晋数パーマイルド３

実を言うと、これが書きたくて空の軌跡のプレイ日記…といいますか、人物帳を書き始めたようなものです。
この二人、シリーズ（ガガーブなど、以前のものも含めて）一番好きな組み合わせなんですよね。出逢ってからのこの二人の動向を見てみようかなと。
では張り切って参りましょう

特別企画
リノンとキディの
年貢の納め時＆人間万事塞翁が馬

第一段階
４章
ロレント初日（昼）
リノン
「うちのお袋もさっきの定期便で王都から帰ってきたんだけど…
　なんと困ったことに知らない女の人を連れてきてね。
　定期船で知り合ったそうだけど、どこまで本気なのか怪しいよ…
　も、もしかしたら本気で僕の嫁候補を見つけてきたのかも。
　まさかとは思うけど……
　……あのお袋ならやりかねないぞ」
「ああ、王都になんか行かせるんじゃなかった……」

キディ
「ブルームさんのお言葉に甘えてお世話になっちゃうことにしました。
　できれば、お店の手伝いでもさせてもらうつもりでいるんです。
　私、普段は王都の百貨店で働かせてもらっていますから。
　接客には少し自信があるんです」
「定期船の運航が再開されるまでお世話になっちゃうことにしました。
　ご厄介になる以上はお店の手伝いをさせてもらうつもりですよ」

ブルーム婆さん
「しばらくうちでゆっくりしていきな」

第二段階
ロレント初日（夜）
リノン
「やあ、遅くまでご苦労さん。
　まったく遊撃士さんは大変だけど、今は僕も個人的に大ピンチでね…
　お袋が連れてきた女の人が、店を手伝うって言い出したんだよ。
　普通なら嬉しい申し出なんだけど、お袋が絡んでる話だからなぁ…
　き、きっとこれも僕を結婚させる為の陰謀なんだ！
　はぁ、気が重いよ……
　僕はまだ結婚する気はないのにさ」
「はぁ、気が重いよ……
　どうやって断ればいいんだろ……」

キディ
「少し無理にお願いをして、お店を手伝わせてもらうことにしました。
　お世話になる以上はお役に立たないといけませんから。
　……でも、息子さんの方は何か気が進まないようでしたね。
　私みたいな見ず知らずの人間がいきなりお店に来ちゃうのは
　やっぱり気になるんでしょうか……」

ブルーム婆さん
「リノンは複雑そうな顔してたけど、あたしゃ何も言ってないよ」

第三段階
ロレント２日目（朝）
リノン
「そうそう、もう見たと思うけど……
　外で働いてる女の人がいただろ？
　キディさんって人なんだけど、今店を手伝ってもらってるんだ。
　ま、まあ、定期船が動くまでの短期アルバイトって感じだよ」
「キディさんは王都の百貨店で紅茶の売り子をしているそうでね…
　さすがにお茶やお菓子のことは抜群に詳しいんだよ。
　商品のディスプレイや、小物の選び方のセンスもいいし…
　なにより、あの明るい笑顔とハキハキした対応が素晴らしいよ」
「流石に王都の百貨店で働いているだけのことはあるね。
　あの明るい笑顔には、思わず見とれてしまうよ…」
　
キディ
「いらっしゃいませ！
　リノン総合商店へようこそー。
　今日もひどい霧ですけど、通常通り営業しておりますよ。
　どうぞお気軽にご覧下さい」

ブルーム婆さん
「今朝からキディさんが下で働いてくれているのさ
　元気の良い声が聞こえて、気持ちが良いね」

第４段階
ロレント２日目（昼）
リノン
「キディさん……
　すごくがんばってくれてるよ。
　店を手伝うって話も、最初はお袋の差し金だと思ってたけど……
　キディさんの様子を見る限り、どうも本当に仕事が好きみたいだね。
　お、お袋がやってた花嫁捜しじゃないけど……
　人生のパートナーにするなら、こういう人を選びたいもんだね。
　店の仕事が好きな人となら、上手くやっていける気がするんだ」

