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満天の星

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Dec 5, 2004
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カテゴリ:恋歌1
幾億の
生命(いのち)の末に
生まれたる
二つの心
そと並びけり
    踏絵
太古のときから、今日に至るまで、
連綿とつながってきた生命
その生命の鎖の一番先端にる
私とあなたの心がそっと並んだ・・・・

二人の人間がめぐり合う確率は奇跡にちかい
そんな「出会い」に対する喜びと敬虔な気持ちが
あふれている。        

この歌を詠んだときの白蓮はまだ、運命の人・宮崎龍介
とは、出会っていない。
願望をこめて作ったのか、予感を
感じていたのか?

出会いというものを、このように受け止めている人だからこそ、大スキャンダルとなった、宮崎龍介との恋を
成就させることが出来たのだろう   

         「あなたと読む恋の歌百首」俵万智より

昨日、大阪より戻ってきた。私の住まう山奥より、車や飛行機に乗りついでの、数時間。
案外遠いようで近い気がする。

窓から見下ろす大阪の街は、ビルの合間に砂粒のような
住宅がぎっしりみえたのが印象的だった。あれって小林住宅
って言う、独特の、家よね。

ホテルの19階の窓より見えるすばらしい夜景、豪華なお食事
ムーディなバーでのお洒落な語らい・・・
どれも、田舎では、味わえない素敵な、経験であった。

おのぼりさんの目や頭を眩ませるには十分過ぎるほどの
舞台設定だったので、未だに酔いから醒めていない・・

博多での暮らしにあこがれていたけれど、
桁違いに大きい大阪の迫力にすっかり魅了された旅であった。

中之島の国立国際美術館のマルセル・デュシャンの展覧会
には、ついに行けなかった。
淀屋橋を降りて、迷ってしまった。せっかくぐりママが細かく教えてくれてたのに・・・

足は痛むし、飛行機の時間は迫るしで、あきらめた次第。
現代アートには縁がなかったのかもしれない。

でも、梅田で降りて、大好きなSmart Pinkのお店だけは探し出せたのが、大満足、

ほしいなぁ。

着てみたい素敵なジャケットやスカートがいっぱい!
どれも私を誘っていたっけ。
バーゲンでもあればいいんだけど・・・
九州にはまだ、ショップがないのが、残念。

アートよりお洋服、
お洋服より???

それにしても、都会は誘惑が多い、
まだまだ枯れていない
すみれ想には、あまりにも魅惑的なのだ。

私の新天地は大阪となりそうな予感?










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最終更新日  Dec 6, 2004 01:36:46 AM
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