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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2004年10月05日
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カテゴリ:自己啓発
★「私たちが執着しているものは、ものとものとの差なのです。そして、ものともの
  との差、違いから生み出される私たち自身に執着しているのです。」(p58)

★「私たちは肩書に会い、地位に会い、要するに「違い」と会っているのです。」(p99)

★「仲間の幸せをわがことのように喜べるなら、私たちの幸せは無限である。」(p110)

★「ストレスを引き起こす状況そのものがストレスになるわけではない。」(p151)

★「本当の勝利、それはただひとつ、戦いの誘惑に打ち勝つことからのみ生まれます。」(p230)


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   【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~
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『覚醒のネットワーク』 上田紀行
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●この豊かな日本に暮らしていて「何かがおかしい」と感じたことがありませんか?

 食料は豊富にあり体も健康なはずなのに、どこか満たされない…。

 携帯にはたくさんのメモリが入っていても、どこか孤独感を感じる…。

 そんな思いに対する答えが、ひょっとしたらこの本の中にあるかもしれません。


●こういった無力感や孤独感という物は、実は世界の深層にある「ネットワーク」から

 断絶されることで生じるといいます。holy(聖なる)やheal(癒す)、health(健康)

 といった単語は、実はWhole(全体)という単語から全て派生しているといいます。

 ネットワークにおける一体感を取り戻すことが、何よりの処方箋となりそうですね。


●大病を経験した人や、臨死体験をした人、愛する人を失った人や、事業に失敗した人

 …こういった人と話したことがある人は分かるかと思いますが、人生の一大危機や

 絶望を乗り越えてきた人というのは、どこか違った顔つきとオーラを持っています。

 そんな彼らや、多くの宗教家に通じているものが「気づき」すなわち「覚醒」との事。


●本書のタイトル「覚醒のネットワーク」というのはすなわち、

 その「覚醒」によって結ばれる全体意識を示します。

 著者の上田紀行氏は東大卒の文化人類学者。「癒し」を多面的に研究し続けてきた

 著者がその成果を、自らの体験を通して伝える究極のスピリチュアル・ブックです。


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   【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~
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「私たちが執着しているものは、ものとものとの差なのです。そして、ものともの
  との差、違いから生み出される私たち自身に執着しているのです。」(p58)
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●僕たちは、「ものの価値」を判断しているのではなく、実際は「ものとものとの差」

 しか判断できていません。「いい時計」と「悪い時計」。「いい会社」と「悪い会社」。

 そして僕らのアイデンティティーはまさにそこからの「差」に立脚している。

 学生時代に叩き込まれた偏「差」値的な考え方から、全く抜け出せていないのです。


●そしてこの「差」にしか価値を見出せない思考は、人生の幸不幸をも退屈にします。

 なぜならそこには「自分が幸せになるには、相対的に自分より不幸せな人が

 いなければならない」という<幸福量一定の法則>が働くからだといいます。

 人の幸せを何となく喜べない時、まずこの法則にハマってないか気をつけましょう。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「本当の勝利、それはただひとつ、戦いの誘惑に打ち勝つことからのみ生まれます」(p230)
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●かのベンジャミン・フランクリンはこんな言葉を残しています。

 「議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。

  しかし、それはむなしい勝利だ―相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。」

  一番の強敵は、戦いの誘惑をしてくる「自分自身」ということでしょうか。

 
●ただし僕は、議論が完全に無駄だとは思っていません。2人いてお互いいつも同じ

 意見だとしたら、1人は必要ないということになります。肝心なのはそれが建設的な

 議論かどうかという事でしょう。「知恵」が得たいのか、単に「好意」が得たいのか?

 むなしい勝利に終わらないためにも、戦いの成果物は明確にしておきたいものです。




□■エッセンス■□

「本当の勝利、それはただひとつ、戦いの誘惑に打ち勝つことからのみ生まれます」(p230)

▼目の前の戦いを勝ち抜くことで、手に入れたいものは何ですか?


□■今日の紹介書籍■□

『覚醒のネットワーク』 上田紀行

『覚醒のネットワーク』
 
オススメ度★★★★☆

→・何か「満たされてない」と感じている方
  ・心の底からの癒しを求めている方
  ・覚醒のネットワーク入りをしたい方





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最終更新日  2004年10月09日 19時09分05秒
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