|
カテゴリ:自己啓発
★「P/PCバランスは効果性の中心的な概念」(p70)
★「人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始める」(p127) ★「99人の心を掴む鍵を握っているのは、1人の人に対する接し方だ。」(p286) ★「間違いを犯すことは一つの問題であるが、それを認めないのはもっと大きな問題」(p289) ★「二人の人が同じ意見を持っているとすれば、そのうちの一人は余分である。」(p417) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●「社会的には成功したが、気づけば恋人は去り、家族は他人同然に・・・」 「毎日毎日仕事に忙殺され、自分を見失ってしまっている。」 「結婚生活が味気なくなってしまった」「子供がどうしても言うことを聞いてくれない」 ●こういった問題はどれも非常に根が深く、いわゆる「テクニック」に頼った応急処置 では解決ができません。そこで本当に必要なのは、問題の見方そのものを変える事、 すなわち自己のパラダイム(思考の枠組み)を根底から転換することなのです。 ●バーナード・ジョーは「分別がある者は自分を世界に合わせようとし、 分別がない者は世界を自分に合わせようする」という言葉を残しています。 ただし、闇雲に合わせるだけではいけません。自分を合わせる対象はあくまで 「原則」中心でなければいけません。その原則を説明したのが本書「7つの習慣」。 ●ビジネス書として全席世界の歴史上最高の売り上げを誇り、著者のコヴィー博士は 世界で最も影響力のあるビジネスの思想家と評されています。とはいっても、本書 の内容はビジネスにおいてのみならず、個人においても、家庭においても大変有用な ものとなっています。帯に刻まれた通りの「永遠の人間学」をここに学んでください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★「P/PCバランスは効果性の中心的な概念」(p70) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ●前半でも述べたように、本書「7つの習慣」は、我々のパラダイムを原則中心に 置き換えることによって、日常生活やビジネスにおいても「効果性」を発揮する ことに主眼を置いています。そしてその中心的な概念がこの「P/PCバランス」。 ●Pは「Performance」すなわち「目標達成」を示し、PCは「Performance Capability」 つまり「目標達成能力」を示します。イソップ物語の『ガチョウと黄金の卵』を 思い出せば、この「P/PCバランス」という概念が簡単に理解できるかと思います。 ●「あるところに黄金の卵を産むガチョウがいました。飼い主は毎朝卵を回収し、 それを売ってお金を儲けていましたが、ある日待ちきれずにガチョウを殺し、 お腹の中の卵を全部取り出そうとしました。しかし中に卵は見つからず、 飼い主は富をもたらしてくれるガチョウさえも永遠に失ってしまいました。」 ●この場合は「黄金の卵」がPであり、「ガチョウ」がPCだったのです。飼い主が Pにばかり夢中になり、PCに一切気を使わなかった結果がこれ。もっとPCに気を 配り、ガチョウを大切にしていればPの「黄金の卵」は失われることはなかった…。 ●実はこれはビジネスでも恋愛でも…全てにおいて当てはまります。「売り上げ」という Pに夢中になるばかりに、「従業員」や「顧客」といったPCを等閑にしていないか? 恋人に要求(P)ばかりをして、愛情(PC)を注ぐのを忘れていないか?(…痛い 笑) このバランスを意識するだけでも、毎日の質は格段に向上することでしょう。 □■エッセンス■□ 「P/PCバランスは効果性の中心的な概念」(p70) ▼目標達成ばかりに気を取られて、達成能力に対する配慮が欠けてませんか? □■今日の紹介書籍■□ 『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー オススメ度★★★★★満点! →・ビジネスにおいて成功したい方 ・人間関係で悩んでいる方 ・親、教師、管理者を始めとする教育関係者 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自己啓発] カテゴリの最新記事
|