で敗退しており、甲子園に校歌を鳴り響かせたというこの結果は大健闘といっていいだろう。その一方で、東京が地盤沈下しているのは否めない事実で、それはそれで寂しいことだ。

  2005年04月04日

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• 開幕にあたり……

  １日の金曜日にパ・リーグより１週間遅れてセ・リーグが開幕したプロ野球。巨人はまさかの３連敗という滑り出し。去年のプロ野球界はまさに激動の１年だったが、今年も何やら波乱の予感……？かつて巨人のファンだった私は、長嶋監督が復帰したころから徐々に冷め始め、いまはホークスがお気に入り。（まだ違和感があって、ソフトバンクとは言いにくいけど。）ぶっちぎりの最下位候補ではあるけれども、宮城県に長く住んでいたので楽天も応援していきたい。そして、川相選手を取材させていただいたご縁で今年はドラゴンズも応援していきたいと思っている。野球にサッカーに、やたら胸が弾むいい季節だ。

  2005年04月03日

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• 「ジャパン・スポーツ＆アート・フォーラム2005」

  　　国立競技場の会議室で、こんなイベントに参加してきた♪　　日本スポーツ芸術協会が実施した「ジャパン・スポーツ＆アート・フォーラム2005」。　　テーマは「スポーツとファッション」。日本スポーツ芸術協会は、昨年、創立50周年を迎え、ＮＰＯ法人になった団体で、その記念シンポジウムだった。　　　フォーラムは２部に分かれていた。　　＜ＴＡＬＫ　ＳＥＳＳＩＯＮ　１＞　　スポーツ・アート・イン・アテネ　―アテネオリンピックに見るスポーツ芸術―　　　●コーディネーター ／日比野克彦（アーティスト／東京芸術大学助教授）　　　●パネリスト／武田大作選手（アテネオリンピック日本代表・ボート）　　　　　　　　　　　　徳野涼子選手（アテネオリンピック日本代表・ビーチバレー）　　＜ＴＡＬＫ　ＳＥＳＳＩＯＮ　２＞　　スポーツとファッションの出会い　―それは東京オリンピックから始まった―　　　●コーディネーター ／増島みどり（スポーツライター）　　　●パネリスト／くろすとしゆき（服飾評論家）　　　　　　　　　　　　日比野克彦（アーティスト／東京芸術大学助教授）　　　　　　　　　　　　三上孝道（秩父宮記念スポーツ博物館長）　　　　　　　　　　　　山崎浩子（新体操）　スポーツとファッションを関連づけて論ずるというのは、とても新鮮な視点だった。　セッション１では、コーディネーターの日比野さんがいきなりペイントのパフォーマンスを披露。　そのあと、パネリストの武田・徳野両選手がアテネオリンピックでの日本選手団のユニホームを着用して登場。　徳野選手の白い花柄のジャケットは奇抜だけれどもかわいらしかった。競技用のユニホーム（水着）は、「機能的で、かつ肉体の美を表現するためにいろいろ注文を出して、シドニーのときよりもカッティングが深くなっているんですよ」とのことだった。　徳野選手も武田選手も、それぞれの競技で自分を「表現する」という意識がとても高いことに感心した。二人とも、日頃の練習では「動きの美」を追究するために、常にイメージを大事にしていること。動画よりも一瞬を切り取った自分の静止画を見たほうが参考になるとも話していた。　セッション２では、東京オリンピックがきっかけとなって、スポーツウエアが街着になっていったという話が興味深かった。くろすさんによると、東京オリンピックを観戦するために日本にやってきた外国人観光客をつぶさに観察した結果、ブレザーとスニーカーをスポーツマンだけでなく一般の人向けに制作しようというアイディアを得て、それが大ヒットになったのだそうだ。　まさにスポーツ史の生き字引ともいえる三上さんからは、ベルリンオリンピック当時、水着は絹製で、絹は貴重品だったことから、なんと選手間で着回しをしていたという「衝撃の事実」が暴露された。　リボンの演技をちらっと見せてくれた山崎さんは選手時代の自分の経験から、また軽妙なコーディネーターぶりを見せてくれた増島さんは豊富な取材経験から、それぞれちょっといいエピソードを紹介。各国のユニホームはそれぞれの国情を映し出しているということがよくわかった。　最後に、北京オリンピックに向けてユニホームはどのように進化していくべきかというところで、強そうに見えて、そしてアジアの一員であり日本人というアイデンティティーが持てるようなものだといいねというところで終了した。　秋には、「スポーツと音楽」というテーマで同様のフォーラムが実施されるそうなので、それも楽しみに待ちたい。

