|
カテゴリ:恋歌1
淡雪の
たまればかてに くだけつつ わが物思いの しげきころかな 古今集巻十一・恋歌550 庭に降り積もった淡雪は、 先ほどから絶え間なく 木々の枝より 砕け落ちている。 あまりの悲しみに 耐えかねたのか・・・ あなたを慕い心乱れた私は あの淡雪のよう・・ はかなく、つらい想いが 絶え間なくおしよせる。 私の住まう山里は、九州の山中奥深く、 高千穂、阿蘇、久住にそれぞれ車で一時間位に位置する。 今朝は、久住の山々が、白く雪をかぶり、 きらきらと輝いていた。 見慣れた山も、雪のせいで、神々しく気高くみえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|