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カテゴリ:自己啓発
★「私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、
必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。」(p63) ★「財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身をふくらませてくれる 金の流れこそが財産なのです。」(p68) ★「気が変わるときは、正しい方向へ変わるよりも まずい方向へ変わることのほうが多い。」(p104) ★「幸運というものはチャンスのあとに来ることが多いのであって、 その反対は、めったにない」(p108) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日のレビュー】 ~名著の紹介~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●はるか3千年の昔「世界最古の文明」が栄えたともいわれる、古代都市バビロン。 この都市を囲む城壁はなんと、高さ約50メートル(現代の12階建てビル相当)、 全長14~16kmもあったといわれ、エジプトのピラミッドと並び「世界の7不思議」 の1つに数えられていました。 ●驚くべきはそれだけではありません。技術のみならず、古代バビロニア人は「お金」 に関しても類まれな才能を持っていました。そもそも、はじめて「お金」の概念を 作り出し、取引に利用し始めたのもこのバビロニア人だと言われています。 ●本書はそこで生み出された「富の基本原則」を9つの寓話にして現代に語り継ぎます。 多くの人が抱える「こんなに働いているのに、なぜお金が貯まらないの?」という 疑問を皮切りに、富の「築き方」「守り方」「使い方」と3つの知恵が諭されます。 ●冒頭の「若者の言葉は時として流星のように輝く一方、老人の知恵は動かぬ 星々のようなもので、その輝きは変わらない」という言葉が大変印象的です。 3千年の時を経ても輝きを失わない「富の黄金法則」をぜひ学び取ってください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★「私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、 必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。」(p63) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●富を築くために何をしたらいいのか?本書で説かれているのは大変シンプルで、 「稼いだお金の一部を自分のものとしてとっておく」…と、これだけ。 本書では最低でも収入の10分の1を貯蓄に回すことを勧めています。 『金持ち父さん、貧乏父さん』的にいえば「自分への支払いを先にしろ」という事。 ●「それじゃ生活できない!」と悲痛の叫びが上がるかもしれません。 しかし<ここ読め!>の抜粋文にも書かれているように、「必要経費」というのは、 実は「必要だと思っている経費」に過ぎないのです。 ●1日の食費が10分の9になった所で飢え死にするでしょうか。 携帯の通話時間が1割減っただけで友達がいなくなるでしょうか。 シャワー水量が1割減ったところで、体が臭くなるでしょうか…。 ●多くの人が言い訳にする「必要経費」というのは、所詮「必要浪費」に過ぎない のではないでしょうか。これを減らすことで蓄えたお金は、さらなるお金を生み出す ために「働いて」もらわなければなりません。すなわち「投資」です。バビロンの 知恵は、この「投資」からもたらされるお金の流れこそが「真の財産」だといいます。 ●この「お金の使い道」と、そのあとに続く「お金の守り方」については、 本書の中盤で詳しく語られていますので、ご参考に。富と繁栄を極めるため、 まずは今夜の、食後のプリンを抜くことから始めましょうかね…。 □■エッセンス■□ 「私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、 必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。」(p63) ▼あなたは、収入の一部を貯蓄に回し「お金がお金を生み出す流れ」を作っていますか? □■今日の紹介書籍■□ 『バビロンの大富豪』ジョージ・S・クレイソン オススメ度★★★☆☆ →・お金持ちになりたい人 ・社会人になる前、もしくはなったばかりの人 ・働くことに喜びを見出したい人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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