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2010年09月25日
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カテゴリ:読書

 急に気温が下がって、風が冷たくなりました。秋ですね葉
ようやく今日、衣替えを終了したところです。
 
 今週読んだ本は2冊。

                    
                   夢をつなぐ 山崎直子

 宇宙飛行士の山崎直子さんの本。訓練の様子、家族とのこと、そして今年の春に宇宙へ行った時のことなど大きなスパンで書かれています。前作の『何とかなるさ!ママは宇宙へ行ってきます』と重なる部分も多少ありましたが、訓練の様子などは何度読んでも新鮮な感じがします。きっと自分の想像を超えているからでしょうね。
 
 直子さんが宇宙へ飛び立つためにスペースシャトルに乗り込むくだりは、その様子を想像するだけで、胸が詰まる思いがしました。みんなの希望などを背負うこと、支えてくれたり一緒に一つのことを追いかけてきたりした人々みんなに感謝している思いがとても伝わってきました。本全体が、家族、同僚、支えてくれた全ての人、そして地球という星に対する感謝の思いが流れている感じがして、読んでいてとても心地よくなりました。
 
 地球に帰還してつぶやいた

 “今、わたしは生きている。それも、決して一人ではない。地球と一緒に生きている”

という言葉がとても印象的でした。

 



                   
                  折り返し点 宮崎駿

 『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などのインタビューや対談、講演、企画書などがまとめられています。500ページを超す本で、今週はじっくりとこの本を読みました。
 

 この本を読むと、宮崎駿監督がどのような思いでそれぞれの映画を作り上げていったのかが垣間見られます。書かれていることが奥が深くて驚いたり、なるほど、すごいなあと感動したりするのと同時に、何となく自分が映画を見たときに感じた思いで、うまく言葉に表現できなかったことが表現されていてハッと気づかされる部分もあり、発見でした。
 宮崎駿さんの映画は、見るたびに(そのときの年齢や状況によって?)受ける印象や解釈が違います。特に私にとって、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』は。その理由がこの本を読んで何となく分かった気がしました。






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最終更新日  2010年09月25日 13時29分24秒
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