テーマ:暮らしを楽しむ(387733)
カテゴリ:こんな本を読んだよ
予報通り朝から雨です。
お仕事もお休みです。 群ようこさんは好きな作家さんです。 納得出来る部分ばかりなんだもの。 今日は「浮世道場」 古典を群さんがちょこっと解説&関連エッセイみたいな本です。 目次をざ~っと見て真っ先に読もうと思ったのが 「風姿花伝」世阿弥の書いた能楽論 先日読んだミステリーに世阿弥が出てきて 「風姿花伝を書き上げるまで死にたくない」みたいな事を 言う部分があったので どんなものか気になっていたの。 う~んなんてタイムリーなんでしょ。 読んでいきなり群さんのお稽古事の事が出てきて なかなか思ったように上達しなくて 「こんなはずではない。いったい、どうして、どうして」と思い 変だ変だと考え続け、あまりにできないので止めてしまおうと思った時 「ちょっと待てよ」と気がついた事っていうのが (前置きが長いですね~~) 「どうしてできないと悩むんだろう。それは自分が出来ると思っていたからで できると思っていたのは錯覚だったのでは」と自分の傲慢さに気がついた と言われてるんです いちごのテニスと同じだよ。 いちごはシャラポワにあこがれてテニスを始めて すぐにバリバリ さすがにシャラポワほどになるとは思ってなかったけど 上達すると思ってたの。 自分の運動神経も棚に上げ とんでもない思い上がりだわ。 いちごのテニスのイメージといえば シャラポワだったんだもの。 あ~なれると思って始めちゃったんだよ そりゃギャップがあって当然よね。 シャラポンが何年テニスを練習してきたか それにいちごがいきなり追いつけるハズもないのに。 まったくね~ 落ち込む必要もないんだよ。 そんな事でうじうじしてる間に「ボールを1球でも打て」 だよね! 群さんて 大人だなぁ いちごも年齢的には大人なんだけど 習い事って上級になったらなったで さらに上を目指して 永遠に続くのよねえ。 ゴールがないんだよね。 なんかすごい世界だわ。 能楽論を学ぶ前にテニスで悩む気持の整理が出来ました。 他には「蜻蛉日記」「解体新書」「雨月物語」などあります。 群さんの目線 やっぱり好き。 おもしろいけど まじめで そうして皮肉屋でない所 とにかく読んで良かったです テニス気長に続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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