|
カテゴリ:恋歌1
荒れわたる
庭は千草に 虫の声 垣ほは蔦の ふるさとの秋 玉葉五 荒れ果てた庭では、さまざまな秋の草花の中で、 虫の声がしている、垣根には蔦が幾重にも絡み付いて いる。ここは故郷の秋・・・ まるで、私が詠んでるような気分になるほど、 我が家の庭にぴったりの歌。 為子の歌は好きなものが多い。鎌倉時代中期の京極派女流歌人である。永福門院に仕えていた。 天恵さんの講演会が無事終わり、ほっとしたというか?気が抜けたというか?脱力状態・・・ お天気にも恵まれ、まあまあの入りであったし、 舞台も筑前琵琶もぴったり雰囲気があってて、 素敵だった。 惜しいむらくは、作品展示をゆっくり見ていただく時間がほとんどなかったこと。 カメラが回っていたので、逆上していて、司会でも何をいったのか、意味不明。 出来上がったビデオも見る、勇気がない。 それにしても、天恵さんのお話は、目からうろこで、面白かった。 私の唯一の自慢である「波乱万丈の人生よ」というのも、影が薄くなってしまった。 天恵さんや、朋子さんには、すっかり負けてしまった。 印象的なことは、プライベートの時間にお話したとき、 何より、私の大好きなロマンスを否定されてしまった・・・ これからのキーワードはロマンスよりも楽しい世界 に目覚めることらしい。 文学少女だった私。 世界中の恋愛小説を読みすぎて、こういう人生を送ることになってしまった、すみれ想にとって、 これは思いもかけない、お言葉なのだ。晴天の霹靂とは大袈裟すぎるだろうか?そんな、楽しい世界が本当にあるの?一体どこに? とりあえず、16日に着た二部式着物をすごく気に入ってしまった。 更に、天恵好みのお勧め着物や帯、バックやぞうり一式を戴いたおかげで、猛烈に着物への興味がわいてきた。 天恵さんが着てこられた着物はどれも破格のお安さだったそうだが、粋でお洒落な着物姿であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 22, 2004 01:20:51 AM
コメント(0) | コメントを書く |