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カテゴリ:エッセイ
天下が始まったのは、天下の母がいたからだ。
天下の母の存在を知り、その子を知って、母の偉大さを知り、尊べば、死ぬまで安泰だ。 お前さんという家の窓をふさいで、その門を閉じ、家の灯かりを外に漏れないようにすれば、無理のない生涯を送ることができる。 逆に、窓を開け放ち、門を開いて、灯りが駄々洩れになってしまえば、一生救われないだろう。 耳をそばだて、キョロキョロ目を動かして右往左往しても、恐れや不安が消えることはない。 その小さな家の灯りを守ること。 そして常にその穏やかで柔らかな灯りを保つこと。 これを称して「明らかに強い」という。 常に「明らかに強い」者であれ。 お前さんは、道という母の子であることを忘れてはならぬ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.31 18:20:25
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