世界の銘酒?
今晩は。独酌です。相変わらずドタバタの日々が続いております。労働基準局へ提出する書類を書き換える為に関東甲信越地区のお役所巡り。今週だけで69箇所のお役所へ行きました。その他の雑用を片付けて本日、新潟県の三条市から帰京。東京駅から会社まで地下鉄で20分程ですが、チトくたびれていたのでタクシー乗り場へ。会社に向う道すがら、外を眺めるでもなく眺めているとヤケに道が空いているし人通りも少ない。はて? 土曜日なのに…と運ちゃんに話しかけると「皆な、家でサッカーですよ」ワールド・カップか…オランダ戦があるのは知っていたが、老若男女の全てがサッカーファンじゃあるまい。でも、道はガラガラだし人通りも疎らで飲食店の店員達は人待ち顔でチラシやティシュを配っている。テレビか…3日くらい見てないや。仕事の合間にネットをちょこっと眺めるだけの日々。先日、楽天のポータルサイトを眺めたら、「今日の話題」というコーナーのお題が「休肝日!!!ちゃんとありますか?」と非常に耳の痛いものだったので慌てて目を背ける。しかし、その中のひとつに「世界には珍しいお酒がたくさんある!」との書き込みがあったので片目でそ~と覗いてみると…アイラグ(馬乳酒)などの事が。アルコール度数が1~2度しかないから、モンゴルでは子供もグビグビと飲んでる。それとシングルモルトのスプリング・バンクの話などが。「スプリング・バンクの30年物を飲んだことがあるのですが…」世界が狭くなったのか、独酌の家が変わってるのかは判らんが面白くないのでページを閉じる。全部、飲んだ事がある…と言うか家にある。30年が最上級じゃないんだよ。銘柄だけでなくビンテージまで種類として数えたら、今までに何種類くらいの酒を飲んだのだろう?日本酒は飲んだ銘柄を1,500~1,600位まで数えていた。ウイスキー・ワイン・ビール・その他のあれやこれや…10,000種くらいはいってるかな。ワインは端から数えるのを諦めていた。昔フランス人に「ワインの中で一番飲み飽きない銘柄は何?」と尋ねたら「Ch?teau la pompe」聞いた事ない銘柄だと考えてたら、フランス流の冗句だったようだ。水道水を「シャトー ラ ポンプ」と呼んだのは、長屋の花見でタクアンを卵焼きと称した江戸っ子みたいなモンか?パリジャンを気取るならセーヌ川の水。とは言え、川の水をそのまま飲まないように。パリ市内108カ所に【Fontaines Wallace:ヴァラスの泉】と呼ばれる給水泉があります。公園などにある緑色の鋳鉄製の奴。飾り物じゃなくて今でも使えます。1870年代から市民に安全な飲み水を供給してきたそうです。【大】・【中】・【小】の数種類があり、これをパリ市に寄贈したイギリス人の金持ち、ウォーレス(仏語読みでヴァラス)さんが自分でデザインしたそうです。ま、中にはオブジェと化したのも。【大】は四人の女神が水瓶を支えているデザイン。それぞれ「善」「素」「慈」「節」を表しているらしい…が誰がドレ担当かは不明。【中】には怖いオジサンが口から水を吐いてるデザインもあり…あまり飲みたくない。このようにパリの水道水は飲める。…腹が丈夫であれば。今では衛生面での心配はないのだが、カルシュームの含有量が多いのでアジア人はお腹を壊す事が多い。これでもフランスでは硬水扱いされないのが凄い。風呂と洗濯には向いていない。まるで泡が立たないので洗った気がしない。同じフランスでも違う町の水道だと…ボトルに詰めれば売り物になる。上の少年がボトルに詰めてる水は正真正銘の【エビアン】である。しかも無料。町まで行けば、いくら汲んでもタダだが、ボトルに詰めて町から運び出されると1本幾らになる訳だ。もうちょっと日記を書こうと思ったのですが、管轄の事業所から事故の連絡がありましたので出かけます。続きは明日…書けますかどうか。