縮れ毛～から直毛－に

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• 誰も負けないゲーム

  僕は君に会うたびに「付き合って」って言うから、いいかい？君は「いや」って言うんだ。たまにオプションで「無理」とか言ってくれても構わない。とにかくその返し方で僕は君を楽しむよ。それでいつか「うん」って言ってくれたら、付き合うことにしよう。オプションで「いいよ」とか言ってくれても構わない。そこで、ゲームは終わり。こんなに緩くて、長いやり取りも良いとは思わないかい？５年後もこんなことが続いていたら、面白いはずだよ。50～60才になっても続いていたら、素敵。どちらかが死ぬまで続いていたとすれば、すでに伴侶になっているんだろうね。まあ、そもそも君とのやり取りが毎回スリリングなものになるなら、既にこのゲームで二人は勝っているんだけどな。

  2005/03/30

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• そろそろ 100件 ＆ 10000hit

  そろそろ、100000hitの大台が見えてきました。日ごろからありがとうございます。そして投稿もめでたく100件となりそうです。さて、どちらが先に達成されるでしょうか？もっともどちらでも良いんですが。。。さて、100件と10000hitの両方が達成されましたら、皆さんに重大発表があります。ある人には結構重大。ある人にはまあまあ重大。ある人にはぜんぜん重大ではない。でーす。以上

  2005/03/29

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• 教え子のＳくんに想うこと 　－後編－

  前回のあらすじ携帯電話が鳴った。塾講師時代の教え子Ｓくんから大学に合格したとの朗報。早速ご飯に行き、彼の話を聞く。将来の夢と現実を語るＳくんに私は・・・。この文章は「教え子のＳくんに想うこと」の後編です。前編をまだご覧になっていない方はこちらから↓↓↓本編↓↓↓本編↓↓↓本編↓↓↓本編↓↓↓私は少し考えて、ある人の言葉を彼に言った・・・。「夢にブレーキをかけるなよ」夢が遠いところにあるのは誰もが一緒。しかしそれに向かって進むか進まないかで、距離は確実に変わる。先の見えない真っ暗な道なら動かなければリスクはない。しかし左足を軸にして右足でちょいちょい。。。周りを探ってからでも良いから、半歩前に出る。そうすれば、半歩分だけ景色が変わる。次は左足を半歩。そしてまた右足、左足、右足、左足・・・。いつか、最初に居た景色とはまったく違ったものが目の前に現れているはず。彼の夢、ミュージシャン。演奏する側は練習もつらければ、ステージで失敗したら、客に「さむい」と言われる。客は自分の金でチケットを買って、自分の好きな所に陣取り、ライブを見て、つまらなかったら帰ればよい。ライブ一つを取ってみると、見る側のほうが到底、楽だ。つらい練習をして、本番、張り詰めた緊張感の中で、ライトを浴びて演じる側になるか、チケットを買って自分の好きな音楽を楽に見る側になるか。好きなほうを選べばよいと思う。最後に彼に・・・「昔、中学生のときにも言ったんだけど、　大学に入ったら多分、Ｓはモテるよ。　　でも、大学で勝負しないでね。大学のおなごといちゃいちゃし過ぎないでね。　大学ってちっちゃな井戸みたいなものだから。　いずれ出る『日本』っていう名の海では全然通用しないんだ。　　だから大学生のうちから海で戦ってね！　海には夢を叶えるためのチャンスがいっぱいあるから。　ま、多分負けると思うけど、その「早くから、海に出た」経験が、　すぐにモノを言う日がくるから。　で、いつか偉くなったら、俺におごってね！」そう言うと、私はテーブルの伝票を掴んだ。　以上

  2005/03/28

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• 教え子のＳくんに想うこと　－前編－

  ♪チャラリラリラリン♪ＪＲ東日本の電車到着チャイム。私の携帯からこの音が鳴れば、メールが来たということ。「先生、ご無沙汰しています。Ｓです。　報告が遅くなりましたが、大学に合格しました。　8校受けて1校だけ受かったんです！」大学生のとき、塾講師のアルバイトをしていた。そこで知り合った、Ｓくんは当時中学3年生。音楽が好きで、中３からバンド活動をする一面もあれば、豊富なネタ・知識で大学生と互角に話す面もある。そしてルックスもなかなかで、「絶対、Ｓくんはこれからモテるから安心しな！」といつも言っていた。何よりも印象に残っているのは、私が塾講師を辞めた次の週に「剛毛～先生が居なくなったから」という理由で、彼も塾を辞めていたこと。とても胸が熱くなった。そんな、客観・主観、両方の理由から彼の動向は密かに気になっていた。彼と時間を合わせ、ご飯を食べることになった。池袋で待ち合わせ。店に入り、色々な話をした。おなごのこと、私のこと、当時の塾の印象。。。話していてやはり、面白い。Ｓくんは、人間的なバランス感覚がとても良い。物事の次を考えている。私が彼の年のとき、ここまでのバランス感覚はなかった。しかしできるゆえの弱みが彼にはあった。彼は次を考えるタイプなので、目標や夢までの距離を見通すのも早く、その距離が遠いと見切るも早い。つまりは夢を抑えがちなのだ。そんな彼をよく表しているのは、将来の職業。現実の職業優先順位→銀行員 － ＩＴ関連 － ミュージシャン　　　　　　　　　　←なりたい夢の職業高校生で将来のなりたい職業に「銀行員」を挙げる人はなかなか居ない。しかも彼の大学名で入行すれば、出世レースから完全に外れることも分かっているようだ。現実を見ている。それは良いこと。私は少し考えて、ある人の言葉を彼に言った・・・。続く

  2005/03/27

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• 剛毛的ブックレビュー　～部屋においでよ～

  今回はチャット感を出すためにあえて行間を取りませんでした。ちなみにさやかと私はただの先輩後輩です（話の設定上）。剛毛～ の発言 :　そういや、俺の今年の目標は同棲なんだけど、さやか の発言 :　うん剛毛～ の発言 :　俺と同棲しようぜ！さやか の発言 :　・・・（閉口）剛毛～ の発言 :　あ、最近、「部屋においでよ」を全巻、大人買いしたよ。さやか の発言 :　む、剛毛～ の発言 :　あの漫画は最高！さやか の発言 :　ピアニストとカメラマンが同棲するやつでしょ？男の人ってあれ好きだよねーー剛毛～ の発言 :　他にもいた？さやか の発言 :　うんさやか の発言 :　あたしは読破せずさやか の発言 :　あれって、ハッピーエンド？剛毛～ の発言 :　自分で見なさい！さやか の発言 :　あい、さやか の発言 :　ごめんなさーい剛毛～ の発言 :　最後の２巻は漫画史に残る名シーンだよさやか の発言 :　長いな、名シーーン！剛毛～ の発言 :　最後の５ページくらいは本当にやばい。剛毛～ の発言 :　すまん、間違えた。最後の２巻が最高におもしろくて剛毛～ の発言 :　最後の５ページが漫画史に残る・・・剛毛～ の発言 :　よろしくさやか の発言 :　なるほど剛毛～ の発言 :　いま、スキャナーに取り込んで送ってやりてー剛毛～ の発言 :　このメッセでさやか の発言 :　ははさやか の発言 :　見てぇ剛毛～ の発言 :　やってみるか！剛毛～ の発言 :　・・・あ、でも・・・さやか の発言 :　なになに剛毛～ の発言 :　最後のシーンだけ、スキャナで見ても盛り上がらないんだよねさやか の発言 :　それは剛毛～ の発言 :　その前の二人の心の葛藤がたまらないんだわ。さやか の発言 :　でしょうよね＊さやか の発言 :　興味わいてきました剛毛～ の発言 :　前巻からの盛り上がりや葛藤が最後のシーンへの伏線になるんだよ。さやか の発言 :　ほうほう剛毛～ の発言 :　俺、学生のときに半同棲みたいな感じだったから、本当によく分かる。剛毛～ の発言 :　○○子じゃないよ。さやか の発言 :　うんさやか の発言 :　思い入れもありつつ＊＊さやか の発言 :　ですね剛毛～ の発言 :　そう、でもまあ、思い入れもあるけど、昔読んだときは、そうでなかったから、同棲経験なくても、全然楽しめる。剛毛～ の発言 :　"「恋愛」と「夢」の両立は可能か？"ってテーマも若干はらんでいる。さやか の発言 :　些か胸がいっぱいになってきました　（些か＝いささか）剛毛～ の発言 :　真剣に恋愛したことがある人なら、絶対に共感できるよ。剛毛～ の発言 :　そういうパワーを持っているから。さやか の発言 :　真剣な恋愛剛毛～ の発言 :　叙情的な漫画では最高峰です。さやか の発言 :　あたしの大切な友達も大好きでした剛毛～ の発言 :　でしょ？剛毛～ の発言 :　いいとこ見ている人だと思います。剛毛～ の発言 :　たぶんその人は良い人ですさやか の発言 :　うん剛毛～ の発言 :　だから、読んでみ！さやか の発言 :　うん、ありがとう！剛毛～ の発言 :　で、俺と付き合ってみ！さやか の発言 :　結構です。以上（涙）

  2005/03/26

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• 期待や見返りは他で間に合ってます

  本気でその人のことを考えるときはその人のことだけを一番に考える。なので、頭の中にあるのは、「その人が良くなるためにはどうしたら良いか」ということだけで、自分は登場しないし、させない。相当難しいことだが、最近、本当に本当に、本当に本気で考えるときに、これができるようになってきた。期待とか見返りとか考え出すと大抵、良いことなんてない。むしろ無欲でいると、なぜか、どこか違う方向から不思議と良いことがやって来る。その不意なことへの驚きを楽しむほうが全然幸せだ。こういうことを信じていること。それがヤサシサノミナモトになる思う。以上

