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カテゴリ:次郎くんの話
なぜ、ふきだしてしまったと言うと、何気なく次郎くんの説明を横で聞いていた私だったが、次郎くんが話に夢中で体を半分前に乗り出したとき、
薄グリーンの半袖シャツの背中に、薄い水色のブラがくっきりとわかったからである。 あまり、いや、ちっともこたえていない次郎くんに「乾杯!」 この険しくて長い道を選ぶ男は、本当にいろんなヒトがいます。 ニックネームは3人で考えた結果、スタンダード君になった。 なぜかというと、次郎くんが 「ストッキングの初心者と言うことで、まず、スタンダードな物から購入したほうがいいね!」 「ね!シアーさん!」と言うので わたしは、「ま、個人的に金銭的なこともあるし、また、好みもあるし、それでいいかも?」と言い彼の意見を聞いた。 25,6歳の男は、「ストッキングの事は、本当に知らないので・・・。」 「僕も、ストッキングを穿きたいんです。」とまた繰り返した返事が返ってきた。 これを聞いてて次郎くんが「じゃー、スタンダードな物から買う、スタンダード君でいいね!」と言うと 「はぁー、それでいいです。」と言ったので決まった。 このことに非常に満足したポジティブな次郎くんは「はい!決まり。次は、自己紹介して!」と言った。 スタンダード君の家には父、母、妹二人の5人家族の長男だそうで、すぐ下の妹は勤めていて、二番目の妹は来年、大学を卒業予定だそうである。 スタンダード君が家で横になってテレビを見ているとストッキングを穿いたままの姿で妹がスタンダード君の前を通ることもしばしばだそうでオープンな家族らしい。 上の妹が大学の時、夕食後、家族みんないるところで「お兄ちゃん!今日ショ-ツ買ってきたんだけど、これ!どう思う。」と買ってきたばかりの白地で花柄の刺繍入りのショ-ツを袋から取り出して、広げて見せたそうだ。 父は、チラッと見て「お前また高そうなもん買ってきたな。」といい、テレビのお笑い番組に目を戻し、下の妹は「それ、今までで一番高くない?」といい、母は、気にせず「さぁ!洗おう!」といって台所にたった。 スタンダード君は食後にいきなしだされて心臓がどきどきしたそうである。(o◎∪◎) つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月17日 15時39分34秒
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