再び南相馬へ2日目
書くのが遅い日記ですが、9月の南相馬での活動2日目。南相馬市原町区の宿に泊まって(ここで少しトラブルがありましたがそれは別の話)。小高区のボランティアセンターへ。同じ南相馬市でも、原町区はかなり復興が進んで、震災の痕はあまり見られなくなっているのに対して隣の小高区はまだ復旧もままならない。少し早く小高区についたので、少し寄り道をしてみた。JR 常磐線小高駅 現在閉鎖中で、駅前に人通りはない。フェンス越しに撮影した小高駅のホーム。線路が雑草に覆われている。JR 常磐線は私の実家のある金町駅からつながっている路線。震災前だったら実家から(乗り換えはするけれど)一本の路線でここまで来れたのだ。そんなことを考えながら少し駅前を歩いてみる。この駅前は震災前どんなところだったのだろう?8時45分になり、昨日と同じボランティアセンターに。今回は納屋の片付けの作業になった。このボランティアセンターから現地へはボランティアの車に乗り合いで行く。今日、私の車に乗り合わせたF さんはアメリカ在住で、久しぶりに帰国したので参加したとのこと。その他にも今回は自転車で青森(できれば青森からフェリーで北海道まで行く)を目指して旅行中にボランテァセンターに立ち寄ったという人や、職場からパンを大量に持ってきてくれたパン屋さんなど今までになくメンバーが面白い感じだった。現地は農家で、納屋にはかなり古いものが多く入っていた。それらを一旦庭に出して、そして捨てるものと残すものを分別する。当初、依頼主の方は捨てるものが少ないと思っていたようだったけれど、途中ビニール袋が足りなくなるくらい捨てるものは多いかった。今回の依頼主のご夫婦は、途中からボランティアの誰からともなく”お父さん”、”お母さん”と呼ばれ親しまれていた様子だった。今回も、作業は予定より1時間近く終わりボランティアセンターにもどり、解散。2人の仲間を原ノ町駅に送り、私は「もりのゆ」で一風呂。そこでさっきまで一緒だったT 班長とばったりと会う。T さんはこれから気仙沼に向かうとのこと。なんとタフな・・・。T さんと別れ、私は安達太良でソースカツ丼を食べて新潟に帰った。