過去問の学習・その2
過去問集、本屋の社労士受験コーナーへ行けば、色々な種類のものが置いてありますが、解説が充実しているものを買うようにしてくださいね。それとできれば、2種類の過去問を購入することをお勧めします。載っている問題は同じなので、もったいないという気がするかもしれませんが、時期に合わせて使い分けることで、より効果的な勉強ができるんですよ。まず、勉強を始めて間もない頃は、頭の中の知識もテキストの順番にしか並んでないので、色々な項目が混ざった問題とかですと、簡単な問題でも解けないことがあるんですよね。初めて過去問を解く際は、できる、できないよりは、知識の確認的な意味で解いたり、傾向を知るという意味で解いたりすることがおおいので、できれば一問一答形式がお薦めです。ただし、試験は一問一問の正誤を問うのではなく、5肢の中からもっとも正しいものか誤っているものを選ぶという形式になりますので、最終的には一つを選ぶ能力を身に付けなければならないんですよね。ですので、試験が近づいてきたら、そうですね、勉強の進み具合にもよりますが、春先から初夏の頃には5肢択一式の過去問に切り替える必要があります。同じ過去問でも、一問一答形式で解いたときと、5肢択一式で解いたときでは、雰囲気が違ったりするんですよ。なので、この切り替えをすると、同じ問題を解いているにもかかわらず、新鮮味を感じたりするんですよ。そうなると、またまた勉強が進んでしまうなんてこともありますよね。