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カテゴリ:アニメ・漫画・映画
「PROMISE」「SPIRIT」「ゲド 戦いのはじまり」と3本DVDを借りてきて見てしまいました。
特撮技術のおかげで、何でもありになって久しいですが、「PROMISE」の作り手さんたちがどうしたかったのかよく分かりません。全編とおしで、ラブストーリーなのだとしたら不細工な男が出てこないのが、アンバランスかな。二枚目だらけでは世界の半分しか描いていないものね。 リンチェイ久々の格闘家もの「SPIRIT」は、見慣れた動きが満載だけど、何回見ても飽きない美しさだ。殺陣のウーピンがくわわっているせいだろうか、演舞っぽい動きが少なくなってはいるがその分くり出す連続技に追いつくだけで、私の意識は引き込まれていた。田中(中村獅童)が好感のもてる対戦相手だったんで救われたけど、やはり日本人には悪い奴がいてっておきまりの描かれかたには喜んではいられない。 これは、リンチェイが悪いんじゃなくて、脚本に責任がある。 「ドラゴン怒りの鉄拳」でもブルースリーが霍元甲の敵討ちとして袴を前後反対にはいたへんな日本人を相手に大暴れしていた。この手の映画ではロシアとか英国も悪者扱いなんだけど筆頭はいつも日本なんだな。でも、残念なりに大幅に譲歩して、「SPIRIT」について私の解釈は日本人にはまともな奴も悪い奴もいるという描かれかただったということで、個人と国をごっちゃにして扱わないよということで丸く収めましたという作品だね。リンチェイはもう武術(ウーシュー)ものの映画制作を封印するとかいってるそうだけど、身体はまだまだ動くはず、ジャッキーチェンなんか50歳越えてまだまだやってるから、リンチェイにも続けて欲しい。 黄飛鴻も張三豊も方正玉も洪熙官もそして霍元甲もみ~んなリンチェイが魅せてくれた。ほかにもかっこいい武術家がいたのなら魅せて欲しいな。 「ゲド 戦いのはじまり」は、ジブリの「ゲド戦記」を観る前に観ることになった。 大巫女役のイングリッド・バーグマンの双子の娘の一人だっていう女優さんがそこそこの年齢なんだろうけど優しそうで、ちょっと艶っぽくてなかなかすてきな方です。 クリスティン・クルックって若い方の女優さんもなにか隠していそうな雰囲気をだせて可愛らしいくてよかった。原作者はこの映画を認めていないとかいうことがそこかしこのブログに書かれていた。その辺については原作を読めばわかることで、映画として楽しめたかどうかといえば、一巻二巻を描くにははしょりすぎて、気持ちをのせるにはせかしすぎ、場面展開のテンポがあわただし過ぎるということでしょうか。 日本語吹き替えのナレーションの田中信夫さんだったかな、雰囲気良いです。 ファンタジーに向いてます。魔法使いものに合ってます。バスタードでもジオ・ノート・ソートの声で大神官役の声が決まってました。 2006-08-25 00:19:59 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.25 09:54:12
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