キディ
「いらっしゃいませ！
　お客様は遊撃士の方々ですか？
　それでしたら、便利なお薬がありますよ。
　おでかけになる際には、是非お買い求め下さいませ！」

ブルーム婆さん
「キディさんは頑張って働いてくれてるようだね。
　リノンもあの子には素直に感謝しているみたいさ。
　……これはいい予感がするよ」

第５段階
ロレント３日目
リノン
「キディさんも、もうしばらくこっちにいることになったんだ。
　自分で店を出す時のための勉強ってことらしいけど……
　う、嬉しいような怖いような、なんとも言えない気分だよ。
　まあ、彼女がいてくれた方が店としては助かるんだけどね」
「キディさんも、しばらくこっちに残ることになったんだ。
　まあ、彼女がいてくれた方が店としては助かるんだけどね。
　なんだか、お袋の思惑通りに事が進んでいるようで怖いよ……」
　
キディ
「いらっしゃいませ！
　リノン総合商店へようこそ。
　私、もうしばらくこちらにお世話になることにしました。
　自分のお店を出すときのために、しっかり勉強しようと思って。
　それに、店主のリノンさんにもよくしてもらっていますし……
　なんだか自分の家みたいに居心地もいいですからね」
「ボース行きはやめて、休暇中はこちらにいることにしました。
　自分のお店を出すときのために、しっかり勉強するつもりでいます」

ブルーム婆さん
「下手に口出しせず、見守っていくことにしたよ」


第６段階
８章（午前中）
キディ
「いらっしゃいませ！
　リノン総合商店へようこそー。
　オーブメントが止まったせいか、今日はお客様が多いんです。
　みなさん非常用の道具を探しに来られているようですね」
「何か商品をお探しでしたら、遠慮無く仰ってくださいね。」

リノン
「おお……
　エステルにヨシュアじゃないか！
　いや～、やっと二人揃って現れたね！」
（エステル：あ、現れたって…そんな魔獣や幽霊じゃないんだし。）
（ヨシュア：リノンさんもお変わりないようで何よりです。）
「ああ、おかげさまでね。
　商売ともども順調さ。
　ま、まあ、人生の方は微妙に危ういんだけど……」
（ヨシュア：？？？）
（エステル：あれ……何かあったの？）
「い、いや……
　気にしないでくれ。
　ま、僕のことはさておき、ヨシュアは久しぶりの故郷なんだ。
　色々と大変な時期だろうけど、できればゆっくりしていってくれ」
（ヨシュア：は、はぁ…）


リノン
（ヨシュア：……ところでリノンさん。）
「ん？なんだい？」
（ヨシュア：ええ、あちらの方は新しい店員さんですか？）
「う、うん……
　バイトっていうか、居候みたいな状態でね……
　お袋が連れてきた人なんだけど、店を手伝ってもらってるんだ」
（ヨシュア：な、なるほど……（リノンさんも大変そうだな……））

「キディさんのおかげで、店の方はうまくいってるよ。
　彼女の方もすっかり打ち解けて、今では家族も同然って感じさ。
　ま、それはそれで実に良いことなんだけど……
　な、なんか僕も男として追い込まれたような気がするよ」
「ふ、ふう…
　なんだかお袋の思惑通りに物事が進んでる気がするな」

第７段階
８章（午後）
キディ（ロレント市長邸にて）
「市長さんのお宅に商品を届けに来たところなんです。
　もう用事は済んだのですけど、お庭がとってもステキだから……
　お店に戻らないといけないのに、つい長居をしたくなっちゃいますね」

（結婚式のブーケにて）
「あ、あの～……
　な、なんですか？これ。
　空から降ってきたんですけど……」
（エアリー：まあ、あなたが拾ったの？それ、私が投げたウェディングブーケよ。）
「ええっ！？」
（アルム：おめでとう、お嬢さん。きっと良いご縁があると思うよ」　
「そ、そんな……
　どうしよう……私……
　ま、まだ心の準備が……」
これに対しての遊撃士達の談話
エステル（苦笑しながら）
「う、うーん……
　なんだか収まるところに収まったって感じねぇ」
シェラザード（溜息をつきながら）
「ふう、まったくね……」
ティータ
「えへへ、ブーケはあの人にお似合いかも……」


結婚式後
リノン
「ついさっきキディさんが配達から帰ってきたんだけど……
　なんだかすごくニコニコしてたな。
　何かいいことでもあったのかな？」

キディ
「はあ、さっきはびっくりしちゃいました……
　まさかウェディングブーケを受け取っちゃうなんて……
　うふふ、ちょっとは期待してもいいのかしら？」