再喫 コーネル&ディール「バイユーモーニング」
コーネル&ディール(C&D)の「バイユーモーニング」を吸い始めました。この煙草を最初にレポートしたのは、2018年6月の事でした。 この煙草は割りと好きなのですが、随分と久し振りに吸うような気がします。と言うのも、流石に2オンス(約57g)で3,000円超となるとなかなか手が出せません。同社がOEM製造しているG.L.ピースより少し安いとは言え、日常的に買おうという気になれない価格です。 この価格についてなのですが、この煙草の米国某ネットショップでの売価は$12.5となっています。対して、例えばダン・タバコ社(DTM)の50g丸缶物は、同じお店で$15~20程度です。DTMの50g丸缶物は日本で2,000~2,500円程度ですから、日本と米国では価格の上下関係が逆転している事になります。まぁ、米国にとってC&Dは「国産」となる訳ですから、米国にとっても輸入物となるDTMより安くなるのは当たり前かも知れないのですが、どうも今一つ腑に落ちません。 では、この煙草を米国から個人輸入するとしましょう。$1=150円で計算すると、この煙草の米国での売価は1,875円となります。これに日本の煙草税(1kg当り15,244円)が57g分869円が加わりますから、合計で2,744円です。更に送料やら何やらを加えると、アッと言う間に3,000円超と・・・。う~む、そうなると今のC&Dの日本での売価は、それ程おかしい訳ではない事になります。 うん? じゃあ日本で売られているDTMの方の価格が安過ぎる事になりません? という事で、例えば「ブルーノート」2,300円から逆算して考えてみます。まず日本の煙草税50g分762円を引いて、1,538円。€1=160円とすると、欧州現地での税抜き価格は€9.6となるはずです。DTMの本国ドイツの某ネットショップでは、同銘柄が19%のVAT込み€10.5=税別€8.5で売られていますから、輸送費用等を考えると、まぁまぁ妥当な線と言えそうです。 結局、C&DもDTMも今の為替レートで考えると、日本での売価は納得せざるを得ない範疇であると言えそうです。・・・でも、何かなぁ、この不思議な居心地の悪さは・・・。 もしかして、日本の煙草税&消費税による二重課税と近年の円安による影響のせい?[妥当な煙草ブログは此方 Click!]