  2005/03/25

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• 木村カエラにみる剛毛～的音楽論

  木村カエラがもう少しブサイクだったら、きっともっと歌が売れていたと思う。まだ荒削りだが、歌がうまいし、声も良い。でも、顔が良すぎるから、あまり個性を感じない。なにかアイドルみたいな扱いになっている。とっても可愛そう。それぞれに「合うイメージ」っていうのがあるのだろう。ちょっと古い話になるが（Ｒ22ネタ）、「愛は勝つ」のＫＡＮ（覚えてる？）は優秀なシンガーソングライターだった。しかし同時期に「どんなときも」曲が売れる槇原敬之がいた（逮捕されても曲が売れているからすごい）。愛だけではミュージックシーンを勝ち抜けない。やっぱり、キャラが被ったりするとだめなんだと思う。そんなことを某放送作家さんが言っていた。その点で、ブサイクな女性シンガーソングライターはこの先当分、期待できない。aikoが偉大すぎるから。今日は支離滅裂ですいません。やっつけてすいません。お詫びに今日の気になるＰＶを発表します。「ファンタスティポ」トラジ・ハイジあのオンリーワンなダンスは他の人が踊ったら確実に気持ち悪い。そんなスレスレ、ギリギリの興味深さ。「気になる」というより「興味深い」という形容が本当にぴったり。誰か、ケーブルが写る方がいらしゃいましたら、「ファンタスティポ」をビデオに撮って貸してください。お願いします。以上

  2005/03/21

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• あれよあれよと言う間に「あれ」が・・・

  高校までの私を知っている人は（大学で私をよく知っている人も含まれる）、私がどんなに適当で、ゆるーい人間だか、お分かりだろうが、いつの間にか、言葉に責任を持つようになり、あまり適当なことを言わなくなってきた。しかし元来、適当な人間なので、たまに適当な部分が顔を出すこともある。そして私の適当さをはっきりと見抜いている人が私の近くに一人居る。アイカンパニー校長、小畑重和氏小畑さんはにっこり笑顔で眼光鋭く、何か心の奥の奥まで見られているような気さえする。若干ファンでもあるので、私はいつも緊張してしまい、すべてを話すことができない。。。ある日のこと・・・校長 「剛毛の好きな『ゆらゆら帝国』ってどんなバンド？」毛～ 「うーんと、オンリーワンなバンドです！」校長 「そいじゃ、わからへんやん！」毛～ 「ですよね～（汗）、うーんと、スリーピースなんですけど、　　　　演奏はしっかりしていて、ロックで気持ち悪い感じです」校長 「気持ち悪くて、演奏がしっかりしているロックって、　　　　ようわからんな」毛～ 「ですよね～（汗）、うーんと、なんて言うか、　　　　やっぱりオンリーワンなんですよね。　　　　アーティストが好きなアーティストなんです」校長 「わからん！」つまり、「ゆらゆら帝国」を私は『ゆらゆら帝国』として伝えようとしていたのだが、まったく「ゆらゆら帝国」を知らない人に『ゆらゆら帝国』を伝えることは難しい。なので、「○○っぽいもの」として「ゆらゆら帝国」を伝えることで、相手の賛同を得なさいよということが言いたかったんですよね？校長。小畑さんは関西人。話していて、「こいつ、おもろないわ・・・」と思われるのは絶対に嫌なので、ほんのコンマ数秒で、話の真（しん）をつかないといけない。小畑さんと話すだけで、一日分の頭のアミノ酸を半分くらい使う。相当量のアミノ酸を使っている甲斐あって、今のところ「おもろない」とは思われていないご模様。しかし「剛毛～はたまに何を言っているかさっぱり分からない時がある」と言われるが。私は１年前まで、口癖が「あれ」だった。「あれですよね？あれをああすると良いんですけど・・・」意味が分からない。。。しかし小畑さんと知り合ってから、あれよあれよと言う間に「あれ」を言う回数が少なくなった。小畑さんはすごい。また、ファンになってしまった。ということはもっと緊張して、いよいよ適当に、喋れなくなりそうだ。以上

  2005/03/19

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• 下り電車、午前五時

  日が沈むまで、名前すら知らなかった、おなごと夜通し飲んで、歌った。午前五時、店の外。私は眠かったので、おなごのその後は友人に任せ、始発で帰った。早朝の下り電車。乗る人の緩さと、朝日を浴びる車内。その雰囲気のミスマッチがたまらなく罪悪感を誘う。そんなときは真面目なことを考えて、自分をそれから逃がそうとする。「そういえば、5年付き合ったあの娘、今年就職活動だったな。。。　今が一番精神的につらい時期だろうし、　いっちょ、励ましの電話でもしてやるか。。。」携帯電話を鞄から取り出した。しかしそのままコートのポケットにしまった。「今、俺がしようとしていることはエゴだな」電車が最寄り駅に着き、ドアが開く。差し込む光がいつもより眩しかった。以上

  2005/03/18

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• 松坂大輔とぜんじろう

  この日、転職希望の友達と渋谷で飲んでいた。1時間ほど飲んでいると、隣の宅に座ったのは、どこかで見た顔。はじめは名前が出てこなかったが、芸人の「ぜんじろう」だ。友達はまったく気づいていない様子、私もそこまで興味がなかったので、とりあえず、そのままにしておいた。そのとき、一本の電話が入った、某出版社から。お世話になっている大学の先輩に、「先輩の出版社の○○って雑誌の編集がやりたいんですが、　どうか話をしていただけませんか？」と言ってから、1ヶ月余。二回の面接を終えて、待つこと1週間。結果の電話が来た。「4月18日から来て」決まった。出版社に出す、作文に「ライバルは松坂」と書いた。しかし松坂はもう、バシバシとバッターにボールを投げ込んでいるのに、私はマウンドにすら立っていなかった。それが今、この電話をもって、私はマウンドに立つことが許された。マウンドは用意されたが、試合に出られる保障はない。これからが、正念場。電話を切った後、ぜんじろうを横目で見ながら、友達と祝杯をあげた。彼も24日に面接があるので、頑張って欲しい。以上。

  2005/03/16

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• コバルト文庫って知ってます？ ～剛毛的ブックレビュー～

  某編集マンに呼び出された。Webのヒアリングだったのだが、その帰り、急に文章が読みたくなって、新宿の本屋さんにふらりと寄った。Webの流行を知るための本を買おうと思ったのだが、コンピューター系の本がないことないこと。。。仕様がないので、「ナカタノナカミ」という中田英寿の本を手に取った。中田が熱ーく語っている本かと思いきや、ページを繰ればただのタレント（アイドル）本のような調子で、Ｑ＆Ａをしていたり、スリーサイズが載っていたり。しょーもない内容だった。気を取り直して、文庫コーナーに。そこで目に付いたのが、「君へ」という本。色々な作家が、エッセイを書いている本。前から、気になっていたので、購入。こういう色々な作家の書き下ろした、文章の品評会のような本を読んで、気に入った人の小説を読むのが好き。そして、気になった本がさらにひとつ。「ケータイ・プチポエム」何でも一般の人が、携帯メールでポエムを送り、それを作家と詩人が選者になり、評価をするという本。ケータイプチポエムだけに100文字までという制限つき。私は詩が好きなので。とりあえず購入。ほぼジャケ買い（CDのアーティスト、収録曲も知らずに、ジャケットを見ただけで買ってしまうこと）状態だったので、帰りの電車で本を開いたとき、初めて知った。「　編者：コバルト文庫編集部　」コバルト文庫って・・・折原みとですよね？少女小説の雄ですよね？しかし中身は結構面白かった。ちゃんと作家と詩人が選んでいるだけあって、詩のレベルも高い。たまに、「あちゃー」というものもあるのだが、なにか青春の甘酸っぱさを感じれて、よい。携帯のメールで伝える、という雰囲気そのままで。私がいいなと思った、二編を紹介します。。。どちらも、かなりしびれるポエムです！「メール」ハートの絵文字あなたが何気なく使ってメールを打ってくるから私は使わなくなった。「別れの言葉」大好きだった貴方が最後に聞いたよね？「それはどういう意味だ」ってあのね。さよならの意味はさよならしか、ないんだよ。恐るべしコバルト文庫！以上

  2005/03/15

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• 違うぜベイビー

  あの娘が言った。「『なんで？どうして？』とか言わないでよ！詰めすぎだよ」確かに、そうかも知れない。しかしだ、きみとぼくの感覚は結局のところ、違うものだから、きみの感覚をちゃんと知るためには、それはどうして？何でそう思ったの？と聞かざるを得ないんだよ。つまりだ、ぼくはきみの感覚を誰よりも正確に受け取ろうとしている、極めて誠実な男なんだよ。何で、どうしてそれに気づいてくれないのかねー？以上

  2005/03/12

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• Ｉ の指先

  新大久保駅で待ち合わせた。I （おなご）は笑顔で、「おいっす」新大久保から線路沿いの暗い道を新宿方面へ。いきなり、この状況。これから一体、何が起こるんですか？付かず離れず、そんな二人に・・・何の出来事もなく、職安通りの飲み屋へ。先日、旅行で知り合った、I は優しくて正直そうな印象を受けた。普段はワイワイと何も考えてなさそうで、実は色々なことを考えているタイプ（と勝手に認識している）。そんな I が会社の部署のWeb製作をしたいと言っていたので、その話を聞くために、飲み会が開かれた。私も I という人に興味があったので、格好だった。職安通りの飲み屋で、マッコリ（韓国のどぶろく）に再会。以前、一度だけ飲んだことがあるのだが、なんとも言えない甘みが飲みやすく、酒が弱い私でもどんどん飲めて、すぐに好きになった逸品。そういえば、友人のＫは「好きなおなごとうまい料理を食べることが一番の幸せ」と言っていた。今日はその状況に限りなく近い。おなごの神様、私に幸せをありがとうございます。 I は前日、体調を崩していたので、リスケジュールになるか心配されたが、「あたしの体はヤワではなかった」と無理をして、来てくれた。そういうところまで、相手を気遣う姿勢がある人。話は私のナンパのこと、先週一緒に旅行に行った、Ｅ部長の話、仕事の話、本題のWebの話など。黒目がちな瞳でまっすぐに、私を見て話す I はとても魅力的だった。しかし彼女の魅力を一番に表したのは、それではなかった。指先。彼女は整備士の仕事をしていている。仕事は、不規則で過酷。そんな I の指先は爪との間がオイルで少し黒ずんでいる。女性にしては、少し肉厚な手。素敵な手だ。細くて小さい、女性らしい手。そんな手も良い。しかし私はこういう手の方が好きだ。。。学生時代、全国を自転車で旅行していた。そのときに私は出会った人とよく握手をして別れた。手は人を語る。彼女とは握手をしていないが、きっと素敵な人だろう。以上

