|
テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9162)
カテゴリ:9回目の顕微授精
前回、少しだけ書いた顕微授精の話。
自分のメモの為に、残しておきたいと思います。 我々夫婦のチャレンジも、いつの間にか9回目。 義父が癌と分かってから、メソメソ、バタバタしながらも 義父に早く良い報告をしたいという一念でやってきました。 ここのところ3回連続で移植まで辿り着けていないので 病院の先生にも「注射でも何でも頑張りますからベストな状態で臨みたいです」と 初日に宣言しました。 私の通っている病院は自然周期で採卵をするので クロミッド(排卵誘発剤)を服用するだけで卵を作ります。 通院のたびにする採血でホルモンチェックをして頂き その状態によっては、ヒュメゴンという筋肉注射を打つこともあります。 私の場合は、殆どがクロミッドのみで、注射は1回打つか打たないかです。 先生には、「注射を打ったから良い卵が採れるという訳ではないんですよ」と 言われたのですが、前回の採卵の時に排卵済みだったこともあったので それを避ける為か、通院で細かくホルモン数値をチェックし、注射は3回打ちました。 周期3日目の通院……診察 採血(E2→53 LH→8.15) クロミッド頂く 周期8日目の通院……内診(卵胞11mm2つ) 診察 採血(E2→169 LH→12.0) 注射(ヒュメゴン75) 周期10日目の通院……注射のみ 周期12日目の通院……内診(卵胞14mm2つと17mm1つの計3つ) 診察 採血(E2→803 LH→12.6) 注射 周期13日目の通院……採血 スプレキュア(自宅にて鼻スプレー26時右左右) 周期15日目の通院……採卵(4つ採れました) 内診で卵胞は3つだと思っていたのですが、右に4つ、左に1つの卵胞が大きくなっていて 全部で5つの卵胞に針を刺しました。特に左右1つずつの卵胞が大きく その2つの卵は、針で卵胞液を吸い出すのに時間がかかったように思いました。 結局採れたのは4つでしたが、空胞だった時や排卵済みだった時の悔しさを思うと とても嬉しかったです。 手術台からフラフラしながらベッドに戻ると、何故だか涙が出てきてしまいました。 よーし、頑張った!という思いと、痛みからかな。 採卵の後は、トイレで自分で止血ガーゼを抜きます。 着替えた後は、先生から問診があり 胚盤胞まで育てて、ホルモン補充周期で移植しましょうと提案がありました。 そして今晩からプラノバールを服用するように言われました。 帰りに、受付で夫の採精結果を聞くと、培養室へ内線を繋いで下さり 伺うことが出来ました。結果は 液量6.3ml 濃度2900万 運動率10% 奇形率90% でした。 この結果でがくーんと落ち込んでしまいました。 今までの中で1番悪いのです。 実は私達は1度だけ胚盤胞になったことがあります。 その時は、夫の精子の状態が良かったのです。 良かったとは言っても 液量6.0ml 濃度8300万 運動率20% 奇形率78% なので、顕微授精なのですが、特に濃度の数値が高いんですよね。 胚盤胞の夢がいっきに遠ざかったような気がしてションボリしていると 帰りに夫と入ったカフェで「どうした?俺の数値悪かった?」と聞かれました。 採精の結果というのは、移植が出来た日に知ることが出来るのですが 3連続で移植まで辿り着いていないので、夫の精子の状態を知らせるのは去年以来。 話すと「いつもと変わらないじゃん」とけろっとした感じで言っていました。 私が泣き出しそうだったので、わざとだと思います。 コーヒーとパンをかじりながら 自分達に出来ることは、色々やって頑張っているのだから、あとは祈るだけだね…とか 俺達、子供がこんなに大好きなのに、どうしてやってきてくれないのかな?とか 最近ブームのスピリチュアル的には、子供は親を選んでやってくるそうなので 早く選ばれたいね…などと話しながら、今にも涙が溢れそうでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月18日 11時16分06秒
[9回目の顕微授精] カテゴリの最新記事
|