太王四神記
「太王四神記」について思うところはたくさんあるのよー。タムドク像とかキハ像、スジニ像について納得いかない部分があったのよね。タムドクは他人に決して心を許してはいけないって父親に言われて育ったでしょ?なのに、友達になったホゲに対しては自分も同じ日に生まれたことを話してるし、初めてキハと喋ったときも、初対面のくせにベラベラ極秘情報を喋っちゃってるし、すぐにスジニとかとも仲良くなっちゃってるし、すぐに誰でも信じちゃう人の良い純粋な人じゃんって思うのよ。人に心を開いてはいけない孤独感がイマイチ伝わらない。これは宝塚だからの演出と、あの短い時間で底まで描ききれないって事なんだろうけど。そこらへんをもっと描いてたら、もっとタムドク中心の話になるのよね。そしてあそこまでまとまらなかったと思う。そしてさ、キハもあんな境遇で、あんな人に育てられてたのに純粋よね。もっとドロドロとした凄みがあってしかるべきだと思うのに。さすが宝塚娘役なのかしら。この役、男役がやってたら違ってたと思うのよ。外部のメンバーで公演したら、元男役トップさんとかがやったら全然違うキハになると思うのよ。もっと怖い女性だと思うの。だってカジンの転生でしょ?キハにはカジンの部分があまり見えなかったわ。そしてさー、タムドクは何故キハに惹かれるのー?転生であるとするなら、スジニを好きになるんじゃないの??おかしくない?と思ったのよ。記者会見の時の小池先生のコメントを読んだら・・あら、これに続きがあったのねということに気づいた。本当はスジニを取ったのね、タムドク。けど宝塚なので、ホゲとの3人を描いたと。舞台見て、なんて良い話やと涙したけど、何度も見たり、ゆうちゃんのお話(なぜカジンではなくセオに惹かれたのか)を聞いて、あれ?なら現代もスジニじゃないの?と思ったんだけど。綺麗に仕上げた分、よく考えると「え?」という部分が出てきちゃってるわよね。もっと長く描かれているドラマも見たいなーと思いました。さて、また色々考えてたのですが。今何故エリザなのか?ミーマイなのか。散々言われてましたが、何か意味があるように思えてならない。安蘭さんが辞める今、これ以上トップが辞めたら大変なんだけどさ。ミーマイでまとぶんが辞めるとなると、まとぶんこそ、人気がある裕飛さんがトップらしくなるまでの繋ぎだったのか?なんて思えてくる。お茶会参加者だって、裕飛さんはまとぶんの3倍以上来てたもん。Mixiのコミュ参加者だって随分差があるもん。以前3人で役代わりしたのだって、特出でオスカルやったのだって、劇団の期待でしょ?大きくなってれって。昔のあれこれ映像を見てると、このメンバーでトップになってないのってきりやんとゆーひさんだけ、というのが多々ある。やっぱ劇団はゆーひさんにトップになってもらいたいのよー。タニとかきりやんのように飛び出た才能やカリスマ性はないとしても。けど頼りないエリザを相手にあさこさんのさよなら公演があるとは思えないから、月は意外と大丈夫だな