  2005/03/11

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• 悲しい男の性

  「本当にすいませんでした・・・」Ａが40分遅れで到着。みんなははやる気持ちのまま、車に乗り込み、いざ白馬。今日が今シーズン最後のスノーボード（以下「ボード」）になるだろう。この冬「社外同期」と名づけられたコミュニティーが誕生し、その中で、Ｓがスキー・ボード旅行を企画してくれた。総勢13人はバス班とレンタカー班に分かれ、私たち8人はレンタカーに乗り込んだ。車は中央道を快走。渋滞もなく、気持ちよい。気持ちがよくなると眠くなる。しかし私は1時間半しか寝ていなかったにもかかわらず、なかなか寝付けないでいた。車内の状況を確認。みんな寝ている。さらに状況を確認。やはり車で寝ると首の居所が一番の難題のようだ。さらに状況を確認。隣にはおなご。状況を整理してみる。・隣にはおなご・寝てる・首の居所が悪いもう少し状況を整理する。・私の肩が空いている・私は少し、座高が高いこれは！！！いや、分かる。分かっていながらも肩はおなごの方ににじり・・・にじり・・・。しかし、この状況にはまだ、続きがある。おなごの隣は勿論、私。しかしその逆隣にはライバルが居たのだ。ライバルは私よりも肉付きがよく、その肩はさしもの低反発枕。。。相対する私は兼ねてより言っているが、長距離ランナー体質。言わば、中世の枕。ゴツゴツしているが、良い仕事を保証しよう。寝ているおなご。疲れたのか、首をもたげた。ついに！雌と雄を決する時がきたのだ。本能で選ぶ、その先、それは。。。低反発だった。私は時代に負けた。中世は、現代最先端の科学技術に負けたのだ。時代の遺物はその後、数度にわたり、にじり寄るも、ついにリバイバルブームを迎えることはなかった。以上

  2005/03/05

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• 二人のＭさんを買ってくれる人

  その日は夜から大雪になるらしく、13時の渋谷にしては人通りが少ない。公園通りの坂を上がりPARCO前の交差点で待っていると、不意にタクシーこっちに向かってきた。降りてきたと思えば、すぐに私に声をかけてきた。Ｍ　「雪なのになんであんた、傘差さないの？」毛～「北海道の人は雪の日はかさ差さないらしいですよ。」Ｍ　「意味分からないから！ここは東京だから！」あねご肌でありながら繊細で、不思議なバランス感覚がある人。何も提供してくれないがなり塾を牽引した一人である。カフェに到着して、チャイを頼む。そしてＭさんの会社のWebサイトを製作したフィーを頂いて、話は本題へ。。。Ｍさんはある会社の取締役。会社が新規サービスをWebサイトで行うらしく、それを手伝ってほしいという話だった（詳しくは後日）。とっても嬉しい。しかし私はひとつ聞きたいことがあった。毛～「私よりサイトの技術や運営に関して　　　上手な方は沢山いるのに、なぜ私なんですか？」Ｍ　「私は企画を立てることはできるけど、　　　形に落とし込む事しかできない。　　　それをしてくれる人は自分の信頼してくれる人でないと　　　私はやりたくない」それから、サイトをああしたいこうしたいという話から、まだ社外秘の話までしてくれた。「うんうん」と聞いているうちにＭさんは私にちょっとした相談をしだした。Ｍ　「あのさ、実はその製作中のサイトに　　　出資してくれるという人がいるんだ（実は結構有名な人）　　　それで私、嬉しくなってしまって、　　　代表にその話をしたのね！　　　そうしたら、代表はとても不機嫌になりだして、　　　『そんな人に出資してもらわなくていい』って言ったのよ。　　　　私、代表は怒らせたくないんだけど、　　　でも出資の話には興味があって、　　　とはいえ、その人はビジネスマンだから、　　　サイトに色々と口を出してきそうだし、　　　利用されてるんじゃないかって気持ちもあって。　　　どう思う？」私は少し考えた。毛～「そのサイトがコケた時のこと考えてみたらどうですか？　　　そのサイトが全然うまくいかなくて、　　　もうダメになってしまった時、　　　その人とならしょうがないって　　　思える人なら良いんじゃないですかね？　　　最悪の状態を納得して共有できる人　　　そういう人となら一緒に事業をやれる気がします」それを聞いたＭさんは「へぇー？」という顔をした。喋り続けること4時間半、Ｍさんはカフェ代を出してくれて、駅前のスクランブル交差点で別れた。よくよく考えると、Ｍさんは本当にすごい。商品に金を出す人はいくらでもいるが、企画に金を出す人は少ないから。それなのに、Ｍさんに出資する虎が複数人居るなんて。。。そんなＭさんから「剛毛～なら信頼できるから」と言われると仕事しよういう気になる。。。＞Ｍさんその日は慎重論を唱えていたが、お手伝いする気はぜんぜんあるので今度また話を振ってください。そんなこんなで、営業活動になってしまった、金曜日の昼のカフェだった。以上

  2005/03/04

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• 某有名就活サイト、編集マンの本音

  某有名就活サイトの編集マン、Ｄさんと新宿でサシ飲みが開かれました。学生のとき、某企業の就活モニターをやっていたのですが、先月、そのスタッフだったＤさんと、とある会合でばったり会いまして、「今度、飲みにでも」ということになりました。新宿のとあるバーのカウンターにて。Ｄさんの言葉で特に印象に残っているのは、・今の学生はどんどん外に出ていかない　→掲示板に書き込んだりネットエントリーばかりしていて、　　ＯＢ訪問に行ったりせず、企業に対する気合いみたいなものが　　薄れているように思える。　　（Ｄさんの時代は資料請求をハガキでしていた時代だけに　　　気合いがかなり必要だった）とはいえ、私も就職活動はかなり苦戦しました。大学３年生まで授業をサボっては部室でドラクエやウイニングイレブンをしていたダメ人間でしたから。でも人間ってきっかけがあれば変われるんです。私は二つのインターンに行くことで変わりました。生産的な活動をすることにやりがいを感じるようになったのです。Ｄさんは私が会社を辞めるのを知っていてサイト製作で私のことを上司に話してくれていたみたいです。本当に、あいだみつをくらい感謝しています。就活生の皆さん、変われるきっかけがあるとしたら、今だと思います。頑張れ！

  2005/03/03

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• がなり塾回顧録－結局教わった事－

  アイカンパニーにおいてがなり塾のWebページをすべて作り終えました。自費で受講しつつ、写真も撮り、文章も考え、Webのコーディングまで。いわゆるがなり塾のWebページに関するすべてを担当したのですが、それを作り終えて、少しの感慨深さと頭の中で何かがかみ合ったような感覚が私を襲いました。がなりさんから教わったものは沢山あったのですが、「教わったもの、それは○○」と自信を持って言えなかった。。。結局なんだったのか？とずっと思っていたのですが。遂に分かりました。「客体を意識して主体的に動くこと」これこそががなりさんから教わった本質です。がなりさんが講座の最終回で朝まで飲み会に付き合って下さった時、あれだけのご多忙にも関わらず、私たち受講生と居て、一度たりともあくびをしませんでした。次々に飛んでくる塾生からの質問を皆さんもご存知、あのがなり節で回答し、「俺ってできる人間だよな」なんて自己満足とも照れ隠しとも取れる言葉を残して、帰られました。勿論その夜、一度も財布は開いていません。そういえば今日、3月4日に「高橋がなり 強く生きる言葉」という本が発売されます。主にがなり塾での言葉を集めて、文字にして、紙に記したものです。がなり塾に少しでも興味を持った方は読んでみてください。がなり塾は私にとって、生きるための「余裕」を与えてくれました。少しだけ余裕のある社会人になって、いつか懐にも余裕が持たせようっと★以上

  2005/03/02

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• ああ、愛されてる。

  会社に籍は3/31まであるのだが、今日から会社に行かなくて良い。その詳細はこちらで。ただ、だらだらと3月を過ごすのもどうかと思うので、霞ヶ関ビルに行ってアイカンパニーのWebを作ってみたりしている。平日に霞ヶ関ビル。。。なにかとっても仕事をしているみたいだ。こちらのオフィスはとても活気がある。金融の会社もとても活気があったが、いわゆる「ノリ」が違う。業種や会社で「ノリ」があるというのは本当なので就活生諸君はそこら辺も見ておいたほうが良い。お昼休みになり、Ａさんがご飯を誘ってくれた。私はナポリタンのおいしいお店をリクエスト。虎ノ門にある「ケルン」というお店。内装がレトロ。特にレジは50年前のじゃないか？と思わんばかり。ナポリタンはオンリーワンの味。濃厚なケチャップの甘酸っぱさが癖になる（料理番組みたいだ）。そこでＡさんは言った「今、剛毛～に仕事がないか、色んな人に聞いてみているから。　Ｓにも『剛毛～に仕事をあげて！』と言っているからね！」・・・あれ？今日のナポリタンはしょっぱいぞ。。。感動です。泣きそうでした。昼食後、仕事に戻って作業をしていると、私のボスの小畑さんが手招き。「ちょっとさー、3月暇でしょ？仕事いっぱいあるから。　あのページ作って、このページも・・・。　あと自分で「ここをこうしたい」とかあったら言って。」「愛」って「愛」って。。。私は愛されている。もうすぐ最愛のおなごと別れて1年。でも私は周りから確実に愛されている。この「愛」に報いなければ。今年は間違いなく私にとって勝負の年だから。以上

  2005/02/28

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• 青いヒーター

  高校時代の親友と飲みに行った。おなごの話はメインディッシュにとっておくとして、話は私の転職になった。そのとき、親友が不意に面白い昔話をした。「生徒会室、ヒーターの上に乗っている　青いペンキ缶が倒れた。　ヒーターは瞬く間に青くなり　そこに居た僕たちも青くなった。　どうやってこれを落とそうかという　議論が繰り広げられている中で、　彼は言ったんだ。　『ヒーターを青にしちゃえば？』　30分後、　青いペンキの付いたヒーターは　青いヒーターになった。　次の年、結局交換されてしまったけど、　青いヒーターは当時の彼が良く現れていた。　いかにも寒そうな青がまた、ヒーターの常識を　外れたよね？」私は「へぇ～」と思った。彼は続けて言った。「だから、金融なんかじゃなくて、　クリエーター系の方が向いているんじゃない？」私は言った。「俺、そんなこと、言ったっけ？」以上

  2005/02/25

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• オナニー is over

  私達が生きるのは「自己実現」のため。しかしそれを「自己満足」と勘違いしている人が結構多い。二つの違いは「他者を想う」ことにある。「自己実現」をするためには他者を想わなければならない。それは他者からの評価こそが「自己実現」の裏づけであるから。まず他者を喜ばせることを考え、そこに自分の色をいかに出すかで勝負する。これは決して迎合しているということではない。自分の色を出したものは、相手に喜んでもらったものではなく、相手を喜ばせているものだから。私はオナニーを絶対、人に見せたくありません。一人でこっそりと、リアルにオナニーをするに留めておきます。常に　「オナニーはダメ、オナニーはダメ」　と頭の中で考えながら・・・。以上

