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カテゴリ:次郎くんの話
今年の夏は、例年より昆虫に悩まされた夏だった。
朝は、せみの鳴き声で目が覚める。 そしてその数の多さに驚き、げげっとなる。 どれだけ多くのせみが鳴き声をあげてもオーケストラのバイォリン にはならない。じゃんじゃんという鳴き声はやはり三味線の音に似ているように聞こえ、せいぜい、せみ三味線といったほうが納得できる。 そう考えると、せみは日本を代表する昆虫になる。 朝の涼しい時だけ少しパソコンをみていると、メールがはいってきた。 まだ、6:48分なのにと思いメールを開けると、ストッキングマニアの次郎くんからだった。 いままでメールのやりとりを、たまにしている間柄で、まだ一度も顔を合わしたことはない。 普段は、彼のことを忘れたぐらい日にちがたった頃にポッと夜中の20時から24時頃、彼からメールが届くのが常で、「きょう〇〇から新発売のサポートタイプが届きました。早速、穿いてみると今までにないサポート感で、もう病みつきになりました。」 といった具合だ。 最初の頃は、「もう少し具体的に」と聞いていたのだけど、この「病みつき」が、くせもので同じような内容のメールが2,30回届いているのでなんとも思わなくなってしまった。 朝一、その次郎くんからだったので少し驚いた。 「今日、少し時間があれば一度あってほしい、相談したい事もあるので」ということであった。 わたしのほうは、4月頃から、非常に忙しい日々を送っていたのだが、9月になって少し余裕も出てきたのと日中はまだ30度近い温度で、まだまだ暑いが朝晩は秋をただよわせるぐらい涼しくて、チラッと空を見るといつもの入道雲ではなく、雨雲がうっすらといちめんをただよっていて、風も吹いているのでそう暑くならないと思い、「午前中であればいい」と返事をしてやった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月14日 23時00分44秒
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