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カテゴリ:自己啓発
★「年齢は皆平等に足し算だが、人生は掛け算で成長できるんだ。」(p21)
★「頭で考える前に、まず行動しなければ何も変わらない。」(p40) ★「楽観的に構造し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。」(p43) ★「本当は何事も分かるからやるのではなく、やるから分かるのだ。」(p62) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『夢見ることから始めよう』 近藤太香巳 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●「君は今、将来かなえたい夢を持っているか。」あなたは冒頭の言葉に思わず ドキッとさせられただろうか。それとも様々な書籍やセミナーで、散々「夢」 の重要性について聞かされていて、「あぁまたか…」と思われただろうか? ●いずれにしろ「自分は夢がないからダメなんだ」などと悲観しないで欲しい。 本書は夢の大切さを説いてはいるが、悪戯に危機感を煽るような事はしていない。 むしろそのタイトルとは矛盾するが「夢なんてなくても、目の前のことを一生懸命 やりさえすればいい」という優しいメッセージが本書の全体に染み込んでいる。 ●著者は今でこそ社員5000人を超える上場企業の社長として活躍しているが、 自身も決して大きな理想や夢のもとに事業をスタートさせたわけではない。19の時、 わずか50万の資金をもとに起業した当初の夢は「車を買う事」だったという。 小さな目標でも、全力で取り組むことで新たに見えてくる景色があるのだ。 ●また高校中退やITバブルを経て成長を続ける著者には、周りの情熱を喚起できる という稀有な能力がある。本書はそんな「パッション・ナビゲーター」近藤氏が、 社員に送っていた手紙を編集したもの。飾らぬ言葉と変わらぬ情熱で彩られた本書は 1歩を踏み出せずに戸惑う多くの若者にとって、夜明けの光明となることだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★「本当は何事も分かるからやるのではなく、やるから分かるのだ。」(p62) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●近藤氏曰く「逆からの本質」。よく考えてみると、これはまさにその通りだ。 「分かってからやる」のは普通だし、それで出来るのは当たり前だろう。 そうではなく、まず「やってみる」勇気と、そこから「学」べる素直さが必要。 ●恋愛にしても、相手が好きと分かっていて告白するのではつまらない。 告白して、相手も自分の事が好きかどうか分かる瞬間が最高に興奮するのである。 そこでフラれたとしても、自分のどこがいけなかったのかを学び取れる素直さが あるかどうかである。自分で自分をフラない限り、人生にフラれることはない。 ●他にも「逆からの本質」はまだまだ見つかる。 たとえば学校の勉強…「好きだからデキる」のではなく「デキるから好き」。 会社の営業…「売れるから楽しい」のではなく「楽しんでいるから売れる」。 ●本書のテーマとなっている「夢」も同じ事ではないだろうか。 「夢があるから本気で頑張る」のではなく、「本気で頑張るから夢に繋がる」。 無心で目の前にことにチャレンジしていける情熱を常に持ち続けたいものである。 □■エッセンス■□ 「本当は何事も分かるからやるのではなく、やるから分かるのだ。」(p62) ▼今悩んでいることについて、原因と結果を逆さまに考えてみよう。 □■今日の紹介書籍■□ 『夢みることから始めよう』近藤太香巳 オススメ度★★★★★満点! →・20代の学生、新社会人 ・悩みを抱えたビジネスマン ・今の自分に「イライラ」している方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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