村上春樹を語るには知識も語彙もないけれど「やはり独特の魅力がある」と強く言いたい。
村上春樹、9年ぶりの短編集
『女のいない男たち』
「まえがき」にこの短編集の成り立ちが書かれている。
長編小説を書き下ろしで書くのが本来、体質に向いているらしく、あちこちに切れ切に短編を書いていると調子がなかなか出ないというか、力の配分がうまくいかない。だから短編6、7本くらいを一度に集中して書くことにしている。するとちょうど「本一冊分」の仕事量になり、水泳で言えば、息継ぎの感覚がつかみやすい。
この一文だけでも「春樹っぽく」てドンと安心できます
また、この6つの短編を書くにあたりビートルズの『サージェント・ペパーズ』や
ビーチボーイズの『ペット・サウンズ』のことを
「緩く念頭に置いていた」そうだが、
読んでいて心地良いのは、そのあたりに因がありそうな気がする。
文中には音楽・文学、その他なんとなく縁の遠いものでも魅力的にさらっと語られる。
世界中での春樹人気が、どこまで正しく?翻訳された上なのか疑問に思っていたけれど
本のバックにあるそれらが言語を超えた感覚として強く見えるのかもしれない。
ウチの夫とは読む本の範囲が全く違い、たぶん唯一共通して好きなのが村上春樹くらい。
私はふだん文庫本しか買いません。これも夫に借りた本でした。
オットはどう読んでいるのか?実はちょっと気になります。。。聞かないけど
さて。着画がいくつかあるのでついでに。
娘とホームセンターへ。
わたし的にはオレンジ色タンクチラ見せでベルトとの色リンクがポイントだったけれど
どうもスッキリしない。サンダルを間違えたと思いますっ!
今日のコーディネートは?
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