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カテゴリ:恋歌
曙花を
あはれしばし この時過ぎで ながめばや 花の軒ばの 匂ふあけぼの 玉葉集 197 ああ、もう少し この時を止めて 眺めていたい 軒端の桜が 乳白色の靄の中 朝の光に包まれ 匂うように美しい 花びらは はらはらと静かに 舞い落ち 昨夜の夢の続きのような 幻想的な曙の情景を このまま ずっと 眺めていたい ::::::::::::::::: 桜は大好きな花 桜を詠んだ歌は、数多いけれど、今年は あまりに忙しく、ゆっくり選べなかったのが 残念。 夜桜が一番好き ただし、お花見で人がたくさん集まって、 騒いでいるのは大の苦手なので そういうところは避けたい。 わずかな灯りのもと、人もまばらな中、ひっそりと かつ、あでやかに 凄味を帯びて、妖艶に咲いている桜がいい 月夜であれば更に・・ 掲載歌は、夜の桜ではなく 昨日の朝の情景。 あまりにぴったりなので選ぶことになった 久しぶりにラブちゃんをつれて散歩に出かけた。 高台の桜並木での出来事 白い靄のなか、舞い落ちる白いはなびら・・・ 早朝なので、周りは人影もなく、シーンとした静かな世界 一瞬時が止まったような不思議な感覚を味わった らぶちゃんは、家庭の事情で飼えなくなるため、 以前から養子先を探していたのだが、 今回遠い玉名の方が 可愛がって下さるというので、 お願いすることになった。 別れのつらさに、胸が痛い。 散歩をさせながら、はしゃぎまわる らぶちゃんの姿につい涙ぐんでしまう。 不安定な今の暮らしより、継続して可愛がって下さる、 新しい飼い主にお願いするほうが、 彼の幸せだ と心を鬼にする 今回の大阪行きでは、 事情があって急遽、九州に戻ることになり、 大阪でのお花見は実現しなかった 来年を楽しみにしておこう 戻ってきても、いろいろあって、花見どころでは なかった。 本当に「人生色々」という言葉がぴったり ため息とともに、いろんな思いが駆け巡る・・・・ 気を取り直して、また前進 延期していた、大阪への荷物を今週中に発送できることになった。 親戚のおばあさんが「いい日柄にしないといけない」 というので、ネットで調べると、 大安に次いで友引がいいとある。 20日がちょうど友引なので、その日に決定。 私は行けないので、荷物だけ先に送ることになった。 荷造りの作業はあるとはいえ、また日記もかけそうなので お友達のところにも、色々回ってみたい。 トラックバックってやってみたいけど、どうもうまく出来ない。 先ほども、天の羽衣さんの夜の桜で、 試してみたけど、失敗してしまった。 次回再挑戦します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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