  2005/02/21

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• いま、会社辞めます。

  題字の通りです。左上に書いてある「平日は金融マン」は４月から「元金融マン」になります。正直、つらかったです。仕事がつらいという訳ではありません。なりたい自分に必要なものが手に入らない事。それをやり続けること。そんな状況の中で、自分のモチベーションをぐいぐいと上げていかないといけないこと。。。とはいえ、そういう事は社会人である以上、誰しも経験しているであろうことなので、「いつか道が開けるさ、ケセラセラ～」とやってきたのですが、そういう気持ちが、ふっ切れる出来事がありました。先々週の金曜の夜にトイレに行った時、小便器が赤く染まっている・・・。少し遅い、アレが始まった？　月のモノ？いやいや、私は、男性・・・。想像以上に体に来ていたみたいです。月曜から仕事をして金曜までに溜まったものが週末、アカとなって体外に出るらしく・・・。次の週もそういう事態に。そのとき、ふと思いました。。。（特に体に変調をきたす事は、構わない。欲しいものを手に入れようとするとき、何かを犠牲にしないといけない。そういうものだと思っている。とするならば、私の欲しいものは何だろう？）・・・そうか！どうせ変調をきたすなら好きなことをやって変調をきたそうじゃないか！！！という事です。このブログでもお世話になっている「楽天」の代表、三木谷浩史氏は阪神大震災で叔父と叔母を亡くし、「誰もがいつかは死んでしまうもの。　だったらやりたいことやらないと」と一念発起したのが現在の楽天です。話を戻します。私がやりたいことはものづくりであり、当面はWebの企画が出せて、仕組みを作って、文章を書いて、という事をやっていきたいので、それを実現させるためにこの一年は赤いものを出したいです。とはいえ、社長にこの話をしてから、もう赤いものは出ていないので、体って正直だなと思います。 以前も書きましたが草間彌生の言った「夢は叶う、勇気さえあれば」という言葉を胸に頑張っていきたいです！！！！！いつもより多めに「！」してみました（笑）以上この事はまたちょくちょく書きます。。。

  2005/02/17

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• 私の一日

  とても当たり前のことですが。。。朝に写真を撮ると蒼く、夕方は赤が多く出ます。なんか人間と似ているみたいです。私は写真では、朝の感じが好きです。今、私は何時なのでしょうか？

  2005/02/16

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• 入学説明会でお金をもらう

  社員「こんなことされたの初めてですよ！もらってください」毛～「いや、ほんと、そういうつもりじゃないですから」就職説明会でお土産をもらう事は何度かあったが、普通の入学説明会でお金をもらったのは初めてだ。WEBの見識を一段と広めようと、デジハリの説明会に行った。私はがまんのきかない子で、色々な説明会で、お茶が出ないとき、「喋るとのどが乾く、飲み物が欲しい、なぜ出てこない？」と思う。勿論、この日も説明会。しかも１対１。なので私が質問をすれば、のどが渇く。飲み物が欲しい。。。でも、出てくるか分からない。じゃあ、自分で持って行けば良いじゃん！会場の隣のコンビニでコーラを購入。私だけ飲むのも何か悪い気がするので、デジハリの人にもお茶を購入。そして、いざ説明会へ。齢30くらいの男性が現れた。営業向け、話をよく聞けて、いかにもできる感じのタイプ。その人に一通り、自分はこういう事をしたいと話した。その後、のどが渇いたので、毛～ 「あの、ちょっとのどが渇いたんですが、　　　 飲み物持ってきたので飲んで良いですか？」社員 「どうぞ」毛～ 「私だけでは何かはばかられるんで、　　　 もう一つ買ってきたんですよ。どうぞ！」社員 「え？」毛～ 「飲んでください、お茶なら好き嫌いないですよね？　　　 いつもよりカテキン多めにしてあるんで、どうぞ！」社員 「（きょとんとして）・・・はあ・・・」その後、少し遠慮していたが、私が事あるごとに、「お茶、飲んでください★」と言っていたら、ついに・・・社員 「では、いただきます」飲みました！！！その後、私が説明会において主導権を取り続けたのは言うまでもない。説明が一通り終わって、最後に・・・社員 「いやー、初めてですよ、こういう事されたの」毛～ 「私、決してどっかの回し者じゃないですよ！　　　 怪しまないで下さいね」それからその社員は、一度事務室に引っ込んで、程なく帰ってきた。社員 「あの、本当に悪いんで、これ、お代です」社員は100円玉を机に置いた。毛～ 「いやいや、ほんとそういうののために　　　 やった訳じゃないんで」社員 「そうは言っても・・・。」もらわないと、向こうの顔が立たないだろうなと思った。毛～ 「分かりました、いただきます」今日、分かった事は・・・初めて会った人に自分を覚えてもらうのに、自分の良さをひたすらアピールするという方法もあるが、気配りで相手を驚かすという方法もあるということ。前者が「押し」の個性の出し方だとするならば、後者は「引き」の個性の出し方。何か一つ、私の個性を出す、良い形が見えた、とっても有意義な説明会だった。以上

  2005/02/13

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• 泣く泣く「２」から「５」に！－剛毛～アノ店に行く－

  友人 「アロウズってさ、どこにでもあるものを　　　どこにもないような値段で置いてあるよね！」毛～ 「うまいこと言うな！確かに素材から考えると　　　そんなに良いもんじゃないよな」そんなことを言いながら、池袋中の店を回っていた。私たっての希望で、友達とアノ店に行くことになった。ビルの二階に店はあった。階段は狭く、雑然とビラが貼られている。店に入ると椅子が５つ程ありカウンターがあった。店員 「いらっしゃいませー」私が色々見ていると店員 「どちらにします？お兄さん！」毛～ 「これとこれで迷っているんですよ、　　　でもちょっと高いんですよねー。でも俺はピーが良いし。。。」店員 「・・・分かりました。では2000円引かせてもらいましょう。」毛～ 「ありがとうございます！ あ、こっちは？」店員 「そっちはもうやってないんですよ。　　　正直、他の店に行ってもそれはやってないと思いますよ。」毛～ （店の前の広告表示と違うじゃん！でもピーが良いしなー）店員 「どうします？決めちゃいます？」毛～ 「分かりました、決めちゃいましょう。こっちで！」店員 「はい、ありがとうございます。　　　では1時間後にまたこちらに来てください、　　　そのときにお会計しますので。」毛～ 「はい・・・。」・・・・・１時間後・・・・・店員 「あ、お兄さん！ではお会計こちらです。」毛～ 「・・・あれ？『５』でしたっけ？」店員 「『５』ですよ、こっちですもん。」毛～ （あちゃー俺、『２』じゃなくて『５』の方にしちゃったよ）　　 「俺、足りるか分からないんですけど・・・銀行行ってきていいですか？　　　・・・あ、ギリギリありました！」店員 「はい、じゃあ頂きます。ありがとうございました。」店を出て・・・友人 「あそこ、良かったね！」毛～ 「うん、良かった。。。でも『５』だよ！」友人 「しょうがないよ、だって剛毛～はどうしてもピーが良かったんでしょ？」毛～ 「まあね、しょうがないか。。。　　　でも、『５』はやりすぎ感あるなー」そんなこんなで、私は遂に人生初の「５」を体験してしまった。。。つまり「docomo」の「P253i」に機種変更するはずが「P506ic」にしてしまったのだ。私は50Xシリーズのアプリとか全然必要ないと思っているので、正直25Xシリーズで十分なのだが、結局赤外線通信があるので、P506icにしてしまった。。。そんな体験でした。期待していた皆さん、申し訳ない。以上

  2005/02/11

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• 就活に唄った夢

  私は面接による選考で一社からも内定をもらっていない。一社はインターンをして入社パスをもらい、もう一社はアルバイトから社長に見出され入社した、現在の会社。就職活動に不真面目だった訳でもなく、徹夜でエントリーシートを書いた日もざらで。それなのに面接は通らず、自己を否定することもしばしばだった。あの頃が私の人生の岐路だったような気がする。妙に感情が高ぶっていて、地下鉄でマガジンを開くと、ひたむきな努力が実る主人公を見ては何故か涙が出てきたり。「私の行く会社なんてあるのか？そもそも私は社会に必要なのか？」そんなことが頭の中を廻っていた。こんな時、決まって私は歌を唄う。ブルーハーツの「夢」という曲。唄いながらまた少しだけ、涙が出て、しかしそれを拭わずに、「自分を一番信じてやるのは、自分」と、帰路に着いていた。俺には夢がある両手じゃ抱えきれない俺には夢があるドキドキするような家から遠く離れてもなんとかやっていける暗い夜に一人でも夢見心地でいるよ建前でも本音でも本気でも嘘っぱちでも限られた時間の中で借り物の時間の中で本物の夢を見るんだ本物の夢を見るんだ俺には夢がある毎晩 育ててる俺には夢がある時々 ビビってるなんだかんだ言われたっていい気になってるんだ夢がかなうその日まで夢見心地でいるよ建前でも本音でも本気でも嘘っぱちでも限られた時間の中で借り物の時間の中で本物の夢を見るんだ本物の夢を見るんだ夢のない人生は死んだも同然だ。以上

  2005/02/07

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• 「優しい」という言葉の裏

  今日、気になる人から帰りに「剛毛って優しいね」と言われた。私は女性から「優しい」と言われるとすなわち「優しいだけの人」と思ってしまう。しかしこの前、読んでいた雑誌である人が言っていた。「『優しさ』という『強さ』」という言葉。良い言葉だと思った。だから今日は「優しい」もありかなという気分で。そんな強さもあるから。

  2005/02/06

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• 皆様にお願いがあります。

  出版社に文章を出さないといけなくて、このブログの中から選ぼうと思っています。そこで、今このブログを読んでくださっている方にご相談です。どの文が良かったですか？こちらに全ての文章が載っているので、２つくらい選んでくれると嬉しいです。さらに良ければ、文章のどこが良かったか、批評家になったつもりで書いていただけると嬉しいです。本当によろしくお願いします。ちょっと自分の人生が変わるキッカケになるかもしれませんので、そのための手助けをお願いします！以上

