すくすく毎日向上計画

上の子が通う学校に、難聴の子がいます。


初めての保護者会で、その子のお母さんが自己紹介する際、

「聞いて欲しいことがあります」

と、1枚の紙を出して読んでくださいました。

その内容が印象的でした。

「うちの子は、難聴です。補聴器をつけています。

もしお宅のお子さんに『補聴器ってなーに？』と聞かれたら

『目の悪い子がめがねをかけるように、耳の悪い子は補聴器をつけるんだよ』

と説明してあげてください。･･･」

というような内容でした。


耳が悪いことを隠すのではないその姿勢と、説明が分かりやすかったので

自分の子供達にも話しました。「だから、困っていそうだったら助けてあげてね」と。



そのお母さんとは、何度かお会いしたのですがあまり話す機会もなく。

私も、同じクラスだからというだけでそうそう仲良くなれるタイプでもないので

挨拶程度、顔見知り程度でいたのですが、先日、機会がありました。


お互い時間もあったので、そして以前から思っていたことだったので

初めての保護者会で印象に残ったこと、

説明のおかげで子供達に説明しやすかったことなどをおそるおそる伝えたら


「･･･よかった～。

実は初めての保護者会、しかも自己紹介で1人長々と話してしまい、

内容から言っても『みんながひいたらどうしよう』と思っていたの」

と。


確かに･･･堂々としていらっしゃいましたが、自分がその立場だったらやはり

周りの反応を気にしちゃう気持ちわかります。


だからといってそのお母さんとすごく仲良くなったと言うわけではありませんが

あ、伝えてよかったな、となんだか思ったのでした。