  2005年04月02日

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• 序列主義がなあ……

  さてさて、水曜日のバーレーン戦の感想など。サルミーン選手のシュートは敵ながらすばらしかった。（笑）ジーコは、本当にラッキーだった。いやいや、それだけで終わってはいけない。いつも思うのだが、Ｗ杯予選の登録メンバーはなんで18人なんだろう。Ｗ杯の本番も通常の国際試合も22～23人なのに……。最初から18人しか連れてこない国もあるのだろうが、日本のように23人以上呼んで帯同させて、直前に５～６人をスタンド送りというのは、当人にとっても、送り出すクラブにとっても頭が痛いことだろう。それが問題なのはジーコ的序列により、ベンチ外の選手はだいたい事前に予想できてしまうこと。練習でどんなにがんばっても、その序列が崩れることはほとんどあり得ない。かといって、そのベンチ外濃厚の選手たちは合宿や練習でふてくされた姿を見せるわけにはいかないし、試合勘は鈍ってしまうし、各所属チームに戻ってからも調整が難しそうだ。ちなみに、２試合ともベンチ外だった気の毒な選手たちはＧＫ曽ケ端、ＤＦ茶野、坪井、ＭＦ遠藤、本山の５人。この２連戦、イラン戦でスタベンだったのはＧＫ土肥、ＤＦ松田、ＭＦ稲本、中田浩二、小笠原、ＦＷ柳沢、大黒。バーレーン戦でスタベンだったのは、ＧＫ土肥、ＤＦ三浦、ＭＦ稲本、中田浩二、小笠原、ＦＷ玉田、柳沢という構成になっている。私の疑問は、ベンチに中田浩二、稲本とボランチ２枚も必要だったろうかということ。結局、イラン戦は二人とも出番がなく、バーレーン戦は稲本が時間稼ぎに最後の最後で投入されただけ、中田浩二に出番はなかった。だいたいジーコ・ジャパンは取れるはずのゴールが遠くて、ギリギリになって、あわてて攻撃的に行くために交代枠を使うことが多い。なのにこの７人のベンチ枠は、どう見ても攻撃的なオプションが足りない。攻撃的ＭＦのサブとしては信頼の厚い小笠原も、スタメンとしてならヒデや俊輔に勝るとも劣らない才能の持ち主だが、途中投入に適したタイプではない。玉田もスペースを必要とするタイプだから、ああいう場面での途中投入には向かないように思える。バーレーン戦を例にとっても、稲本か中田浩二を削って、乗っている大黒なりを入れておいてもよかったのではないだろうか。追加招集なのにベンチ入りした柳沢を含め、ジーコはやはり海外組だから外せないだけじゃないかと思わざるを得ない。　ジーコ・ジャパンにはヒデをはじめとしてケガ人や長く代表を離れていた人たちが帰ってきたけれど、いっちばん帰ってきてほしいあの人だけはまだ戻ってきてくれない。それは久保……。眠れる獅子がようやく目覚めて実力を垣間見せてくれた矢先に、ケガで離脱。ほんの短期間ではあったけれど、日本で唯一、見ていてストレスのたまらないＦＷだった。やっぱりＦＷの軸はこの人であるべき。早く戻ってきてほしい。ジーコのことだからマリノスで復帰すればすぐにでも呼ぶだろうが、でもトップフォームに戻るまでにはかなり時間はかかるんだろうな。ノーゴールが続く高原、３バックならほかにも右サイドに適した選手はいるだろうと思うのに加地がずっとスタメンに固定されたりしているのも、健全な競争が生まれにくいチーム事情をよく表しているようで懸念材料だ。選手たちはすぐに再開するリーグ戦に向けて、休む間もなく各チームに戻っていったけれど、ジーコはまたろくすっぽリーグ戦を見もせずに、バカンスで帰国しちゃうんじゃあるまいな……。

  2005年04月01日

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