  2005/01/28

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• 本当は今ごろ・・・

  1月27日私が久々に本気になれるかも知れない、おなごとご飯に行く日。次の日に、実に半年ぶりの合コンを控えておきながら、今日、一番のシャツとネクタイを選んだ。男性諸君にはこの行為で、今日という日にどれだけの気合が入っているかが伺えよう。まさに、「キアイ」に袖を通して、「今日は俺、頑張る！」意気揚揚と会社に出かけようとしたまさにその時、不意にメ－ルが。。。「昨日連絡できなくてごめんね☆　実は急遽ミーティングが入って、終わるの10時過ぎるから、　今日はちと無理かもー。ドタキャンごめんね。」「無理かもー」って無理なんだよね？「かもー」はいらないよね？もう、社会人って、社会人って。。。その後は仕事に身も入らず、意気消沈で家に帰ったのだが、そのときに見ていたテレビでお笑いの「ヒロシ」が・・・「ヒロシです・・・　僕がデートの約束を取り付けた女性は　何故か皆、当日風邪をひきます・・・　ヒロシです・・・ヒロシです・・・ヒロシです・・・」剛毛～です・・・今日は不貞寝します。以上あ、今度読者参加型のトピックスを用意しますので、そのときはよろしくお願いします。

  2005/01/27

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• 合言葉は「勇気」

  今日テレビを見ていたら草間彌生が出ていてアメリカでの下積み時代の話をしていた。最初は全然絵が売れず、鳩が食べていたパンの耳を拾って食べたこともあったらしい。そこで言っていた言葉が本当に良かったので乗っけます。「夢は叶う、勇気さえあれば」本当にシビレた！夢を叶えるために、勇気を持って行動している人がどれくらい居るんだろう。合言葉は「勇気」今年のスローガンにするべか。以上

  2005/01/17

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート４-後編～

  これは「剛毛、初めてのナンパ　～パート４-前編～」の後編です。まだ～パート４-前編～を見てない人はこちらからお読みください。＝＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝＝緩やかな斜面を滑りながら、時折頬に当たる雪がやわらかく解けていく。そういえば、お世話になっている出版社の方が言っていた。「男は皆、ストーカー予備軍だからね」確かに、今している事は、結構ギリギリかもしれない。でも、良い。私は告げねばならないから。私は今、本当の男になれるか？その瀬戸際に居るのだ。おなごが止まりボードを外した。そこは、先輩と待ち合わせた場所だった。。。偶然にも程がある。もはや、運命・・・。いやいや、それは言いすぎ。そんなことを考える、無駄な余裕もいらない。。。さてと、どういう切り出しで再会を果たせば良いだろうか？得意の妄想力で何パターンか考えたが、結局・・・（人差し指でおなごを指し）「あ、さっきの？」人間、切羽詰ると、最後には正攻法しか出ないんですね。話をすれば、・今、お姉さんを待っている・職業は金融・年齢はタメ・日帰りで来ているなどなど結構共通点がおおかった。そんな話をしている間、ずっと右手はポッケで携帯を握り締めている。（毛～の心中） 「いけー行くんだー！！！　ぽちぃぃぃー！！！」毛～　「あのさ、携帯番号教えてくれるかな？」おなご「・・・　うーんと　・・・　090********」私は遂に男になった。PRIDEの高田総括本部長も「男だ！」と認めてくれるだろう。毛～　「ありがとう。後で電話するわ」おなご「うん、分かった」ちょうど、おなごのお姉さんが来たので、私はなぜか逃げるようにその場を後にした。ホテルに帰る最中は、ずっと・・・♪大人の階段の～ぼるぅ、君はまだシンデレラさっ♪が頭の中でぐるぐると流れていた。。。あれから、2週間経って・・・番号がうそというありがちなこともなく、メールと電話をしている。おなごと知り合えたことも勿論嬉しいが、今回の事は本当にためになった。ナンパで営業力が付くかと言われたら本音のところ、どうかは分からない。ただ、今回のことを経験して、自分に「自信」がついたのは確かだ。「合言葉は『勇気』」「成せばなる」「常に相手を意識して話す」「ぽちぃーーー！！！」そしてナンパには人生を強く生きるためのエッセンスが沢山詰まっていた。ナンパの神様ありがとうございました。私はこれから強く生きていきます。最後に私は越後で虎になりました。CAST・私・おなご・先輩N・同級生S・ナンパできなかったおなご2人組・おなごの姉・越後湯沢の皆さん以上

  2005/01/14

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート４-前編～

  ～前回までのあらすじ～遂に人生初のナンパを決行した、私。意外にも会話ははずみ、一緒に滑れる状況に。しかし前のリフトに乗る先輩達の目も気になる。チキンな私はリフトを降りた後一度はおなごと別れる。このままで良いのか？越後の虎になるのではないのか？私は過去の自分を振り払うべく彼女を追いかけることにした。ナンパを完結させるために。前回の～パート３-前編～はこちらからその続きの～パート３-後編～はこちらからパート２全編はこちらから。初めから読みたい人はこちらからお読みください。＝＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝＝初心者コースを猛スピードで滑るボーダーが一人。明らかにキョロキョロしている。白地にピンクのウエア。背が高めそして美人絶対探す！　成せばなる！おなごが初心者だということは知っていた。「リフトで迷惑をかけるかも」と言っていたから。なので、初心者コースとやさしい中級者コースをひたすら回っていればいつか会える、はず。まあ、「会う」という言葉は綺麗過ぎるかも知れない。リフトに乗るときは、後ろに乗っている人をやけに見たり、下を滑っている人をじっと見たり。完全に挙動不審者。今にして思えば、よもや下におなごが居たとしても、私はリフトに乗り続けるしかないのに。。。嗚呼、恋は盲目。。。自由行動を申し出て、まもなく２時間が経とうとしていた。それはつまりおなごを探すことの終了を意味する。こんなもんだよな。そんなうまいことなんてない。そもそも、初めておなごに声を掛けて話ができただけでも、私はラッキーだ。先輩との待ち合わせ場所を確認するために携帯を取り出す。「あ、先輩ですか？　あ、はい、いやーダメでした。　ま、それは追い追い説明しますので。とりあえず待ち合わせ場所はホテル前でしたよね？」電話を押し当てた耳に、集中していた神経が一瞬、目に奪われた。白地にピンクが左から右へ。いたー！「先輩じゃあそういう事で、ピッ」　（この間2秒くらい）まだ、ナンパの神様は私を見捨てては居なかった。おなごを追って必ずもう一度話す。そして番号を聞く。半ば、使命感のような。セリヌンティウスのために走る、メロスのような。とにかく、私は告げねばならない「番号、教えて」　と。続きを読む

  2005/01/13

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• ノロウイルス感染か？

  ただ今、重度の腹痛と下痢に悩まされており、ノロウイルスか？なんて、悲劇のヒーローぶってみたりしてます。昨日なんて、ある企業のお手洗いに45分くらい居て、これ以上ここに居たら、心配されるか、怪しまれるかどちらかだろうなと、緩いおなかのまま、ドアを開けました。多分、賞味期限の切れた豚肉を食したからかと思っていますが、そのために・・・～剛毛、初めてのナンパ～シリーズを書くことができません。週末には書くつもりなので、もうちょっとだけ、待っていてください。剛毛～以上

  2005/01/12

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート３-後編～

  これは「剛毛、初めてのナンパ　～パート３-前編～」の後編です。まだ～パート３-前編～を見てない人はこちらからお読みください。＝＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝＝会話中、ずっと「『一緒に滑ろう！』って言うか？言うか？」と思っていた。しかしその一方で、この方程式を成り立たせる為の、一つの壁が存在した。先輩たちの目後で聞いた話によると、この時すでに、前のリフトからおなごとのツーショット写真を撮っていたらしい。「いきなり、リフト降りて、先輩達に『これからおなごと滑ってくるんで、では！』なんて言ったら、今夜、締め出されて、凍死だろうな。しゃーないしゃーない。諦めよう。」こんな時に、四条大橋の私が再度、登場した。強い、さすが越後まで来ただけのことはある。東下りもびっくり。リフトを降りた後、　　　毛　「じゃあ、またどこかで会ったら！」　おなご　「はい。」（毛の心）「こんなさわやかな別れ、全然求めてない（泣）　　　　　　『さわやか』と言うよりむしろ『さむい』」あー、声は掛けたけど失注・・・。私は所詮、内勤。パソコンばかりしている、内勤。キーボードは叩けるのに、おなごの心はノックできない、内勤。内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、内勤、いやだぁ～、私はカリスマ営業マンになるって決めたんだ！越後の虎になるって決めたんだ！　　　毛　「先輩、今から２時間、自由時間下さい！　　　　　　絶対下さい！」　　先輩　「（ニタニタ）いいよー。あれでしょ？」　　　毛　「はい、TEL番号聞いてきます！」舞台は整った、役者も整った、後は私のセリフ。「ねぇ、番号教えてよ！」くせー、でもこれっきゃねー。湯沢パーク、初心者コース。それは私の恋路。毛はもう恋愛にも似た、やわらかな甘酸っぱさを、この雪山に感じていた。さあ、追いかけろ！言えなかった、小さな恋を。。。続く

  2005/01/10

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート３-前編～

  ～前回までのあらすじ～スキー場でおなご探し。チャンスは以外にもすぐにやってきた。昼食中のおなご2人組。声を掛けようとするも、京都、四条大橋でのチキンな私が二人に声を掛けることを許さない。完全にダメ。しかしそんな私に神様は1度だけチャンスをくれた。私の乗るリフトにおなごがなんと「あいのり」。私も男だ、やってやるぜ、この道を行けば分かるさ！そして私はおなごに声を掛けた。。。前回のパート2全編はこちらから。初めから読みたい人はこちらから。＝＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝＝　　　毛　「・・・どこから来たんですか？」　おなご　「え？・・・足立です」（毛の心）「キター！！！足立！東京！でも微妙に遠いし、どう返せって言うんだ・・・」　　　毛　「足立？俺も23区、練馬だよ。足立って何学区？（←高校の学区分け）　　　　　　どこ高校とかあるの？」（毛の心）「しょーもねー返しすんなよ。ひでー質問力だ」　おなご　「うーん、５学区です」　　　毛　「へぇー５学区って言うと小石川（高校）？」　おなご　「いや、ちょっと違くて・・・」（毛の心）「間違えたよー、しかもこれから全然発展しない話題選んじまったよ（泣）　　　　　　自分でハードル高くしてどうすんだ、俺のばかん」　　　毛　「今日は一人なの？」（毛の心）「最高のリカバリー！俺、サイコー」　おなご　「んと、おねえちゃんと来てたんだけど、スクールに行っちゃってて　　　　　　今は一人で滑ってるんです」ここで、少し考えた・・・一人で滑っている　→　私が話し掛ける　→　おなごも応じてくる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　一緒に滑る　←　私も一人（に今なった）　←　結構好感触これは！！！ナンパの神様が降りてこられました。合掌。その後、神様のアシストが功を奏し、話は弾む。　おなご　「私リフト降りるの下手なんで、迷惑かけちゃうかも。。。」（毛の心）「もう、いくらでもかけてくれー、好きにしてー☆」会話中、ずっと「『一緒に滑ろう！』って言うか？言うか？」と思っていた。しかしその一方で、この方程式を成り立たせる為の、一つの壁が存在した。先輩たちの目続きを読む

