落選
本日帰宅すると、郵便受けに出版社からの大きな包みが入っていました。それを見た瞬間「落選ね」と思いました。だって、大賞受賞の場合は電話があるはずだもん。結果はやはり落選。最終選考には残ったんですが、入選(6作品)もしませんでした。丁寧な選評も書いていただき(なるほど!このシーンはそういう効果があるのね!と私が大発見するほどの素晴らしい読解力及び表現力)ました。すっごく褒めてくれてて、「入選には至りませんでしたが、独自の筆致、オリジナリティー溢れた作品世界は、十分に読み手を堪能させる能力に満ち溢れていました。審査員からも高い評価を得ていた・・」と言っているんだけど、『じゃぁ、なんでそんな作品が大賞どころか入選もしないんだよ!』と私は問いたい!(笑)そんな事いわれたって私の傷は癒えないわっ(><)。さらに、流通出版できるレベルに達しているということで、出版の話も頂きました。でも、そこは自費出版とかもやっている出版社で、私の場合は、筆者もお金を負担して、出版するというやつをお勧めいただきました。本にもなるし、本屋さんにもちゃんと並び(電子書籍にも)、広告・宣伝もしてくれるという。だけど、人生の記念として出版するならいいけど、私の場合はたくさんの人に読んでもらうのが目的なんです。小さな(大手ではない)出版社の賞で入選もしなかった作品が売れるとは思えない。そういうレベルではないってことだもの。記念としてお金を出すのは嫌ではないけど(自費出版自体には興味あるし)、どうせ本を出すのなら、私はもっともっと評価された作品を出したい。だけど、今、本は感動物とか、非常にベタな作品が受けている。私の小説は暗く、重く、深刻な問題を提起している作品なんです(なぜかサッカーシーンは出てくるけど)。だから、そういうマイナス要素があったから低く評価されているとも言える(入選作はやはり感動物が多い)かもしれない。さらに、今回送ったやつは第7稿くらいだったと思うんだけど、読み返すと分かり辛い表現がまだまだ多い。それに、この小説、私の人生で2番目に書いたものなんです。1番目に書いたものは高校生のころに書いたもので、それ以来全く書いてなかった。それで、ここまで評価(お世辞かもしれないけど)してもらえたということは、更に直せば、そして興味を持ってくれる編集者の目に留まれば、大手出版社から出版できるかもしれない。(今回が最高に興味を持ってくれたときなのかもしれないけど^^;)ということなので、プラス思考で、更に頑張って直して、またどこかの賞に送りたいと思います。もっともっと頑張らなくちゃー!レッズも頑張れー。