独立の熱意と勇気に・・
金曜は泊まりあけでお休みだったから、髪を切りに美容院へ。予約なしで入れるか心配だったが、OKとの回答。その美容師さんは数年前からあるチェーン店で私の担当をしてくれており、最近独立してお店を持った方。カットが上手で私の希望をうまく理解してくれる。昨日は雨のせいか予約表には私の前に一人あるだけだった。まだ人を雇うこともせず弟さんが補助をしながら頑張っているお店なので応援したくもあり、自宅から4つも離れた駅まで通っている。今回は2回目であったがお客は私ひとりで貸切状態。大きなターミナル駅でありながら路地裏の美容院はなかなか気付かれないかもしれない。よい技術者でかつよい経営者になることは簡単ではないだろうと、彼が独立の夢を語るころから思っていた。小さなお店の中は彼のセンスがここかしこに見えて心地がよくて髪型へのアドバイスも押しつけずプロの意見を伝えてくれるのはとてもありがたい。会計の時にレジにおつりがなくて自分の財布から持ってくるなどちょっと心配・・話の中に冗談まじりだけど「お店が潰れたら・・」という話題があったりすると彼の心理を考えて苦笑いするしかなかった。宣伝・広告の力が足りないのではないか?とも考えるが素人考えで口出しすることは控えていた。熱意は十分あるのだ。経営のアドバイスを誰かに受けたらいいのに。たまたま昨日が暇だっただけかもしれないがカウンターの上に積まれたお店のパンフを揃える指を見てしまうと辛い。若い兄弟の夢が壊されないように強く願うそして友人に紹介してみようと思う。