  2005/01/09

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート２～

  ～前回までのあらすじ～ただの、雪山慰安旅行のはずが、先輩の「ナンパがノルマ」宣言で、さあ、大変。昨夏、京都にぶらりナンパ旅行をしたにも関わらず、ふたを開けてみれば、声すら掛けられない始末。京の敵を越後で討てるのか？気になるパート１の全編はこちらから。＝＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝　本編　＝＝湯沢パークリゾート舞台は用意された。この越後湯沢地域では知名度が低く、比較的狭いスキー場。そんな所でゲレンデが解けるほどの恋ができるのか？と言ってはみたが、天候は吹雪。ゲレンデは解けるどころか白い雪が積もる積もる。「こりゃダメだ」と、すぐにホテル併設のレストハウスに逃げ込んだ。スキー場では相席が当たり前。昼時などは自然に椅子取りゲームが行われている。私達が席を探し、座ってから一息付くとあろうことか、相席はおなご2人組！「これか、行っとくしかないのか・・・。」とはいえ、とりあえず、腹ごしらえ。向こうもまだ来たばかりらしく、時間はたっぷりある。獲物を確実に仕留めたいなら、焦らない。それがハンター（初狩りだけど）。高鳴る鼓動を抑え、息を殺し、遂にロックオン。声を掛けるのは、右か、左か、それが問題だ。しかしそんな緊迫の静寂を打ち破る一声。同級生Ｓ「店員さ～ん。ビールを瓶で！」昼間っからゲレンデで酒かよ！とか思いつつも、結局付き合ってしまった。もう、ナンパどころではない。その後、午後のゲレンデで、反省会が行なわれたことは想像に難くない。毛「ビール注文するなよ！」Ｓ「いやいや、お前が一番近くに座ってたんだから声掛けるもんだろ」先「とにかく、どうでも良いから探して来い」こんな体たらくでは声掛けても、ダメだよ。完全にチキン。四条通の私が逢坂の関を越え、新潟にまで、遠征しに来ていた。しばらく、おなごっ気なしで滑っていた。一応、今回の表目標は、「ボードでジャンプをする」だったので、とりあえず真面目に練習もしてみる。「基礎固めはやっぱり初心者コース」とリフトに乗った。その瞬間（とき）、事件は起きた。私が乗ろうとしたリフトに、おなごから「あいのり」してきたのだ。神様、こんな、チキンな私に、もう一度だけチャンスをくれるのですね（涙）。分かりました。私、剛毛は男になってきます。男としての通過儀礼を済ませてきます（敬礼）。　　　　　　・　　　　　　・　　　　　　・横目でちら見、キレイ系で結構美人だ。　　　　　　・　　　　　　・　　　　　　・だめだ、やっぱ言えねぇ。。。ダメだ。ほんとダメだ。ちらちら見たりして、挙動不審、極まりない。もう一生、彼女できない。いつか孤独死だ。そんな時、ある言葉が頭の中を走った。「諦めたら、そこで試合終了だよ。」・・・そうだ！私はできる営業マンになるって心に決めたのだ！四条通りの私のままではいけないんだ。越後の虎になるんだ！まだ、リフトも3合目を過ぎたあたり。これはもうやるっきゃない。合言葉は「勇気」そう、100％勇気だ！いけー、ぽぉちぃぃーー！　　　　　　・　　　　　　・　　　　　　・「・・・どこから来たんですか？」　　←情けないほど、普通すぎる続く

  2005/01/08

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• 剛毛、初めてのナンパ　～パート１～

  新潟県中越地震に心を傷めた。。。「今年は新潟にお金を落とそう」そんなに大袈裟なものではないが、新潟へスノーボードに行くのは9年振り。大学の映画制作サークルの仲間と、上野で待ち合わせ、新幹線に乗り込む。久々に会えば、話は盛り上がる。大宮を過ぎるころ、話題は「仕事」へ。最年長のカリスマ営業マン、Ｎさんは営業とは、会社とは、社会人とは　と、若干のしたり顔で、熱く語っていた。電車は熊谷に到着。話にも少し飽きてきた頃、不意に先輩は私達に今回の旅行のミッションを与えた。「営業ができるヤツはナンパがうまいんだ！！！今回は一人一回、おなごに声を掛けること、これノルマ！　以上」そもそも、私は営業ではないし、もう一人の仲間はまだ学生だし、相当強引な一言であることは間違いない。しかも、絶対自分がいい思いをしたいだけである。とはいえ私の目の奥は輝いていた。「ナンパ」この言葉で、私は心に期するものがあったから。。。昨夏、友達と旅に出た。場所は京都、そして目的は単純。「京美人を嫁にする」そのための候補者をスカウトしに行った。左、阪急、右、高島屋。夜の四条通はかわいいおなごと、甘ーい京都弁。しかも、花火シーズンだったらしく、浴衣の多いこと多いこと。「夏は夜」と言った、清少納言の気持ちも分かる（意味はまったく違うが）。そんな嫁候補がわんさか居る中で、私の足は動かなかった。厳密に言うと動けなかった。びびってしまったのだ。四葉のクローバーのタクシーに見とれる、かわいいおなご。そんな光景を前にして、私は声すら掛けられないのだ。情けない。結局、某大手印刷会社営業職で、戦果が期待されていた友達も私と同じく声すら掛けられなかったらしい。四条大橋から、鴨川のほとりでイチャるカップルを眺めては、自分のチキンさに愕然とした。そんな昨夏。。。もうその二の舞だけは絶対に嫌だ！俺は出来る営業マンになる！パソコンと会話するような内勤だけど、営業マンになる！そう心に誓って。越後湯沢に降り立った。続く

  2005/01/07

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• がなり塾回顧録　～優秀な人の山選びと山登り～

  仕事始めの後に、がなり塾に通っていたＴさんとサシで飲んだ。彼から見て、私達の班はうまく回っていた班らしく、その理由としては「リーダーがいっぱいいたこと」だそうだ。Ｔ「あの班は、担がれ役、ネタ出し役、盛り上げ役、支え役、　色々な人が、自分の役の領域ではリーダーとなり、他の領域では補佐になる。　そんなリーダーの分業ができていたことが良かったと思う。　僕の考える最高のチームは『リーダーがいっぱい居るチーム』だからね。」船頭多くして船山へのぼる私はずっとこの考えで、「リーダーは一人」論者だった。話は飛ぶ、就職活動では「グループディスカッション」と呼ばれる、初めて会った人同士で、議論をする選考があった。5～10人で議論を進めるのだが、議事進行役、いわゆる「まとめ役」を複数人が取り合う事態が、しばしばあった。発言数が多く、試験官へのアピール度も高いと考えての行動だろうが、それは「議論の熟成」というより「我船頭にならん」と、山のてっぺんの取り合いのようだった。当時の私に、その場を収拾する能力はなく、その光景を見ては、何か場を荒らされたような気になってしまい、選考後、帰りの電車に揺られながら、「リーダーは唯一、一番のまとめ上手がやるもんだー」なんて、半ば涙目で反芻していた。話を戻す。彼の言う、「多くのリーダー」は「チーム」という一つの山を登らない。「役割」という自分だけの山を見つける。そんな「役割」の山々が連なり、山脈になれば、背の高い一つの山より、良いものができ、すごい組織になる。とはいえ、言うは易し。刻々と変わるフィールドで、自分の山を見つけ、登り続けることは、とても難しいし、そもそも、この形態はお互いを信頼していないと成立しない。私の属していた班の人たちは見ず知らずの状態から、これを半年間やってのけた。うーん、とっても優秀。皆さんも自分の山を見つけてみて欲しい！そこからの景色は結構気持ちいいから。以上

  2005/01/04

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• 飲み会ドタキャンで知った、心の成長

  高校の親友4人で毎年、飲み会をしている。大学一年生からなので、今回が5周年の節目だ。揃いも揃って、浪人をしたので、今年は皆、社会人1年目。この一年を振り返って話すなら、一晩では到底、足りない。12月に入った頃、そろそろあの季節だなと待ち遠しくなり、今回の持ち回り幹事に「今回はＭの番だよ。」と促したのだが、Ｍから返ってきた答えは「俺、今回無理っぽいわ、」何でも、母親が病気らしく、それどころではないらしい。私も今年の初旬に母が入院をしていたので、気持ちは分かる。「ＯＫ、じゃあ俺が幹事やっとくから、また落ち着いたら連絡をくれよ！」と電話を切った。言ってしまったものはしょうがないので、私が幹事。残った3人の日程を合わせて、30日に決定した。当日、会社の納会を中締めで切り抜けた。後ろめたさと来年のカレンダーを紙袋に詰め、待ち合わせに向かう途中、Ｏから一本の電話が入った。Ｏ「剛毛さん、ごめん。風邪が治らなくて、行けそうにないわ。」毛「分かった、了解。んじゃ、暖かくして寝なよ。早く治して新年会でもやろうぜ！じゃあまた。」　　　・　　　・　　　・電話を切った後、ちょっとして「待ってくれよー」という気分になった。Ｏは12月、ほぼ毎日飲みに行き、風邪であっても飲んでいると彼のブログに書いてあったからだ。すこし諦めたように、中央線に乗り込んだ。二人で飲むなら、いつもの会ではない。ただの個人的な飲み会に他ならない。。。ここまでなら、去年の私、しかし今年の私は少しだけ成長していた。あ、Ｏは私達の飲み会だけドタキャンできるんだ。それは、私達にだけ、甘えられるということでもある。そうかそうか、ならば甘えさせてあげよう。何やら、Ｏがかわいく思えてきた。その日はＮと二人の飲み会になってしまったので、ノーカウントとした。改めて、5周年の飲み会を開きたいからだ。という事で、Ｏ！次の幹事期待しているから、早めに宜しく。以上

