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カテゴリ:恋歌1
秋はきぬ
紅葉は宿に ふりしきぬ 道ふみわけて とふ人はなし 古今集巻五・秋歌下 寂しい秋となった・・・ 我が宿の庭一面に 散り敷いた紅葉。 けれど、庭の小径を踏み分けて、 訪ねてくれる人は誰もいない・・・ 昨夜の素晴らしい月に、思い出した歌をもう一首。 秋の月 山辺さやかに 照らせるは 落つる紅葉の 数を見よとか 今年は紅葉の色に メリハリがなく、やや物足りない 寒暖の差が激しくなかったせいだ。 だが月光の下での、散りゆく紅葉は 淡く光り、はかなげで、 情緒たっぷり・・ 最近、無性に旅をしたい。それも 一箇所にゆっくり滞在しての旅にあこがれる。 和歌山のお寺に嫁いだ親友が、分院の方 だったら、何日でも、いていい といってくれてる。車で行けば、そこを 拠点にして、行きたいところが、山ほどある。 高野山・奈良・大阪・勝浦・・・・伊勢神宮などなど 沖縄でも知り合いのつてで、素敵な コンドミニアムに激安で泊まれる そうだ。そこは、海のある素敵な場所らしい。 子供と二人では勿体無いくらいだとか・・・ 後は、旅費と、我が家の愛犬、ラブちゃんの 宿代。人間以上に経費がかかるのが、頭が痛い。 最近、目標を見失って、退屈していたので、そのあたり を目指してがんばろう。 いよいよ、この地の暮らしに飽き飽きしてきたみたい。 田舎に戻って、9年目となり、 田舎の良さは十分に堪能したのだが、 それだけでは、物足りない私の性格のようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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