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カテゴリ:エッセイ
道の働きが徳である。
徳は全てのものに生命を与え、成長させ、生きさせる。 道がなければ、徳はない。 徳がなければ、お前も存在しないし、世の中も存在しない。 道や徳のありがたさをもっと感じてみることだ。 道も徳も、だれに命じられたわけでもなく、あらゆるところに存在している。 徳の働きをもう一度言おう。 道は無から有を生み出し、徳がこれに生命を与え、これを育て、これを生かし、これを衰えさせ、これに死を与え、これを無に帰す。 これほど貴いことがあろうか。 道は無から有を生んでも、自分のものにせず、その力をあてにせず、支配して操ることもない。 これが道そのものの徳である。 おまえも何かを成し遂げて、皆が賞賛しても、その功績を自分のものにせず、見返りもあてにせず、長くその地位に居座らないようにしろ。 そうすれば、皆がお前の徳を讃えるだろう。 それが道の徳に従った生き方だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.30 10:58:59
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