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カテゴリ:現代社会を考えるー時事
現社考ー「子の犯罪」 <なぜ・・? 「殺傷事件」> 子ども達にとって「短い夏休み」が終わろうとしている。 世界(アフガン外)では、テロとの戦いに激しさが加速している。 テロや戦争(グルジア内戦にロシアが参戦)など、暴力ザタがやまない事件が多発している背景は、「ひとと人の繋がりの希薄さ」と云えないだろうか・・? さて、日本における「少年犯罪」の多発に視る「少年少女の顔」の実態は、「日頃からの『非行』少年少女」でなく、教育熱心な親の下でまじめな学生で通ったケースが目立ち、「何らかの感情の壊れ」により、「凶悪事件」へと発展する場合が多いように思える。 現在、教育現場において「なぜ 人を殺してはいけないのか・?」との問いかけに、旧約聖書の「モーゼの十戒」が引き合いに出されるようだ。つまり、「神の啓示であり、倫理観の礎」(キリスト教)と教えるらしい。 この「概念」の伝え方で良いのだろうか・・? 他人を尊重し、命を大切にすることが人間にとって大切な事であり、他への「おもいやりの心を育む人間教育」が、現代の家庭で蔑ろにされていないだろうか・・?との反省も必要であろう。 東京・秋葉原の25歳フリーター事件は、日本の「派遣制度」の副産物とも云える。「人を殺してはならない」と諭しても、自分自身が「いつ死んでもいい」と考えている者には通用しない。 「現代の家庭は忙しすぎであり、家庭における「心の教育」が為されていない。」と、評論家の弁が多い。しかし、これらは「責任ある回答」ではないと考える。そもそも「心の教育論」事態、抽象的であり、「どうすれば・・」と表わせないところに「人間教育の難しさ」を唱えているだけやも知れない。 しかし、私にはこう思える。「権利と義務の教育」が幼少の時より必要であり、「子の物欲」の高まりに合わせ「我慢」を教える事から始めなければ、「心の教育」は果せない気がする。そして、権利を主張する為には、義務を果さなければならない事!を。「子の物欲」に対抗する手段として日頃からの「親の毅然とした態度」がすべてであるように思える。 幼少期より、「蝶よ花よ」の考えに基く育て方では、問題は解決しないのでは・・、憂いが残る。(人の命を奪う権利は誰にもない! これが「人の基本」である) 夏休みの終わる前の「家庭への最後の宿題」として、「親子の話し合い」の場を設けて欲しいものです。「七転び八起き」の諺も、「人に逞しさ」を育てる事を忘れてはなりません。 取り返しの叶う「転び」であって欲しいものです。 ☆ 葉月の仏声人語・・・おふくろの味。故郷! (「お墓参り」いいものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月25日 08時34分44秒
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