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カテゴリ:コミュニケーション
★「相手に思い込み(偏見・先入観)を作らせる→それとは逆の行動を取る
→結果、相手はこちらの思惑通りの思い込みになる。」(p59) ★「相手が自信を持っている部分以外の<何か>を徹底して誉めること」(p148) ★「損して得をとるようじゃまだまだ。その上を狙う」(p167) ★「ピントの外れた謝罪は腹立たしいだけである。」(p188) 【サラっとく?】 ●電車に乗るときに本がなく、たまたま近くのコンビニで買った本。 娯楽程度に読むつもりでしたが以外や以外、実社会に活かせるような 貴重なノウハウが満載されているじゃありませんか。 ●ヤクザというのは、言うまでもなく交渉のプロです。一昔前までは交渉といっても 所詮、腕に物を言わせるような時代だったかもしれない。しかし今は違います。 現代社会においては、ヤクザといえど市民社会との隣接抜きではいられないのです。 ●本書には何人かの仮想人物が登場し、ヤクザ世界における実際の交渉ケースを 演出していきます。「こんな世界があるのか」と新鮮な驚きを得る一方で、 生々しい事例とその迫力に、気分を害す方もいるでしょう。 しかし実際は、これこそ建前抜きの「究極の実学」なのかもしれません。 ●脅しに始まり、口説き、おだて、開き直り、義理、人脈作り、などなど… 法律という特殊な枠に縛られない社会だからこそ生まれた、 人間の本質を極めた最強の「交渉術・処世術」をとくとご覧下さい。 【突っ込んどく】 ●「相手に思い込み(偏見・先入観)を作らせる→それとは逆の行動を取る →結果、相手はこちらの思惑通りの思い込みになる。」(p59) 厳つい顔のヤクザAと優男風のヤクザBが交渉に乗り込み、相手の先入観を 裏切ってBが急に凄みを利かせ始め、Aはそれを抑えるという交渉術。 ●相手は怒鳴ってきそうなAばかりを警戒しているから、これにはかなりの 意表を突かれます。しかもその厳ついヤクザAは凄むBを抑えてくれている。 これは2人が同時にキレたらどうなってしまうんだろう…と、思いきり不安を 掻き立てられるわけです。それを利用して交渉をこちらのペースに引き込む…。 ●実はここにどんな相手をも意のままに操れる、究極の人身掌握術を学べます。 名づけて「ギャッパナジー利用法」。ビジネスや恋愛を例に考えてみましょう。 例えば…下手に出てくると先入観を抱いている売り込み先に対して殿様営業、 おちゃらけた奴と思わせておいていざという時に超真顔で口説く…などなど。 ●自分の想像と現実の間にギャップが生じると、人間の感情はたまらなく不安定に 陥ります。そこから安定を求めようとする力「ギャッパナジー」を利用して、 こちらのペースに引き込んでしまう、というわけですね。ヤクザの顔が怖いのも 会った瞬間に感情を不安定にしこの「ギャッパナジー」を発生させるためだとか…? ●あ、ちなみに「ギャッパナジー」は僕の造語です。(ギャップ+エナジー) 友達の前で「ギャッパナジー出た?」とか言っても 全く通じないと思いますので。悪しからず…。笑 オススメ度★★★★☆ →・仕事と人間と人生と、うまく付き合いたい方 ・浮気がバレちゃった方 ・男気溢れる人生を歩みたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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