|
カテゴリ:恋歌1
よそへつつ 見れど露だに なぐさまず いかにかすべき 撫子の花 新古今和歌集・1494 撫子の花を あなたに擬え、朝な夕な眺めています。 けれど、 心は露ほども慰められません。 一体私は、どうすればよいのか? 教えておくれ 撫子の花よ この歌は私が勝手に 恋の歌に読み換えさしてもらいました。 実は恵子女王が息子の少将義孝を 撫子の花になぞらえて詠んだ歌です。 それにしても、自分の息子を撫子の花にたとえるとは・・・ なんとうらやましい。 うちの坊やは何の花に喩えられるかな???? 思いつかない・・・・ 可愛い女の子ならまだしも、 むくつけき にきびだらけの、大男のわが息子よ・・・ ぴったりの花がみつかりました。 金鯱(きんしゃち) 巨大な球状のサボテン、 花が咲くのに20年かかるとか・・・・ 恋歌のはずが、わき道にそれてしまいました(^^ゞ 掲載している画像は、大阪のマンションに最近届いた、 秋の山野草の植え込みです。 かなり大きく見ごたえがあります。 前回と同じく有名な作家のものです。 九州からお友達が泊まりに来たので、 歓迎の意味で急遽届けてもらいました。 野紺菊、つわぶき、すすき、河原撫子、西洋南天などですが、 秋らしくさびしげなはかないかんじがします。 それでも、無機質のお部屋が見違えるように素敵にかわりました。 朝日だけあてて、お水は二日に一度など、山野草とは思えないほど、 手がかかります。 河原撫子のつぼみがもうすぐ開きそうで楽しみです。 田舎の家付近にはいくらでもある雑草たちが、とりすまして お嬢気分で我が家でお披露目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|