  2004/12/30

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• 素敵なコミュニティーの大義名分

  11月にあるコミュニティーが産声をあげた。社会人1～3年目が中心となったi-Company棚卸し講座がきっかけ。社会人として、今後のキャリアを真剣に考えている、とても熱い集団にして、皆の仲が大変よく、大小の飲み会が何度も開かれている。話をしていて、とてもわくわくできるコミュニティー。そこで知り合ったＡさんは、最近私の母校の近くでルームシェアを始めるらしい。そこは私にとって思い入れの深い街なので、案内をすることにした。当日は雪が降っていて、とても案内できる状態ではなく、仕方がないので「お茶でも」という流れに。ケーキのおいしいカフェは良い。むしろケーキ屋の喫茶の方が好きだ。洋梨のタルトとモカを注文。迷路のような造りの通路は隠れ家のよう。静かな2階で少し恋の話をした。その後、話題はこのコミュニティーへ。私は皆が集まり、情報交換を迅速に出来る、ＷＥＢを作りたいという話をした。それに対しＡさんは、先日の飲み会に初めて参加した人からの言葉を私に話してくれた。「このコミュニティーは何を目指しているんだい？」コミュニティーを作ることは簡単で、人が集まれば勝手にできているもの。しかし、継続することは結構難しい。目的や目標が必要になるから。それがないと、数組の個人的な付き合いが生まれて、徐々におざなりになってしまう。私たちのコミュニティーは産声をあげたばかり。1月も新年会や飲み会があり、本当に盛り上がっている。そんな今から、今後の方向性を打ち出せるのならば、きっと最高に素敵なコミュニティーに成長するだろう。とても素敵な人たちが集まっているから、とても素敵なコミュニティーを作りたい。そのための大義名分を考えよう。うまくいった時のことを想像するとやっぱりわくわくしてしまう。本当に多くの可能性を秘めたコミュニティー。「これから頑張ろうぜ！」Ａさんと、わくわくしながら笑顔でカフェを出るときには、雪はもう止んいた。以上

  2004/12/29

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• 剛毛的ブックレビュー

  「顔」「人と成りは顔に出る」とよく言うが、「いい顔をしている」と思った人は大抵いい人だ（かっこいいかわいいとは別）。そんな、顔が巻頭から巻末まで「これでもか！」と約1000人の写真が掲載されている雑誌がある。「Tokyo graffiti」掲載写真が人だけなら、特集も・生きる意味ってなんですか？ 　・あなたにとって愛ってなんですか？・これが実現したらもう死んでもいい熱い、これだけ見たら、哲学書のよう。。。質問が質問ゆえ、答えにもその人が出る。金銭・名誉・見聞を広げるという自己実現から、特定の人と愛しあうこと、もう少し幅が広がり、特定・不特定多数に愛を与えることまで十人十色。正直に「わからない」と答える人も多い。顔写真入り、哲学雑誌。それは人を真っ裸にする雑誌に他ならない。「怖い雑誌が出たなー」と思いながらも、年間購読しようか、迷っている。ターゲット・掲載モデルともに18～25歳位が主なので、少し答えに物足りなさを感じるときもあるが、「カップルが携帯メールで一週間、和歌を送り合う」をはじめ、秀逸な企画が多いので、今とっても興味のある、雑誌だ。携帯で和歌を送り合える彼女が欲しいなぁ。

  2004/12/25

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• がなりさんへの手紙ができるまで

  18時で仕事を終えた。というより無理やり終わらせた。仕事はもうやってられない。なぜって？まだ、がなりさん宛の手紙を書いていないから。２時間後の20時には手紙を渡すのに、まだ、文章を考えてすらない。私はもともと、行き当たりばったりの人間。ぎりぎりの焦りが自分の力を最大に引き出すと思っているので、このようなことを、結構楽しめたりする。「よし、書く！」とばかりに30分で仕上げた。（実際の文面はこちら）しかし、書きあがった文章はワープロ打ち。いくらなんでもこのままではがなりさんをナメているとしか思えない。新宿の東急ハンズに行く事にした。封筒に入れれば何とか格好が付くだろう。会社を出て、時計を見たら19時まであと5分だった。世間は韓流ブームだが、新宿ハンズは純日本風を前面に押し出していた。そこで、純日本風な和紙の封筒と思しきものを買った。どこにも「封筒」と書いていないので、何か妙な不安があった。埼京線に乗り、一路恵比寿へ。その電車内にて、「さて、手紙をキレイにたたんで、封筒に入れるか。。。」買ったものを取り出し、開けてみたら血の気が引いた。封筒じゃない。。。中身は…1、ふたつ折になったぶ厚い細工和紙（クリーム色と浅い緑）2、色の違う、ちょっと厚い和紙（赤）3、和紙10枚商品名を見たら「懐紙」と書いてあった。。。そもそも懐紙って何よ？終了した。。。私のがなり塾は終了した。あんなにおごってもらったのに、良くしてもらったのに裸の4つ折のワープロ書き手紙を渡すなんて、恩知らずにも程がある。もう、戻って買い直す時間なんてないし、いっそ風邪ひいたことにして休んだ方がまだ良いのではないか。そんな後ろ向きなことばかり考えていたが、電車が渋谷駅で少し長めに停車したことで、少し落ち着いた。「あ、これは、がなり塾の最後の課題なんだ」とりあえず今あるもの、1、懐紙2、ワープロ打ちの手紙、３組これで、かっこいい、手紙を作る。さて考えた。すぐひらめいた。冒頭でも書いたが、私は行き当たりばったりの人間なので、こういう事態には実は慣れっこ。私の真骨頂だったりする。和紙だし、和だし。1、10枚の和紙を糊付けしてじゃばら状にする2、そこにワープロ打ちの手紙を段落ごとにはさみで切って、和紙につける3、硬い細工和紙で文面を隠すように包み込む4、赤い和紙を硬い細工和紙に貼ってアクセントカラーにする以上早速、恵比寿のコンビニではさみとのりを購入。そのまま、スタバのオープンデッキで風に和紙が飛ばされるのをいちいち気にしながら製作。和紙をじゃばら状にして、そこに、はさみで切った言葉を貼るというのが、結構良かった。なんか脅迫状みたいで。よくもまあ、ワープロ打ち裸手紙が、化けたなー。と自画自賛。その後、ン万円の料理を気持ちよく食べれたのは、手紙のおかげ。以上

  2004/12/23

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• 高橋がなりさんへの手紙

  がなり塾という塾に半年間通っていた。講師は高橋がなり氏、受講料は５万円なのだが、夏はソフトオンデマンド（がなりさんの会社）本社屋上でのビアガーデンに毎週行ったり、センチュリーハイアットのワインバーでほんの２センチくらいしか入っていないのに、１杯２５００円もするナポレオンを飲ませていただいたり。その他、飲み会は数限りなく開かれ、その度におごって頂き、完全に元が取れて、多分プラスが出ている。そんながなり塾、講座最終回は「お前らが行ったことのないような店に連れて行ってやる」結果的に、ドアマンがいるようなレストラン（クラブハウス）でン万円の料理を食べたのだが。そんな講座最終回。がなりさんに手紙をあげるという企画が生まれ実行する事となった。その手紙を放出します。高橋がなりさま正直、迷った。さかのぼること１週間前、付き合っていた彼女は新しい男を作り、去っていった。会社でも、上司と折り合いが合わず、苦労していた。「そういえば今年は厄年だなぁ」と理由を付けても、気持ちが落ち着くわけがない。何か、自分を変えなければ。。。「がなり塾」と書かれた、ホームページ。矢印は「申し込む」の上。私の人差し指がボタンを押せば、高橋がなり。絶対怒られるだろうなー。俺の価値がノーマネーだろうなー。そんなことを考えていた時、高校の友人の言葉を思い出した。「好きな女の子に初めて電話するときはな、こうすれば良いんだ。まず、携帯でその子のメモリーを呼び出す。その子のメモリーをじっと５秒くらい見る。その後、『ぽちぃぃぃーー』　と言ってボタンを押す。これでOK」つまり　「考えんな、やってみろよ！」そうだそうだ！もうやるしかない、いけー。静かな部屋で「ぽちぃぃぃーー」という声が響いた。３分くらい経って、とっても後悔した。「やべー、絶対怒られる。さらし者にされる」・・・そんな６月の夜。それから、半年で私は色々なことを学び、様々な人に会い、今、ほんの少しだけ、成長を実感しています。がなりさんは「金の使い方」とか、「おごる」とか、「生き方」とか、「向上心」とか、色々教えていただきましたが、結局、がなりさんから学び取れた、１番のことは「人への優しさ」です。だめ出しをしろというのが、規定演技ですので、言わせていただきますと、SOD（ソフトオンデマンド）社員はガツガツ殴るのに結局、受講生を一度も殴らなかったのは、まだまだです。殴れたときに、本当の意味での「塾」になったかと思います。私は最年少ですが、世代的にもぜんぜん殴られて、大丈夫です。塾生全員、殴られる環境なんて、もうないでしょう。そういうところもアマノジャクになって欲しかったです。「俺、高橋がなりに殴られたぜ」なんて土産話を５年後にしてみたかったなぁ～。でも、満足です。剛毛。

  2004/12/22

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• カモもクモも結局いっしょ。

  最近書いてなくてすいません。今日知った、目からうろこの動物ネタ、２つでご勘弁ください。アヒルって、カモが人間に飼いならされて、飛べなくなってしまったものらしい。飛べない鳥を作ってしまったのは人間。私はクモが大嫌い。子供の頃、母の実家に行くと大きなクモの巣があり、取り除くのに、手で触るのも怖いから（怖がりなんです）ガスバーナーを持ってきて、「焼き討ちー！」とよくしたものだが（今はやってないよ）。今日、会社の同僚の一言「クモは害虫なんかも食べるから、あながち「悪の昆虫」という訳でもないんじゃない？」確かに。小さい頃に読んだ、童話などではヒロインのアゲハチョウを食べてしまう、悪の枢軸のように描かれていたために、そのイメージのまま、今日の今日までクモ＝悪と思っていた。また違った視点に触れた、嬉しさもさることながら、幼い頃のイメージの、その影響の大きさにも驚いた。思想統制は幼児期から行われるわけだ。。。話が飛びすぎたが、虫も人間と一緒で、良い部分もあれば、悪い部分もある。すべては受け手次第だ。

