仕事が休みに入ってのんびりと過ごせそうなところですが、大掃除を少しずつ進めたりに入り、子どもたちと遊んだりしてあっという間に過ぎていきます。
今日は、なわとびをしました。しかし、子どもたちよりも二重跳びが続かないのが、ショック。15回跳ぶのが精一杯。。で、すでに何だかふくらはぎが痛くて。。明日は筋肉痛かも
そんなこんなで、それほど今月も本を読んでいないなあ。。
【送料無料】ようこそ、ちきゅう食堂へ 小川糸
料理好き、食べ物に対して常に畏敬の念をもっている作者が、全国の各地での食べ物を通した人との出会いを書いたエッセイ。
著者と出会う人とが食材や料理に真摯に向き合っていて、そこにはいつも優しさや愛情があるということがこの本のどこからも感じます。
例えば次のような文章。
“ふと、料理というのは作った人の分身なんだなと気がついた。愛する人に料理を食べてもらいたい、自分の手をかけて作られたものが、愛する人の体の一部となり命を支えてほしい。その強く切ない想いが料理を作る原動力となる”
“食べるとは、誰かの命をいただくことだ。私のこの体にも、幾千もの命が重なり、私という一人の人間を成り立たせてくれている。だから、命を無駄にしないようにする。簡単なことなのに、流れに流されて、つい忘れそうになる”
幸運予告 佳川奈未
著者の本を読むのは2冊目です。
幸運を引き寄せるには、叶った状態を予告をしてしまうこと。
著者の経験に基づきながら、分かりやすく書かれていてます。
幼い頃の貧しい暮らしには驚かされましたが、その幼少期を経て今のように有名になるに至るまでのことが書かれていて、経験から生み出されるものは大きいことに気づかされます。
読書療法から読みあいへ 村中李依
“絵本を誰かに読む”ということが何かをもたらす、ということは以前からとても感じていました。でも、それを言葉にするとぴったりのものがなくて。色々と挙げることはできるのですが、どれもこれも端的になってしまうなあ・・と思っていたところこの本を読んでちょっとすっきりとしました。
それは、読みあい(読み聞かせ)は“コミニュケーションを育てる場”であるということ。
自分を振り返ってみても、子どもたちに寝る前に本を読むときも子どもたちの表情や反応を見るのが楽しかったり、一緒に考えるのが面白かったりします。子供も当然自分で本を読めるわけですが「お母さん、読んで」とか「一緒に読まない?」などといつも娘は言うし、読んでいると、いつの間にか息子も近くに寄ってきて一緒に聞いています。そんなことをこの本を読みながら思い返していました。
“読みあい”を通して何がもたされていくのか、それは人によって異なる部分はあると思いますが、この本を読んで“絵本の持つ力”と“人に読むこと”がもたらすものについて教えられました。
ダイイング・アイ 東野圭吾
東野圭吾さんの本を読んだのは久しぶり。図書館へ行っても東野さんの本はいつも貸し出し中なのでねいつものごとく内容にぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまいました。
主人公は、ある日見知らぬ男に殺害されかける。その理由に関する部分の記憶がぽっかりと喪失してしまっていたのだが、謎の女の存在とともに次第に真実が明らかになっていく・・。
最初の場面が印象的で(恐ろしい場面なのですが)頭を離れなくて・・。
最後は、ちょっと腑に落ちない部分もあったのですが、続きが気になって仕方がないと思わせる著者はやっぱりすごいなあ。。
今年は読書記録をブログに載せたのが9月以降だったのですが、それ以前の1~8月に読んだ本も含めて(漫画は除く)全部で今年読んだのは108冊でした。だいたい毎年100冊前後のペースだなあ。