カテゴリ:三十路の考え事
人生って、分からないなあ・・・というのが今日の日記の主旨です。
以前も日記に書いたと思うのですが、(もう正確には覚えていない)7年ぐらい インドに住むチベットの女の子の里親をしています。(いました、なんだけど) なんで里親になろう・・・と思ったかというと、ひとつは子供が出来たので 飲みに行かなくなったから ⇒ 飲み代が浮いたから(それまで相当飲んでいたので)。 もうひとつは、当時流行した『世界がもし100人の村だったら』を読んで 自分にも何かできるだろうか・・・と思ったからでした。 ここ数年は年に1回、4万円を寄付していたのですが、 4万円送ることで子供1人が1年間、寄宿舎で衣食住困らず勉強できる・・・日本円の4万円は それほどの価値があったようです。 ところが。 インドで仲介をしてくださっている方から新年早々メールが。 なんと、我が家で里親をしていた(仮にAちゃんとします)Aちゃん一家が フランスに亡命できたそうなのです。 日本にいると聞き慣れない「亡命」という単語・・・。ほんとびっくりでした。 というわけで里親卒業となりました。 Aちゃんの成長をメールで教えていただいていたし、我が家から送った 娘とおそろいのぬいぐるみを抱いている写真など送ってくださったりもしたので 本当に寂しくもあるのですが、 娘より2.3歳しか年上でない彼女が両親の元を離れて寄宿舎にいたこと (6歳か7歳ですでに親元を離れていたはず)を思うと、 フランスでしっかりした教育を受けられる(彼女のお母さんは文盲なのです)、 しかも両親の元で暮らせることは間違いなくよかったんですよねー。 移民ビザがとれるなんて、よっぽど運もよかったに違いない。 これも前向きな「サヨナラ」と捉えて・・・と思うのですがなかなか感情がね~・・・。 ほんと人生って分からない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.13 22:03:32
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