  2004/12/13

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• 名前より長く

  心を篭めなければ、人の心は衝けない。人の心に何が残せるか、人の心に何かを残して。私の名前より長く残る何か。そんなもの、作っていきたい。

  2004/12/11

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• 就活している人たちへ　３　～最高のブランド名は？～

  大学３年生の６月、某大手広告会社の人と飲む機会があった。その会をコーディネートしていただいた、元編集マンの初老の紳士に酔った勢いで質問をした。毛～「いつからＯＢ訪問ってしたらいいですか？」紳士「明日からだよ」毛～「何かやっておけば良い事ってありますかね？」紳士「剛毛～くん、ＯＢ訪問に必要なものは一つだけだよ、　　それは『勇気』だ」この言葉を聞いたとき、「そうかー」と思ったが、言葉の核心にまで迫ってはいなかった。今ならこの言葉の意味が分かる。「学生」「・・・すいません、学生なんで！」と言えば、どこの会社にも訪問できるし、うまくいけば、インターンもできる。しかしめんどくさかったり、「ＯＢに叱られるんじゃないか」と尻込んでしまったり。学生は毎日学校に行けば、部活やサークルがあるし、かわいい女性もいるし、最低、授業がある。受動であっても毎日、何かがあるから、リスクを取って、外に向こうとしない。「学生で勉強したいんですが」こう言えば大抵が何とかなる。最初は断られたとしても、絶対大丈夫だから。社会人は「学生」に高いレベルなんて望んでいない。ダメでも飛び込む勇気というか、ダメを分かっていて、それでも貪欲に何かを求める人が夢を手に入れるものです。「学生」という肩書きを使えるうちに使ってください。すごい経験、すごい人、すごいチャンスが得られるから。大学の外に出てみると、必ず景色が変わります。そしてあなたの目線もいつの間にか変わっているはず。以上

  2004/12/10

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• 君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が 3 日でぬいてやるぜ

  私に影響を与えてくれた本をつらつらと書いて、ご紹介します。別にアフィリエイトをしたくて文章を書いているわけではありません。あしからず。三代目魚武浜田成夫『君が前の彼氏としたキスの回数なんて俺が3日でぬいてやるぜ』中３の時、私に本屋ブームが訪れた。元々はギターの教則本やタレント本ばかり読んでいたのだが、いつからか『花言葉集』とか『名言・金言集』とかが好きになり、その日も『歳時記』を読みたいと、文庫本の棚を見ていた。不意に目に飛び込んできた。真面目な言葉の文庫本の中でひと際目立った衝撃的なタイトル。すぐに手に取り読んでみる。中学生でも分かる、シンプルな言葉。「詩」というラインのギリギリを低空飛行する、危うさ。作者は文章を関西弁の口語体にしていることなど、狙って散文を書いていると思う。その中にあって、たまに覗く真面目な詩が、とても輝いている。分かりにくいかも知れないが、さしづめ高津（ホワイトソックス）のピッチングのような緩急。すぐに立ち読みを止め、「所有したい」とレジへ向かった。この本は、初めて「エロは隠さなくても良いよ」ということを知った作品でもある。確か・・・「うごけばうごくほどきもちいねんおまえのなか」という詩があったりして、当時の私には衝撃だった。あー、ポルノを書いても引かれない物書きになりたい。。。中学生の時にこの本に出会ったおかげで、その後の私の価値観や感性は良い意味でだいぶ適当になった。三代目魚武氏は他にも音楽や絵やマルチに活躍されているが、やはり詩が一番素敵。以上

  2004/12/08

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• 母の膝、父の膝

  京浜東北線は東京に向かって上る。つり革を掴む私の隣には３人の親子。両親と４～５才くらいの子供。遊園地にでも連れて行ったのか、少々お疲れ気味。川崎で席が２つ空いた。母親が私をチラッと見たので、「その気はないよ」と知らん振り。お父さんとお母さんが座った。子供はお母さんが抱っこすることになった。多摩川を越える頃、それまで、そわそわしていた子供がお母さんの膝からお父さんの膝へ移動した。収まりが良かったらしく、子供はすやすや。お母さんよりお父さんの膝を好むなんて、きっと素敵な家庭なんだろうな。私は品川で降りた。それまで子供は目を覚まさなかった。以上

  2004/12/07

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• 剣道から教わったもの

  その日に知り合った人と二人。同じ電車を共にする時間、30分。話題はスポーツから何を得たかという方向へ。その人「剛毛～くんは何をやっていたの？」剛毛「あー、剣道です。」その人「へぇー。僕は長距離をやって『持久力』が付いたけど、　　剣道って何が身に付くの？」毛「うーん、握力が付くぐらいですかね？　　高１で両手60kgくらいありましたよ。」その人「へぇー」その人が降りた駅で電車のドアが閉まってから、反省会。「3歳から剣道を始めて、身に付いたもの『握力』はねーだろ！」　　　ずっと考えながら、次の日の朝、シャワーを浴びているときにふと気が付いた。もう思想の原点が剣道なんだ。私は道場に通っていた。道場と部活の違いはおじいちゃん先生にある。私たちを床に正座させて、「武士道とは」を延々と語っていた。それを週に3度、3歳から聞いているのだから、思想統制もいいとこ。確実に戦前の人の魂は伝わっていると思う。話は逸れるが、今にして思うと、私は変な教育を受けてきた。私と姉が小学校低学年の時、父親は二人をテーブルに座らせると、「これはお父さんが世界を放浪していたときに買ったモノだ。」とボストンバッグいっぱいのカセットテープを取り出し、聞かせた。内容はたしか「時間という認識について」だったと思う。今にして思えば、そのカセットから日本語が流れていたのが気になるが。話をもどす。柔道がオリンピックの種目になって、剣道がならないのには訳がある。勿論、競技人口もあるが、一番の理由は「精神性」・気剣体の一致（「気」「刀」「体」全てが充実して初めて一本となる）竹刀が面に当たれば一本・・・ではない。これだけは剣道は譲れない。オリンピックに採用された柔道は、国際化と引き換えに「両肩が付けば、背中から落ちれば一本」いわゆるスポーツに形を変えた。進化したのかもしれない、しかし、自分の襟を握り締めながら、相手の手を払い合う今の姿を当時の人が想像しただろうか？少なからず剣道は「当時の精神」を色濃く残している。守っているのか固執しているのかは分からないが、私はそんなものに１３年間触れ続けた結果として、今がある。剣道から教わったもの、それは「心」かなー。以上

  2004/12/05

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• 理由なんて

  二度寝鳥肌嗚咽ケーキを食べたときの笑顔暇を持て余した時の憂鬱あのこと重なるときの・・・皐月の夜の青臭さ縁側から聞く蝉時雨新雪に倒れ込むスリル細くなった父の腕長くなった母の話全てが理屈で通るものだとしても全てが理屈を必要とはしていないもちろんあなたを好きなことにだって

  2004/11/30

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• 就活している人たちへ　～予行演習なんかしてないで～

  「面接の予行演習でアナウンサー受けるんだ」もうアナウンサーの試験は終わってしまったかもしれないけど、この時期この手の発言をする人が増えます。「アナウンサー」を「マスコミ」に置き換えて、「本当は○○業志望なんだけど・・・」と頭に付ければもう誰にでも当てはまります。実は私もアナウンサーを受けた経験があります。「なれたらいいな」で受けてみたんですがなれるわけがないです。エントリーすら通りませんでした。今の私が就活やるなら、まず、自分のキャッチコピーでも作ってみます。かといってそのキャッチコピーを面接官に向かって言うことはありません。ではコピーを作るということの必要性は何か？それはその商品（自分）をよく知ろうとすることです。コピーを考えるに当たって、・その商品の強みは何か（経験・スキル）、・その市場でどのくらいの価値をもっているか（未開拓な分野のスキルか？その度合いも）、・ターゲットはだれか？（業種によって人のタイプは違ったりする）・それを買うことで何が変わるか？（会社にとってのメリット）こんなことを包括的に考えないといけません。あと、コピーを考えるときに一番重要なこと、・受け手を意識しているか？キャッチーか？自分のことを全然知らない人、むしろ興味のない人を食いつかせるための何かを提示しないといけないはずです。私の一年目（３年次の就活）は「よく相談をされる人」それは論理性や優しさが人か評価されているからという触れ込みでした。我ながら稚拙ですね（笑）人から相談されることなんて、ほとんどの人が経験していることだし、それがどのくらい論理的でやさしいのか分かりません。しかしそれが一番のアピールポイントであるならば、その人は「普通の人」であると認識せざるを得ないです。もっと何かないの？　と。二年目（４年生次）はそれが少し分かって、「金融のカリスマに引き抜かれた」それはアルバイトの作業を断トツのスピードでこなす、作業効率を意識する論理的思考と早く終わらせて他人の仕事も片付けてあげる優しさがあったから。分かりやすいでしょ？カリスマの方（今の社長）がものさしになるんです。この人がビッグネームになればなるほど、言葉が生きてくるのですね。でもまあ、ちょっと強気すぎますよね？すいません、そんなすごくないです。しかしこれを書いた二年目はどんな会社もエントリーで落ちることはありませんでした。エントリーに限って言うと、マスコミ以外はあまりそこで落とされることはないと思いますが、その後の面接でも、今のことを意識しているといないのでは結構差が出ると思います。自分は何か？よーく考えてみてください。あと、夢に蓋をしないで下さい。これ、重要。それを読み手を意識した文章聞き手を意識した話　　　でお伝えください。あと、自信を持ってね！私の二年目は結構、話のネタには恵まれていたと思います。なのでいくらでも料理できました。しかし当の料理人の腕が悪かったですね。。。次の回は・・・・・・海外に留学した経験もない、一人旅をする金もない、体育会でバリバリやってきたでもない、そんな人のネタ作り「インターン」について、書きます。・インターンをしたくてもできない人・インターンがそもそも何かわかっていない人にはインターンができる（かも知れない）方法を教えます。逆にインターンをバリバリやっている（いた）人はご意見ください。トップページのメールボックスからメールを待ってます。また次回注、感想ください！こんなこと書けとか、ここに関しての考察が甘いとか、　　全体的に甘いんですが、私も成長したいので、フィードバックを下さい。　　お願いします。

  2004/11/29

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