思いがけない物を見つけた
今日の最高気温は30度。最低気温は23度。晴れきょうも暑いです。 カボチャの花の黄色が鮮やかです。 良く見ると花の右側にカボチャがなっているのが見えます。探し物をしていた時出てきた木箱。何が入っているかと中を見たら、父が書き残したノート(日記)が5,6冊。中に「思い出」と書かれた父の書体とは違うノートが一冊ありました。中を読むと父の弟であるM叔父の物でした。 Mおじさんは終戦後一緒に旧満州から引き揚げて、一時一緒に暮らしたこともあります。帰国後一時高校で生物を教えていたことがあったようです。ずっと後になって、習ったことがあるという人がいて吃驚したことがあります。小学校へ入る前のことなので、M叔父のことはあまり記憶にないです。でも一つだけ覚えていることがあります。家の前に咲いていたクローバーを息子にタンポポと教えて叔母に「生物の先生が嘘を教えている。」などと言われていたことを、なぜか覚えています。その後M叔父は佐渡に仕事を見つけ佐渡へ行き生活を始めました。佐渡で住んでいたある年、一家は長雨のため裏山が崩れ土砂が一家を直撃して、全員が亡くなってしまいました。あれから何十年も時が過ぎました。そのころは父はまだソ連抑留中でその生死も分からなかったことも思い出していました。思い出すことも無くなっていたM叔父を、思いがけず見つけたノートから思い出し、また当時のことを思い出したひと時でした。