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カテゴリ:自己啓発
★「<学び>とは、たんに知識を入れることではなく、得た知識を自分の
アクションによって「<仮説と検証>を繰り返しながら体得していくこと」(p39) ★「その人から何を学びたいと思っているのか、つまり、 欲しいものにピントを合わせることができているかどうか」(p40 ★「資格というのは、使われる側の人間が身につけるもの」(p111) ★「何かで目標達成したという経験は次に生きる」(p141) ★「行動を伴わない学びは単なる趣味にすぎない。」(p162) 【サラっとく?】 ●著者の道幸さんは、若干31歳にしてスピードサクセス「加速成功」を収めました。 29歳のときに「妻子持ち」「貯金なし」「資格なし」の状態から独立し、 1年で年収をサラリーマン時代の9倍にしたというから驚きです。 ●本書が他の成功本と違っているのは、タイトルからもわかるように、 「加速」を唱えている点。「目標を立てる」「セルフイメージを高める」 「プラス思考をする」いわゆる一般の成功本が唱えているこれらの事は、 成功のための「原理・原則」に過ぎません。 ●実際には目標を書いただけで成功できるわけでもなければ、常にプラス思考で いられるわけでもない。目標の効果的な立て方、達成の基準、達成後のステップ、 こういった「原理・原則」を落とし込んだ具体的なノウハウによって 成功を「加速」することができる、というのが本書の根底にある主張です。 ●つまり「成功には近道がある」ということ。思えば、我々が飛躍的な成長を 遂げるのはしばしば「近道」を探そうとした時じゃありませんか? 英単語をもっと早く覚えるためにはどうするか。 営業を簡単に済ますにはどうしたらいいか。などなど。 ●ここでいう「近道をする」とは決して、マラソンのショートカットのような 「ズルをする」という意味ではありません。おそらく、近道を探すために 「行動の密度を上げる」という事に最大の意味があるのではないでしょうか。 【突っ込んどく?】 ●「何かで目標達成したという経験は次に生きる」(p141) ここには、多くの人が ハマっている「目標設定の落とし穴」から抜け出す秘訣が隠れています。 「目標を紙に書け」「毎日それを眺めろ」「写真を貼って鮮明にイメージしろ」 多くの書籍に書かれているこのような試みも、確かに大切なことは大切。 ●これらが主張したいのは結局「目標を潜在意識に刻み付けなさいよ」ということ。 そこで目的意識のアンテナが立つと、自然に成功するためのヒト・モノ・金・情報 が集まりますよ、という意味です。ただし、ここには一つ大きな落とし穴があります。 ●それは「大きな目標ばかりを掲げてしまう」という事。確かに目標は磁石の様なもの。 掲げる事で自分に必要なものが集まってくるのも事実。しかし一般の人がもつ「磁力」 は限りなく弱いのです。あなたもひょっとしたら、紙に書いても一向に達成できない! などと嘆いているのでは?それはあなたに、まだその目標に値する「磁力」がない証拠。 ●ではこの「磁力」を上げるにはどうすればいいのか?それは「小さな目標を立てて、 その成功体験を積み上げる」ということ。それは「目標を書けば実現するんだ!」 という確信に変わり、あなたの「磁力」を除々に強力にしていきます。 ●スポーツ選手であれ、事業家であれ、超一流と呼ばれる人達はこの「磁力」が とてつもなく強いのです。それは無数の<目標設定→成功>という経験を 積み上げてきているから。さて、あなたの明日の目標はなんですか? オススメ度★★★★☆ →・短期間で成功したい方 ・努力が一向に身を結ばない方 ・バランスの取れた人生をおくりたい方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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