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カテゴリ:Love
子供の頃、聞かされるおとぎ話のラストでもっとも多いパターンが、「そうしてお姫様は王子様と結婚して、末永く幸せに暮らしましたとさ」
子供のころからこれでもかと刷り込まれるこの概念は本当に正しいんでしょうか? 女の幸せは結婚と言いますが、現在未婚の適齢期プラスマイナス20年くらいの人たちはどう考えているんでしょうか。けっこう懐疑的に捉えている人も多いんでしょうね。少なくとも私の周りでパワフルに生きている方々、特に女性陣は、懐疑的な方、多いです。男性は、未婚を楽しんでいるというより、面倒だからしないという、消極的かつ非建設的な理由が多いですね。女性は、結婚をすることが自分にとって本当にプラスになるのかという目で見ている人が多いです。 果たして、結婚は本当に素晴らしいことなんでしょうか。 結婚しないことによる様々な束縛からの自由に訣別してまでする必要があるんでしょうか。 お答えしましょう。 結婚は素晴らしいものです。 ちょっと違うな。 本当に一緒にいたいと思える相手、もしくは出来るだけ多くの時間、一緒に過ごしたいと思える相手と一緒にいるために、法律の解釈によって婚姻、もしくは養子縁組による絆を結ぶことは、とても素晴らしいことです。 いちいち電話をかけたり、都合を調整しあったりしなくても、いつも一緒にいて、法律的に問題ないし、誰にも変な目で見られることがない。話をするために場所を選んだりしなくてもいいし(まあ、それも楽しいんだけど)、相手の中にある自分への気持ちを確かめるために、空いているゆっくりと時間を過ごせる場所を探し回る必要もない。 疲れて自分が帰る場所に相手がいるか、相手も帰ってくるんです。こんないいことはありませんよね。 しかし、にも拘わらず。 現在、何より、既婚の方々の、かなりの割合の方が結婚というものについて、否定的な考え方をしています。公の場での意見表明などもかなりされています(テレビその他のことです)。そういうものを見ていれば、未婚の方々がその素晴らしさに懐疑的になるのも無理はないのですが。 でも、違うんです。一緒にいたい相手といる時間は、長ければ長いほどいいのではないですか? だとすれば、社会的に認められる結婚という方策は悪いものではないはずなんです。 ではなぜ、よくないという方々が多いのか。それは簡単な理由です。その人は、ずっと一緒にいたいという相手を選ばなかったのです。無知、あるいは強欲によって。 無知はわかりますよね。相手を見る目を養うことが出来ず、自分に合う相手を選べなかった心の幼さ。 もしくは選んだ相手のよさをちゃんと見出して、相手の嫌な部分を帳消しにする寛容の不足。どんな人間にだって欠点はあり、いいところがあります。ないものねだりは不幸への最短経路です。 一緒に暮らしているうちに、相手のよさを見る目をなくしてしまった方々をたくさん見ます。でも、他人が言ってもわからないんです。自分自身の、心の持ち方の問題ですから。 強欲は、自分の責任だから、不幸になって当たり前。自分にとって本当に必要なものが何かに気づくことが出来ず、世間的に望ましいとされている無責任な意見に流されて相手を決めてしまった場合。お金があれば...とか、顔がよければ...なんて考えていると、絶対後悔します。その代わりに捧げなければいけないのは、あなたの魂です。 結婚が不幸なのは、相手のせいでも他の誰のせいでもありません。不幸だと思っているその人自身が、するべきことをしなかった、もしくはしていないからです。だから、結婚したいと思ったら、迷うことはありません。まっすぐに進むべきです。幸せの種類はいろいろあります。自分自身が欲しい幸せをちゃんと見極めてさえいれば、絶対に幸せになれます。 極端な例ですが、相手を信じて結婚詐欺に引っかかった人の大半は、詐欺だとわかった後も、自分の被害よりも詐欺犯のことを心配しています。彼(女)らは、幸せなんです。 王子様とお姫様は、末永く幸せに暮らします。それは、巡り合うべき二人が巡り合ったからなんです。結婚というシステムに乗っかったからではありません。ここを勘違いしている人が多いので、不幸自慢が始まるんでしょうね。 ここで、女性限定で本当に幸せな結婚をするためのチェックポイントを一つお教えしましょう。 あなたは結婚に伴う諸々のイベント(結婚披露宴とか、新婚旅行とか)を一切しなくても、その人と結婚したいですか。友人たちに隠したままで一緒になれますか。結婚した後で、自分の回りの人に冷静に報告できますか。 自分の心に聞いてみて、何の問題もないという言葉が帰ってくれば、あなたはきっと幸せになれるでしょう。そうであると言い切れるなら、結婚するべきです。 もちろん、それがわかってさえいれば、どれほど派手なイベントをしても、全然問題ありません。しなければ幸せになれるということではないのですから。 おしあわせに。いつまでも末永く、幸せに暮らしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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