カテゴリ:2008年の100冊。
いつもなら本のタイトルを日記のタイトルにして書くのですが、
読んでかなり時間を置いてしまったため、思うように日記がかけません・・・。 『 弾言』 『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』 投資家でプログラマーでαブロガー(どれもそれひとつで立派な肩書きなのに、 一人の人が兼ねているというのがすごい)、小飼弾(こがいだん)さんが書いたものです。 自分を、自分という会社の「社長」であり筆頭株主である、として 自分の価値をあげるためにはどうすればいいか。 ネットワークの中で自分の価値をどう高めていくか、といった内容です。 「おお」と思うところはところどころあったのですが、その中で特に心に残ったことが2つ。 一つは、 『カネ以上に時間を節約すべし』・・・当たり前かもしれませんが、今まで以上に強く 思うようになりました。お金で時間は作れるけれど、時間でお金は作れないものね。 もう一つは 『時間当たりいくらの仕事は、「モノ」的な仕事である』というもの。 本では、 「モノ」(機械やエネルギーなど)と「ヒト」(知的生産)=物事の総価値 とし、 そして、「ヒト」の比率が高く、「モノ」は小さい。 ・・・つまり、単純な生産作業など機械化できるもの、外国に安い賃金でアウトソーシングできる 仕事だけをしていては(低賃金のままで)暮らしはキツい、とあります。 特に本文で、 『誰しも最初はモノ的な仕事から始めざるを得ないのは確かです。 会社に入ったら、コピー取りなどの単純作業からやらざるをえないのが普通でしょう。その時に、 どうすべきか。 モノ扱いからヒト扱いされるにはどうすればいいのか。ヒトとはどんな仕事なのか。それを 考えていくことにしましょう。』 というところに大きく心動かされました。 私も考えなければ。 本は図も多く、わりとぱらぱら読めてしまうので(巻末に「弾言一覧」という、 要点がまとめてあり分かりやすかった)、 本屋さんで気になるところを読むだけでも参考になると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.22 00:25:16
[2008年の100冊。] カテゴリの最新記事
|
|