爪のありがたみ
木で編んだカゴに手を入れた瞬間、小さな木の破片が指の皮膚と爪の間に刺さってしまいました。同僚に抜いてもらおうかと試みたけど奥まで入ってしまっていて無理で健康管理室に行って常駐の看護師さん2人掛かりでやってもらったけど、よけいに中に入ってしまった。痛い紹介してもらった皮膚科外科に飛んで行って診てもらうとかなり細いトゲのようで、先生も苦労してらっしゃいました。私は看護師さん2人に押さえつけられて。爪の間に針を入れるので、もう~~~~~、ものすごく痛い。しかも途中でトゲが折れてしまったらしく「あっ、奥に残っちゃった!」私、顔面蒼白です。10分くらい経ったのでしょうか。私には1時間に感じられたけども。先生が「やった!抜けた!」その瞬間全身脱力でした。看護師さんが「あなた強いわね」とほめてくれました。大絶叫して暴れまわる人もいるらしい。(トゲで来院する人って結構いるそうで)でも私は言葉を発することができなかっただけで騒がなかったけど、両目から涙がしたたり落ちていました。職場に戻ってボスに報告すると「おまえそれ、江戸時代の拷問じゃんか!」と言われました。なるほど。私は拷問にあってもしゃべるどころか言葉が出ないタイプだとどうでもいいことを認識しました。爪を切って抜いたのでちょっとだけお肉があらわになっていますがすぐに治るそうです。よかったよかった。みなさんも安いカゴ細工にはご注意を